Ubud Snaps 2  dance


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毎週火曜、Cafe Lotus隣のサラスワティ寺院で行われるChandra Watiの楽屋裏。宿泊したMenera HomestayのCok Istri妹が踊り子たちの先生だったから入れてもらった。誰でも入れるってわけではない。
先生が一生懸命メイクや着付けをしてあげるところなんか、琉球舞踊にそっくりでなつかしかった。
Chandra Watiの公演。女性のみのガムラン演奏に合わせて、子供たちが踊る。その企画にお金を払うってことで、質を求めないでいただきたい。
Cok Istri姉も左手後列でがんばっている。彼女のおとなりでは内海桂子師匠のそっくりさんがはりきっていた。
少年が踊るバリスは今やポピュラーになった。ここのバリス、かわいらしいし、がんばっててよかった。演奏が彼の踊りについてけないのも一興かな。
Menaraの飼い犬が舞台に上がってダンサーたちにまぎれて歩き回り、しまいにゃあ中央の供物を食べ初め、これに観客が大笑い。あんたんところはなんでいつも犬をつないでおかないの、って言われるらしい。なのにこいつぁいつもファミリーの後をついて回っている。
毎週水曜にPura Dalem Ubudで行われるJEGOG。
ひどい。
演奏はまだなんとか聴けるとして、踊りがひどい。バリスがかわいくないのも許せないし、鴨のおどりなんて滑稽でしかない。
最後にジェゴグを触らせてもらえても、だからなんだってゆーんだ。これで他の公演より10,000高い60,000なんてふざけすぎ。
たしかにJEGOGは維持費がかかるのは分かるけど・・・。
Chandra Wati新作へ向けての練習風景。毎週月・木(踊りは金もかな?)夕方、サラスワティ寺院でやってるので見たことある人もいるだろう。
楽譜なしで伝えてく伝統芸能ってすごいなぁ、それにしてもおばちゃんたちの覚え悪いなぁ、と二重に感心することうけあい。
毎週金曜、プリアタンで行われるTirta Sariの公演に行った。10年前に見たときは感動したのに、こらなんだ。新しい団長らしき青年の太鼓がずれてる。太鼓が要なのに。クビャール・トロンポンもおかま芸にしか見えなくて、もうちょっと芸術性があるかと思ってたのでがっかりした。
火曜にKutuh村で行われるSemara Ratihに行ったものの、Rp.5,000をケチって写真を撮らなかった。これは良かったねぇ。ダンスは新しい踊り子が振りを覚えてなかったりしていまいちだったけど、演奏がとってもよい。アノム・プトラさんのバリスは目の動きがすごいし、あの動きに合わせる演奏もさすが。Ubudに行くなら火曜の夜を入れたスケジュールを組もう。Tirta Sariよりこちらを見たほうがいい。場所はUbud Mapの11。
バトゥブランの朝9:30から行われるバロンも見に行った。
演奏がなかなかまとまってて聴きやすい。まるでCDを聴いてるように狂いがなくて、ってことは上手なのかな。おどりは普通。バロンの寸劇も普通。

結局2週間で5回公演に行って、バロンを3回も見ちゃった。バロンに出てくるボウズ頭の魔物たちがかわいくってお気に入り。あの衣装着てツケづめパラパラさせながら頭をペシッとたたいてみたい。

公演料金は10年前には数千ルピアだったと思う。それがぐんぐん上がって今や5(〜6)0,000もする。ロスメンなら1〜2泊できる料金だ。芸能を金かせぎの道具にするなら、得るものに見合う質を提供しなければいけないのに、どうもそうはなっていない気がする。特に女性のダンスに一度も感動できなかった。バリの芸能はどうなっていくんだろう。

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