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2015年12月30日(水)
 昨日はすばらしい夕焼けだったが、その通りの上天気になった。今日は大掃除と水やりで、1週間の休み中の対策をする。杭州はほとんど終わりで、新年からは春蘭になりそうだ。先週末には笑い始めた中国春蘭の「逸品」が、今日はしっかり咲いていた。それにしても早すぎる。
 今日は年内最終営業日。一年間色々とお世話になりましてありがとうございました。新年は6日から始めます。2016年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。どうぞ良い新年をお迎えください。


2015年12月27日(日)
 明日、明後日の定休日を挟んで30日の水曜日で今年の営業は終了する。年末はバタバタしてしまって、入荷の杭州は写真を出せずに終わりそうだ。長旅で花が乱れているものが多いせいもある。
 今日いくつか花を切って花瓶に挿す。そこへ度々名前をつけてもらっているHさんが現れたので、二つばかり名前を考えてもらった。つけたばかりの「夢幻」の写真を「きょうのショット!」に載せる。
 拓也さんが来てお飾りを飾るとお正月の気分になる。「あー大変!。我が家の大掃除がまだだ〜」。


2015年12月26日(土)
 すばらしい青空。さすがに年末らしく、最後の顔見世に色々な人が来てくれる。品物を引き取る人などで、段々片がついてきた。
 去年入手した紅花杭州「紅欄」を1年間生の水苔で栽培してみた。どうなったかと開けてみたら、真っ白い根がたくさん出ていてびっくり。中国での太い根はほとんどふかふかになっていたが、こんなにいい根でよかった。新芽も2本でているし、来年は花が着くのを期待。春蘭の植え替えをしていたら、「逸品」の花が開きかけていた。春蘭も花が早そうだ。植え替えで足りなくなった砂を作ったりして中々忙しかった。


2015年12月25日(金)
 暖かいクリスマス。何人かが来てくれて、展示品を持ち帰ったり、買い物をしたりで、最後は「どうぞ良いお年を!」。律儀に年末の挨拶に来てくれてありがたい。今年の暮れは身辺が何かと忙しくて、まだ年賀状を書き終えてないし、大掃除も手がつかない。何もしなくても新年は来ると半分開きなおっている。
 やっと杭州のリストだけ入力したが、写真はまだ撮り終わってない。そのうちに売れてしまって撮らず仕舞いになるので、HPに載せられるかどうか。


2015年12月24日(木)
 昨日の寒さはどこへやらの暖かさ。水をやっても寒くないので、動くのに丁度いい。年末年始の休みを考えて、水やりのタイミングをはかっている。最終日にやるとするとその前は今日しかないので、合間をみて水やりをする。
 ぽつぽつと人が寄ったり電話がかかったり。昨日入った杭州の撮影をし、パソコンにリストを整理する。HPに掲載したいが中々その暇がない。長旅をしてよれているのもあるから、実際に目で見て確認していただいた方がいい。写真だけ撮っておいて、時間があれば掲載するつもりでいる。
 その長旅でもびくともしないのがあって、「うーん、これはすごい」と思うが、値段もそれなりにいい。やはり他のランクを飛び越えているものは数が極端に少ないから、これは仕方ない。
 休みに入る前に片付け事がたくさんあって、今日も荷造り発送。昨日入った杭州は、正月明け後まで預かることになる。冬至を過ぎて少しづつ日が長くなっていくが、寒さ本番はこれから。


2015年12月23日(水)
 寒い!。午前中から人が来て中々忙しい。杭州寒蘭が又入荷。あちこち移動して花はかなりくたびれているが、ちゃんと咲いたらかなり期待できるのもいくつかある。暮れも押し詰まってしまったが、まだ年内いっぱいは杭州寒蘭。少しでも花が元気なうちにご覧ください。


2015年12月20日(日)
 朝は関東でもマイナスになったところがあり、東京でも2℃。出てくる頃は畑が霜で真っ白になっていた。新橋の華僑会館に直行。1時間ほど蘭を見たり知っている人とおしゃべりをし、12時少し前に店に戻る。
 「きょうのショット!」の紅花はたっぷりとした花弁の割には切れがいい。捧心の閉じもいいし、舌も白い。水曜日にはこちらに来る予定だ。「条数があって花2本」を株分けをして販売することになるが、先芽2条花つきで12万円。まだ一番上は開きかけだから十分に見られる。作ればかなりのレベルの花になるだろう。品物が来たらもう一度写真を撮りたい。
 「HPを見て新橋に初めて行ってきました」というSさんが来たり、久しぶりのお客さんが寄っていったりで、合間に土を洗って干す。朝の寒さは日中の日差しに少し弱まったが、水はやはり冷たい。水曜日は又にぎやかになりそうだ。


2015年12月19日(土)
 今日も文句ない青空だが、風が強くて昨日よりも気温は低い。年末だから用土や鉢や包装用品などの在庫を調べて、足りなくなりそうなものを注文してあった。今日は鉢が届いて早速ゆうちょ銀行に振り込みに行く。ちょっと外に出ても冷たい風に、体感温度は一層低く感じる。せっかくからっとしているので、さつま土を洗って干す。水を使う仕事には適した気温ではないが、よく乾きそうだ。
 今日も春蘭系の花芽つきを丁寧に探す。期待以上にあちこちから見つかって店内に入れる。今年は買ってから何年も作って初めて花がきたものがいくつもある。黒崎先生から分けてもらった「富岡素」にも花が二つ。何年も前に花を見て買った「湯梅」にも初めて花がついた。蓮弁蘭の「柳源郷」にも初花。8年前に花を見た「桃花姫朶々香」も、残してあったバックからようやく花がきた。昔の改良園が入れたもので、花着きを売った時にとてもいい花だったという記憶がある。ラベルからは多分それと同じだと思うが、今回確かめられるのを楽しみにしている。
 その他今のところ、「緑英」、「逸品」、「大富貴」、「竜字」、「端秀荷」、「天緑梅」、「同楽梅」、「知足素梅」、「隆昌素」、「銀桿素」、「粛山蔡梅素」、「鶴市」、「円梅」などにも花芽がついた。年が明ければ周りの人も持ってきてくれるだろうが、取りあえずほっとしている。
 何人かが来てくれて、「新橋に行ってきた帰り」という人もいた。明日は白石も、朝早く家を出て展示会を見てくるつもり。お昼頃店に戻ります。


2015年12月18日(金)
 すばらしい青空で空気は冷え込んでいる。冬らしい天気。そろそろ春蘭の花芽つきを選ぼうと、作場を探す。この間自宅からも持ってきたので、花着きが少ないと思っていたが、まあまあ並べられそうだ。花のあるところを株分けして植え替え、値段をつける。
 展示してあった杭州を引き取りにくる人、新たに展示品を持ってきて飾る人、見に来る人など。花も終わりに近づいて、最後を締める「湖精」も開いた。「花が咲いている間が展示会です」と言っているが、年末に売約品を取りにきたら、今年は丁度展示会が終わる。新年からは春蘭に切り替えられそうだ。
 明日の午後と明後日の午前中は新橋の華僑会館で締めくくりの展示会がある。日曜日の朝直行で行ってくるつもりなので、いつものように少し遅れます。午後からおいでください。


2015年12月17日(木)
 暖かかったのは昨日までで、今日は大分冷え込んできた。店内の掃除をしなければならないので、最初に水苔を扱う作業をやってしまう。落ち葉や小枝はかなり混じっていて、元々一緒に水苔が育っていたわけだから、これがあっても差し支えないとは思うものの、丁寧に分けながら取り除く。45リットルの袋にたっぷり3袋は、水を含んで相当な重さ。それをいつもの厚手ポリ袋に入れて底の角を切り落とし、袋の口を狭くして完成。日が当たった方がいいので、外の棚を片付けて水苔を並べる。去年の実績があるから、これで十分育っていくはずだ。店内が片付いたところで、一面に細かい屑が散らばっている店内を掃除する。
 今日の最高気温は夜中だったそうで、朝はまだそれほどでもなかったが、夕方には段々寒くなってきた。場所によっては雨になったり、雪が舞ったりすると言っている。ずっと遅くなる日が続いたから、今日は早めに引き上げる事にする。


