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2016年8月31日(水)
 台風10号は29日夜から30日朝にかけて関東に接近した。テレビでは「不要不急の外出は控えるように」とか、「飛んでしまうものを仕舞っておくように」とか盛んに注意を呼び掛けていたが、進路は予想よりかなり北になって、結局岩手県に上陸した。いきなり東北に上陸するのは観測史上初めての事らしい。東北、北海道は川が氾濫して大きな被害が出た。北海道は今年何度も台風が来て、本当に気の毒な事だ。
 東京は大した事にはならなかったが、火曜日の午後から晴れる予報が、結局一日中雨になった。今日はやっと台風一過の青空で、吹き返しの風が強い。
 蘭の発送があって、荷造りのための段ボール工作をする。蘭でも鉢でも丁度いい箱を探すのが大変だ。標準的なものは注文してあるが、その都度中身が一定ではないので、足したり引いたりの工作が必要になる。その材料となる段ボールをストックしておくにも場所を取るが、毎回大きさや形の違うものを送るのでこれも必要な事だ。
 寒蘭の花芽が大分見られるようになって探すのが楽しみ。2条しかない「孔雀王」に花芽がきている。本当は新芽が出てほしかったのに・・・。
 いよいよ9月。明日から11時開店になり、定休日以外は毎日規則正しく店にいるようになります。


2016年8月29日(月)
 台風を心配しながら鴨川まで小柴鉢を仕入れにドライブ。雨が降っていたが、遅くなるほどひどくなりそうなので朝早く出発した。変わりやすい天気で、ところどころ降ったり雲の間から日がさしたりだが、問題のアクアラインのところでは風もなく、そこそこの天気でラッキーだった。それでも海の上を走る感覚は、何度通っても慣れることができない。
 いつもより早く到着し、鉢を積み込んでゆっくりする暇もなく帰路につく。千葉県にいる間は青空も出ていていい天気だったが、川崎方面に向かって走ると、前方は厚い雲に覆われていた。そのまま店に戻って荷物を下ろす。例年はそこで荷開けをしてラベルをつけたり、一応整理して帰るのだが、荒れないうちに家まで帰りたいので、段ボールのまま置いて帰宅する。
 去年小柴さんのところで窯の調子が悪くなり、見てもらったら修理ができないという話だった。「もう来年は無理ですね。今回が最後」という事になっていたのだが、別のところで直してもらえる事になって、今年も数は多くないが新作を取りに行った次第。寒蘭鉢は在庫があるが、春蘭用の小さいのはほとんどなくなっていたので、春蘭鉢とえびねにも使える鉢、ウチョウラン用など、少し仕入れてきた。これらはいつも店にあるので、蘭鉢展が始まってもすぐには並べないで、棚が空いてきたら出すことにする。小柴鉢がお目当ての方は声をかけてください。


2016年8月28日(日)
 複雑な動きをしていた強い台風10号が、火曜日頃関東から東北にかけて上陸しそうな気配だ。明日小柴さんのところに新作鉢を取りに行くことになっていて、台風情報から目が離せない。アクアラインで海の上を通るから、もし雨がひどかったり、風が強かったりしたら危険なので、一週間延期しようか迷っているところだが、どちらにしても支度が必要で、今日は車で来た。
 このところ雨模様の日が続いて洗濯ができない。今日も小雨がパラつく暗い空。朝晩は肌寒いほどだ。涼しくて動きやすいのと、寒蘭がそろそろ花芽が見え始めていて、急にお客さんの動きが活発になった。何人も寄ってくれたり電話があったりで、一日中忙しい。合間に古鉢市の品物を調べてパソコンに打ち込む。今は棚が一杯で、新作鉢はすぐには並べられそうもない。
 店の外まで「魚沈殿」の甘い香りが漂っている。今日はそれを株分けしたが、長い根が先端までどれもきれいで、こういうのを見ると実に気持ちいい。


2016年8月24日(水)
 22日月曜日、台風9号が千葉県に上陸した。関東直撃は11年振りだそうだ。いつもは身構えていると「なあんだ」という感じで終わっていたのに、今回は東京もかなりの被害を受けた。道路が冠水したり川が増水したり、交通機関にも大きな影響が出た。一日中テレビでその様子を見ながら、「店が休みで良かった〜!」。
 珍しく三つの台風が続けて北海道に上陸した。今年は台風の発生が遅かったが、高気圧の影響でここへきて警戒が必要なほどになった。リオオリンピックの間はオリンピックばかり。終わった途端台風のニュースに占領された。
 9号が去ったのに台風一過とはいかない。変わりやすい天気で、傘が手放せない。今日も晴れていたのに、2時過ぎにいきなり爆発したかと思うような音が響く。突如の雷で、すぐにざーっと雨が降ってきたが、すぐに上がって又日が出るという変な天気だった。
 休み明けの今日は集まってきた古鉢のリスト作り。窯名や焼きが分かるものはいいが、持ってきた人も「どういうものか分からない」とか「忘れた」とかいうことになるとサー大変!。大きな拡大鏡を側に置いて、底をひっくり返して落款を見るが、分からないものは分からない。ずいぶん長い間古鉢市をやっているから、今は作ってない色々な窯のものに接することができたたのはありがたい事だ。しかし結局分かるのはここで扱ったものだけ。落款は知らないで見ると、ほとんど分からないという事が分かった。
 作場は台風の被害はなく、「魚沈殿」一鉢で甘い香りが充満していた。注文の鉢を発送して一息つく。


