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2016年4月30日(土)
 低気圧は北海道に向かって時ならぬ大雪を降らせた。関東で一日中吹き荒れた風は朝には止んで天気は回復した。昨日の風で外の植物はすっかり乾いていたので、まずたっぷりと水を遣る。洗って干してあった土も乾いていたので、混合してえびね用土を作る。花が終わったえびねは片っ端から植え替えたり、肥料をやって水苔だけ取り替える。何人か寄ってくれる人がいたり、植え替え途中らしい様子で電話がかかってくる。皆も花後の手入れに忙しい様子で、こちらも負けずに精を出す。


2016年4月29日(金)
 いい天気になったが兎に角風が強い。駅から246に出て歩いていると、日の丸の旗が風に翻っているのが見える。「今日は何の日だったっけ」と一瞬考えて、ゴールデンウィークに突入したのだと気づく。もう何十年も大型連休は関係ない生活をしてきたのだった。その日の丸が出ていたのは交番。なるほど。
 子どもの頃は、どこの家でも旗日は国旗を門のところに出すのが当たり前だったが、今はまず見られない。第一国旗がある家はほとんどないだろう。オリンピックやワールドカップ専用になった感がある。
 店に着くと外の棚の鉢が倒れている。台風並みの風に作場のえびねも花を大きく揺らしている。見ると道路側の冬囲いが片付けられていた。この前頼んでおいたのを、朝のうちにやってくれていたのだ。これで両面外れて風通しは万全だが、すごいタイミングで強風になったものだ。もうえびねの花は終わりだから影響ないが。
 午後からえびねを下げに来て、大分床が片付いた。残っているのもほとんど終花で、後は順に片付けるだけ。車に積むためにコンテナを持って表に出ると、すごい風で新葉が危ないほどだ。一日中強風が吹き荒れて、昨日作場の水やりをしたのにもう乾いている。


2016年4月28日(木)
 夕べからの雨がいいお湿りになった。気温は昨日より5度低くなって少し肌寒い。今日も水やりの続きと植え替えをし、そろそろえびねを下げる準備にかかる。寒蘭の方は古葉が枯れ込みが目立つようになった。新芽が動き始めたのだろう。


2016年4月27日(水)
 定休日は両日とも暑かったので、今日来ると花はほとんど終わっていた。換気扇をつけて閉めておいたのが、それなりに乾いている。もう植え替えるものは植え替えたり、花に異常が出るのを恐れて控えていた消毒をしたり、作に入らなくてはならない。いくつかは植え替え、肥料をやって表面の水苔だけ替える。夕方からはほとんどえびね全部に水やり。作場のはいいが、店内のは棚もままできないので時間がかかる。これからの植え替えに備えて用土作りのため土を洗う。


2016年4月24日(日)
 午前中に雨が止んで、最後のえびねを見に何人かが来てくれる。花はもう元気な方が少なくなってきて、気温によるが来週には見られるのはいくらもないかもしれない。発送があって荷造し、明日、あさってが休みなので、遅くなって営業所まで出しに行く。


2016年4月23日(土)
 昨日は早起きして伊東のニオイエビネ展へ。前日の雨が嘘のように澄み渡った空。気温は上がって上着が要らない。道路はスイスイで車の窓を開けて気持ちのいい風を入れる。ニオイエビネばかりという珍しい展示会だが、知った顔とおしゃべりをし、たっぷりと展示品を見せてもらう。こんな空気の中で育てたらえびねでも何でも良くできるだろうと、空気毎持ち帰りたい気持ちだ。東京の夏を考えると自信はなくなるが。
 山草、植木なども仕入れた3人の買い物荷物で、白石のツーリングワゴンは満杯。家に帰ったのはすっかり遅くなったが、楽しく盛りだくさんの一日だった。
 店に着いたら、頼んであった入り口の冬囲いが外されていた。もう一方の透明波板は来週末に外してもらう。


2016年4月21日(木)
 天気は下り坂で午後からパラパラ落ちてきた。一日中人の出入りがあって慌ただしい。えびねは後から持ってきたものが今盛りだが、早くに飾ったものはほとんど花が終わってしまった。
 明日は伊東のニオイエビネ展に行くため、店を休みにします。土日は通常通り営業します。
 今晩からかなりの雨になる予報だが、明日出かけるまでに回復してほしいものだ。


2016年4月20日(水)
 定休日は待望の晴天。湿度が低くて久しぶりに気持ちのいい天気だったのはうれしいが、今日店に出たら蘭もえびねもすっかり乾いている。まずは水やりに追われる。えびねの問い合わせメールが来ていて、返信に写真をつけようと撮影をする。本文を打っている途中でお客さんが来て、応対しているうちに撮影した品種が売れてしまった。又文を打ち直して送ったが、銘品の苗を欲しがるのはいつものパターン。売り物になるのは1点限りの事が多いから、タッチの差で売れてしまう。なるべく早めに意思表示しておいていただけるとありがたい。
 2016えびね展の写真はかなり掲載できた。花が終わっていくのもあって、毎日動いている。閉店後も水やり。


2016年4月17日(日)
 小雨がぱらついていたがそれ以上に風が強くて傘をさせない。あちこちで自電車が倒れていて、店に着くと外の鉢まで倒れている。そうでなくてもここはビル風が強いから、外の棚は注意が必要だ。
 今日まで神代植物園でえびね展をやっていて、阿佐ヶ谷では九華展。あいにくの天候だが、鉢でのお花見が繰り広げられている。その九華展のために上京した京都のYさんと千葉のYさんが一緒に来てくれる。話が弾んで中国の蘭展に行ってきた時の様子を聞いた。その展示会は蘭をいい鉢に入れて、書の展示を背景にすばらしく洗練された展示をしている。Yさんが中国春蘭を小柴鉢に入れて3鉢出品したそうだが、その青磁の鉢が評判良かったと聞いて感慨深かった。
 東京ドームの蘭展や奥地の蘭展には小柴鉢で出品されているのを見たことはあるが、いよいよ海を越えて国際的になったか。毎年せっせと焼いてもらってきたが、残念ながら年齢のこともあり、来年からは新作鉢をやらないことになっている。今ある在庫だけなので、「今のうちに一つ」と鉢を買っていく。
 3時頃には雨が止んで薄日がさしてきた。被災地の熊本では悪天候は過酷だろう。せめて穏やかな天気であってほしい。


2016年4月16日(土)
 ようやくいい天気になった。昨日すごい風が吹いたせいで外の植物はすっかり乾いている。まずそちらに水をやって、昨日むき出しのままにして帰った九華を植え込む。色々な鉢に入れて試したが、ちょうどいい鉢が見つかって作場に収まった。
 展示中のえびねは一鉢づつ下ろして水をやる。この水やりと撮影とで時間を取られる。お客さんが何人か来てにぎやか。えびねはこの尽きないおしゃべりが楽しい。自前のえびねもかなり咲いてきて今が見頃だ。
 九州の地震はさらに本震という強いのが起きて、被害が広がっている。大きな余震が続いて中々収まらない。


