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2015年8月30日(日)
 終日小雨で暗い空。今日も涼しい。このところ日照がとても少ない。化粧砂を作ろうとこの間赤ボラを洗って干したが、次の砂を洗うことができないでいる。蘭鉢展までには片付けたい。電話がいくつかかかって、次第に展示会の目途が立ってきた。Kさん、Hさんが来てしばらくおしゃべり。その後鉢の写真をHPに載せる準備をする。
 「魚沈殿」が咲き始め、写真を撮る。「香妃」のつぼみもぐーんと伸びた。9月に入ったら蘭鉢展の案内状も作らなくては。もうのんびりしてはいられない。


2015年8月28日(金)
 このまま涼しくなるはずがないと思いながらも、今のところ暑さがぶり返してこない。夜は毛布、外では長袖が必要になった。今日も涼しい曇り空で帰りは雨になる予報。このところ外の植物はあまり乾かない。電話がかかってきたりかけたりして、9月の蘭鉢展への準備にかかりつつある。早目に入ったものについては撮影を始めた。


2015年8月26日(水)
 台風15号が石垣島、九州、中国地方を通過して日本海に出た。その通り道では記録的な強風で大変な被害になった。台風の刺激か遠く離れた東京でも昨夜から雨が降っている。この間までの猛暑が嘘のように昨日、今日は肌寒いほどで、一気に1か月以上も季節が進んだようだ。
 9月12日から蘭鉢展をする心づもりだが、その品物を集めるための準備が少しづつ始まった。


2015年8月23日(日)
 日中は晴れて暑くなった。Mさんが来て一緒に作場の杭州を見ていたら、「魚沈殿」の花茎が高く上がっているのを発見。店内に入れる。帰ったあと混合砂の用土を洗って干したが、その途端黒い雲が広がって真っ暗になった。店内に取り込んだが、帰りの空は大丈夫か・・。


2015年8月21日(金)
 今年の高校野球は盛り上がった。我が神奈川県の東海大相模が優勝したが、心情的には仙台を応援したいところもあった。甲子園が終わると学校の夏休みも宿題に追われる時期となる。仕事をしなくてはいけない身としてはいつまでも夏休み気分ではいられないが、毎日店に来ないとどうしてもエンジンがかからない。9月からは開店時間が11時に戻り、通常の営業になるから、実際のところ本格始動はそこからになるだろう。
 昨日は雨、今日は曇りで、最高気温が30℃を下回り、凌ぎやすくなった。チャンスとばかり、すっかり伸びてしまった駐車場の草取りをする。やがてポツポツと降りだして中断。作場の蘭を見ていたら、四季蘭「香妃」に花芽がきているのを見つけた。きれいな赤い芽がこれからぐんぐん伸びるだろう。春蘭、寒蘭の花芽はまだ確認できないようだ。


2015年8月19日(水)
 夏休みが終わって10日ぶりに店に出る。さすがの猛暑は去って朝晩は涼しくなり、季節が切り替わったようだ。夏休み中は水遣りをローテーションでやっていたので、特にダメージはなさそう。風が強い日があったのか、小さな枯葉が窓から飛び込んで、あちこちの鉢の株元に引っかかっている。それらを片付けながら古葉を取り除く。
 Hさんが顔を見せてくれてしばらくおしゃべり。夕方になって水やりをする。店を閉める時、この間まではまだ昼間のようだったが、休み明けの今日あたりはずい分夕方らしくなってきた。


2015年8月9日(日)
 東京は記録的な連続猛暑日からようやく脱した。これまで熱中症で搬送された人は相当な数にのぼっただろう。今日も33℃くらいまでは上がったのだが、時折薄日が射す程度で強烈な照り返しがない事も幸いした。涼しくて生き返ったような感じだが、3℃の違いはこんなに大きかったかと実感する。
 明日から当店は夏休みに入る。どこに行くわけでもないから、暇を持て余すかもしれないが、家でのんびりの夏休みだ。今日は店内にあった植物を簡単に水を遣れるように作場に移動する。外の植物も夏休みの態勢にレイアウト。Mさんが来てしばらくおしゃべりした後、夕方たっぷりと水を遣って、夏休みのローテーションに備える。