2016年8月21日(日)
 先週は夏休みで店に来なかったが、日本の周辺に台風や熱低が三つもいて、各地にものすごい雨を降らせた。天気の変化が激しく、日が出ていたかと思うと突然たたきつけるような雨になったりして、不安定この上もない。週間予報でもほとんど雨か曇りだったが、そのおかげで水やりに気をもむこともなくて済んだ。
 久しぶりに出てきた今日はカラッとした晴天。気温も高くなったが、やはり天気は不安定らしい。夏休み中水やりをしてもらっていたので、乾いているものはない。
 仕舞ってあった古鉢を出してきて広げていたら、新たな古鉢市用の品をたくさん持ってきてくれて、すぐには整理がつかない。取りあえず床の上に置いて眺めている。今までのんびり遊んでいたつけが急に廻ってきて、何から手をつけたらいいか状態。しかし蘭鉢展の品物は今年も結構集まった。乞うご期待!。
 夕方蘭に水をやっていたら、何やらつぼみが伸びている。「魚沈殿」だった。これは毎年良く花をつけてくれてありがたい。もう少し店内が片付いた頃に飾れるだろう。8月一杯は営業時間も短いし、白石が来ない日もあって仕事が進まない。急にお尻に火が付いたようになって慌てている。通路の雑草も休み中に又伸びてしまったし。
 リオオリンピックは残り一日になった。ずっとテレビ桟敷で観戦してきたが、沢山の感動シーンがあった。もうこれ位かと思ったら、昨日男子陸上100×4リレーで何と銀メダル。興奮した。


2016年8月14日(日)
 予想に反してこのところとても涼しい。日中も曇りがちで、明け方などは寒くて目が覚める。7日が立秋だったから、もう秋の気配が漂っているのだろうか。今のところ残暑が厳しいという事もなく、今週の予報でも雲ばかり。凌ぎやすくて助かるが、このままというわけにはいかないだろう。
 今週は明日の月曜日から金曜日まで夏休みになります。水やりに出てくるだけなので、店は閉まっています。それが終わるといよいよ蘭鉢展の準備にかかり、それまではオリンピックの放送にかじりつきの毎日です。


2016年8月12日(金)
 昨日も今日も曇りがちで猛暑は一段落。ほっとする。それでも水やりは必要で全面的に水やり。夏のこの時期は水やりが仕事だ。
 蘭鉢展の準備で、すでに集まっている古鉢の撮影を始める。撮影場所を変えたので、うまくいくかどうか。少しづつ準備にかかる。

2016年8月10日(水)
 昨日はフェーン現象による猛暑で、全国的には39℃を超えるところが出たほど。東京でも体温超えの熱風が吹き付け、夜になっても暑さが収まらなかった。今日はいくらかましだが、それでも「暑いですね」が挨拶になる。今がこの夏の暑さのピークであることは間違いない。
 定休日前の日曜日にたっぷりと水をやって帰ったが、今日はもう乾いていて本当に水やりが忙しいが、蘭の新芽は確実に伸びていて棚を見るのが楽しみだ。園芸JAPAN9月号が入荷。


2016年8月7日(日)
 今日も暑い一日。夏休みで一週間ぶりに店に来る。先ず外の植物の様子を見ると、あまり乾いてなくて一安心。ところが作場の蘭はすっかり表面が真っ白になっているし、えびねの水苔もカラカラ。早く水をやらなくてはと思うが、電話をかけなくてはいけない件があり、メールをする必要があり、そのうちお客さんが来て、結局夕方になってやっと水やりができた。本当に忙しい一日だったが、一週間遊んだつけだから仕方がない。
 リオオリンピックが始まって、又しばらくは寝不足になりそうな気配。今週は通常の一週間だが、8月なので白石は水、金、日に店にいます。


2016年7月31日(日)
 日が出たり急に雨が落ちてきたりの変わりやすい天気。30℃を下回る予報だったが、実際はもっと暑くなったと思う。明日明後日が定休日で、それにつなげて今週は水木金を休みにする。さらに15、16日に続けて17、18、19日も休みにする。夏休みを2回に分けるという事で、特に出かけるわけでもないから、水やり等で来ることはあるが、その間は店は閉まっています。8月は不規則営業なので、お電話いただくか、HPで確認して下さるようお願いします。
 このところずっと大騒ぎだった都知事選の投票日で、今晩の結果が気になる。今は神奈川在住の白石は関係ないが、店は東京都だし。今日来てくれた若手のSさんも、投票を済ませてきたということだった。


2016年7月29日(金)
 昨日の7月28日、関東地方はようやく梅雨が明けた。例年より一週間ほど遅い。これまで涼しくて楽だったが、長期予報によると10月頃まで残暑が続くという、暑くて長い夏になるらしい。雲が多かった昨日と違って今日は青空。勿論昨日から30℃超えだ。今の状態でも北関東のダムは水不足のようだから、これから雨があまり期待できないとなると、困った事になるかもしれない。ジャージャーと流しながら水やりをしていると、白い眼で見られたりして。そんな事にならないよう祈るばかりだ。
 いい天気に鉢は一気に乾いて、全面的に水をやる。


2016年7月27日(水)
 この一週間はっきりしない天気で、気温が30℃を超えない。今日も曇って涼しいが、これが梅雨の最後の日だそうだ。明日からは晴れて、いよいよ本格的な夏到来となるはず。猛暑日が続くと「梅雨明けしない方が良かった」と思うことになるだろう。最後のチャンスで通路の草取りをする。
 今日もHPの作業。「朝・昼・晩」のバックナンバーは予定のところまで終わった。毎年夏の閑散期にまとめてHPのメンテナンスをするが、これが終わると何となく肩の荷を下ろす。普段は帰りがけに急いで更新するので、ところどころにミスを発見し、これも修正しておく。