2016年4月15日(金)
 昨日は遅くまで仕事をして家に帰ったら、熊本で震度7の強い地震があったのを知ってびっくりした。直下型地震らしく、津波の心配がないから東日本とは被害の規模が違うが、震度としては最大で死者も出ている。強い余震が続いているようだが、何とか収まってほしい。九州は蘭やえびねの店がたくさんあるし、どうだったかと気になる。対策はちゃんとしてあるだろうから、東日本の時のすずき園芸のように、鉢が倒れて中身が飛び出し、札落ちがたくさん出たようなことにはならないと思うが。
 今朝別の作場へ往復してえびねを少し持ってきた。株分け、植え替えをして、お客さんの合間にえびねの撮影をする。九華を分けてもらって植え込もうとしたが、入れたい鉢には入りきれない。松村鉢では少し大きいし、一晩干して明日植え込むことにする。


2016年4月14日(木)
 午前中に雨が止んだがどんよりとした天気。できるだけえびねの撮影をする。自前のえびねも結構咲いてきた。お客さんが来てゆっくりおしゃべり。遅くなってから蘭の水やりをする。


2016年4月13日(水)
 月火の定休日は冬に逆戻りしたように寒かった。今日はどんよりとしているがそれほど冷え込んではいない。今晩には雨になるようだ。
 休み中新たにえびねを持ってきて店内に入れて帰った。それらを整理して並べる前にお客さんが来たので、箱に入れて床に置いたままという有様だ。一段落したところで値段をつけて棚に並べる。そのあとニオイエビネがまとまって入荷したのをパソコンに打ち込み、えびねの間隔を少し詰め、飾ってあった鉢をしまって並べる空きを作る。何とか並べきれたが、ここで作っているえびねは作場に置いたまま見てもらうしかない。そのうち花が終わってきたのを下げれば、店内に入れられるだろう。
 えびね展の時だけというお客さんが顔を揃えて、春蘭、寒蘭とは全く違った空間になる。


2016年4月10日(日)
 ポカポカ陽気が続いて、色々な花が一度に開いた。道路から店に入る通路脇にはたくさんのタンポポが満開。草取りが間に合わなかったせいだが、これはこれできれいだ。枯れたような山草の鉢も急に息を吹き返して、アケボノアシの美しい芽がたくさん顔を出している。まだ寒さが残る頃に緑が見える植物もあるのに、一向に知らんぷりして枯れたような顔をしていた。芽出しの時期が色々で遅いのはあきらめかけていたが、捨てなくてよかった。
 棚下のウチョウランもほとんど芽を出していて、随分伸びているのもある。今までで一番確率がいいのではないだろうか。この冬試しにやってみた方法だが、これでいけそうだ。ガンゼキランも花芽が伸びてきているし、セッコクも花芽が色づいている。理想的な栽培スペースに恵まれていれば別だが、毎年試行錯誤しながら栽培するのはスリルとサスペンス。それでうまくいけば本当にうれしい。
 今日も忙しくて夕方になって水やり。閉店時間を過ぎてからえびねの撮影をする。


2016年4月9日(土)
 今日も暖かくて4月下旬頃の陽気。桜は最後に残った花が絶え間なく散って、雪のように道路を覆っている。
 昨日は終日にぎやかで、たまった仕事に手をつけられなかったが、今日は一転落ち着いた。頼まれた株分けや植え込みの用事など、至急の片付け事を終えて一段落する。昨日又えびねが入ったので、咲いているものから撮影してHPに載せる。昨日つぼみだったものが今日は咲いていて、毎日様子が変わってくる。早くに咲いた第1陣の中には終わってきたのもある。窓際に少し並べた一茎九華が開きだして、これだけたくさんのえびねが並んでいる中でも、質の違う香りで自己主張している。


2016年4月8日(金)
 天気が回復して上着が要らないほど暖かい。午前中からえびねのお客さんが来ているところに新たなえびねの搬入があって、店内は足の踏み場がない。夕方になってやっと下げる品物をチェックし、入れ替わりに追加されたえびねをパソコンに打ち込んで棚に並べた。おしゃべりをしていて今日も帰りは遅くなる。


2016年4月7日(木)
 朝から雨。今夜は嵐のようになる予報だから、どうやら桜も散ってしまうだろう。悪天候で仕事が休みになったIさんが来てくれて、ゆっくりおしゃべりしながらえびねを選んでいく。電話が何本もかかった後、マニアが顔を合わせて話が弾み、閉店時間を過ぎても遅くまで続いた。これでようやくえびね展らしくなった。えびねブームの頃は毎日こういう調子で盛り上がったものだ。


2015年4月6日(水)
 桜が満開になった後、雨が続いて大分散り始めた。今日はいい天気になったが明日は又崩れるようだ。お花見の時期は本当に短い。案内状が届き始めて様子見のお客さんがそろそろ顔を見せる。
 去年バックぶかしをしたえびねの小苗をいくつか植え替える。早めに水をやった後、えびねの撮影をする。2016えびねのページを作り始めたが、花の写真はこれから徐々に載せていく。


2016年4月3日(日)
 えびねのお客さんが出動し始めた。久しぶりに顔を合わせて話が弾む。夕方からえびねの植え替えなど始め、切りがつくまでやってしまう。途中用土を作ったりして、帰りがすっかり遅くなった。


2016年4月2日(土)
 昨日の帰りは雨に降られ、今日は早くも桜の花びらが道路に落ちている。どんよりとした花冷えの一日で、お花見には冬のコートが必要になる。寒さが戻って、伸びていたえびねの花茎も足踏みしそうだ。
 ここで作っているえびねも、予想以上に花が入っていて、花間をとってきたのもあり、つぼみが色づいてきているのもある。毎日の変化を見ているのはわくわくして楽しい時間だ。
 春蘭、杭州などいくつか植え替えをしたが、寒くて又入り口を閉めておく。


2016年4月1日(金)
 年度が替わって今日から4月。新入社員の真新しいスーツがまぶしい。いつも見ながら通る神社の桜も、さすがに今日は満開だった。
 店に着いてまず、昨日中途半端で終わった宛名印刷の続きを始める。一晩休ませたから今日はスイスイと終わってほしいが、スイスイいったのは途中まで。そのうち動きが悪くなって、3分かかって2枚といった具合だからどうしようもない。写真も入っている裏面なら分かるが、宛名だけなのだからあっという間に終わるはずだ。それでも我慢して付き合いながら何とか最後まで印刷を終えた。今日帰る途中で投函する。
 筆まめはWindows10になってから互換性の設定もして、古いバージョンだが使えることは使える。しかし展示会の度にこんなに時間がかかるのではたまらない。次回は早くから準備をして少しづつ印刷するしかなさそうだ。筆まめを使わない印刷はサクサクとできるのだから、やはり筆まめの問題なのだろう。
 ずっと花曇りだったが夕方から風が強くなった。ところによっては雨の予報も出ている。えびねが追加されて店中いい香りに包まれた。