2015年12月16日(水)
 杭州まつりで汚れた店内を掃除しようと思ったが、汚れついでに、持ってきてもらった生の水苔をポリ袋に入れる作業をする。机の上に広げて、混じっている葉っぱや小枝を取り除きながら、厚い袋に詰めていく。去年この方法でうまく育ったことに気を良くして、今年も生水苔を欲しい人の需要に応えたいと思う。
 途中でお客さんが来て何度か中断し、作業は最後まで終わらない。それなのに夕方来たKさんを誘って世田谷ボロ市に行くことにした。行きは三軒茶屋から世田谷線に乗ったが、帰りは歩くことに。毎年ボロ市の時は寒くなるのが決まりだが、今日はポカポカ陽気で上着がいらない。歩くと汗ばむほどだが、Kさんは歩くのが早くて追いつくのが大変。小走りでついて行かないと置いていかれてしまう。おかげでとてもいい運動になって、今日は1万歩を突破した。明日は生の水苔の袋詰めを完成させたい。


2015年12月13日(日)
 朝上野に直行。さすがの展示を見てくる。皆どうしてこんな木が作れるのかと思うほど、大きくて立派な作なのに感心する。知っている人が多いからおしゃべりをしてどうしても時間が長くなり、11時半に店に戻る。
 午後からこちらもにぎやかになって、二日間の杭州まつりを楽しんだ。休み明けから通常に戻り、まだまだ年内一杯は花を楽しめます。


2015年12月12日(土)
 今日は杭州まつり。朝9時半に店に来て準備を始める。10時には蘭花村の村長が到着。すぐに荷物を下ろして並べはじめる。棚に置ききれないので、店の鉢は作場に片付けて、何とか並べきれた。
 朝から一日人が寄ってくれて、遅くまでにぎやか。明日は朝上野グリーンクラブに直行して水晶寒蘭展を見てから店に来る。なるべく早く戻るつもりだが、一応午後からということにしてください。


2015年12月11日(金)
 夕べ家に帰り着く頃から降り出し、夜中は音を立てて降っていた。朝7時を過ぎても真っ暗で、電気を点けなければならないほど。豪雨と強風の中出てきて、帰りは天気が回復するというから支度に困る。ぎりぎり妥協点で濡れないようにしてきたが、これでカラッと晴れてしまうとやはりちょっと恥ずかしい。
 駅に着くと田園都市線は大幅に遅れてノロノロ運転。この悪天候では他の路線も同様だろう。電車に乗っている途中から片側の窓は青空、反対側の窓は厚い雲がもくもくという状態で、途中の多摩川は相当に増水していた。
 駒澤大学に着いたら太陽がまぶしいほどになっている。銀杏の落ち葉が濡れた道路に貼り付き、風は相当に強い。ただ気温は高くて、最高気温は23℃になるというから、もわーっとした暖かい風だ。今まで閉めてあった作場との間のサッシを今日は全開。12月のこの時期としては季節外れの天候になった。
 午後注文してあった鹿沼土が届き、用土置き場を片付けて積み込む。風は止んで動くと暑い。郵便局まで振り込みに行ったら、その頃にはすっかり晴れ渡っていた。あまりの暖かさに早速土を洗って干す。夕方昨日入荷した即売品を杭州2015にアップする。とりあえず小さな写真だけ並べたが、後から詳しい写真と説明を載せるつもり。気になるものがあったらお問合せください。
 今週は日曜日まで神代植物園の杭州寒蘭展開催中。今日から日曜日まで上野グリーンクラブで水晶寒蘭展。そして明日、あさっての土日はすずき園芸の杭州まつり。最後を締めるのは19、20の新橋華僑会館での中国寒蘭展ということで、毎年の冬のお祭り騒ぎのピークに当たる。土日はここでも新しい杭州が入るので、ぜひ覗いてほしい。
 上野も合間をみて行ってくるつもりだが、結局日曜日の朝早く行って、慌ただしく店に戻るしかなさそうだ。


2015年12月10日(木)
 今晩から天気は下り坂で、今日も寒い。午前中に新着の杭州が入荷。但し数はそれほど多くない。中国から入ったものに加えて国内栽培品もいくつか。午後から売約の杭州を買いに来た人が、早速押さえていく。ここで栽培していた杭州花着きは、最後の1鉢「湖精」が笑い始めて、つぼみのままのは無くなった。土曜日に入荷するのも加えて年内は花を楽しめる。例年正月明けにもかなりの花が残っているが、今年はどうだろうか。


2015年12月9日(水)
 寒い朝だった。定休日は二日共大忙しでその疲れもあるかもしれないが、寒さでしばらくぶりに寝ていて足がつった。
 天気が良くて風がないので、店に着いてまず混合砂用の土を洗って干す。外で作業をしていたらNさんが寄ってくれる。電話のやりとりが色々あって、注文したりされたり。暮れが押し詰まらないうちに済ませておきたい事がたくさんある。
 今度の土日は杭州まつりでその打ち合わせ。新しく入った選別品と国内栽培の選別品を持ってくることになり、以前予定していた未選別株は今回はない。どんなものが来るのか楽しみにしている。当店で今年咲いた株は残り少なくなってきたので、新鮮な花が追加されるのを待ちたい。


2015年12月6日(日)
 午前中から一日ずっとにぎやか。売れたり花が終わったり、展示品で下げたものもあり、棚がずいぶん空いた。つぼみでこれから咲く品種はごくわずかしかない。来週末には新しいものが来るからそれを楽しみに。それまで少し寂しい。
 火曜日から日曜日まで神代植物公園の杭州寒蘭展が開かれる。趣味団体の展示会の先陣だが、今年は花が早くて、出品予定のもので花が終わってしまったのもあり、主催者は苦労している。毎年その初日がここの定休日なので、必ず楽しみにして見せてもらっているが、今年はあいにくの用事ができて急に行かれなくなってしまった。残念!。
 来週半ばにも新しい杭州が入るかもしれないので、入ったらすぐにお知らせします。


2015年12月5日(土)
 一片の雲もない冴えわたった青空。朝から燦々と陽がさして暖かい。「朝10時に行きます」という電話に1時間早く出てくる。皆が来ないうちにと一番で水やり。
 一日中人の出入りがあって、株分けしたり持ち帰るのがあったりで忙しい。にぎやかで楽しい一日になった。


2015年12月4日(金)
 朝方は風が強かったがやがて穏やかに晴れた。頼んであった杭州を持ってきてくれた人がいて、明日の準備が揃う。
 作場の冬囲いをしに拓也さんと浩司さんが来てくれた。物置にしまってあった透明波板を出してきて窓の部分にはめ込む作業は、二人がかりの仕事になる。都合を合わせてかなりの時間をかけて塞いでくれた。ガラスのサッシを閉めるというようなわけにはいかないので、毎年この時期と春に取り外す時の課題になっている。こが終わると急に寒波がきても心配しないで済む。寒い時期には入り口を閉めておくので、遠慮なく開けてお入りください。


2015年12月3日(木)
 雨の中を出てきたが、午後には止んで曇り空。気温が上がらず寒い。朝あちこちで鉄道トラブルが重なって、通勤通学の足が乱れた。白石が乗る田園都市線は動いていたが、影響ですごく混む。
 今日は次々と咲いてくる花の撮影をする。それぞれ正面から撮りたい花、斜め上から撮りたい花、少し下からあおって撮る花、横顔が素敵な花など色々あって、その花の魅力が伝わるように何度も撮りなおす。買って初めて咲く花がようやく開きだした。真っ白い舌の中心に小さな1点を印した丸い舌が印象的な青花。どんな風になるか楽しみにしている。
 日が短くなって夕方5時前には暗くなってくる。遅くなってHPの「予定」のページを更新してなかった事に気付く。まだ12月も載せてなかった。年末年始の休みもあるので1月まで載せた。実は免許証の高齢者講習がついにやってきた。予約を取ったら1月5日ということに。年末年始はカレンダーの都合が悪く、1月は6日(水)からというのんびりとしたスタートになってしまう。その上12月28、29日が定休日なので、年末は30日(水)までということにする。


2015年12月2日(水)
 このところ晴れた日が続いて過ごしやすかったので、定休日に我が家の作場の冬囲いを済ませた。今日は一転どんよりとして寒い。
 今度の土日は来客の予定がたくさんあり、にぎやかになるだろうが、合間の今日も結構人が来てくれて注文などを受ける。杭州はようやく殖えた株が売りに出されても次にいつ並ぶか分からない。昔のように1条、2条で分けるわけではないから、たちまち品薄になってしまう。出会った時に入手しないと次には中々出てこないのは、それだけ殖えが悪いという事だろう。
 今日の夕方から明日は雨になる予報。カレンダーも残り1枚となり、本格的な冬に入った。