2015年8月7日(金)
 うれしくないが8日連続の猛暑日で記録更新。特に今日の東京は36℃を超えてこの夏の最高気温になった。日本だけでなく世界的にも猛暑らしく、こうした異常気象には本当に困ったもの。ちょっと外に出ると熱い空気が吹き付けてきて、ヒートアイランドの東京は苦しいほどだ。水をやるタイミングをどうするかも悩み。夏休みの水遣りスケジュールを考えている。
 KさんHさんが来てしばらくおしゃべり。夕立があるかもという予報だが、一雨欲しいところだ。


2015年8月5日(水)
 今日も35℃の溶けそうな暑さ。東京で6日連続の猛暑日は観測を始めてから新記録だそうだ。関東でも館林など39℃を超えたところがいくつかあるのだから文句は言えないが。根巻き作りの続きを終えて、足りなくなったものを買いに三軒茶屋まで行ってきたが、強い陽射しに頭がボーっとしそうだ。そんな暑さのせいではないだろうが、HPの更新でパソコンを使っていたら、突然マウスが動かなくなってしまった。一瞬慌てたがこれは再起動で無事改善。8月は定休日も含めて10日から18日まで夏季休暇ということで店を休みにする。そこのところで表示に間違いがあり、訂正した。
 昨日は横浜みなとみらいの花火大会だったが、京浜東北線が長時間にわたってストップしたため、帰りの足が大混乱したようだ。それでなくても一斉に大群衆が駅に向かうから、終わった時は本当に大変なことになるのだが。電車が止まってやっと帰った日を思い出すと、「行かなくてよかったー」。


2015年8月2日(日)
 朝から30℃超え。日本全国晴れマークで、東京は35℃を超える猛暑日の予報になっている。店に出てくるのは昼近いが、地下鉄を出た時の感覚がこれまでと違う。日傘をさしていても下からの照り返しが強烈でどうにもならない。急いで店まで来て店内の涼しさに一息つくが、作場は32〜33℃まで上がっている。こんな熱風の中で蘭も大変だ。
 根巻きを作る株を水苔がある分だけ巻く。途中で足りなくなって、又新しい水苔を水に浸して用意しておく。


2015年7月31日(金)
 7月も最終日。今が一番暑い時期か。あと数週間我慢すれば、秋の気配が感じられるようになるかもしれない。今日も強い日差しで35℃の真夏日だ。
 根巻きにする蘭が届いていて、水苔で巻いて処理する。


2015年7月29日(水)
 どんよりとした空だが、気温は上がってむしむしする。連日熱中症のニュースが報じられ、一生懸命水分を摂るように心掛けている。外の植物も定休日明けはすっかり乾いていて、店に着いて先ず水遣り。周りもびっしょりと濡れてやっと落ち着く。昼過ぎに約束のIさんが来てしばらくおしゃべりをして過ごす。夕方には蘭やえびねに水やり。今は飛び飛びに店に出ているので、来た日は水遣りが当たり前になっている。


2015年7月26日(日)
 一昨日の午後、東京中ものすごい雷雨で、渋谷では道路が冠水して大変だったようだ。落雷などで交通機関に影響がなければいいと思ったが、帰りに乗った田園都市線が2駅走っただけで止まってしまった。宮崎台駅で人身事故があったのだという。その時は東横線、大井町線、世田谷線もストップしていて、振り替え輸送などで混乱していた。安全確認や様々な事があったらしい。悪い事は重なるものだ。結局用賀で1時間以上立ちっぱなしでようやく電車が動き出したが、暑いし、家に帰った時はもうくたくただった。
 今日も東京は36℃。家を出る時から強烈な陽射しだった。作場も33℃くらいになっていて、扇風機でかき混ぜる空気が熱風だ。外の山草も可哀そうなほどの厳しさの中を何人も来てくれて、丁度植え替えるものも無かったのでゆっくり話ができた。その後HPが中途半端になっていたのをメンテナンスして、夕方たっぷりと水をやる。