2016年3月31日(木)
 快晴で今日も20℃。都内の桜は満開宣言が出た。我が家の方はもう少し気温が低いので、毎日の通り道の桜はまだ4分咲きというところか。昨日から作場の扇風機をつけている。
 えびね展の案内状のレイアウトを作り、葉書を買いに行って印刷を始める。裏面を印刷し宛名印刷にかかったが、ものすごくスピードが遅い。いつもなら宛名印刷などすぐに終わるのに、段々遅くなって1枚終わるのにとても時間がかかるようになってしまった。途中でストップして再起動したりしたが、今日はプリンタのご機嫌が悪いみたい。閉店時間がきても終わらないので、途中だが今日は中止にして、明日続きを印刷することにする。


2016年3月30日(水)
 昨日も今日も気温が上がって薄着で丁度いい。最高気温は20℃で4月下旬の陽気だそうだ。外に出るのに気持ちのいい季節になった。所々で見かける桜は大分咲きだしていて、今度の週末あたりがお花見だろうか。いい天気が続いて作場の蘭その他、全面的に水をやる。
 定休日前の日曜日に、気がかりのまま帰った「蘭関係書籍」のページは、今日来るとすぐにサポートの助けを借りて無事アップできた。ファイル名の中に全角のアルファベットが1字入っていたのが原因だった。作業中作り直したファイルに、上書きされないように1字くっつけて保存した時の初歩的なミスだった。
 これまで棚を飾っていた奥地蘭と中国春蘭一花が下がったので、えびねを少しづつ間隔をあけて並べる。大輪トキソウも咲き始めたし、店内の景色が一変した。


2016年3月27日(日)
 朝別の作場に行ってえびねを少し持ってくる。ここのはつぼみが見えてきているが、まだ咲いているのはない。午後になって咲いているえびねが20鉢ばかりやってきた。本当にもう上まで開いているのもある。早咲きの品種は決まっていて毎年出ているものが多いが、いよいよえびねのシーズン。一気に店内が春になった。それにしても3月中にこんなにえびねが並ぶのはちょっと早すぎる。展示会の案内状をまだ作っていないが、スケジュールをいつにしたらいいか困ってしまう。ここは咲いたら並べるという事で、日程はほとんど関係ないのではあるが。
 夕方HPの更新をしようとしたら、パソコンが調子悪い。インターネットを見るのにMicrosoft Edgeはどうも使い勝手が良くないので、今までのInternet Explorerを使っているのだが、これが動作を停止してしまってどうにもならない。サポートに電話して、勝手に入り込んできている余分なものを削除した。何度か再起動して動作が良くなったか確認する時に、「すずき園芸へようこそ」を見てみたら、何とこの間必死で作った「蘭関係書籍」の(1)(2)(3)がうまくリンクできてないようで表示されない。いつもは作っている作業ページで確認するので、これが見られない事に気づかなかった。目次のリンクだけやり直してもうまくいかず、その部分を削除して新しくしたがそれでもリンクが表示されない。原因をつかむのには時間がかかりそうで水曜日に又試みる事にする。


2016年3月26日(土)
 風があって寒い一日だが、今日も用土を洗って干す。蘭の植え替えを少しづつ進める。奥地蘭はほとんど花が終わってきた。


2016年3月25日(金)
 昨日の午後と今朝早く田園都市線で人身事故があり、昨日の帰りと今日の出勤時に影響を受けた。最近人身事故のために電車が止まったり、大幅に遅れたりする事が多い気がする。この間は用賀1丁目での激しい交通事故をニュースで見たが、何度も通ったところだ。あんな事が起こったら気を付けようもない。
 今日はいい天気になったので、又用土を洗って干す。ここでもえびねが随分伸びたと思ったが、少し温度をかけているところでは、「もういっぱい咲いている」そうだ。春蘭はそろそろ終花になってきたから、近いうちにえびねが並ぶかもしれない。


2016年3月24日(木)
 暖かかった昨日からは8度下がって今日は一桁。午前中降っていた雨は昼に上がった。えびねのつぼみが早いのは見え始めて、少し色づいてきたのもある。見えてないのでも冬至芽はぐんぐん伸びている。えびねのお客さんからの電話で、「もう咲いてるよ〜」。寒さは少し続きそうなので、ここで足踏みかもしれない。
 少し植え替えをした後は、パソコンに向かって蘭関係書籍のページを作る。


2016年3月21日(月)
 寒さが戻って又冬のコートを出すことになったが、東京も桜の開花宣言が出た。いよいよ春本番。
 発送の荷造りをして、早めに水をやる。えびねの芽がずいぶん伸びて、花が入っていそうなのを見ると期待が膨らむ。何人かが寄ってくれて蘭もそれなりに出る。HPに追加の写真を掲載し、蘭会誌2を作成。早く様々な単行本のところまでいきたいが、植え替えもしないといけないし・・。頼んであったプラ鉢が到着。値段シールを貼ったり、在庫の棚を整理する。
 今週は火・水が休みです。


2016年3月20日(日)
 いつもより1時間早く出て上野に直行。傘をさして家を出たが、上野に着いたらいい天気になっていた。陽が射すにつれて気温はどんどん上がり、子供は半袖になっている。3連休の上野公園は多国籍の人で一杯。お花見の準備はすっかり整っているが、開花予想を裏切ってここへきて足踏み。上野公園の桜もまだつぼみだった。すごい人込みで東照宮まで歩くのも人をよけて歩かなくてはいけないほどだ。
 いつもながらすばらしい展示を見せてもらう。皆と楽しくしゃべっているとつい遅くなるので、今日は早めに会場を出る。上着はとても着ていられない。昼少し前に店に着いた。
 午後から久しぶりの人や初めての人などが来て結構忙しかった。発送の準備があって荷造りの段取りだけつけておく。前回の失敗作の段ボールがまだ残っていて、仕方なくそれを使うのだが、どういう手順でやったらうまくいくかいつも悩んで、結局ガムテープだらけになってしまう。
 追加搬入の奥地蘭の撮影だけ終わらせたが、HPに載せるまでは時間切れでできなかった。明日は休日の月曜日なので営業し、今週は火・水が休みになります。


2016年3月19日(土)
 雨でスタートしたが午後には上がった。今日も暖かい。
 メールのやり取りが色々あった後、書籍整理の続きをする。雑誌を机の上に積んで発行年順に並べ、パソコンに打ち込む。最後の1冊まで入れた後、HPの蘭関係書籍に移していく。取りあえず完成したのは200円均一の会誌(1)だけだが、一つできると次はどんどん進むだろう。やはりパソコンにリストを作っておいて正解だった。
 古い雑誌を並べて整理しながらページをめくる。古いガーデンライフなどを見ていると、懐かしい品種の写真が載っていて、記事にもつい目が行ってしまう。急がないとと思うが、大掃除をしながら黄ばんだ古新聞に見入ってしまうようなものだ。これらの本が出ていた頃は蘭はブームで、載っている価格も今とはゼロが一つ違う。この高かった蘭を夢中で手に入れようとしたのだろう。雑誌の記事に線が引いてあったり、丸がついていたりするのもある。それは本の汚れには違いないが、蘭の先達の歩いた跡を辿るような気がして、貴重な資料の一つと言えなくもない。全部取っておきたい気がするが、雑誌は場所をとるからそうもいかず、昔の杭州寒蘭のところや、関係の深いところだけよけておいた。
 午後からHさんが来て、さらにKさんが来て、別のHさん、Kさんも寄ってと、何かと忙しかった。国内栽培品の奥地蘭がいくつか追加される。加温していないと丁度今が見頃だが、撮影してHPに載せるのは明日以降。発送もいくつかあるし、朝上野に直行だから忙しい一日になりそうだ。明日は営業は午後からです。