2015年11月29日(日)
 朝から杭州ファンが続々顔を見せてくれて、一日中忙しい。そこへ頼んであった「八つ山」と「紫芳山」を持ってきてくれたので大騒ぎになった。「八つ山」は昔咲いたものに近い大きな花で、花茎も高く上がっている。とにかく花に艶があって濃い色がでていてすばらしい。一緒に持ってきた「紫芳山」も究極の色が出ているから、その作場は色だしの条件がいいのだろう。「八つ山」はここでも何度も咲いているが、花の大きさも濃さもここまでいったことがない。「本来もっとすごいんですが・・・」と言い訳しながら見てもらっていたが、こういうのを見ると、やはりすごい花だったのだと安心する。「秀水」も高く上がって「やっぱりいい花だった」と納得の咲き方をしている。ここではどうしても割らなくてはいけないので、中々自分でこのように作れないが、いい作の花を見られて満足した。これを展示している間に是非見てほしい。すっかり遅くなったが、展示品を並べ替えて今のうちにと撮影した。


2015年11月28日(土)
 晴れて過ごしやすい天気。いつもより朝早く出てくると、今日は一日中色々な人が来てくれて杭州寒蘭の時期だと感じる。展示品や分譲品を持ってきてくれて、棚が一杯になった。どこに置こうかとやりくりしてどうにか並べる。
 お客様の協力も得て、今年売り物に出たこの店の昔からの名品は、「翠々」、「岳陽」、「黄玉山」、「帰去来」。来週は「孤峰」、「昆明湖」、「逸品」などが来ることになっている。昔の杭州寒蘭は中々殖えないから、分譲できるようになるまでに時間がかかる。いつでもあるわけではないから、入ったときに見逃さないで欲しい。
 これらは最近中国から入って来るタイプの花とは又違った趣をもっている。色々な見方があるだろうが、長い年月大勢の目に見つめられてきただけに、良さも欠点も分かっている安心感がある。「帰去来」はここのは札落ちになってしまって、久しぶりに花を見て懐かしい。並んでいる花も、株の状態が立派になっているものは、力のある咲き方をしている。毎日一番お花見ができる立場にいるのがうれしい。


2015年11月27日(金)
 久しぶりの青空。たまった洗濯を済ませて店に来る。風は結構強いが日が当たっているので、外の植物に水を遣り、冬作の準備をする。この間の寒さに当たって元気がない石斛は、風の当たらない場所に移してエアキャップでカバーする。ウチョウランの枯れた葉は取り除く。もう少し寒くなったらこちらもエアーキャップでカバーする。
 Windows10は結局昨日の帰りがけにインストールした。今日立ち上げてみてどれだけ変わっているかが心配だったが、多少見た目は変わったものの保存場所はそのままだから、使い勝手が悪くなったわけではない。「小さな親切余計なお世話」みたいなものが増えたかなという感じ。キーボードから入力していると、やたらと変換候補が目の前に出てくる。スマホに近づいた感じだが、慣れれば便利かも。
 一番気がかりだったのは古いバージョンのソフト(筆まめやホームページビルダーやフォトショップなど)が使えるかだったが、どれも問題なく使えた。これから使っていくうちに色々わかってくるだろう。ただできることが増えても、余分なものはほとんど使わないので、無理にインストールする事はなかったかもしれないが、セキュリティーは高まるのだろう。
 自宅の自分のパソコンで先にWindows10を試してからと思っていたが、うちのはCドライブとDドライブに分かれていて、Cの容量が足りない。インストールするにはハードディスクを一つにする必要があり、保存してあるものが消えてしまうので、前もってすべてを外部に保存しておかなくてはならない。それを考えると今度暇な時にということになる。まず店のパソコンで慣れるという順番になった。


2015年11月26日(木)
 昨日は札幌で大雪、我が家の方では冷たい雨で、日中の気温が一桁という冷え込みだった。エアコンでは暖まらず、ガスファンヒーターを出してきて試運転。まだ11月というのに、いきなり真冬並みの寒さがやってきた。えびねの冬囲いをしたいほどだが、まだ暖かい日が戻るだろう。
 今日も寒いが、店に着いた頃には雨が止んだ。しかし全く日が出ず昼間でも暗い。治りかけた風邪がぶりかえして、朝クリニックに寄ってきたが気分は最悪。安静にすることが難しいから、一度ひくと長引いてしまう。
 そんな中、休みに入る前につぼみが色づいてきた札落ち株が、期待以上のいい花を咲かせた。「侘助」の雰囲気だが、札落ちの中にはないはず。何だろう。又謎が増えた。折角楽しみな花が咲いたのに、小さな1条しかない根巻き。しかも根が1本という、よりによって、どうしてこんな枯れそうな株に花がきたのか不思議だ。もっと花が着いてほしい株はいくらもあるのに。
 朝メールの返事をしようとパソコンをいじっていたら、Windows10へのアップグレードのお知らせが大きく出てきた。この間から盛んに出ているが、面倒だから放っておいた。それがいつものメッセージではなく、「今すぐダウンロード」か「後でダウンロード」の選択なので、「後で・・・」をクリックしたらダウンロードが始まってしまった。ずい分時間がかかってダウンロードだけ終わらせて、インストールは後ですることにした。うまくいけばいいが。


2015年11月23日(月)
 暗い空で朝から全く日が射さない。雪が舞ってもおかしくない冷え込みに感じるが、最高気温は13℃はある。朝の気温のままだから、これから益々冷えていくのかもしれない。ダウンコートを着てくればよかった。
 久し振りにKさんが「寒ーい!」と言いながら入ってきて、杭州を買って行く。私の風邪は何とかなりそうになってきて、1日長い一週間を何とか乗り切った。


2015年11月22日(日)
 どんよりとして冷え込んでいる。杭州ファンや鉢を買いに来た人など結構人の出入りがある。「燕雀」かどうかと言ってた札落ち株は、今のところいい形と色を保っていて、今までで一番良く咲いている気がする。作場に全面的に水やり。夕方展示会帰りの人達が寄って、遅くまでおしゃべりをした。


2015年11月21日(土)
 不覚にも風邪をひいてしまった。頭がぼーっとして鼻水が出てなんともしまらない。この週末は連休で月曜日も仕事だし、その間医者は休みだし、ひどくならにうちに薬をもらおうと、朝早く出てクリニックに寄った。「そうか、三連休か」と頭をよぎり、「何か予定があったな。」と考えると「そうだ!上野の香蘭会だ」。医者にぱっと寄ってそのまま上野まで行き、東照宮で寒蘭展を見て急いで店に戻るという忙しい計画。「HPにそのことをお知らせするのを忘れたな」。「入口のところにおことわりを貼っておくのも忘れたな」。その事が気になりながら上野公園の中を歩く。東照宮社務所に着くと大勢集まっていて、「ずい分早いね」、「まだ並んでないよ」。見るとまだテーブルに並べて審査をしているところだった。土曜日の公開は午後1時からというのをすっかり忘れていた。昨日の夕方副会長のKさんが寄ったので、てっきり香蘭会の帰りだと思って、1日間違えてしまった。いつも日曜日の朝直行で見に行っていたのに・・。「すみません、間違えました」というと、「いいよ。白石さんも投票していって」ということになり、投票に参加するという珍しい経験をさせてもらった。
 上野公園の中は紅葉が進んで落ち葉もたくさん。いい天気になって急ぐと汗ばむほど気温が高い。路上パフォーマンスをする人、着物を着て盆踊りを踊っているグループ。歩く人も外国人がたくさんいる。いつ行っても賑やかな上野公園だ。
 店に着いたら12時だったが、誰かが待っているということはなかった。午後から珍しい昔の杭州マニアが次々と顔を揃えて話が弾む。この間札落ちの杭州が咲いて、結構濃いサラサになっている。「燕雀」かと思っているのだが、今日来たマニアは「燕雀」じゃないという意見。舌点も燕雀の特徴が出ているのだが、果たしてどういう決着になるか楽しみだ。
 売るためにいくつか株分けしたが、「こんなので出来るかな?」と思って開けた村長さん得意の石の鉢は、根がすごく良かった。そのまま作ればいいかもしれないが、重くて片手で持てないので、プラ鉢に植え替えた。とに角早く風邪を治さないと・・。。