2016年7月24日(日)
 学校は夏休みに入ったというのに、関東はまだ梅雨明けが発表されない。今日もうす曇りで涼しく凌ぎやすい。一体どういう夏になるのか、園芸は気候と密接に関わるだけに気にかかる。
 家を出て駅に向かう途中、明らかにポケモンGoをやっていると思われる人たちを何人も見かけた。スマホの画面を見ながら向きを変えたり歩き回ったりしていて、これまでの歩きスマホとは動きが違う。日本上陸をしたばかりなのに、全くすごい事だ。やっている当人の危険は勿論だが、自転車も歩行者も安心していられない状況になった。
 店に着いて新芽の具合を見る。春蘭はもうすっかり大きくなっているし、寒蘭もかなり長くなってきた。根巻きを立てている中に、いい新芽が伸びているのを見つけて手に取ると、巻いてあるビニールの上からでも、太い根が伸びているのが触れる。新芽の育ちは他の鉢植えのより進んでいて、写真を撮った後、鉢植えにしておく。
 HPの「きょうのショット!」はバックナンバーが最新のところまで出来上がった。今日からは「朝・昼・晩」のバックナンバーを整理していく。写真が無い分「きょうのショット!」より楽かと思ったら、これはこれで区別がつきにくくて大変。とても一度にたくさんはできない。作業をしながら部分的に昔のところを読むと恥ずかしい。毎日同じことの繰り返しで、それほど変化のある生活ではないから、書くことが無くなってしまう。備忘録なので自分にとっては参考になっているが。


2016年7月22日(金)
 昨日も今日も雨で気温は20℃を少し超えたくらい。5月の気温に戻ってとても涼しい。もう東海地方まで梅雨明けしているのに、関東まで中々やってこない。全国の天気を見ると、どこでもお日様マークなのに、東京の付近だけが傘マーク。それでも水源地にはそれほど降ってないようだ。
 涼しさにえびねはイキイキしているし、外の山草も乾かずにご機嫌だ。風蘭は皆花が終わったので、店内からすべて出して作場に移動した。店内は鉢ばかりで、寄ってくれたTさんが、「珍しく何も花がありませんね」。夏は営業時間が少ないから店内が暗い時間が長く、日の当たらない室内に植物を長く置きたくないという気持ちだ。9月になれば通常の営業になるからそれまでの措置になる。
 できるだけHPの作業を続ける。合間に蘭をチェックして「よしよし」。最近関東でも地震が何回かあって不気味だ。


2016年7月20日(水)
 30℃というぎりぎり夏日だが、雲がかかっているのと風があるので、それほどの暑さには感じない。まずHPの作業に手をつける。この間の失敗に懲りて、最初に「名前をつけて保存」してから変更作業を始めるので、うっかり上書きすることはないが、それでも保存のときには一寸緊張して確かめてしまう。今日は順調に作業が進み、終わりが見えてきた。蘭鉢展の前にはかかりっきりになるので、夏休み前には「ばっくなんばー」のところを終わらせたい。
 パソコンばかりやっていると動きたくなって、外へ出て草取りをしたり、水やりをする。その後作場の新芽を見ていたら、芽だしが遅いはずの「緑雲」にも新芽が見え始めた。春蘭系で早いものはもう本格的に育っている。
 石の鉢に植えた杭州寒蘭「逸品」に新芽が出ているのを発見。これは楽鉢に植わっていたのが今イチの出来で、2株寄せ植えで蘭花村の石鉢に植えておいたもの。寄せ植えの2株ともそれぞれ新芽を出している。前にこの鉢でとても良く出来たのが頭にあったからだが、やっぱり石鉢恐るべし!!。次に入手したら又使ってみたいが、「この重さ、何とかして!!」。

2016年7月17日(日)
 どんよりとした一日だが雨の心配はなさそうで、最高気温も28℃と凌ぎやすい。お客さんが来たり、問い合わせのものを探したりで、夕方からHPに取りかかる。
 一昨日作った2015年11月のページを基に、今日はそれを変えながら12月のページを作る。長年やっていると似たような名前のファイルが溜まっていて、古い部分のファイルを探すのが一苦労だ。「きょうのショット!」の写真をサイズ変更して1か月分挿入し、日付やリンクなど変更するところを直し、最後に「名前をつけて保存」としなければならないところを、うっかり「保存」にしてしまった。慌てて前のファイルを探したがあるわけもなく、せっかく作ったものが上書きされてしまった。リサイズした画像ファイルだけは別名で保存されていたので、気を取り直して一昨日作ったページをもう一度作る。
 普段の更新も白紙から作るのではなく、前の日のところを部分変更して「名前をつけて保存」しているから、どこか変更し忘れて前のが残ってしまっていたり、日付を間違えたり曜日が食い違っていたりすることがある。昔は「違っているよ」と教えてくれる人もいたが、最近ではあきれてそんな人もいないから、自分で気づかない限りそのままになってしまう。それがこのメンテナンスの時期に明らかになる。やっていて「おかしいな」と思ってその前後のところをチェックしていく余分な作業が加わる。間違いに気付いたところはさりげなく直して知らん顔しておくのは言うまでもない。
 18日の月曜日は海の日で、休日の月曜日は営業することになっているが、7・8月は変則的な時間割になっている。管理の事を考えてなるべく連続して休む日を減らしたいので、明日の月曜日は休み、次は水曜日に出てきます。