2016年3月18日(金)
 ちょっと風が強いがもうすっかり春風だ。いい天気が続くわけではなさそうで、明日は又傘マークがついている。それにしても随分楽になった。
 奥地蘭の写真を載せ終わったので、今日は書籍の整理を始める。一応パソコンに打ち込んでリストを作り、それからHPに載せるつもり。間違えるといけないので、少し時間がかかるだろう。色々な注文があって発送の段取りをつける。
 日曜日は東京香蘭会の展示会に直行してから店に出るので、お昼から店を開けます。


2016年3月17日(木)
 予報通りまぶしい青空で文句なしの暖かさ。外の方が暖かくて、背中を照らされながらウチョウランの覆いを外していると上着を脱ぎたくなる。終わって店内に入ると上着を着るという具合。
 昨日入った奥地蘭の撮影をしてHPに載せる。前に作ったページの写真を入れ替えて内容を訂正していく作業だから、一日中やっているとどこかで訂正しきれてないところが出るかもしれない。今日も最後まで写真にリンクを貼るともう閉店時間を過ぎている。すべての項目を丁寧に確かめている時間がないから、いつもその不安がつきまとう。


2016年3月16日(水)
 もう暖かくなるはずだったが、昨日は冷たい風が強かったし、今日はどんよりとして一向に気温が上がらない。昨日の強風で花粉が盛大に飛んだのか、くしゃみ鼻水に悩まされてどうなることかと思ったが、今日まで引きずらないで済んだ。
 定休日に仕入に行って買ってきた「クリオネ」が可愛くて写真を撮ったが、あまりにも花が小さくてバカチョンカメラでは中々写らない。何枚も撮ってやっと1枚だけ何とか分かる程度に撮れたので、「きょうのショット!」に載せる。
 午後から国内栽培品の奥地蘭が届いて、盛りを過ぎたのと入れ替えた。


2016年3月13日(日)
 一日中曇り空。あと1週間でお彼岸だから寒さもいよいよ最終段階だが、今日はまだ寒い。それでも外の山草の鉢には大分緑が見えてきたし、店内に入れている四万十川柳は、かわいい花穂が膨らんでいる。
 昨日鉢一杯の「乙姫」を抜いて株分けした。今日はそれを植え込む。化粧用の混合砂を混ぜて袋詰め。大きな道具類を片付けて散らばった砂を掃除する。それからいよいよ、いくつもの紙袋に入った本の整理にかかる。全部取り出して同じシリーズごとに順番にまとめ、やっと全体を把握した段階。これも早く片付けたい。この間から鉢やサナを洗って仕分けし、片付けたから、本が何とかなると一段落する。
 この間我が家のパソコンをパーティションを無くしてCドライブ一つにした。それまで容量不足でバージョンアップすることができなかったが、今度は有資格者に。しかしまだ期限ぎりぎりまで様子を見るつもりでいたのに、何とお風呂に入っている間に、勝手にWindows10になってしまった。あまりにうるさく言ってくるので、×で消しておいたのだが。何がなんでもWindows10にしなさいという事らしい。


2016年3月12日(土)
 曇りがちで寒い。予報では月曜日に雨が降って、火曜日から春らしくなるという。今週はこのまま日が出ないで終わりそうだ。そんな天候でも、この間洗った砂が乾いてきて、混合砂を作る。
 作場の蘭に殺虫剤を散布。朶々香が追加され、古書を買っていく人がいる。


2016年3月11日(金)
 小雨が降って気温は一桁になり、又冬のコートが復活した。東日本大震災から5年。今日は新聞もテレビも3.11の事を取り上げている。久しぶりのIさんが顔を見せてくれてしばらくおしゃべり。
 ミステリーアイランド・シルクロードが開き始めた。今年は3本も花が上がって調子がいいようだ。


2016年3月10日(木)
 夜中は音を立てて降っていたが、朝には上がって曇りがちの天気。風がなく穏やかだ。小粒の用土を洗って干す。
 冬の間エアキャップで軽く覆って、たまにさっと水を遣る程度で冬越ししたウチョウランに、たっぷりと水をやる。毎年3月8日が本格的な水やり開始日だが、今年は今日から。覆いを取ってみるといくつか緑の芽が顔を出していた。今晩から雨か雪という予報でまだ寒そう。外の気温なので、水を遣った後又エアキャップで覆っておく。外の山草も青いものが見え始めた。おとといのような暖かさになったら、一気に芽が伸びるだろう。


2016年3月9日(水)
 昨日は前夜の雨が止んで20℃を超える好天気になった。全国的に気温が上がって夏日のところも。半袖姿の映像をニュースで流していた。ところが今日は10度も気温が下がって冬に逆戻り。朝から暗い空で小雨模様。久しぶりに入り口の戸を閉め、エアコンをつける。
 休み前に漂白剤に浸けておいたサナを、水を流しながら洗う。ザルにあげたが今度晴れたときに干すことにする。たくさんの本を端から書名、著者名、出版社、発行年など書き出してリストを作る。これには時間がかかりそう。
 咲きかかっていた「梵天」が開いていた。花弁が厚く緑が濃く丸い舌がかわいい。翠蓋×楊氏素ということで、中国春蘭のいい香りがするのもポイント。


2016年3月6日(日)
 朝早く家を出て新橋華僑会館に直行。色々な人と顔を合わせながら、午前中ぎりぎりまで楽しんでくる。お昼に帰ってくる時、弱い雨がパラパラと落ちていた。
 昨日から取り組んでいたサナを洗う作業を最後まで終わらせる。昨日漂白剤に浸けておいた分は水を流しっぱなしにしてすすぎ、干したら随分きれいになった。今日洗った分は又漂白剤に浸ける。
 何年ぶりかで顔を見せてくれた若手?のMさんが、まだ鈴木さんが健在だった頃抱っこしてきた赤ちゃんが、もう中学受験だと聞いてびっくり。自分も齢をとるわけだと感無量だった。懐かしい人が訪ねてきてくれるとうれしい。
 Wさんが蘭を持ってきてくれたが、「電車が止まっていて参った〜」ということでこれもびっくり。田園都市線が人身事故でストップしていたらしい。しばらくして動き出したことを確認して帰っていったが、この電車が止まると白石もどうにもならない。
 昔の池田書店出版の「らん」が、いい状態で12冊揃って入荷した。これらもそのうち書籍のところで紹介したい。