2015年11月20日(金)
 朝からどんよりとして暗く寒い。いつも店に来る時間は通勤ラッシュが過ぎているのだが、今日は10分ほど電車が遅れて満員電車だった。充分余裕をもって出てきたので、いつも通りに店に着く。杭州を買いにくる人がいて、植え替えをする。昨日は懸案の用事を色々片付けたので、今日は寒いこともあり、大部分をパソコンの前で過ごす。


2015年11月19日(木)
 今日は雨の心配が無く穏やかな天気。混合砂を作って袋詰めする。紀州寒蘭の「徐福」を持ってきてくれた人がいて株分けする。中々鉢から抜けないくらいに根がぎっしりで、株分けしても両方に花がついた。夕方Kさんが預かっていた鉢を下げにくる。


2015年11月18日(水)
 雨→晴れ→雨と忙しい天気。家を出てくる時は日が出ていて妙に暖かかった。夕方には又雨になる。
 洗っておいた砂を混合する。HPに古鉢市7を追加する。


2015年11月15日(日)
 朝には雨が上がったが、完全に天気が回復したのは昼から。薄日が射してきて今日は暖かい。早目に作場に水をやる。
 杭州を見に何人か来てくれて、写真を出そうと思っていた古鉢の一つを持って行く。鉢は写真だと大きさや重さの感覚が伝わらないし、細かい貫入の具合も分からないから、直に手に取って見てもらうのが一番いい。問い合わせがあった場合は、詳しい写真をメール添付で送ったりするが、実物を確認していただくのがベスト。今年の古鉢市もそうだったが、一度に持ち込まれる鉢の素性を探すのが一苦労だ。それだけこちらは勉強になって、色々な鉢を実際に手に取る機会になるのはありがたい事。しかしいくら調べてもわからない鉢が必ずあって悩ましい。「何だか分からないけど面白いし使えそう」と納得して持って行ってもらうのが一番ありがたい。そんな事もあって、何だか分からない鉢をHPに載せるのはついつい後回しになってしまう。写真がうまく撮れない事もあるが。
 杭州寒蘭を鉢ごと送る用事があって、又梱包作業に格闘する。何度かやっていると大分慣れてきて、あまり時間がかからなくなった。混合砂を作り始めたが、途中で時間切れになる。休み明けの仕事だ。


2015年11月14日(土)
 昼ごろから雨になって肌寒い。朝から杭州の撮影をする。午後から古鉢市の品を引き取りに来た人がいて、リストと突き合わせてチェックする。後から入荷した鉢もあるので、今度撮影して載せたい。
 棚に余裕が出来て杭州を並べる。いくつか株分けをしたが、今日開けたのは根がものすごく良かった。みんなこうだとうれしいが。


2015年11月13日(金)
 どんよりとした空。寒い。それでも干してあった砂はそこそこ乾いていて、次に暇なときに混合できる。
 今日は次々と人が来て、合間に株分けなどもしたから、一日退屈する暇がない。杭州の名品の売り物がいくつか入荷した。黄さん命名の「翆々」、改良園の名品「緑山」、今年はいい色が出ている「岳陽」。どれもいい感じだ。ここで咲いてきた株も皆いい花が咲いて、一人で楽しんでいる。明日は花の撮影をしよう。
 この週末にも片付けようとしていた古鉢がいくつも駆け込みで売れた。


2015年11月12日(木)
 予報ほど天気は良くならず寒い。昨日の続きで砂を洗って干す。残っていた最後の赤ボラ。硬質鹿沼と焼赤玉とゼオライトをそれぞれ洗って乾いたところで混合する。もう赤ボラが入らないので次からは用土を変えることになる。段々やりにくくなる。
 あまり早く開かないように店内に入れないでおいた杭州が、どんどん開き始めた。杭州は一度に咲かないから、先が割れてきてもすっかり決まるまではまだかかるが。昨日書いた札落ち株も開き始めて、やはり黄さんの「燕雀」だった。


2015年11月11日(水)
 昨日は雨の中神代植物公園に寒蘭展を見に行く。今年は花が早いからほとんど満開。知った顔に会っておしゃべりをしてきた。
 少し前にカーナビを最新のものに取り換えて、その後植物園に行くのは初めて。道は分かるからナビは必要ないが、慣れるためにセットして行く。ところがこれまでの学習が無く、往きも帰りも違う道を案内する。結局ナビを無視していつものルートで行ってきた。いつか暇な時に、指示通りの道を通ってみよう。
 今日は久しぶりに太陽が顔を出した。店にいると寒蘭のいい香りがする。晴れた日の午前中、気温があがってきた頃にふっと香りが感じられる。ずっと室内に置いておくと芳香が無くなってしまったかと思うが、たまにいい香りがすると安心する。天気予報では週末が又雨で、それまでの間は洗濯日和だそうだ。ここでは植え替えで少なくなった化粧砂用の小粒を洗って干す。
 震災時札落ちの杭州に花が着いて、つぼみが膨らんできた。そのつぼみ、下の方は色づいてきた。咲いてみないと分からないが、何だろうと予想してみる。今のところ「燕雀」に一票。


2015年11月8日(日)
 東京はしばらく雨の日が続くらしい。今日も一日しとしとと細かい雨が降っている。
 先ず杭州寒蘭展の案内状。昨日帰る時郵便局に寄って葉書を買って帰った。それを表裏ともに印刷する。帰りに投函すれば終了。まだ期日に余裕はあるが、そろそろ咲いてきたものがあるので、早目に送ることにする。
 次に杭州寒蘭の荷造り、発送。2鉢を植わったまま送るのには、色々と手当が必要だ。大分慣れてきて、問題なく荷造りが終わった。
 杭州寒蘭を見に寄る人、電話で色々状況を聞く人など、本番が近いと血が騒ぐ。


2015年11月7日(土)
 帰りは雨になるという予報だったが、出てくるときは燦々と日が射していて、「まさか〜」と傘を持たずに来た。ところが午後になったら空が暗くなり、3時前には音を立てて降りだした。今日は早目に蘭に水を遣り、いくつか植え替える。
 杭州寒蘭「聞韶(ぶんしょう)が笑い始めた。「杭州の咲き始めに駄花なし」と言われるが、この「聞韶」の咲き始めほど美しい蘭はないと思っている。捧心の先は真っ白に光り、舌は汚れのない白地に鮮やかな紅点がポロリ。赤味を感じない青サラサの花弁。細い花茎にゆったりと花間をとった四方咲き。美しい葉姿。気品、清楚という杭州寒蘭の魅力を備えた品種だが、惜しいかな、長く咲かせていると最後は形が崩れてくる。1週間楽しむなら文句は言えない。
 たくさんの品種の中には、舌も花弁も今流行のぽっちゃりではなく、何という事もない花だが、1ヶ月咲いていても姿が変わらないものがある。他の花が終わりになってきた終盤に注目を集めるタイプ。捧心と舌の白さに、ややうつむき加減に咲いた姿にはふっと目が留まる。これからいよいよそんなシーズンだ。
 月曜日は神代植物園の寒蘭展の搬入。この週末はその支度に余念がないだろうが、「みんな咲いちゃったよ〜」と、出す当てが狂ったとの嘆き節が聞こえてくる。それでもたくさんの候補の中から立派な花が揃うだろう。いつものように初日の火曜日に伺うつもりだ。

2015年11月6日(金)
 今日も穏やかで暖かい。午前中Sさんが来て杭州を選んでいく。日曜日に鉢植えのまま送る予定があるので、大きな箱にはさみとカッター、荷造りテープで格闘。送る用意だけしておく。
 そろそろ杭州寒蘭展の案内状を用意しないといけない。いつも花が咲いている間が展示会だから、何日からという事にあまりこだわらないが、一応期間を決めないと格好がつかない。11月21日(土)から12月27日(日)という事にしたが、今年は花が早いから最後までもつかどうか。葉書のレイアウトだけ終わって最終チェックする。
 いくつか植え替えをし、つぼみが横を向いてきた杭州を店内に入れる。


2015年11月5日(木)
 よく晴れて暖かい一日。杭州の花がきているのをいくつか植え替え、HPの古鉢市6を追加する。取りあえず笠間鉢を載せた。残りの古鉢も撮影。相変わらず撮り直しがいくつも出る。HPに載せた時、写真と実際の鉢の大きさがリンクしないのもあって、何度もやり直す。