2015年7月24日(金)
 西から明けていくというルールを無視して、今年は変則的な梅雨明けだが、いよいよ本格的な真夏になった。東京は週間予報ではすべて晴れマーク。見ただけで暑くなる。しかし台風12号が沖縄、九州に向かっているようで、今後どういう影響があるか。
 今日はかんかん照りの中を出てきた。すぐに風蘭の植え替えにとりかかる。机の上に必要なものを広げて作業をしていたら、2時少し前から突然空がまっ暗になり、激しい雷雨がやってきた。まさに世田谷の上空に雷雲が留まっていたみたいに、ものすごい雷鳴。きっと近くのどこかに落ちたに違いない。1時間ほどで止んで静かになったが、いくつになっても雷は平気になれない。じっと室内で作業をしていたので、予定していた風蘭の植え替えは終わった。
 「今月の予定」の8月はまだ変わる可能性があって、日曜日に決定してHPに反映させるつもり。


2015年7月22日(水)
 昨日、今日の東京は35℃近くまで気温が上昇し、熱中症がニュースのトップになるほどの厳しい猛暑になった。陽射しが強い上に今日は風が強くて、外の植物はさすがにくたっとしている。日が高いから屋根の下は直射が当たらない角度になって、待ちきれない植物にまず水を遣る。
 用意してあった分の蘭の根巻きを作り終え、ついでとばかり風蘭の植え替えをする。切りのいいところまでと夢中でやっていたら、ついつい閉店時間になってしまった。水苔を扱うと机の周りはくずが散らかって、掃除をしてから蘭の水遣り。日曜日にやったばかりなのに強い風で乾いていて、明日は来ないので今日やっておく。それからHPの更新をすると久しぶりに遅くなった。
 こんな陽気でも店内はエアコンが要らないほど涼しい。直射日光が当たらないということはこんなにも違うのかとびっくり。我が家ではエアコンなしではいられないのに。かんかん照りは関東だけみたいで、全国的には雨の予報。豪雨のところもニュースでやっている不安定な天候だ。


2015年7月19日(日)
 昨日の土曜日は台風一過とはいかず、関西ではひどい豪雨だったが、こちらも終日細かい雨が降っていた。今日は久し振りの眩しい青空で梅雨明けになったようだ。気温は35℃くらいまで上がって、これからはこの暑さが当たり前になるだろう。
 根巻きのための水苔が足りなくなって、新しいパックを開けて水に浸す。風蘭用の水苔は水に戻しておいたので、今日は風蘭の植え替えをする。風蘭用には5A、根巻きやえびねには4Aを使っていて、足りなくなっても融通が効かない。一方生の水苔は青々として自慢したいほどだったが、今日取って置きの最後の1袋が売れてしまった。しかし水苔がうまく作れるようになったのは大きな収穫だ。
 蘭も外の植物もすっかり乾いていて、夕方たっぷりと水を遣る。明日は休日の月曜日ではありますが、今週は通常通り月・火が定休日です。お間違えなく。
2015年7月17日(金)
 台風11号は昨日室戸に上陸した。非常にゆっくりとした速度だったので、居座られた地域は大変な雨量になり、又浸水や崖崩れの被害が出た。今日はそのまま北上して日本海に抜けたという事だが、断続的に強い雨が残った。用事があって車で出てきたが、途中すごい渋滞で2時間近くかかってしまった。
 出しっぱなしだった外の植物が心配だったが、一つも倒れたり落ちたりしているのは無く、ほっとする。風より雨台風だったのだろう。午後からは雨も止んで、夕方には陽射しが戻ってきた。これで明日は梅雨明け宣言が出るはず。
 根巻き作りを終えたところにKさんが来て、一緒に風蘭の植え替えをする。


2015年7月15日(水)
 東京もすごい暑さだが、フェーン現象だそうで北関東や北陸は39℃を超えるとんでもない気温になっている。一昨日は早くも熱帯夜。連日熱中症で死者が出たというニュースを繰り返している。台風の影響が今後どのようになるか分からないが、それが去った後は梅雨明けという事になるのだろう。昨日今日は風が強く、今日来たら外の棚の鉢が落ちて壊れていた。
 日曜日に「きょうのショット!」の写真を間違えて載せてしまった。12日の写真は「青海」で、今日のところで「花衣」の写真を載せる。