2016年3月5日(土)
 日中はかなり気温が上がって、歩いていると厚いコートを脱ぎたくなる。水を使うにはもってこいで、この間入ったすごい数のサナを洗う。今はサナだけ単独で売ってないが、どうしても焼き物のサナでないといけないという人もいるので、古いサナでも大切にしたい。バケツの水にしばらく浸けてから少し大きめのブラシで全体の汚れを落とし、歯ブラシで細かい穴まで丁寧に磨く。一晩漂白剤入りのバケツに浸し、それを又真水でよく洗って干すのだからこの作業は時間がかかる。サナというのは実に種類があって、古いのは色々と変わった形のものがある。大きな袋一杯のサナを洗っていたら、珍しいのを見つけた。
 今日は新橋と虎ノ門で中国蘭、奥地蘭の展示会をしているので、行ってきた帰りという人が寄ってくれる。白石は明日の朝、新橋華僑会館の展示会に寄ってから店に出ます。お昼から店を開けます。


2016年3月3日(木)
 予報通り暖かくて穏やかな春日和。干してあった砂で自家用の混合砂を作ったが、日に当たりながら外で作業した方が快適だ。根巻き作りの続きをやって、店内に持ち込んだ分は何とか片付いた。あとは作場のを順次巻き直すことにする。
 しばらく振りのIさんが来てくれて、希望の蘭を迷いながら選んでいく。夕方になって撮影をし、HPにアップする。


2016年3月2日(水)
 昨日神谷町の東京中国文化センターに中国春蘭、奥地蘭の展示会を見に行った。お当番のメンバーとゆっくりおしゃべりをしていたら、帰りは結構風が冷たかった。今日は少し暖かく、明日からは気温がさらに上がるらしい。明日はひな祭りでもあるし、気分はもう春。なんといっても日差しの柔らかさが違う。その日差しに誘われて用土を洗って干しながら、根巻き作りに励む。


2016年2月28日(日)
 今日は東京マラソン。そのせいでもないだろうが、電車がやたらと混んでいた。良く晴れてマラソン日和。全面的に水やりをする。
 離れた作場でしばらく植え替えてなかった鉢を持ってきてもらった。開けて根を整理し、いいところだけを分けて根巻きにする。品種は日本春蘭、奥地蘭、中国春蘭など様々。これを1本1000円、3本2000円のサービス価格で並べる。いくつか根巻きを作ったが、若い人が来て早速買っていく。作業をしていると、せっかく片付いた店内が又足の踏み場がない。
 花が咲いてきた春蘭の撮影をし、HPに載せる。更新作業をしている時、うっかり上書き保存してしまったらしく、2016奥地蘭のページが無くなってしまった。焦って色々やってみるが駄目。仕方なくサーバーにあるものをダウンロードして再起動したら更新前のが復活した。それを又修正してようやくアップ。随分と余計な手間がかかってしまった。忙しい時は落ち着かないといけない。


2016年2月27日(土)
 晴れたが風が強い。一歩店の外に出るとビル風も加わって、持っている荷物が飛ばされそう。昨日から片付けものがたくさんあって、大きなダンボールを運ぼうとするとすごい抵抗に合う。古い笠間鉢がたくさんあったので、一つひとつ洗うのに時間がかかった。
 蘭関係の古書を入手したので、HPの書籍のページを作り直そうと思っている。売れてしまったのを直さないまま本が見つからないのもあるし、置き場所を変えたりして見つからないのもある。一度リセットして又アップしたいが、売り物以外に店の保存本もあるから、整理するだけでも大変。いつできるか分からないが、昔の立派な本は手に取るだけでも心躍るものがある。今日の店内は足の踏み場がないほどで、床がもので一杯だったが大奮闘して大体片付いた。
 今日は熊谷で奥地蘭の展示会だった。行けたら行きたいと思っていたが、家庭の都合もあって今回は見送った。こちらは明日まで。
 3月1日(火)から日曜日まで、虎ノ門にある東京中国文化センターで中国奥地の蘭協会の展示会。例年日中友好会館でやっていた会だが、今年は会場の場所が変わっている。
 5日、6日の土日は日本中国蘭協会の展示会。新橋の華僑会館は例年通り。
 そして3月19、20日の土日は上野東照宮で東京香蘭会の春蘭展。忙しくて楽しいこの期間。


2016年2月25日(木)
 昨日帰り頃から弱い雨が降ったが朝は上がっていた。うす曇りで寒い一日。新着の奥地蘭が全部片付いて、新たに一花や朶々香が入荷した。日本で作っていた蓮弁蘭などもいくつか。
 明日は昼過ぎから用事で店を留守にします。4時頃には戻っています。


2016年2月24日(水)
 真冬に逆戻りで寒い。全く日が射さず、実際の気温以上に寒く感じる。TさんやSさんが来てしばらくおしゃべり。
 明後日の26日(金)は12時半ころから2時間ばかり用事で出かけます。その時間は店を閉めており、ご迷惑をおかけします。


2016年2月21日(日)
 夕べはすごい音を立てて降っていたが、今日は暖かくていい天気。久しぶりの人がぽつぽつと来てくれる。新刊の「にっぽんの伝統園芸」他が到着し、置き場所を片付けて並べる。


2016年2月20日(土)
 駒澤大学の駅を出たら雨が降っていた。これから低気圧が通過するという事で雷雨の恐れ。風も強くなるらしい。遠くから来たKさんが、高速を通れなくなるといけないと、早々に引き上げた。3時過ぎには夜のように暗い。注文の蘭を発送して撮影をいくつもする。荒れてこないうちに今日は早めに帰る。


2016年2月19日(金)
 ポカポカ陽気で入り口の戸を開けておいたら昼前にきたTさんが、「ここは寒いねえ」と震えていた。急いで暖房をつけたが、部屋の中は日が入らないから外の日向の方が暖かい。用事の合間に春蘭の植え替えをする。昨日株分けした蓮弁蘭はあまりに根が長くて多くて、在庫の鉢では入りきれずに慌てて注文した。届いたばかりの大きな鉢に植えこむ。
 Sさんが花芽をかじられたと言っていたが、今年はあちこちでそんな被害が出ているようだ。


2016年2月18日(木)
 晴れていても風は冷たい。大株の蓮弁蘭の株分け、植え替えがあって格闘する。部屋に取り込んであった山草が、あっという間に伸びて咲きだした。明日は桜が咲きそうな気温になるということだ。


