Bangalore バンガロール 10-12/JAN/'06

インドのシリコンバレーは、あまりおもしろくない

バンガロールには夜ついた。日本から持ち込んだ現金は数百ルピー。まぁなんというか、空港というものは中にも外にも銀行があるものだ、と思っていたから、なんとはなしに外へ出てしまうと、なんもなかった。バンガロールって都会のはずなのに、しかも国際空港なのに。

それでもインドという国は救い主(ボランティアにあらず)がヒョイヒョイと現れる国で、とりあえず5000円をレンタカーカウンターの兄ちゃんに両替してもらう。当然レートは悪い。

深夜に重い荷物を持って宿探しをするのはイヤだから、ロンプラに載っている数軒の宿に電話してみたが、どこもFULL。しかたない。

空港TAXIで15km離れているMajesty地区まで移動する。タクシーを下りてヨタヨタと宿を探してみたものの、どうにも気に入ったところがない。するとまた有料救い主のオートリクシャが登場。宿が見つかったらRs.10払ってくれ、ということで乗り込み、駅そばの宿にチェックインした。


"Sri Thirumala Paradise Hotel"  TCM Royan Rd.
(W with Fan) Rs.600/24H制/Hot shower 7-10 a.m./Satelite TV

しょっぱなからこの値段っていうのに、少々腰が引けたものの、大都会バンガロールだし、寒いからホットシャワーほしかったし。

部屋はベッドを壁で囲ったような、つまりベッドだけ。小さなゴッキーが何匹か出現した。浴室も極シンプル、シャワーと洋式トイレ。シャワーを浴びるとトイレットペーパーがヘショヘショになっちゃう。ま、そんなとこばっかりだけど。

衛星TVあったし、駅までまぁまぁ近かったから、よしとするか。

立派なバンガロール駅。まずはマイソールまでSHATABDI EXPRESSチケットを買わなくちゃ。

予約オフィスは、例によって列また列。最初は女性用窓口に並んでみたが、突然担当者が離席したから(休憩時間に入ったらしい)、再度、一番右の外国人・代理店用に並び直した。


無事に列車チケット手に入れたし、都会見物だ。駅前からオートリクシャに乗ってMGロードまで15分。

だだっぴろいMGロードと、こじゃれた商店が並ぶBrigadeロード(→)をプラプラ歩いて、レストランでミールスなど食べて、オープンテラスのBARISTA COFFEEでコーヒーなど飲んで(インドねーちゃんの喫煙姿をはじめて目撃)、まぁそんなこんなかな。

帰りのオートリクシャは、この旅で唯一、メーターで行ってくれた。さすが都会。

個人的には駅そばのセルフサービス・レストランのほうが、なんか上野っぽいモサモサ感があって好ましかった。そこから宿に帰るまでの、塀から立ち上るアンモニア臭はとてもいただけなかった。

夜は宿のそばのローカル食堂でイドリーを食べた。安くておいしかった。

この街は旅する街じゃないね。


  →Mysore


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