2015年7月12日(日)
 今日も真夏の陽射しで、初めて日傘を持ってくる。水曜頃まで雨は降らないらしいが、その後は又雨マークで梅雨が明けたわけではない。しかし歩くと汗びっしょりになって気分は夏。
 Hさん、Mさん、Kさんらが来る。Kさんがいくつか風蘭を飾ってくれたが、大株にぎっしりと花が咲いていて、店内がいい香りに満たされる。夕方になって根巻きを少し作る。


2015年7月10日(金)
 実に久しぶりの晴れ。カビが生えそうな悪天候の連続だったが、やはり太陽はいいものだ。ずっと乾かなかった外の植物も、しばらく振りに水を遣る。
 今日もせっせと根巻きを巻きなおす。このために戻した水苔が1パック終わってしまって、又新しいのを開けてバケツに入れる。
 週間予報を見ると、東京はこれからいい天気が続いて暑くなるようだ。しかし台風9号が沖縄に近づいていて、影響を受ける地域は大変だろう。被害がない事を祈る。


2015年7月8日(水)
 先週からずっと雨が続いている。暗い空にはもううんざりだ。
 別の作場で作っていた蘭を店の方に持って来ることにしたのだが、狭いところでこれ以上並べきれないので、その分は根巻きで栽培することに。元々根巻きになっていたのもあって、今回たくさんの根巻きを作らなくてはいけない。それを立てておくのに、休み中ホームセンターを物色しながら方法を考えた。今日はそれらを運んでくるため車で来る。早速根巻きを立てる場所を作り、休み前の続きで根巻きを巻く作業を始める。机の周りは細かい水苔のくずが散らばってどうしようもないが、夕方作業を終えてから掃除する。
 ずっと乾かなかったので水遣りが出来なかったが、あまり先延ばしばかりもしていられないので、久し振りに蘭に水を遣った。


2015年7月5日(日)
 店の入り口脇の棚に新しい看板を取り付けてもらう。入口そのものが道路に向いてないから、歩いていて見える向きに看板をつけたいと思っていた。技術的に簡単な方法をと色々考え、このような看板になった。
 昨日も今日も雨。しばらく太陽の顔を見ない。蘭を見ると乾いてないので、水やりのタイミングを失ってしまうが、乾くまで待つことにする。
 根巻きを新しい水苔で巻きなおす作業を始める。これをすると細かいくずが出るが、一段落するまでやってしまうつもり。


2015年7月3日(金)
 朝から強い雨音。自宅のある神奈川は大雨警報が出ていたので、完全武装で来る。今日は水やりのつもりだったが、作場を見ると鉢の表面はしっとりしている。予定の水遣りを先送りして殺菌剤をスプレーするだけにしておく。
 ウチョウランは後から咲いてきた斑紋花のグループに切り替わった。似ているようでひとつひとつ違っていて見飽きることがない。


2015年7月1日(水)
 7月に入った。週間予報ではこの先ぐずついた天気が続くようだ。南の海では台風の子供が出来て、梅雨前線に作用して又豪雨被害が出るおそれがある。しとしと雨なら涼しくていいが、被害が出るような事にならないでほしい。同時に箱根山の噴火が心配な様相になってきた。あちこちの火山が活動を活発化している。自然相手では人間は手の打ちようがない。箱根は東京からは身近な場所だから、毎日ニュースに注目している。
 梅雨時で唯一うれしいのは苔がイキイキしてくること。鉢に入った苔も青味が増しているが、透明ポリ袋で栽培している生の水苔は実に良くできている。古い店で発泡スチロール箱を並べていた頃は、この時期みずみずしい緑が盛り上がっていた。こちらに引っ越してからは諦めていたが、ポリ袋栽培が嘘のようにうまくいって、密かにほくそ笑んでいる。HPのメンテナンスはやっと半分。2015年に入ったところだ。


2015年6月28日(日)
 昨日は上野公園で、「大英博物館展」と東照宮の富貴蘭展を見てきた。雨は止んだがずっと暗い空で、割合涼しかったので公園の中をたくさん歩いた。今日は久し振りにカラッとしていて雨の心配もない。予報では30℃を超えるような事を言っていたので薄着で来たら、夕方には肌寒いほどになった。
 予想通りオサランが咲いていた。蘭の新芽は順調に伸びてきているようだ。