2016年2月17日(水)
 神代植物公園で芳華会の春蘭展が始まり、初日の昨日見せてもらった。毎年この会がトップを切って開かれる。やはり多いのは奥地蘭で一花の方が数は少ない。広い場所での展示会には、ボリュームがあって色も華やかな奥地蘭が向いているのだろう。一花が好きなメンバーもいて、伝統的な中国蘭も必ず展示される。いつも思うが、他所の展示会に行って気軽におしゃべりをしながら時間を過ごすのは楽しいものだ。
 月火の休みは自宅のパソコンと格闘していた事もあって忙しかった。パーティションを無くして一つにし、動きは大分良くなった。Dドライブの中身をコピーしておいたのを戻してメデタシなのだが、そのやり取りをしてしている中で、過去のメールが消えてしまった。アドレス帳は大丈夫なのでそれほど困る事はないが、受信トレイも送信済みアイテムも、新しい数年分が消失した。保存作業をしている時は容量不足で思うように動かなかったから、色々なトラブルがあったのだろう。いつもデータを移す度に何か事件が起きる。何とも心もとないパソコン生活だ。
 昨日仕入れてきた山草を棚に並べ、持ち越しの枯れたような鉢もきれいに手入れする。駄目になったようなのもあるが、小さな緑の芽が見えるのも。朝のうちは快晴だったが、午後から風が強くなり、空が曇ってきた。気温も下がってきたようだ。三寒四温そのもの。
 新着の奥地蘭は花が終わってきたものがある。


2016年2月14日(日)
 夜中から雨になり、風も強まって春の嵐のよう。雨は断続的で店に着いた頃には止んだ。気温は昨日以上に上って東京は23℃までいった。入り口も作場との間の戸も全開にして風を通すが、外を歩いてきた人は暑そうだ。日の当たる温室などは、閉めてあると相当な高温になっただろう。この時期急激な温度の変化に注意が必要だ。
 この間から気にかけていた消毒をやっとできた。こんなに急に暖かくなると、これからはまめにしないといけない。花が咲いていた奥地蘭は、急に花が終わってしまったのがある。合間に春蘭の植え替えをできるだけこなす。


2016年2月13日(土)
 昨日は一日バタバタして、夕方東京ドームに駆けつけた。寒さはそれほどでもなく、入場を待って並んでいる時間は例年ほど厳しくなかった。何人か知っている人にあいさつしながら、大急ぎで見て歩く。時間を気にせずゆっくりあちこち覗いてみたいが、いつも駆け足で、何を見たか分からないという具合。そこでの会話から、他のところでも今年春蘭の花芽がしけてしまったという話を聞いた。うちで何鉢かせっかくついた花が咲かなかったのがあって、今年に限って何がいけなかったのだろうと思っていたのだが、どうも虫のせいらしい。12月が暖かかったため、普通なら死ぬはずのハモグリバエが生き残って入っていることがあるようだ。来年は同じ失敗をしないようにしよう。
 何冊か本の注文がきて、本棚を端から端まで探したが、全部は見つからない。蘭関係書籍のところは、ポツポツと売れた時にHPを変更し忘れることがあって、段々合わなくなってきた。そのうち暇なときに在庫と合わせないといけない。
 今日は植え込みや片付け事が色々あって座る暇がない。異様な暖かさで、いつもは閉めている作場との間のサッシも全開。明日はさらに暖かくなるらしい。


2016年2月11日(木)
 大分日が長くなってきた。今日も青空に日が燦々。昨日より風が無い分ひなたは暖かいが、日陰に入るとやはり冷たい。
 我が家のパソコンが、「Cドライブの空き領域が少なくなってます」のメッセージが出るようになって、いよいよ対策をする必要に迫られた。パーティションの結合をするためには、Dドライブの中身を他に保存しておかなくてはならない。そのために大容量のUSBメモリーを買ってあるが、延々とかかるその時間を考えると、今度時間があるときにとついつい先送りしていた。それがもう限界で、今朝Dドライブのコピーを始めたが、出かける時間までには終わらない。帰ってからDドライブを削除してCドライブの領域を広げ、コピーしてあった保存フォルダを戻す。その時又同じくらい時間がかかるし、それも順調にいけばの話。詳しくない身としては、パソコン問題には本当に悩まされる。しかしここはやるしかない。そうやって余裕ができた時、Windows10にするかどうかは未定だ。店のパソコンはWindows10にしたが、あまりお勧めしないという声もあるし。
 いい天気が続いて空気が乾燥している。暖かい時間に全面的に水やり。作場で水をやっていたら葉の陰に色のついた花が見える。杭州の花をまだ切り忘れていたかと思って見たら、春剣蘭の「飛天」が咲いていた。高く上がった花茎に一花だけ。葉姿も良く渋い花はちょっと風情がある。思えはずいぶん昔の花だ。
 明日は夕方には東京ドームへ。ポカポカ陽気という予報で夜出かけるのも安心。昼過ぎにも用事で出かけ、店にはあまりいません。


2016年2月10日(水)
 晴れているものの風が強くて体感温度は低い。店の中から外を見ると、明るい日差しが水苔などの棚に注いでいるが、光に誘われて外に出ると冷たい風に身が縮む。この太陽をを少しでも取り込もうと、今はカーテンを開けている。
 「この店に移ってから初めて」という昔馴染みが、近くまで来たからと寄ってくれて色々なおしゃべりをする。


2016年2月7日(日)
 夜中の雨がいいお湿りになった。雪にはならなかったが、晴れていても空気が冷たい。Eさん、KさんOさんなどが来てやり取りがあり、作場の方に行くと隙間風が気になるほどだ。
 来週金曜日はドームの内覧会のため早く店じまいするが、昼過ぎに出かける用事があって、帰りは3時近くになるかもしれない。一旦戻って4時過ぎには店を出るので、金曜日は電話でいるかどうか確認してください。


2016年2月6日(土)
 10時に来るという人がいて、いつもより1時間早く出てくる。今日は駒澤大学の入試で受験生がぞろぞろと降りるが、駅の方も特別の態勢をとって声を枯らしている。
 時折薄日がさすものの空気は冷たいまま。週末に天気が崩れて雪になるサイクルは続いていて、今晩遅くから又雨になるらしい。ところによっては雪の予報も出ている。花が長もちするようできるだけエアコンを控えているが、パソコンの前に座っているとあまりにも冷たい。つけたり消したりしながら寒さを凌いでいる。
 店内に取り込んでいたバイカオウレンがポツポツと咲きだした。早春の気配を一足早く。


2016年2月5日(金)
 朝8時前に急にガタンときて驚いた。地震のニュースは度々あるが、自分のところが大きく揺れたのは久しぶりだ。今日も東急線が遅れるかと思ったが、出かける頃にはあまり影響は無かったようだ。
 寒い日が続いたがようやく気温が上がって、外の棚の植物を手入れする。


2016年2月4日(木)
 朝の田園都市線は、様々な原因が重なって大幅に遅れた。いつもは充分早めに来ているが、今日は11時ぎりぎりに到着。スタートが慌ただしい。すぐに昨日撮影だけ済ませた奥地蘭の写真をHPにアップする作業を始める。準備ができていたので予定通りに終わった。
 普通花の写真を撮るときに、一つの品種を何枚も撮る。それをパソコンで確認するが、全部撮り直しということもある。沢山の中で使えそうな写真を選んで保存していく。撮影の時はエアコンの風が邪魔になるので止めておくが、しばらくやっていると冷えてきて、少し休憩して部屋を暖める。そんな事の繰り返し。株の条数を数えて、記号や価格を間違えない様にチェック、チェック。これらを一人でやっていると結構時間がかかって、早くHPに反映しなくてはと焦るが、終わるとほっとする。
 AさんやHさんが寄ってくれてしばらくおしゃべり。作業が順調だったので余裕がある。パソコンへの入力も済んでいるし、あとは乾き具合を見ながら水やりするくらいだ。栽培していたものでもう少しで咲きそうな鉢がいくつかあって、それの写真を撮るのが楽しみだ。