2015年11月4日(水)
 さすが晴れの特異日で昨日の文化の日はすっきりと晴れ渡った。珍しく何の予定も無かったので、思い立って駒澤公園のラーメンショーに行ってきた。毎年すぐ近くでやっているのを知りながら、これまで行った事がない。どんなものかと覘くとチケット売り場は行列だ。11月3日は最終日だし、休日だし、天気は上々。前日の月曜日は本降りの雨だったから、混まないはずがない。並んで無事希望のラーメンをいただいた。
 今日もいい天気の予報だが、日当たりのないところにいるので、半袖で良かった昨日ほどではない。店内に入れてあった杭州寒蘭があちこちで開き始めた。全体的に早いと思うが、昨日、今日の暖かさもあるかも。じっくり咲くのもあってほしいから、半分は作場に置いたままにする。1週間前に渋抜きをした柿が柔らかくなっていて、一番熟しているのを恐る恐る食べてみる。渋は抜けて甘くなっていた。
 日曜日にたくさん入荷した鉢の撮影をする。


2015年11月1日(日)
 カレンダーが残り少なくなって11月。昨夜は寒くて震えるようだった。もう寒さは当たり前かもしれない。今朝も冷え込んだが、晴れた分、日中は過ごしやすい。
 蘭鉢展は終わったが古鉢が又入荷。今まで出たことのないものだけを寒蘭の間に置く事にする。笠間鉢もかなり入荷したので、定休日明けに紹介したい。


2015年10月31日(土)
 灰色の雲が空を覆って寒い。出かけようとして玄関を出てから、あまりの寒さに又戻って暖かくして出て来る。ついこの間夏日だったのに、季節の変わり目は服選びが難しい。今日は予報より気温が低そうだ。
 今日はハローウィン。昔は外国の話だったが、今ではすっかり日本に定着した。土曜日にも拘わらず朝の電車は混んでいたし、仮装パレードやイベントに参加するらしい人の姿も見られる。渋谷などではDJポリスも出て大変なにぎやかさになるのだろう。熱気で寒さを感じないかもしれない。
 頼んであった「孤峰」を持ってきてくれた人がいて助かる。ここのはつぼみが四つついているので、いい花を咲かせて見本にしたい。久し振りの人などたくさん来てくれて、鉢や蘭が出る。

2015年10月30日(金)
 気持ちのいい天気。ずっとここで作っていた「翆渓」が咲き始めた。木が小振りなのは自分の作のせいだろうが、まとまった姿で杭州寒蘭の雰囲気だ。花芽があがっていたので植え替えてなかったが、飾ってある「白妙」とともに今日植え替える。
 昨日東京香蘭会寒蘭展の案内状が届いてスタンドに立てておいた。神代植物園の日程も分かったので、紹介しておきたい。

11月10日(火)〜15日(日)  神代植物園寒蘭展(4時まで)
●11月21日(土)午後〜、 22日(日)10時〜3時、 上野東照宮社務所

 今年は花が早くて焦っている人が多いようだ。いよいよ季節到来。満開の寒蘭が見られることだろう。


2015年10月29日(木)
 夜中の雨が朝には上がったが、曇りがちの一日で昨日のような暑さにはならない。今日は作場の消毒。液肥、殺菌剤、殺虫剤を散布する。夕方Kさん、Sさんが来てにぎやか。焼酎で渋抜き中の柿を分ける。


2015年10月28日(水)
 陽射し一杯で暑いくらいだと思ったら、東京は久し振りの夏日だった。半袖で丁度いいので上着を脱いで過ごす。日曜日に臨時休業したため一寸長い休みになって、昨日も暖かかった事もあり、夕方まで水やりを待てない。午前中からお客さんが何人か来て、合間に全面的に水やり。株分けもあったので中々忙しかった。HPの古鉢市5に少し追加する。
 「大泉」が開き始めた。裏からの光を透かして見る舌が感動的。今年の「室戸錦」は結構点が出た。
 「送ります」と言われていた柿が到着。すぐに焼酎の小さなカップを買ってくる。へたの部分をちょっと浸してポリ袋に密閉し、渋が抜けるのを待っていただく。楽しみだ。


2015年10月24日(土)
 暖かくて又薄着になった。これは今日一日だそうで、明日は気温が下がるらしい。明日は臨時休業とお知らせしたら、何人かの用事のある人が今日都合をつけて来てくれる。
 そういうわけで、明日は臨時休業させていただきます。三連休となって、水曜日からお待ちしています。


2015年10月23日(金)
 一段と涼しくなった。混合砂作りの片付けをして、又鉢の写真を撮る。照明を変化させながら、何とかシャープな写真を撮ろうとするが、やはり何枚か撮ったうちの1枚がやっと使えるか、ものによっては全く撮れないのもある。まだよくつかめない。そんな事をしながら、HPの古鉢市のページを見ていたら、何と二つの鉢が全く登場してないことに気がついた。蘭鉢展は終わっても、そのまま展示も販売も続けているのでまだ間に合うのではあるが。古鉢市5に追加した。


2015年10月22日(木)
 「室戸錦」が一気に開きだした。同時に杭州寒蘭の「高秋」も1輪だけ笑い始めた。「室戸錦」は着いている5輪のうち4輪がほとんど同時に開いたのに対し、杭州の方は1輪づつゆっくりと開く。その1輪が完全に開くだけでも何日もかかるから、やはり性質はずい分違う。寒蘭が終わってから杭州というお約束は最近変わってきて、ほとんど差がなくなってきた。


2015年10月21日(水)
 定休日の2日間は暑いほどの陽射しだったが、今日は一転どんよりとして肌寒い。まず鉢の梱包、発送を済ませる。日曜日に漂白剤に漬けて帰ったサナをよく水洗いし、干す。洗ってあった砂は乾いていて、混合砂を作る。日曜日に持ってきてもらった古い蘭関係雑誌を蘭関係書籍に載せた。


2015年10月18日(日)
 朝は曇り空で涼しかったが、昼頃には晴れて少し暑くなってきた。昼前に近くの駒留神社のお神輿が通り、外に出て見る。せっかく晴れたからと、そのまま用土を出してきて洗って干す。
 午後からOさんが蘭の本とサナを持ってきてくれた。焼き物のサナは今それだけを売ってないから、古いものでも貴重だ。「どうしても焼き物のサナじゃなきゃ」という人がいて、「たくさんあるがいらないか」と声がかかったのを幸い、持ってきてもらった。先ず強力洗剤を溶かした中にしばらく漬け、歯ブラシで一つ一つごしごしこすって汚れを落とす。それを水洗いしてからキッチン漂白剤を溶かしたバケツに漬ける。今日はバケツに入れたまま帰り、水曜日に水道水でよく流して完成。今日は暖かかったから水仕事は丁度いい。
 本はどんなものがあるかざっと見て、とりあえず種類ごとにまとめた。たくさんあるので水曜日に中身をお知らせしたい。どれでも1冊200円均一。
 Sさんが「日向白竜」と「清玉」が咲いたと持ってきて飾ってくれる。蘭はたくさん並んでいるが、花が咲いているのが来てうれしい。遅くなってNさんが鉢を買いにきて、閉店間際にばたばたする。


2015年10月17日(土)
 小雨の中上野グリーンクラブに直行して寒蘭展を見る。3階の展示場は様々な蘭が飾られていて、全体の中では寒蘭はそれほど多くない。時間が気になって急いで失礼し、11時を過ぎてから店に着く。こちらは静かなもので、寒蘭の花茎をまっすぐにしたり、作業をしながらのんびり。夕方Mさんが来る。


2015年10月16日(金)
 朝から小雨。11月下旬の気温とかで一気に寒さがきた。こんな天気に来る人もあまりいないから、うまくいかなかった鉢の撮影を始める。ある程度こつをつかめて、いきのいい写真が何枚か撮れ、HPの写真を差し替える。但し、同じ条件で撮ってもぼんやりした写真になったりするし、何回もやっているうちに使える写真もあるという程度。カメラを買い替えるべきか迷う。大量に品物が入荷して、急いで撮影する必要がある時など、あまりに時間がかかっても困るし、魅力のない写真でも使えない。もう少し研究が必要だ。
 注文の鉢を梱包し、少し植え替えも。日が暮れるのが早くなって、こんな雨では夕方には真っ暗だ。
 明日の朝は上野グリーンクラブに寄ってから店に出ます。昼までには戻っています。