2015年6月26日(金)
 南九州では記録的な豪雨のニュース。東京は午後から小雨だが、梅雨入りしてから大雨になってない。適度なお湿りで、水やりの点では助かる。
 お昼にTさんが来てウチョウランを選んでいき、Mさんと電話で杭州の話題。午後からHPのメンテナンスの続きをする.。
 オサランの白いつぼみが膨らんできた。もうすぐ咲きそうだが、暑くなってから咲く花は命が短いから、タイミングが悪いと見られないかも。明日は上野東照宮で東京香蘭会の風蘭展が一日限りで開かれる。フウランも花が早かったというから、展示会に間に合ったかどうか。公開は午後からでほんの数時間の展示だが、明日は店に出ない日だから遊びにいってみようと思う。いつも行く展示会は店が始まる前に駆け足で見てくるので、店に出なくていい時はゆっくりできる。


2015年6月24日(水)
 このところ天気関連のニュースが必ずあって、「ところにより」とつけながら雷、ゲリラ豪雨など、変わりやすい状況が続いている。幸いそういう雨に出会っていないが、積乱雲が暴れだすといつなんどき「ところ」になるかもしれない。今日の東京は梅雨の中休みでかなり暑くなった。
 定休日明けはいつも山草類が乾いている。休みが雨なら心配いらないが、外は風が強いからすぐにしんなりしてしまう。そこに水を遣るのが最初の仕事だ。この間仕入れてきた二色ツリフネソウと白花マツモトセンノウが休みの間に咲いていた。ツリフネソウは通常紅色一色だが、紅白に色分けされている花は鮮やかで中々きれいだ。ウチョウランは早く咲いたのは花が終わって、つぼみだったのが大分咲いてきた。作に入るのと交替させて、生きのいいのを並べる。


2015年6月21日(日)
 昨日一日だけ梅雨の晴れ間で気温が上がったが、今日は又肌寒い雨模様。昨日ウチョウラン展を見に行って少し持ち帰った。それと一緒に重たかった鉢も車で持って来た。その鉢を使って外の山草を整理する。ウチョウランはほとんど開いてきた。
 ウチョウランなどについていた毛虫は毎日チェックして退治しているので、その後あまり見なくなったが、今日コンクリートの上を歩いているのを2匹見つけた。どこからやってくるのか、卵を産んだのが孵ったのか。まだ油断はできない。
 Mさんが来て杭州の棚を見る。探し物があったが中々見つからない。ここの棚になったのが2012年9月だから、置き場所はかなり頭に入ったが、売れたり場所を移動させたりすると、又分からなくなる。色々な種類の展示会が次々とあるし、その時はここで作っているものだけでなく、並べてもらうものもあって、ずっと一つのものだけを考えていられない。元々メモリーの少ない頭だから、杭州の後は春蘭、奥地蘭、その後えびねという具合に夢中でやっていると、もうその前の事は頭から抜けてしまう。本当に困ったものだ。そのためにノートを詳しくつけていて、時々ひっくり返して読んで思い出している。やはり新芽が出てくると杭州の問い合わせや話題が多くなる。


2015年6月19日(金)
 細かい雨が降り続く梅雨空。20℃を超えたかどうかという涼しさで、1枚多く羽織ってくる。
 水曜日に仕入れた山草がビニールポット植えで、外の棚に置いておくと強い風に飛んでしまう。これを倒れないように素焼き鉢に入れて並べているが、使い切ってしまった。こんなものは古い店の時には、棚下や通路に色々な大きさの鉢がいくらでもあったものなのに、今は余分なものが何もなくて、ちょっと欲しい時に困ってしまう。卸し屋さんに仕入れに行く分量でもないのでホームセンターで買ったが、ここまで持ってくるのに重い。車で来るチャンスがあればいいが、何回かに分けて少しづつ持って来ることにする。
 Iさんが雨の中来てくれて、蘭の話をたっぷりできた。花が終わるとしばらく面白い事がないが、新芽が出てくる時期は又気持ちが浮き立つ。