2016年2月3日(水)
 今日は節分。まだまだ空気は冷たい。お客さんの合間に、入荷した奥地蘭の撮影をする。遅くまでかかって最後まで撮ったが、これを編集してHPに載せるのは明日になる。「花が元気なうちに早くしないと」と気が急くが、明日にはできるだろう。


2016年1月31日(日)
 すごい寒さは一段落して日中は晴れ間もある。今日新着の奥地蘭が入荷した。パソコンに入力して棚に並べる。これから写真を撮るのだが、HPに反映されるのは来週になる。取りあえず一覧表だけを「2016奥地蘭」にアップ。これが並んでいるのでエアコンをつけずに我慢し、ダウンコートを着たまま撮影をする。


2016年1月30日(土)
 東京は雪にならずに済んだ。冷え込みは相当に厳しくて顔に当たる風がとても冷たい。Hさんが飾ってくれていたピアナンを下げにくる。「店がこちらに移ってから初めて」というKさんが何年ぶりかで顔を見せてくれる。
 店に出していたうちの何鉢かが、花芽がしけてしまった。残念。


2016年1月29日(金)
 家を出る頃には霧雨。日中はこれで済むが今夜から東京も雪になるらしい。このところ1週間毎のサイクルで週末に雪の情報がある。この前積もった雪が、我が家の方ではまだ日陰にわずかながら残っている。今週も又積もると、ノーマルタイヤの車は動きが取れない。今日の最高気温は一桁で、どんよりと昼でも暗く寒々としている。
 作場の蘭はそれほど乾ききっていないが、早めに水を遣る。こんな天気にわざわざ来る人もないから、後は暖かくしてゆっくり。


2016年1月28日(木)
 今日も昨日以上に気温が上がって3月中旬の陽気らしい。たっぷりと陽が射しているが、又週末には雨か雪の予報が出ている。雪は後まで影響が残るからできるだけ避けてもらいたいが、うまくいくかどうか。
 昨日苦労した筆まめは互換性の設定を変えたら、今のところスムーズに動く気配。しばらくこれで様子を見るが、何しろ公式にはWindows7にも対応してないとされるバージョンだから本来新しいのを買うところだろうが、動くなら使い続けたい。
 暖かい陽気にSさんが寄ってくれて、咲いている蘭をお買い上げ。展示会前に花着きがどんどん減っていくが、多分今度の日曜日には新しく追加される見込みだ。

2016年1月27日(水)
 定休日は全国的に冷え込んで、東京も朝はマイナスまでいった。今日は久しぶりに気温が上がって13℃。手袋がいらない。出かけやすくなったのかポツポツと人が来てくれる。寒いが晴れが続いたので結構鉢は乾いていて、展示してある鉢に水を遣る。
 春蘭展の案内状を印刷し始めたらまもなくインクが無くなってストップしてしまった。昼からちょっと店を閉めて急いで買いに行く。新しいインクカートリッジを取り付けたが、何だか今回は印刷の色が鮮やか過ぎて不満だ。宛名印刷になったら、筆まめがエクセルを読み込む段階でエラーになって終了してしまう。何度もやり直して一応終わったが、Windows10にした影響か。これも対策が出ているか調べなくてはいけない。帰りに案内状を投函する。


2016年1月24日(日)
 東京は雪にならずに済んで良かった。朝方0度まで冷え込んだが、結局雨も雪も降らなかった。西日本の方が軒並み氷点下で広い範囲で雪。東京は最高気温が9℃と寒いが、日中は日が当たって助かる。
 早めに咲いた蘭が一段落して、後は少し間ができる。そこへ白蓮弁素の放出品が入荷する。8条に花3本という株で5000円。まだ咲き始めたところだ。これから花茎が伸びれば豪華だろう。


2016年1月22日(金)
 昼過ぎには店の窓から明るい光が差し込んでまぶしい。隣のマンションビルとここのひさしと太陽の高さの関係で、年間通しても窓ガラスに直接日が当たる時間は少ない。中にいても外の明るさが伝わってきて気持ちいいが、窓側に置いてある報歳蘭は逆光で見えない。外の棚に置いてある生の水苔にも日が当たって良く育ちそうだ。
 この好天気も今日までで、週末は又雪の予報がある。明日は白石は法事で店を休むことになっている。土曜日で拓也さんが出てくれるので店は営業している。明日行く場所は雪が降ると電車が不通になったりするところなので、雨で済んでくれればいいと願っている。


2016年1月21日(木)
 相変わらず寒いが風がない分穏やかな日和。蘭に水を遣りそこなっていたのを、今日は全面的に水遣りする。Kさんが展示品の春蘭を持ってきてくれたので、ずっと咲かせたままにしてあった杭州の花を切って作場に片付ける。切らずにおけばいつまででも咲いていそうだ。


2016年1月20日(水)
 南岸低気圧のせいで日曜日の夜から大雪になった。5センチ積もっても東京では大雪だ。郊外では不通になった路線がいくつか出て、電車が動いていてもスピードを抑えて大幅に間引き運転。東急線ではホームに人があふれて改札を制限したため、道路に長い行列ができている様子をニュースでくりかえし映していた。いつ乗れるともわからないのに寒い中を並んで、会社や学校に行こうとする人たちのなんと多い事。日本人の真面目さを証明するような光景だった。低気圧はすごいスピードで北の方に移動していって、今度はそちらが大変なことになっている。雪が止んでも路面が凍結し、滑ってかなりの数のけが人が出たり、車の事故も。全く雪に振り回された2日間だった。
 日曜日に荷物を発送したが、その直後の全国的な悪天候。無事に届いたか気がかりだったが、今日調べたら配達済みになっていた。さすがプロ。
 そしてもう一つ、この定休日にコンクリート仕上げだった店の床に、床材を張る工事が行われることになっていた。今朝来てカギを開けると焦げ茶色の床にすっかり変わっていて、たくさん置かれていた色々なものが、ちゃんと元通りになっていることにびっくりした。狭いところで大変な作業だったろうに、よくもまあと唯々感心するばかり。
 低気圧が通り過ぎても全国的に荒れ模様だが、南関東だけはくっきりとしたまぶしい青空。但し風が冷たくて寒さは厳しい。今日駒澤大学駅を出ると、さすがに雪のかけらもない。店の駐車場になっている通路の脇だけ、細長く雪が残っていた。撮影の時以外は暖房が欠かせない。