2015年10月15日(木)
 薄曇りの穏やかな天気で過ごしやすい。乾燥していて一気に鉢が乾き、先ずは全面的に水を遣る。作場で高く上がった花茎を発見。見ると「翆渓」だった。これも店内の棚に飾る。Sさんが来て、「寒蘭がもうすぐ咲きそうで、展示会まで大丈夫かどうか」という状況だという。ここでは時期に合わせて花を咲かせることがないから気楽なものだが、展示会の土日にジャストタイミングで合わせるのは気がもめるだろう。
 売れたのもあって、今花芽がついている寒蘭は「桃里」、「白妙」、「大泉」、「室戸錦」、「素豊」、「翆渓」、「蛍雪」など。今後も追加されるはずだ。今のところ「室戸錦」が一番進んでいる。


2015年10月12日(月)
 三連休の最終日になって気持ちのいい天気になった。何人かが来てくれて、その合間に植え替えをする。寒蘭「清紅」の花つきが入荷。他の売り物と一緒に棚に並べる。
 古鉢市の撮影の続きをする。うまく撮れたのだけ写真を差し替えたが、以前の写真と見た目の大きさが違っていて、何とか合わせようと色々いじってみる。やはり三脚を固定して一気に撮ると、後の作業が楽だ。次のためにうまく撮影できる方法を試しておきたい。


2015年10月11日(日)
 午後から晴れる予報だったが、結局小雨が降ったり止んだりの天気。思いついて古鉢市の写真を撮り直すことにした。今残っているものを場所を変えて撮ったが、いくつかは改善されて細かいところまで写るようになった。しかし、どうしてもうまく撮れない鉢もあって、バックとのコントラストなど色々条件があるのだろう。良く撮れたものはHPの写真を差し替える。明日以降も色々条件を変えてチャレンジ。


2015年10月10日(土)
 10月10日は晴れの特異日だが、今日はどんよりとした曇り空。気温もあまり上がらない。このところ乾いて仕方なかった作場が今日は水を遣った時のまま濡れている。いくつか春蘭を植え替える。
 蘭鉢展は期日としては終わったのだが、まだ寒蘭が咲いてこないので、しばらくは延長して展示、販売をしている。そして今日新たに盆栽小鉢の名品が4点追加された。(古27-71)大日本乾山の五彩外縁長方鉢(22万円)、 (古27-72)三e一陽の蕎麦釉切立切足正方鉢(8万円)、 (古27-73)水府散人の油滴天目長方鉢(12万円)、 (古27-74)淡路焼緑釉切足丸鉢(8万円)、以上の4点。
 以前にもうまく撮れなかったいつもの場所で撮影したが、やはり全然駄目。それで机の上に移動して手持ちで撮ったら、何とかぼけずに撮れた。今HPに上がっている鉢の写真はどれもぼんやりしていて、全部撮り直したいくらいだ。三脚を固定して撮ると、鉢の大きさが写真に反映されるのが利点だが、もっと近づいて撮りたい。狭い部屋は物が一杯で、又新たな場所探しになるだろう。今回は小鉢なので「きょうのショット!」に4回に分けて載せることにする。


2015年10月9日(金)
 連続の晴天。日中はそこそこ気温が上がって、久しぶりの夏日だそうだ。カラッとしているので日向以外はかなり涼しい。鉢は乾いていて水遣りが忙しい。それほど空気が乾燥しているということだ。
 久し振りの方が何人か来てくれる。古鉢市は一部値下げをした。


2015年10月8日(木)
 今日も乾燥していて風が強い。からりと晴れて、日中は25℃まで上がったというが、暖かい感じがしない。朝晩は冷え込んで薄着のままでは過ごせなくなった。昨日遣った水がどこへ行ったかと思うほど、外の植物はからからになっていて、乾いているものには水を遣る。
 時間がある限り春蘭の植え替えをする。いくつか花が着いているのが見つかった。昨日「端秀荷」の花つきが来て、来春に並べるものは何とか揃いそうだ。


2015年10月7日(水)
 上空は澄み渡った青空で湿度が低い。肌寒いほとに気温が下がって季節が完全に入れ替わった。快適な秋晴れだが風が強く、そのせいで日曜日に水を遣って帰ったのにどこもかもからから。全面的に水をやる羽目になった。
 頼んであった寒蘭を持ってきてくれた人がいて、すばらしい作の花芽つきが並んだ。品種は「大泉」、「素豊」、「室戸錦」、「桃里」など。作場が一杯という悩みの放出品なので、現品限りのお買い得。展示会に即戦力の株を是非ご覧いただきたい。
 蘭鉢展の品物はまだ並んでいますが、今日値下げをしたのでこちらもチェックしてください。


2015年10月4日(日)
 眩しい秋晴れ。ぽつぽつと人が来たり電話があったりで、いよいよシーズンが近づいた感じがする。植え替えをしていて花茎が高くなっているものを見つけた。そのままにすると葉の陰になって曲がるので、作場から取り出す。伸び具合から見ると、今年は今までになく花が早いような気がする。本格的な寒さが来る前に咲くから、いい花が咲くのではと期待したい。とに角あきらめていた花芽が見つかるとうれしい。
 明日からの休みに備えて夕方水を遣り、消毒もした。新しく買った消毒薬の刺激臭がする。休み明けには収まっているだろう。


2015年10月3日(土)
 からりと晴れて、干してあった砂がよく乾いた。混合砂を作って植え替えの続きをする
 毎日受け取る迷惑メールの件については、その仕組みを勘違いしていた。たまたまYさんからのメールが、間違って迷惑メールフォルダに振り分けられたのであって、HPからのリンクは関係なかった。よく考えてみれば当たり前。すずき園芸のアドレスを差出人とした迷惑メールがいつも来るので、それも迷惑メールとして処理してしまったため、確認のためのメールもはじかれたというわけ。それが同時に重なったのでバタバタしてしまった。なりすましのメールは、手の打ちようがない。


2015年10月2日(金)
 爆弾低気圧だったそうだ。しかし昨日帰る時は雨も止んでいたし、朝出てくる時は薄日が射していて、何かあったという実感が無かった。東京は夜明け前がピークだったらしい。店に着くと外の棚に置いてある山草がコンクリートの通路にころがっていたから、やはり強い風が吹いたのだろう。その鉢が割れていたのが唯一の被害だった。
 お客さんの合間に出来るだけ植え替えをする。春蘭の「湯梅」の砂を払ったら下の方に花芽があったので、抜かずに上砂だけ替える。5年前に花つきで入手した後、実に初めての花だ。花のところを3条くらいで切って売っているから、次の花が中々こない。来春は楽しみだ。杭州寒蘭「孤峰」も花がないと思っていたが、今日見ると花茎が上がっていた。杭州の花芽はもう少しで咲きそうなほどになっているのもあれば、まだまだ小さいのもあって、ずい分ばらつきがある。
 次第に青空になってきたので、又用土を洗って干す。


2015年10月1日(木)
 とんでもない事が判明した。植え替えをしていたら電話が鳴った。久し振りのYさんからで、「メールを送ったが届いてないか」という。受信トレイを調べたがここにメールは来てない。HPの「お問い合わせはこちらから」をクリックして送信し、届かないというメールもないまま返事がないので、2度送ったという事だった。電話を切った後、試しに自分でもHPから送信してみたが届かない。HPのメールへのリンクをやり直し、何度も送ってみる。見ていると届いた途端に消えるので、どうも迷惑メールに振り分けられてしまっているようだ。迷惑メールのところを開いたら、ちゃんと来ていた。これをセーフリストに戻したので、次からは普通に届くはずだ。もしかして3年前の引越し以来かもと思ったが、それは違ったようだ。毎日山のように迷惑メールが来て、迷惑メールのフォルダに自動的に入るようになっているが、何とHPからのメールが迷惑メールになっていたなんて・・。もし他にもHPからメールを下さった方がありましたら、大変申し訳ありませんでした。
 帰りは雨になる予報だったが、午後から降りだした。風が強くなるということで、神宮も横浜球場も試合中止になった。注文の荷物を送ったら早目に帰ろう。