2016年7月15日(金)
 昨日はすごい蒸し暑さで夕方から雷雨に。関東各地は変わりやすい天気で、ところによっては猛烈な雨が降った。今日は小雨が降ったり止んだりで、最高気温24℃という涼しさ。Kさんが寄っていった後、HPのメンテナンスを進める。「きょうのショット!」はようやく2015年11月まできた。まだ追いつくまではたっぷりある。
 雨が降った後で土が湿っている上涼しいので、通路の草取りをする。毎日少しづつ取っても一雨降ると又伸びている。梅雨が明けて真夏の暑さになると草取りも厳しいので、今のうちにがんばって少しでも取っておきたい。


2016年7月13日(水)
 午後から雨という天気で湿度が高い。風がそよともしないので、じとーっとして不快。日が出ない分気温は下がって、今日は30℃まで届かない。HPのメンテナンスをして過ごす。
 近くのSさんが寄って、使い古した楽鉢と松村鉢をリニューアルしたのを持ってきて見せる。足の部分など真っ白くなってもう捨てようかという古い鉢。それを水性ペンキのスプレーで塗ったものだ。手に取って良く見れば不自然なところもあるが、ちょっと離れて植物を植えてあれば分からないかも。そのままではあまりにも汚い鉢が復活していた。初めて作ったものだそうだから、いくつかやっているうちに経験を積んでもっと自然になるだろう。


2016年7月10日(日)
 昨日は久しぶりにまとまった雨。涼しい一日だった。一時は音を立てて降っていたが、ニュースで見る九州や和歌山のすごい雨に比べると、こちらはやっと本降りといったところ。降るところと降らないところの差がありすぎる。
 今日は参議院選挙。途中で投票所に寄ってから店に出る。晴れて暑くなった。
 少し草取りをしてHPのメンテナンスにかかる。去年は完全に追いつくところまでいかないうちに時間切れになったが、今年は追いついておきたい。8月は2回に分けて夏休みになるし、蘭鉢展の準備にかからなくてはならないから、7月中にある程度めどをつけたい。ところが、作業をしていて今日は2回も「不具合が起きて自動的に再起動します」となり中断。その上蘭に水をやっていたら、吊り下げている鉢が1鉢突然墜落した。吊っていると一歩間違えると悲劇が起きる。鉢から飛び出した蘭を植え替え、こぼれた砂を掃除する。丁度手が届かない場所で、手前にあるものを動かし、奥の方までほうきを伸ばす。ついでに棚下に吹き込んだ落ち葉も掃除する。今日はどうもお日柄が悪いか・・・。


2016年7月8日(金)
 七夕の昨日は都内が36℃という今年一番の猛暑日。二日ばかり涼しい日が続いた後だけにたまらない暑さだった。今日は又曇りがちで気温はそれほど高くないが、ちょっとむしむし。相変わらず東京の水がめは厳しい情勢だ。
 表の植物に水をやった後草取りをする。グリーンクラブの展示会を見に行った帰りといって何人かが寄ってくれる。HPを毎年夏の暇な時期にメンテナンスしているが、「きょうのショット!」のバックナンバー作りに取りかかる。1日で1か月分が精一杯。8月までに追いつかないといけない。去年の分をやりながら、色々当時を思い出している。


2016年7月6日(水)
 月曜日は熱中症になりそうな夏日で、午後から激しい雨。火曜日は10℃も気温が下がって涼し過ぎる曇り空。今日は暑くなる予報だったが意外と涼しく凌ぎやすい。夕方になって太陽が照りつけてきて明日はまた暑くなるらしい。このところ日替わりで天気が変わる。植物のためにはある程度日が射さないと困るから、今日のように短時間の太陽は歓迎だ。
 久しぶりのSさんが寄っていく。Sさんのところでも「新芽の伸びがイマイチ」だそうだ。天候と密接に関わる事で、今年はどうなるのだろう。


2016年7月3日(日)
 東京は今年初の猛暑日。最高気温は35℃を記録した。強い陽射しに汗がふき出す。梅雨明け宣言はまだ出ていないが真夏の空そのもの。今年は過去2番目の遅さでようやく南の海上に台風1号が発生したそうだ。色々な事が記録的と言われるが、これもその一つ。
 Hさん、Mさんが久しぶりに顔を見せてくれて、入荷した古鉢を見ていく。杭州の新芽は次々に出てきて、この間1個見つけた株に、何と後から二つの新芽が見えている。他にも2個出ている株もあって、杭州でこんな事は記憶にない。一体どういう事だろう。


2016年7月1日(金)
 最高気温は31℃の夏日になった。思ったほど晴れなかったが、湿度が高く蒸し暑い一日。
 Tさんが鉢を買って行った後、午後から各種の古鉢を持ってきてくれた人がいて、値札をつけて棚に並べる。風蘭も花の咲いているのがいくつか追加されて今が見頃。ウチョウランはほとんど花が終わったので、外の作場に収める。来年又花が見られるといいが。
 杭州の期待株に新芽が出ているのを発見。毎日見ていても気づかなかったが、あっち向いてホイと言わんばかりの場所に出ていた。そういうのがいくつもある。
 明日もいい天気のようで、白石は休みのため全面的に水をやって帰る。


2016年6月29日(水)
 今日の東京は暗い空で涼しく、夜には雨になる予報。相変わらず雨量としては大した事ないようだ。一方九州fでは又大雨警報という厳しさ。集中的に九州を襲っている。梅雨が明けると今度は記録的な猛暑の夏になるそうだから、どちらにしても大変だ。
 休み明けに店に来ると、つぼみだった風蘭が一斉に咲いていた。ウチョウラン、イワタバコはほとんど花が終わって、外の作場に片付ける。蘭の新芽はずいぶん伸びてきたのもある一方、全く見えないのもあって気がもめる。全体に液肥と消毒薬を散布する。
 風蘭が終わると7・8月は花がほとんどない時期。夏休みをたっぷりとって、9月の蘭鉢展から秋のシーズンに入る事にする。