2016年1月17日(日)
 日中は昨日の暖かさが残っていたが、夕方から冷えてきた。今晩から明日にかけて東京でも雪になるという予報。この間の初雪はちょっと舞っただけだが、今度は積もるかもしれない。今日は帰りが遅くならない方がよさそうだ。発送の荷物を取りに来たヤマト運輸のドライバーが、大雪の予報が出ているから時間がかかる事もあると言っていた。明日が定休日でちょっと早めに出したのが幸いしたかもしれない。
 展示されていたオレンジ覆輪の豆弁が下がって、代わりに黄花蓮弁蘭を飾った。これも咲いたら撮影したい。何人かが来てにぎやかな一日だった。


2016年1月16日(土)
 暖かくていい天気。パソコンで春蘭展案内状のレイアウトを作る。
 今日も即売品として報歳蘭の花つき、花なしをいくつか。「翠蓋蝶」、「黒崎万字」の展示品もきた。これらが咲くのはまだ少し先だが、咲いてきた「秀月」などを撮影する。
 小柴鉢がこれからはもう手に入らないと聞いて、今のうちにとHさんが買いにくる。年齢の事もあるが、窯が寿命になって「今から新調するのは・・」という事もあって、今あるだけという次第。そういうケースが多くなってきた。


2016年1月15日(金)
 今日と明日は世田谷ぼろ市。行ってきたという人が何人か寄る。明るい日差しに恵まれて外歩きには最適だ。朝起きたときの明るさを見ても、大分日が長くなってきたと感じる。
 メールのやり取りや荷造り発送など、中の仕事ばかりをする。


2016年1月14日(木)
 ずっと晴天続きだったが火曜日にようやくお湿り。寒さも一気にきて、都心や横浜でも初雪になった。翌水曜日はすごい冷え込みで初氷。暖冬と言われながらも本格的な冬に入った。
 休み明けは色々なものが咲き始めていた。「隆昌素」、白蓮弁蘭の「柳源郷」、「金上梅」、「秀月」、他にももう少しというのがたくさんある。そこへ今日蘭が少し追加される。「きょうのショット!」にも出した黒蓮弁蘭は花つき2条に小さな新芽で5万円。もう花が開いた「西湖梅」は花つき5条で1万5千円。「汪字」が花つき6条で2千円。これからは写真を撮るのが忙しい。


2016年1月11日(月)
 少し曇りがちだが、相変わらず雨は1ミリも降ってない。今日も何人もが寄ってくれてにぎやかに。ピアナン桃、豆弁蘭オレンジ覆輪、蓮弁蘭桃、秀月、金上梅、イトラン雪舟、一花の逸品、などが今咲いていて、もうすぐ開きそうなのも控えている。今日花が終わった杭州が片付いて棚はさっぱりし、すぐに春蘭に衣替えした。一段落したところで春蘭展の案内状にも取り掛からないといけない。


2016年1月10日(日)
 昨日年始の顔合わせが大分できたが、今日も来てくれた人たちとゆっくり過ごす。この三連休で大体終わるだろうか。
 発送の注文があって、遅くなって荷造りをし、発送。集荷時間ぎりぎりに間に合った。明日も荷造りがあり、残っていた杭州を片付けたりで忙しい予定。これが終わると完全に春蘭に移行する。しかし、花つきの一花は珍しいものからどんどん減ってしまって、写真も撮れない。飾るものがもっと欲しい。
 今日外に出してあって蘭に花芽が着いているのを発見。店内に入れる。3年ほど前シンビジウムの原種だといって花なしを入手したもので、今年初めて花がついた。どんな花か楽しみにしている。


2016年1月9日(土)
 朝10時に来る人がいて、いつもより1時間早く店に着く。新年になってからずっと上天気に恵まれている。未練がましく花をつけてあった杭州もそろそろ限界なのが出てきて、数鉢を残して花を切る。
 イトランの「雪舟」が入荷。大株に花がたくさん着いていて、1条1000円程で分譲することにする。
 お年始のお客様が次々と顔を見せてくれて、にぎやかに顔合わせができた。


2016年1月8日(金)
 昨夜から冷えてきて朝は大分寒かった。日中はいい日差しに背中を照らされながら、外の棚の山草類を手入れする。枯れ葉を切り取ると下にかわいい青い葉が見えたり、この時期のこの作業はいつも楽しい。
 Windows10にしてから手こずっていた古いPhotoShopだが、調べたら同じようにうまく起動しないケースがかなりあるらしく、その解決法が載っていた。それをやってみたらちゃんと起動するようになり、使い慣れたソフトに戻れて良かった。調べながら少しづつパソコンをカスタマイズしていくつもり。
 夕方になってKさんが来て、黒崎先生から分けてもらった「万字」を持ってきてくれる。残念ながら花はついてないが、今ここにある黒崎万字よりは出来がいい。大切に育てたい。


2016年1月7日(木)
 今日まで暖かくて明日からは寒さが来るらしい。昨日店内の水やりをしたので、今日は外の水やり。店内は一つづつ下ろして水をやり、水が切れたところで棚に戻すという作業なので、一斉にやると時間がかかる。作場の方は閉めてあったせいか、まだ湿り気が残っているから、うまい具合に順番になった。
 昨日間に合わなかった年賀状の返事をようやく出した。Windows10にしたせいか、筆まめやPhotoShopの古いバージョンがうまく起動しない時がある。何度かやり直すので効率が悪く、思ったより時間がかかってしまった。年始の人がポツポツと寄ってくれて、今日はのんびりとおしゃべり。休み明けの諸々が片付いてペースが戻った。


2016年1月6日(水)
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 三が日はポカポカ陽気で、春のような日差しに恵まれた。気温は連日17℃くらいまで上昇して4月の気温とか。初詣もコートを脱いでいる人がほとんどという穏やかな新年だった。昨日白石は高齢者講習で何十年ぶりかで自動車学校のコースを走り、優秀な(?)成績でクリアした。もっともこれで落とすことは無いそうだが、行かなくちゃと思っているだけでもプレッシャーなのでほっとしている。
 今日から2016年の営業が始まった。1週間ぶりに店に来ると、年賀状は来ている、メールも返事しないと、水をやらなくては・・、電話は何本もかかってくる、という具合に気ばかり焦るが、お正月ののんびりムードが身についてしまって中々仕事が進まない。やっとメールに返事をし、店内の蘭に水をやったところ。
 休み中に杭州寒蘭はほとんど花が終わり、まだ見られるのは10鉢強か。一方春蘭の花芽は一層進んだ。「湯梅」は主弁が上がってもう少しで咲くところまできた。「銀桿素」、「隆昌素」などの春剣蘭は花茎をグーンと伸ばしている。こんな陽気では花が早そうで、又展示会に四苦八苦することだろう。
 ここは生産者という規模で作っていないので、花芽がつくのは数えるほどしかない。何年も作ってやっと花が着いたものを店に出すと売れてしまう。うれしいと同時に花が見られなくなってしまう寂しさもちょっぴりあるのは毎年の事。今日丹念に探したら、蓮弁蘭の「雪化粧」と「鶯宿梅」にも花がきていた。展示品の「祥字」とともに早速店内に入れる。そのうち新着の奥地蘭が来たり、お客さんが花が着いたのを持ってきてくれるとにぎやかになる。


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