2015年6月17日(水)
 ここ3日ばかり大気の状態が不安定だ。昨日、一昨日と北関東では局地的に突風、ひょう、雷、ゲリラ豪雨と、被害が出るような天候異変が起きている。本当にわずかな時間、ピンポイントで発生するので予測がつかない。上空の冷気と地上との温度差による積乱雲のいたずらで、今日も同じように不安定な状況らしい。
 朝、山草類を仕入れに行くため、久しぶりに車で出た。家を出る頃は曇り空だったが、車中で聞いていたラジオで、横浜や東京でも、場所によっては滝のような雨やひょうが降っていると伝えていた。買い物を終えて荷物を車に乗せる頃には空が真っ黒。やがて降りだして、店に着いた時は土砂降りだった。しばらくしたら止んで明るくなったが、本当に変わりやすい大気の状態。ニュースで見たような突風や豪雨に遭遇したら車の運転もできないし、お手上げだ。
 仕入れてきた植物を外の棚に並べる。今まで並んでいた植物を移動し、日向、日陰を考えて調整して置く。例の毛虫がまた見つかって、今日はガンセキランの葉が食べられていた。
 ウチョウランを買いにきたお客さんがいて、飛び切りのものから無くなっていく。夕方水遣り。一花もようやく新芽が土を切ってきた。


2015年6月14日(日)
 6月から9月の3か月間は12時開店にしてあったのをうっかり忘れていたが、今日から1時間遅く店に出る。家を出る頃には雨が上がっていた。5月には真夏のような暑い日が何日もあったが、梅雨入りしてからは涼しい。注文の品を荷造り発送し、水遣りの必要なところに水をやって、後はHPのメンテナンスをする。毎年この期間だけする仕事だから、1年分溜まっている。最後まで終わるという目標が達成できるか・・。


2015年6月12日(金)
 沖縄は早くも梅雨明けしたが、九州では集中豪雨のニュース。梅雨末期には毎年繰り返される映像だが、梅雨本番はこれからだ。東京では夜降った雨が止んで、どんよりとした曇り空ながら、それほどの雨は降ってない。
 店に着いて先ず外のウチョウランを見まわる。この間毛虫が葉を食べているのを見つけ、2匹退治した。それで済んだと思っていたら、今日も1匹見つけてピンセットでつまみだす。どこからやってくるのか、周りの他の植物にはいないようだ。何の幼虫なのだろう。濃いめの灰色の長い毛に覆われていて、逃げ足が速い。殺虫剤を散布したが、毛虫の場合は捕殺するしかない。こまめにチェック、チェック。
 HPをずっと放ったらかしていたが、夏の時間がある間にメンテナンスをしようと、一日パソコンの前に座る。「きょうのショット!」をバックナンバーに入れるのだが、まだしばらくかかりそうだ。溜まりに溜まっていた画像ファイルも用済みのものは削除した。


2015年6月10日(水)
 関東地方は8日の月曜日に梅雨入りした。昨日は肌寒く雨模様だったが、今日は少し日も出て雨の心配はなさそう。真夏のような暑さが収まって鉢の乾きは悪くなった。今日は水やりの予定だったが、どうしようかと迷う乾き具合。今は一日おきに店に来るので、今日見送ると明後日になってしまう。小さい鉢は乾いているので、全体的に液肥を溶いたスプレーだけにして凌いでおく。
 蘭の古葉の枯れこみはますます進んで、棚を廻って枯葉を落としていく。杭州の新芽はかなり見えてきたが、一花は中々土を切ってこないようだ。


2015年6月7日(日)
 最初は曇っていたが午後になって日が当たってきた。気温は涼しくて過ごしやすい。ウチョウランは、すでに咲いているもの、もうすぐ咲きそうなもの、まだつぼみが小さいものと、ずい分差があって、一度に全部を見られそうもない。その分長い間花があることになるが、時期的にかなりばらつきがある。
 茶色くなった古葉を折りながら杭州の新芽を探す。思ったより出ていて、この人工的な環境で生育しているのだと確信する。気がつかないうちに早いのは5pくらいになっていてうれしいサプライズだ。


2015年6月5日(金)
 少し涼しい一日。午前中に混合砂用のポリ袋を買いに行って袋詰めする。作場の杭州をじっくり見てみると、結構新芽が出ているのが見つかる。古葉が落ちているばかりだったが、これからは楽しみ。「黄玉山」のいい芽が際だっていた。ウチョウランの咲いたのが並び始めて、何人かが見に来てくれる。帰りは雨になる予報だったが、ぴったり閉店前に降りだした。