2016年6月26日(日)
 久しぶりの洗濯日和。気温は30℃までいっただろう。山草類はずっと店内に入れておくと元気がなくなるから、ローテーションで置き場を入れ替え、明るい外へ出す。この間から作っていた外の作場の囲いだが、試行錯誤で修正を加え、ようやく何とかなった。少しでも環境を変えると、日照、風通しなどの条件が変わり、又どういう変化が起きるか経過観察が必要。植物のご機嫌を伺うのは簡単ではない。
 全面的に水やりをする。


2016年6月24日(金)
 九州と広島で豪雨による災害。毎年各地で被害が出るが、今年はさらに注意が必要かもしれない。東京は帰り頃降り出す予報で雨の支度をしてきたが、3時過ぎには真っ暗になってきた。
 蘭の新芽は春蘭系はぐんぐん伸びているが、寒蘭系は非常にばらつきがある。先の方ばかり見ていると、思いがけないところから新芽が出ていたりする。いずれにしても出るものは出る、出ないものは出ないで、時間がたてばはっきりするのだが、どうしても覗き込んで探してしまう。曇って涼しい天気を利用して草取りをする。
 ウチョウランは花が大分終わってきて、風蘭の花つきが入荷。いい香りが広がる。


2016年6月22日(水)
 昨日から全国的に不安定な天気で東京も梅雨空だが、九州では記録的な豪雨で大きな被害が出た。ところが関東の水源地には期待したほど降らず、ダムの水はほとんど増えない。バランス良く降ってほしいと思うがうまくいかないものだ。八木沢ダムなどでは取水制限をしているが、梅雨のこの時期でこれでは、真夏には厳しいことになるかもしれない。古い店は井戸があって、水やりは井戸水を使っていたから問題なかったが、今は水道水で水やりだから水不足になると困る。
 Iさんがウチョウランを選びに寄る。


2016年6月19日(土)
 昨日は午前中から30℃を超え、カンカン照りの夏日になった。早くも熱中症になる人が出たという。そんな中ウチョウランを少し仕入れてきた。ウチョウランの新花はどこまで行くんだというくらいの進み方を見せている。新しいのが加わって棚がにぎやかになったが、ボリュームがあまりにも小さい。
 昨日作業して完成したと思った外の囲いは、取り付け方法を更にひと工夫する必要が出てきた。明日の定休日に又ホームセンター巡りか。


2016年6月17日(金)
 昼頃には晴れて暑くなった。毛虫の姿を見ることはなくなったが、外の棚では紅花ヒマラヤユキノシタの葉が、一昨日見たより余分に食べられている感じ。何かまだいるのかもしれない。駐車場脇の雑草取りをしておく。この際徹底的な対策を考えておきたい。


2016年6月15日(水)
 昨日は晴れて暑かったが、今日は一転どんより。霧雨が止んだものの薄暗く気温も低い。最近のニュースでダムの水量が少ないことをやっているのを見ると、少し前は鉢が乾いて水やりが忙しかった事を思い出す。梅雨末期の集中豪雨は勘弁してほしいが、水不足にならないためには洗濯物が乾かないくらいは我慢する。霧雨ではなく、まとまった雨が待たれるところだ。
 先週の作業以来毛虫は姿を消した。二度とこんな事に悩まされないようにしたい。寄せ植えになっているウチョウランが色々な花が咲いているのを、今のうちにといくつかの鉢に分ける。
 杭州の新芽を探すと、定休日前には見えなかった株でも続々出てきた。「黄玉山」、「八つ山」、紫秀蘭も真っ黒い芽がしっかり出ている。ほっとした。


2016年6月12日(日)
 梅雨に入ってから雨はそれほど降ってない。火曜日、木曜日など白石の休みの日には小雨が降ったが、週末はずっと洗濯日和のいい天気。明日は雨になるらしいが、全体としては水不足のようだ。
 昨日は白石は休みで拓也さんが出ていた。それで力を借りて外の山草棚をやり直そうと、ホームセンターで色々材料を買い込んできた。下の段でウチョウランを栽培しているが、棚を網戸の網で囲い、前面を開け閉めできるようにする。その具体的な方法を相談しながら進める。頭の中には考えた図があるが、それを形にするための適した材料を探すのが一苦労。広いホームセンターを歩き回ってたくさんの材料の中から、必要なものを過不足なく調達するのは至難の業だ。
 素人二人の作業だから、とにかくやってみようと取りかかる。やりながら考え、工夫しながら出来上がってみたら、何と予想以上の出来。嵐のような天気を乗り越えられるか未知数だが、駄目なら又工夫するしかない。まだ一部作業が残っているので、来週又この続きをすることになるが、しばらく様子をみよう。
 今年悩まされたウチョウランの毛虫だが、一体どこからやって来るのかとあちこち探したら、外のどくだみの葉からいくつも見つかった。それらを駆除し、草をとり、消毒して、ウチョウランをきちんと囲って帰った。今日どんな様子かドキドキしながらウチョウランの囲いを開けると、毛虫は一匹もいなくて無事だった。これで問題解決ならうれしい。
 気になっていた杭州の新芽は、「朝暉」、「二湖」、「上海サラサ」、「湖志野」などいくつかで見つかった。後は時間の問題で次々と出てくるだろう。夕方たっぷりと水やりをする。


