Madurai マドゥライ 1-3/FEB/'06 最もインドらしさを感じた街 | |
インドの車窓から。 カンニャクマリを出発してほどなくすると、風車が見えてきました。どんどんその数が増えて、見渡す限りあたり一面です。風が強いこの地方ならではの、エコ発電ですね。 次はマドゥライに到着です。 | |
インドらしさってなんだろう。汚れた路上に人がいっぱいいて、牛がいて、物乞いがいて、屋台がたくさんあって、マサラが香って、音があふれて、怪しさがあふれている、そんなところをインドらしいというならば、今回の旅でマドゥライが一番インドらしかった。 もちろんそれはツーリストのわがままな思い込みであって、多くのインド人はバンガロールのような都会にあこがれ、それに反してありあまる貧しい大地にこそ、数え切れない生活がある。 | |
マドゥライはヒンドゥーの聖地であり、かつ大都市だ。 ミナクシ寺院を中心とした旧市街と、オフィスや大学などがある新市街にわかれているそうだけれど、高級ホテルに泊まらない限り、ゴタゴタ旧市街にしか用がない。 | |
"Hotel Chentoor" West Perumal Maistry St. (W with Fan)Rs.500/チェックアウト ?/朝だけHotだったっけ?/Satelite TV 駅から歩いて5分のWest Perumal Maistryストリート(←)には、中級ホテルがずらりと並んでいる。その中で最もグレードが高いのがHotel Supremeで、ここは2番目くらいかな。 日本の安ビジネスホテルみたいな狭い部屋を想像してもらえば、ほぼ間違いない。 東側の部屋からはばっちりミナクシ寺院が見える(↑上の画像。これって朝焼けよ!)。 | |
さあミナクシ寺院に向かおう。 Town Hallロードの先に、もうゴープラム(これは西門)が見えてきた。 |
広くて薄暗い境内の中に入ると、真剣に祈るたくさんの信者たちがいた。 小さな灯明をいたるところに置く女性、五体投地する男性、突然走ってくる神輿、結婚式をあげる着飾った新郎・新婦とその家族たち、ブラーミンを取り囲んでプージャを受ける貧しそうな人々、神様グッズを真剣に選ぶ老婆、生きた宗教とはこういうことなのだ。 ヒンドゥー教徒以外は本殿に入ることはできない。もちろん教徒の印などないわけだから、嘘をつけば入れないこともないだろう。でも決してそういう物見遊山な気持ちにならない場所だった。 そういえば寺を出ようとしたところで、上流階層らしきおばさま ( with 高そうなサリーに大きなメガネ) に話しかけられた。 「あなたは何語がしゃべれますか?」 んん、こんな金持ちそうな人が、なにを売りつけようっていうんだろう。 「えーっと、日本語のほかには、英語が少しと、数字くらいならタイとヒンドゥーと・・・」 「私はね、ヒンドゥー、英語はもちろん、タミル、カンナダ、あーちゃらこーちゃら」 単なるジマンかよ! | |
久しぶりにおいしかったものコーナァアアア。 第1位 街角の食堂で食べた、揚げたて鶏の唐揚げ 第2位 Hotel Supreme屋上レストランでのディナー 残念ながらどっちも画像がないから、ジューススタンドでも見てちょうだい。 |