2015年9月30日(水)
 2日にわたる天体ショウ、満月とスーパームーンはすばらしかった。雲が去って磨いたような空に浮かんだ名月をたっぷり堪能した。
 今日は朝から高い空に陽光燦々だが、風があって上着が無いと寒い。空気が非常に乾燥していて、日曜日にたっぷり水をやって帰ったのにもうすっかり乾いている。全面的に水やり。
 混合砂用に干してあった用土も丁度よく乾いているので、化粧砂を作っておく。つぼみだったネリネが咲いていた。絹のように光沢のある白い花弁が美しい。


2015年9月27日(日)
 今日は中秋の名月。そして明日はスーパームーン。雨こそ降らないが、もくもくとした雲が空にひろがっている。はたして今夜月は見えるのか。家に帰る途中空が広く見えるので、楽しみにしている。
 時間がある限り植え替えの続きをする。砂が新しくなると同時に茶色くなった古葉を整理するので、段々棚がきれいになっていくのが気持ちいい。但しいつも最後まで終わらずにいくらかは残ってしまう。
 混合砂の化粧砂を作る準備で、たくさんの焼赤玉を洗って干す。殺虫剤を買いにきた人やかかってきた電話の話では、せっかくのつぼみが虫にやられてしまったという声を聞く。1年に一度しか咲かないのだから、これは本当に悔しい。ここでも昨日コテツフロアブルを散布したが、ゆめゆめ油断召さるな。


2015年9月26日(土)
 朝のうちに雨が止んで、傘を持たずに来られた。午後からは薄日がさして気持ちの良い天気に。お客さんの合間にいくつか根巻きを巻き直したり、植え替えを始める。今年3月に植え替えた「湖伊万里」は、根が傷んでいたので水苔で根巻きにしておいたが、半年で根巻きの外からでもごつごつと固い根が触れる状態になった。開けてみると新根がたくさん出ていて、今度は砂植えに戻す。植え替えの調子が出てきて次々始めると又砂が少なくなった。秋晴れが続くようになったら混合砂作りが待っている。
 以前に扱った四季蘭の名品が殖えたのをKさんが持ってきてくれる。場所が狭いので自分ではあまり残しておかなかったが、四季蘭好きが結構多く、手元にある数種類はきちんと栽培していきたい。


2015年9月25日(金)
 冷たい雨。最高気温が20℃くらいで昼間も肌寒い。風が強く、鉢が微妙に乾いていて、水遣りをどうしようかと迷う。もう少し後に送ろうと、取りあえずえびねの水苔を水差しで湿らせておく。キエビネ斑入り「雷光」のイモぶかしが小さな芽を出していた。最初黄色い斑だが、後から白く変わっていくもので、こんな小さな葉でもよく目立つ。震災より大分前だからもう何年になるだろうか。丁度これくらいの小さな小さな2枚葉からスタートしたのだった。
 Sさんが来てゆっくりおしゃべりをしていたら、閉店間際にNさんが寄って鉢を選んでいく。雨は降りやまず明日まで続きそうだ。


2015年9月24日(木)
 絶好の天気に恵まれた5連休は、観光客で各地込み合ったようだ。そういう時期はこちらは静かなのが普通。行楽が終わるのを待って今晩から雨になる予報だ。これからは日に日に昼間の時間が短くなっていく。4時頃には降りだしたから外は一層暗い。
 いくつか植え替えをしたり、根巻きを巻き直したり。花芽はやはり少ない。今月一杯は蘭鉢展だが、終盤になって一部値下げをした。少しづつ減ったところには花が上がった蘭を飾っていく。


2015年9月21日(月)
 シルバーウィークに入ってから好天が続く。明日からの休みに備えて早目に蘭の水遣り。後はお客さんとおしゃべりをして過ごす。


2015年9月20日(日)
 からっとしたいい天気。花芽を探しながら、気がついたのを植え替え始める。新芽の成長はかなりいいのに、花が上がっているのは少ない感じ。焦る〜。ちょっと晴れるとたちまち鉢が乾くが、外の水遣りだけにして、作場の蘭は明日に延ばす。明日は休日の月曜日で営業し、今週は火・水が休みになります。


2015年9月19日(土)
 シルバーウィークというのだそうだ。今日から5連休。本当に雨が多い9月だが、今日は雨の心配がなく、久し振りに気持ちのいい陽気になった。
 寒蘭の花芽が見えるようになると、急に反応があって、電話が何本もかかってくる。四季蘭を咲かせるのが上手なKさんが、花の咲いたのを2鉢持ってきて飾ってくれる。ここでは何鉢かあるが、中々花が咲かないのが悩みだ。全面的に殺虫剤、殺菌剤で消毒し、花芽が伸びた寒蘭を店内に入れる。


2015年9月18日(金)
 明け方の雷で目が覚める。昨日のチリ地震による津波は、今日になって日本に到達したが、被害が出るレベルではなさそうで良かった。雨は夕方前に止んで空が明るくなってきた。
 作場で杭州の花芽を探す。株元ばかり見ていたら、すっかり伸びているのが見つかった。しかも2本。店内に取り込んで飾る。


2015年9月17日(木)
 一日中本降り。涼しくて東京は20℃に届かない。店に着いてすぐ、昨日大苦戦したHPの蘭鉢展ページの修正にとりかかる。昨日はどうにもならなかった「古鉢市4」を、新しいページで作り直す。これで3度目だ。今度はうまくいったようで、ちゃんと表示された。しかし格納してあるファイルの順番が突然メチャクチャになってしまい、規則的に並んでないので探し出すのが困難になった。これを機会に今現在上がってないファイルを別にして整理する。毎日帰り際にHPの更新作業をするが、とりあえずアップして電源を切るという繰り返し。入れ替えたファイルがそのまま溜まってしまった。反省。
 鉢の撮影では、背景の前で三脚を据えて撮る。しかしどれもぼやけていて思ったように撮れない。試しにスマホで撮ってみたら、ずっとクリアに撮れて、何だかそれも情けない。要するにカメラを替えろという事。HPに載せるとき、鉢の大きさが写真に反映されるためには、三脚を固定して同じ条件で撮るのが簡単だ。大きい鉢も小さい鉢もアップで撮ったのでは、一覧の写真に大きさが反映されない。それでスマホでは難しいという事になる。気になる鉢がありましたら、お問い合わせください。もう少し分かりやすい写真をお送りします。
 2本花が上がった四季蘭「香妃」。暑い時期に咲くと花がもたないが、今年は涼しいから花もちがいい。杭州の花芽もすっと伸びているのが見つかった。午後からKさん、Sさんが来て鉢の話題でにぎやか。
 今日チリでマグニチュード8.3の地震があり、津波が起きているという。昔のチリ地震津波の大災害を思い出す。今度は日本に影響がなければいいが。

2015年9月16日(水)
 何日か降らない日が続いたが、今日の帰り頃から降りだした。
HPに蘭鉢展の写真を載せる作業で他の事をする時間がない。懸命にパソコンと格闘していたら、せっかく作ったファイルがどこかに行ってしまって見つからない。もう一度作り直して保存したが、それもどこに行ったのか表示されない。保存されたファイルのリストから探すのではなく、ファイル名を直接打ち込むと出てくるのだから、何とも理解しがたい。直前までおかしい事はなかったのだが。再起動したり、色々試したが駄目。明日ほとぼりが冷めたら何事もなかったように出てくるといいが。アップしたのを見ても、蘭鉢展目次からは表示されるが、他のページからのリンクでは出てこない。そのファイルを明日別の方法で作り直そう。
 すっかり遅くなったが、水をやって帰る。


2015年9月12日(土)
 早朝の大きな地震に驚かされる。昨日お客さんと「蘭鉢展の時は地震が一番心配ですね」と話していたところだった。今回一番の目玉、平安東福寺の蘭鉢を、今日からの展示会に備え、昨日桐箱から出して棚に並べた。それでも中段にあったのを、Aさんの「これは下段の方が安全じゃないですか?」の言葉で下に移動させて帰った。そんなタイミングでの地震。昔の店での悪夢がよみがえるが、現在の棚はとても頑丈にできているからまあ大丈夫かと・・・。すると拓也さんがちゃんと店の様子をを確認しに行って、何とも無いとメールしてくれていた。神代植物公園のある調布市は震度5弱だった。まだ大雨による災害を心配しているところなのに、次から次へと色々な事が起こるものだ。
 今日から蘭鉢展。予定通り開催できてよかった。朝から久しぶりの人が顔を見せてくれる。HPの下準備だけはしてあったが、まとめる段階で中々手が回らず、今日は小柴鉢(1)だけアップ。明日はさらに追加できるだろう。