2016年6月10日(金)
 晴れて30℃近くまで気温が上がった。今日も新芽を探すが杭州はまだ1鉢だけ。 寄ってくれたWさんも、「蓮弁蘭などほかのものはたくさん新芽が出ているのに杭州は出ていない」と言ってたが、本当に待ち遠しい。
 毛虫の被害にもかかわらず、ウチョウランが大分咲いてきた。咲きあがるのに時間がかかるから、6月後半が見頃だろう。明日は作場の改良作業をするつもり、明日まではいい天気のようだ.。園芸ジャパン7月号が入荷した。


2016年6月8日(水)
 思ったより天気が良くなって陽射しの中は暑いが、店の中にいると涼しい。先ずは外のウチョウランを見回る。憎らし気にかじりついている毛虫を2匹見つけて捕殺する。隣のガンゼキランにも一匹くっついていた。イワタバコにはきれいな緑色の細長い虫がついて葉を食べている。イワタバコの葉はてんぷらにするとおいしいと聞いた事がある。人間が食べてもおいしいのだから虫だって食べるだろう。それにしてもその食欲には恐れ入る。皆驚くほど保護色で、本当にじっくり見ないとわからない。ウチョウランはいくつかはやられてしまったが、免れたのもあって大分咲いてきた。
 作場の杭州は1鉢新芽が見えてきた。見落としているのもあるだろうが、いよいよこれからは新芽が楽しみ。春蘭系はずいぶん伸びてきている。えびねは袴が大分枯れてきた。


2016年6月5日(日)
 金曜日の夜、伝えられていたスーパーマーズを見た。最接近の日は雲が多くてよく見えなったが、何日か過ぎてしまっても本当に「これだ!」と分かるくらい大きい赤い星だった。完全にやじ馬。
 夜中に降った雨は午前中に止んだが、一日中どんよりと薄暗く、気温が下がって涼しい。週間予報ではずっと曇りのようで、関東の梅雨入りも近いはずだ。水やりに追われていたのも一段落か。
 店に来てすぐにウチョウランの様子を見る。花が咲いてきたのは店内に入れたが、今日も2匹の毛虫を取り除いた。何匹も捕っているうちに気持ちに余裕ができたのか、コンクリートの通路に落として急いで写真を撮った。毛虫に詳しい方がいたら、何の種類か教えてほしい。写真を見るだけでも痒くなりそうで申し訳ないが、「きょうのショット!」に載せた。丸まっていなければ体長3センチ〜3.5センチほどで、とにかく毛が長い。どこに産んだ卵がかえったのか、毎日目の敵にしている。
 杭州の新芽はまだ見えてこない。春蘭系だけはしっかりと生長しているから、そちらを見てなごんでいられる。


2016年6月3日(金)
 気持ちのいい晴れ。とても乾燥していて風はちょっと涼しい。店内の植物に水をやった後作場の蘭をよく見てみると、中国春蘭、奥地蘭の新芽がいくつも見つかった。一方杭州の方はまだ土を切ってないらしく確認できない。期待の星がいくつかあるから毎日株元を探しているのだが、待ち遠しいことだ。新芽を探しながら古葉を折っていく。
 栽培中のウチョウランに茶がかった灰色の毛足の長い虫がついて葉を食べていた。急いでピンセットを持ってきて4匹退治する。その後別の場所のツワブキにも大きいのが2匹いて葉を大分食べられた、これも見つけ次第捕まえる。今日のところはこれ以上はいないようだが要観察。意外と逃げ足が速くてつかみ損ねるとあちこちピンセットでつつくことになってしまう。坊主になるほど葉を食べてしまうからこれは見逃せない。ウチョウランの花が開いてきて店内に飾りたいが、日にも当てておきたい。昨日白石は休みだったので、その間日に当ててから取り込もうと思っていたのだが、毛虫との競争だ。帰り際に全面的に水やり。


2016年6月1日(水)
 今日から6月。開店時間が12時になる。朝は早いのでいつも通り支度ができると、出発まで結構時間がある。色々なことをしながらひょっと時計を見たら、時間をつぶし過ぎていた。あわてて家を出たがぎりぎりで店に飛び込んだ。うす曇りで少し涼しく気持ちいい。
 ウチョウランが家で咲いたのを欅鉢に入れて持ってきてくれた人がいて、展示品として飾らせてもらう。ここで作っている分もいくつか開きだした。もう少し外に置いてから棚に飾ることにする。
 去年杭州を送った広島のお客さんから、両方とも新芽が出ているとの電話。こちらは目を皿のようにして見ているが、まだ蓮弁蘭などに見られるだけ。うらやましい。


2016年5月29日(日)
 昨日は上野グリーンクラブで東京山草会の野生ラン展を見てきた。中々見られない興味深い品種が並んでいて、うまく栽培しているなと感心する。欅鉢などに植えられて素敵な展示になっていた。主催していた三橋さんに「マニアックな展示会ですね」と言ったら、「マニアックでしょう」とのやり取り。本館の山野草展も見て店に戻り、拓也さんと店内の片付けをする。
 今日はからりと晴れて夏日になった。我が家の地域のクリーンデーだったので、早朝に道路など公共の場所の清掃をしてから出勤。昨日の片付けの続きをする。上野の野生ラン展に行った帰りというお客さんが来て、色々選んでいく。

 定休日明けの水曜日からは12時開店になります。お間違えなく。

2016年5月27日(金)
 家を出たときはほとんど雨が上がっていたが、駒澤大学を降りたらまだ本降りだった。やがて天気は回復して曇りがちながら雨の心配はなくなった。気温も大分下がって、このところの夏のような天気に乾いてしかたなかった植物は、いいお湿りになって一息ついたはずだ。
 根巻きの水苔を新しくする作業をする。開けてみるといい新芽が出ているのが見つかる。砂植えのは中々地上に出てこないで待ちかねているが、やはり中ではしっかり育っているのだと安心する。
 明日は上野グリーンクラブに行って、東京山草会の野生蘭展を見てくるつもり。日曜日は白石が店にいます。