2015年6月3日(水)
 昨日九州が梅雨入りした。今日の東京は昼頃まで雨で、朝のうちは音をたてて強く降っていた。午後には止んで少し空が明るくなったが、晴れる事はない。昨日は満月だったが朧月。関東の梅雨入りも近いのか。
 室内で混合砂を作る。単体ですでに洗って乾かしてある。今までと配合が違って、さつま土、硬質鹿沼、焼赤玉、ゼオライトという事で作ってみた。これで試してみたい。


2015年5月31日(日)
 昨日小笠原と神奈川の一部で震度5強の地震があった。口永良部島では噴火による全島避難があった。最近地震と噴火のニュースが多く、何となく不気味。こちらはすっかり夏が来たような天気で、早くも熱中症に注意が必要な状況だ。
 注文しておいたポットが届いたので、この間仕入れてきたウチョウランを植えこむ。ウチョウランは何種類かが寄せ植えになっているが、やはり同一種の株立ちが値打ちがあると信じている。混植のまま来年まで置くと収拾がつかなくなるので、最初に1本植えにしておかないといけない。その作業が大変だが、「今やらなくては」という気持ちで一日ウチョウランと格闘。これから咲いてくるものもあるが、一応色々な種類のウチョウランが棚に並んだ。


2015年5月29日(金)
 弱い雨が降ったり止んだりで風が涼しい。このところ真夏日が続いたが今日は平年並みか。明日は又30℃になる予報で、一息つけるのは今日だけのようだ。
 昨日ウチョウランを仕入れに行ってきた。まだ少し時期が早かったのか、寄せ植えのうち1本が開きだした程度。今年は早いと思っていたが、やはり来週末が見頃だろう。ウチョウラン展をやっていた頃は6月5日前後から始めていたから、大体いつもそんなものだ。


2015年5月27日(水)
 まだ5月ということが信じられないような暑さになった。昨日は都内でも30℃超えの真夏日。今日は昨日以上の気温になるとかで、朝から強烈な陽射しが肌を焼く。これまでで最高に暑い5月になりそうだ。風も強く、店の外の植物が水切れでしなびていた。
 外の棚を増設しようと、2日間の定休日はホームセンターに何度も足を運ぶ。外で水をかける場所だから素材が問題になるし、車の邪魔にならにようにサイズも制約がある。何より強いビル風に耐えられなくてはいけない。自分で作るのは大変なので、既製品の中から選んで自宅で組み立て、昨日店に運んできた。車で出かけたついでに持って来たら店の鍵を忘れてきてしまい、中に入れず外に置いて帰った。設置する場所が水はけのために坂になっているので、今日平らになるよう設置して鉢を並べ替える。徐々に改善しながらレイアウトをしていくつもり。そこの棚で作っていたウチョウランがそろそろ開きだした。


2015年5月24日(日)
 只今咲いているウチョウランは3鉢。つぼみがあがっているものは結構あるので、もう少しすれば棚に並ぶ。各種シランは大体花が終わり、ガンセキランもそろそろおしまいになる。カンアオイとミニの観音竹では棚が埋まらないから、今は完全に端境期。土作りや作場の片付けなど作業が中心のこの頃だ。鉢や土などを若いカップルが探しに来たり、展示会中とは全く違ったお客さんが来てくれるのも新鮮で楽しい。


2015年5月22日(金)
 暑くも寒くもなく気持ちいい。Hさんが寄って昔の関東産天然ウチョウランの咲いたのを持ってきてくれる。最近の交配品種とは全く違って素朴だが、本来のウチョウランの可愛らしさはこういうものだ。仕入れた交配ものはまだつぼみで、もう少しかかりそう。暗いところに置いておくと徒長してしまうので、咲くまで棚に並べられない。今月末には咲いてくるだろう。
 明日は啓介さんが店番で、白石は休みです。日曜日にはおります。


2015年5月20日(水)
 何人かが来てくれて、合間に水を遣ったり砂を混ぜたり、する事がたくさんあってあっという間に一日が終わる。明日は白石が休んで浩司さんが店番です。