2015年9月11日(金)
 昨日帰ってから見たテレビでは、鬼怒川の氾濫などのすごい映像に釘づけになった。東日本の津波を思い出させるように家が流されていく。自衛隊のヘリで吊り上げられて救出される様子、消防のレスキューがゴムボートで住民を避難させているところ、土砂崩れで警察や消防が力を尽くしている現場。何十年に一度という考えられないような雨が降ったという事だ。
 警報は「逃げる準備をしろ」という事で、特別警報は「逃げろ!」という事だと言っていたが、水による災害は本当にあっという間にやってくる。地震と違って個人が備える事が出来ないから、避難するしか手がない。その雨雲が今日は宮城県の方で大雨を降らせていて、そちらも堤防が決壊しているという。とに角大変な事態だ。
 一方今日の東京は、洗い上げたような眩しい青空。いつ以来だったろう。傘を持たずに出かけたのも久しぶりだ。朝の空が西から東に向かって太いボーダーになっていて、真っ青な部分、うろこ雲の部分、また青空、その先はもくもくとした雲がびっしりとかかっている。その境目がくっきりとしていて、これも又珍しい光景だった。
 強い日差しでカラッとしていて、作場の蘭が一気に乾いていた。雨続きの時は表面がしっとりしているが、水をやっているわけではないので、こういう天気になると一気に乾く。今日は全面的に水やり。古鉢の搬入に来た人、鉢を見に来た人、蘭を買いに来た人など、結構人の出入りがある。
 搬入された古鉢のうち、初めて見るもので、どこのどういう品かまるで分からなかったのがいくつかあった。色々な人に見てもらっている間に、次第に空白が埋められてくる。毎年そういう事があって古鉢市は楽しい。

2015年9月10日(木)
 昨日土砂降りの中を帰る時、遠くの空では日が出ていた。雨の向こう側に沈む夕日がくっきりと見え、斜めの光がビルの壁に反射する。そして手前では雨がザーザー降っているという珍しい状況だった。途中多摩川を渡ると、いつもの何倍にも川幅が広がって、水位の上がった濁流が鉄橋のすぐ下を流れていて恐ろしい。家に帰ったら雨は止んでいて、午後からは日が出ていたという。夜のニュースでは東京はずっと強い雨だったようで、少し場所が変わるとこんなにも違う。道路では車が水に浸かったり、交通機関が乱れたり、首都圏も大変なことになった。
 今日は栃木、茨城など北関東が大雨で、特別警報が出ている。何十年に一度の大雨だそうだ。被害が出ないで収まる事を祈る。こちらでは傘をささずに店まで来られたが、午後には又降りだした。8月末から本当に天気の悪い日が多く、いつになったら秋晴れが来るのか。


2015年9月9日(水)
 台風18号が東海地方に上陸した。秋雨前線が居座っているところに台風の湿った空気が大量に流れ込み、大雨、洪水、土砂崩れなど警戒を呼び掛けている。台風が直撃したわけではないが、東京は昨日も今日も強い雨。テレビで川のようになった道路を歩く姿を見ているので、完全武装で出てくる。台風が日本海に抜けてもまだ雨は続くらしい。
 こんな悪天候に来る人もないと、鉢の写真を撮り直す。昨日のはほとんどぼけてしまっていて気に入らない。今日も暗いので照明を一つ増やして全部もう一度撮影する。しかし後からパソコンで確認したら、やはりぼーっとした写真になっていて使えない。いくつか改善されたのはあるが、この条件で何回撮っても同じことだろう。HPに載せるのは小さな写真だから、あまり良く見えないが仕方ない。やはり実物を見に来ていただくしかない。
 夕方には雨が強くなって雷の音も聞こえてきた。あちこちで避難勧告が出ているところもあり、帰りの足が心配なので、今日は1時間早く閉店する。


2015年9月6日(日)
 昨日の帰り、近くのポストに投函しようと思って案内状の束を持って出たのだが、忘れて持ったまま電車に乗ってしまった。葉書1枚くらいならよくある事だが、重いものを持っているのにずい分のうっかりぶり。結局つきみ野で下りてから投函した。
 店を開けてまもなく四季蘭好きのKさんが現れる。つぼみがきれいに色づいてきた「香妃」を株分けすることになったが、抜いても鉢の形に根が固まったまま。これをほぐすのにずい分時間がかかった。やっと株分けして包装したが、その後忙しくて自分の方に残す分を植える時間が中々取れない。根を洗ったまま放置して気になったが、次のMさんの用事が終わってからようやく植えこんだ。今年はきれいな桃花で咲きそうなつぼみの色で楽しみだ。桃花とはいえ、普通のサラサっぽく咲く年もある。
 朝のうちはまあまあの天気だったが、今日から又下り坂のようだ。次第に空が暗くなり、夕方には降りだした。一日中忙しくて、遅くまでかかって蘭鉢の撮影をしたが、暗いせいか写真がぼやけている。もし時間があったら又撮り直しだ。


2015年9月5日(土)
 昨日の夜のニュースでは、世田谷は真っ黒い空に、雷雨、竜巻と大変な事になったそうだ。帰り際に寄ったTさんもそんなことを言っていた。世田谷にいながら他人事みたいだが、上馬の店のあたりでは全くそんな気配がなかった。本当に局地的だったのだろうが、降られずに帰れてラッキーだった。最近の天候は並はずれている。
 作場で花芽を探したら「ありました!」。ちゃぼ系寒蘭にも紫秀蘭にも。大方の杭州はまだこれからで、ちょこんと出ているのがたまに見つかるくらい。
 展示会の案内状を印刷する。宛名まで印刷し終わって帰りに投函するばかり。昨日レイアウトを終えた時にはまだ古鉢の集まりが悪く、あるもので写真を撮って載せたが、今日になってたくさんの鉢が入ってきた。これで例年通りバラエティ豊富で、楽しい蘭鉢展になりそう。案内状の写真に使いたいものが色々あるが、東京オリンピックのエンブレムじゃあるまいし、印刷し終わったものをやり直すわけにはいかない。
 入荷した鉢を整理してパソコンに入力するだけで今日は時間一杯。明日撮影できるといいが。値段をつけたり、寸法を計ったり、展示会の準備完了まではまだかかる。


2015年9月4日(金)
 夏が戻って汗ばむ暑さになった。猛暑の最中よりもこれからがすっぽ抜けの本番なので、殺菌剤で消毒をする。スプレーを操作していたら蚊に刺された。雨で涼しい間は蚊も出てこなかったのに、暑くなるとすぐさま出現だ。
 Tさんが古鉢市用の品を持ってきてくれる。直前まで搬入がありそうで何が並ぶか今は自分でもわからないが、案内状を出さなくてはならないので今日はパソコンに向かってレイアウトを作る。


2015年9月3日(木)
 あまりに雨が続いたからずっと水をやってない。今日は久しぶりに強い日差しで一気に鉢が乾いてきた。早目に全面的に水やりをする。
 鉢の撮影を出来るところまでやって案内状のレイアウトをする。古鉢市には出品の申し出はあるが、まだ品物が揃ってないので、直前になって忙しくなりそうだ。夕方Sさんが来て、寒蘭の花芽が随分出ているという。それを聞くと焦らせられる。
 帰る頃になって小雨が降ってきた。又雨模様の日が続くようだ。


2015年9月2日(水)
 ずっと秋の長雨が続いて、もう何日も日が出ない。昨日も音を立てて強い雨が降っていた。今朝神奈川は土砂崩れ警報が出るほどで、当然のごとく長靴の完全武装で家を出た。ところが駒澤大学に着くと雨が降ってない。濡れたあとはあるが傘も必要ない。昼前には日が射してまさかの青空になってきた。待ち焦がれた天気だが、もうちょっと早くそうなってくれればこんな恰好で来なかったのに・・。気温も上がって夏日になり、久し振りにエアコンをつける。
 電話があって「もう杭州の花芽が出ている」というので、作場の花芽を探した。まだほとんど見えてこないが、「心洗」の花芽がぐっと出ているのを発見。あと春寒蘭もずい分伸びていた。これからはこれが楽しみ。
 案内状用の葉書を買いに行き、蘭鉢の撮影をする。


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