2016年5月25日(水)
 定休日の月火とも真夏日になった。5月中に30℃を超すのは珍しい。心配した通り、店内の濃色イワタバコがしんなりしていた。同じ扱いでも白花イワタバコの方はピンとしていて、それほどしおれている様子はない。濃色の方はダメージが大きく、性質が微妙に異なるようだ。外の山草同様、浅い鉢受け皿に水を張って浸けておくことにする。水切れを繰り返すと命取りになるから、店に来て先ずは乾いている植物に水をやる。蘭も真夏並みのローテーションで水やり。もうすぐ梅雨に入れば少し楽になるだろう。
 反対に乾いていて助かるのは洗った用土。混合して蘭用とえびね用の土を作る。
 蘭の新芽は一つだけ早くに出た「蔡仙素」が大きく伸びているが、他はまだ確認できてない。一方バックの枯れ葉だけは遠慮なく落ちていく。


2016年5月22日(日)
 東京は晴れの夏日で当然半袖。からっとしているので暑さはそれほど感じない。
 この間洗ったさつま土が丁度良く乾いている。それを取り込んで次の日光砂を洗って干す。乾燥した好天が続いて外の山草も蘭もすぐに乾いてしまう。水やりが相当に忙しい。注文の荷物を発送したら、新しいお客さんが来て鉢を選んでいく。
 夏の間は変則勤務だが、特に展示会もなく時間に余裕がある時に店内の一部模様替えをしようと思っている。


2016年5月20日(金)
 うす曇りの空。このところ夏日が続いたが、今日は20℃くらいというから少し肌寒いほどだ。
 園芸JAPANNの2月号に、「インドア園芸の楽しみ方、光量を意識する」という記事が載っていて参考になる。記事にあるように早速照度計アプリをダウンロードして、スマホであちこち測ってみる。同じ部屋の中でも動くとたちまち変わるし、外では時間によって大きく変化する。ちょっと出来が悪いかなというところはやはり暗すぎるようだ。園芸JAPAN、中々がんばっている。
 外の山草棚を良く見ると、去年の鉢から新芽が育ってきているのが見つかる。大体半日陰というのが多いから、夏の強烈な日差しから葉を守っていくことが肝心だが、室内ではやはり暗すぎて電気をつけるなどの対策が要る。光をうまくコントロールするのは簡単ではないが、植物が機嫌よくしているのが感じられる時のうれしさには代えがたい。
 イワタバコの他、元気のいい山草を少し植え替え、混合砂を作る。明日は白石は休みだが、又運んでくるものがあって午後から来るつもり。日曜日は店にいます。


2016年5月18日(水)
 昨日はかなりの雨だったが今日はよく晴れた。風もなく穏やかだったので、外の棚に取り付けたネットを巻き上げておいた。帰りには又下ろして帰る。約5か月前から作っている生の水苔は、きれいな緑の新芽がどんどん伸びて、ポリ袋の中で益々立派に成長している。袋から出しておくと又うまくいかないだろうから、この瑞々しい生水苔をそのまま並べておけないのが残念だ。
 湿度が低くからりとしていて暑いとは感じないが、夏日になったのは間違いない。予報ではこれからしばらく夏日が続く。明日は白石は休みなので、蘭に水をやったものかどうか迷う。日曜日にシリンジをして帰ったから今日見た限りでは大丈夫そうな気がするが、最後に水をやって帰る。


2016年5月15日(日)
 暑かった昨日より少し気温が下がり、湿度が低いこともあって風が冷たく感じる。
 昨日はホームセンターに行って色々な買い物ををし、車で運んできた。鈴木さんが店にいたので、白石一人では到底できない作業をやってもらう。
 外の山草棚は風が強くて、休み明けにはカラカラになったり、鉢ごと吹き飛ばされている事もあった。浅く水を張ってはいるが、風で葉が傷んだりするので、何とかこの強風を抑える方法がないか模索してきた。たまたま使えそうなスクリーンを見つけたので、この場所に取り付けるための方法を探りながら色々買ってきたのだった。かなりの強風に耐える事を考えないといけないが、頭の中だけでシミュレーションしていてもどうにもならないから、とりあえずつけて様子をみることにした。
 一夜明けて外の棚をみたら、取り付け方法については問題なさそうだ。置いてある植物の位置を動かしながら、細かい調整をする。作っている植物の環境を整えることがすべてで、これができないと無駄な努力になってしまう。2012年の秋に新しい店に移って3年半余り。順番に色々なところを変えてきた。季節が移ると太陽の高さが変わって、又条件が違ってくる。どこまでいっても終わりがない試行錯誤の連続だ。
 頼んであったイワタバコを持ってきてくれた人がいて、大株の鉢を開けていくつかに株分けして植える。店内は山草を中心にかなりにぎやかになった。


2016年5月13日(金)
 今日も28℃の夏日。からっとしているので、砂を洗うのにぴったりだと思いながら、根巻き作りの続きをする。蘭もえびねも乾きが早くてたっぷりと水を遣る。
 「今月の予定」に出した通り、明日は白石ではなく、代わりの者が出ています。午後から作業のために来るつもりではいますが、例年やっている通り、夏の期間は変則的なローテーションで出てきます。店自体は休みではなく、原則として木曜日と土曜日は白石は休みです。ご用の方はできるだけ日、水、金、にお出で下さるとありがたいです。


2016年5月12日(木)
 昨日6時に店を閉めて帰った時はまだ外は明るい。二子玉川あたりで空が開けると、西の方が赤くなっているがまだ陽が沈んでない。我が家の近くまで来てようやく日が落ちて夕焼けが広がっていた。えびね展の頃は忙しくて帰りが遅くなるせいもあるが、星空を見ながら帰るのが普通だった。季節の移り変わりが早い。昨日見た夕焼けの通り、今日は洗いあげたようなピカピカの青空。東京は夏日で半袖になる。28℃まで上がったそうだ。
 根巻きを巻き直そうと、机の周りに必要なもの一式を並べる。端から順に根巻きを開け、傷んだところを取り除いて、洗ったり消毒したりして新しい水苔で巻き直す。大きなゴミ箱には大量のごみ。椅子の周りは水苔の細かいくずが散らばっていて掃除する。
 夕方から作場に薬剤、肥料を散布する。


2016年5月11日(水) 
 夜中は音を立ててかなりの雨だった。朝からは小雨が降ったり止んだりではっきりしない天気。ただし風は強い。ただでさえビル風が強いところだから、少しでも吹き付ける風を遮りたいと、ホームセンターを回って適当なものがないか探した。今度試してみたいが、既製品でうまい具合にいくかどうか。外の植物が月火の定休日にカラカラになってしまうのを何とかしたいと思っている。
 夕方風が少しおさまって、Kさんが蘭を物色していく。蘭は古葉の枯れこみが激しい。これでいい新芽が出てくれれば言うことはないのだが。


2016年5月8日(日)
 まぶしい青空で日傘が必要なほど。動くと暑い。乾燥して風があるから植物は乾いて仕方ない。木曜日にやったばかりだが、明日は休みなので全面的に水をやる。


2016年5月7日(土)
 東京は晴れて夏日。さっぱりしてしまった店内の棚に、山草類など外で花が咲いているものを、植え替えたり手入れをして飾る。Wさんが見て「すっかり雰囲気が変わったね」。
 作場の蘭は古木が枯れこんで、ただ減っているように感じる。茶色くなったバックを取り除いて少しきれいにする。根巻きを巻き直したり、えびねが片付いてやっとあちこち手入れをする余裕ができた。


2016年5月6日(金)
 天気は下り坂。昨日までは乾燥して気温が高かったし、風が強い日が何回かあったため、鉢は乾いて仕方がなかった。えびねは花後の新芽が展開する時期だし、春蘭、寒蘭は芽出しの時期。水を必要とするから真夏並みの間隔で水をやる。
 昨日まで店内にあったえびねはすべて片付いた。肥料、薬などをやってそれぞれの作場に収めた。株分けして1鉢が2鉢になり、新たに買ったりするので、鉢数が増えているのは例年通り。無理に詰め込んだ感じではあるが。
 今日はえびねの鉢を置いていた鉢受け皿を全部洗って物置にしまう。棚を拭いて山草を中に入れたり、鉢を並べ、まだ寂しいが次の並べるものに切り替えつつある。


2016年5月5日(木)
 東京は夏のような暑さになって、さすがに今日は半袖になる。自宅に持ち帰るえびねの手入れを帰るまでに終わらせるべく、一日立ちっぱなしで作業をする。本来なら9月に植え替えをしたいのだが、場所がなくてあちこちに分散して作っているため、作場に収める前に終わらせる必要がある。今年は植え替える分が少なかったから助かった。
 午後からKさんが飾ってあったえびねを引き取りに来る。電話で取り置きを頼んであった「園芸JAPAN」の4月号だが、本屋でもネットでもすべて売り切れていたのだそうだ。えびねの特集でずいぶん売れ行きが良かったらしい。ここにはまだ3冊ほどあるので、探していらっしゃる方はどうぞ。今日でえびねはほとんど片付いた。


2016年5月4日(水)
 夜中に低気圧が通過した。家を出る頃には雨が止んで青空になったが、風は強いまま。電車が速度を落としているだろうと早めに出ると案の定だった。東京は夏日になってやたらと暖かい。関東でも30℃を超えるところもあるらしい。店の外では鉢が風で落ちて割れていた。
 晴れて風が強いから砂を洗うにはもってこいの天気だ。1袋を洗って干したら一日で結構乾いている。午後からえびねを下げにきた人がいて、随分片付いた。店のえびねは去年ほとんど植え替えてあるから、肥料をやって水苔を新しくし、ぎりぎりの作場に詰め込む。今年入手したのもあるし、株分けをしてふえたのもあって、はみ出た分は自宅に持ち帰ることになる。明日は車で来て、持ち帰るえびねを積み込むつもり。


2016年5月1日(日)
 自宅から持ってきたえびねを下げるために車できた。途中ゼオライトを仕入れに寄ったところ、作っていたところが止めてしまったので今ある在庫でおしまいだという。このゼオライトは固くてとても質がいいものだっただけに残念。仕方なく在庫の2袋を買ってきた。園芸用の土は自然のものを採るわけだから自然破壊には違いないだろう。又この作業をする人も高齢化したり、段々にできなくなるのは目に見えている。これまでそうやってもう最後だという場面に何度も出会ってきた。仕方なく代替品を探すのだが、使い慣れたものが入らなくなる方向にいくのは間違いないようだ。その貴重なゼオライトを小分けして売り物用に袋詰めする。
 朝からえびねの植え替えや手入れを一つでも多くと取り組む。午後からえびねをいくつか飾ってくれているOさんが来てしばらくえびねの話で盛り上がる。えびねしかやってないOさんは、「早く来年3月にならないかな〜」と、もう次の花が待ち遠しい感じ。こちらは終わったものを早く片付けて次の事を考えないといけない。もう一回くらい車で運ばないと片付きそうもない。


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