2015年5月17日(日)
 晴れて気温が上がった。今日も半袖で丁度いい。取りあえず出してきて並べただけのシランを植え替えてきれいにする。作業中、昔度々来ていたお客さんがひょっこり顔を見せる。店がこちらに移ってから初めて。久しぶりに色々な話に花が咲く。蘭もえびねも続けているようで、こんな風にやっている事が分かって、今度は花のシーズンに覘いてくれる事になった。
 各種シランの植え替えが終わり、使ってしまったえびね用土を作ろうと、土を洗って干す。水を使うのが苦にならないし、よく乾いて用土作りにはいい季節だ。


2015年5月16日(土)
 夜中に雨が降ったが家を出る頃には止んで、昼前には空が明るくなった。それでも久しぶりのお湿りだ。あちこちから電話がかかってきたり電話したりで、何となく時間が無い。冬に生の水苔が欲しいと言ってきたYさんが、分けてあげた水苔で根巻きにしたら新芽が出たといって喜んで電話をくれる。どうしても生かしたい大切な杭州だそうで、待ちきれずに開けたら新芽があったという報告。こういうのはこちらもうれしくなる。
 頼んでおいたさつま土が到着。鈴木さんに頼んで倉庫に積んでもらった。


2015年5月15日(金)
 今日も半袖で充分の暑さ。ギラギラの太陽に砂を洗って干す。風も強いから乾くのはありがたいが、蘭も実によく乾いて水やりが忙しい。シランの三蝶咲きや散り班、青花などが今満開で店内に飾っているが、鉢の縁までいってしまっているので、株分けして植え替える。


2015年5月14日(木)
 昨日の水曜日を臨時休業して今日久し振りに出てきた。丁度休み中の月曜日の夜、台風6号が温帯低気圧に変わって関東に近づき、激しい雨の音がしていた。テレビを見ないものだから日曜日に帰る時台風の接近を知らず、外の植物を取り込んでおけば良かったと思ったが後の祭り。頼んで取り込んでもらった。
 台風一過の火曜日からは気温が上がって夏の暑さになる。今日も東京で30℃になるという予報だ。朝から強い日差しで日傘が必要。店に着いてあちこち見たが、被害は特になさそうでほっとする。5月に台風6号というのは珍しく、7号がすでに発生していて同じようなコースを辿りそうだ。箱根の噴火の兆候や、あちこちで大きな地震が続く。何だか予想もしない事が起こりそうで不気味だ。
 作場の寒蘭は古葉の枯れこみが更に進んで、棚の枯葉を折っていくとたちまち手に一杯になる。鉢の間に飛んできた外の枯葉も一緒に取り除く。
 カンアオイがいくつか入荷。観音竹のミニ「綾姫」もかわいい鉢に植えられて登場。お手頃価格でちょっとした飾り物になりそう。えびねが終わって棚が寂しくなってくると、色々なものが並ぶようになる。


2015年5月10日(日)
 昨日は拓也さんが出てくれて、えびね展の後片付けの様々な用事を片付けてもらった。店内がすっきりしたところで、今日はえびねの植え替えを最後まで終わらせる。珍しくYさんが来てしばらくおしゃべりしたり株分けしたり。閉店間際にKさんが寄る。天気が良くて風が強く、この間水をやったばかりなのに鉢がもう乾いている。今度の水曜日は私用で臨時休業するので、月・火の定休日と合わせて明日から三連休になる。木曜日まで水やりができないので、少し早いがやっておく。


2015年5月8日(金)
 相変わらずカンカン照りが続いている。桜の頃は雨が多かったが、その後はほとんど降らない。気温が高いので何もかも乾いて水やりが忙しい。
 昨日と今日で、売り物として出品していたえびねは皆引き上げた。自分のものが片付かないで残っていて、後始末にはまだ少しかかりそうだ。昨日ウチョウランが入荷した。斑紋花を中心に取り寄せ、植えこんで棚に並べた。つぼみがやっと見える状態だから、咲くのは6月になってからだろう。
 休みの日に植え替えをするのだろう。用土や鉢を買いにくる人が多い。この間から残り少なくなった品を注文しているが、次第に届き始める。しまっておく場所が少ないから、置き場の整理も必要。届いたものは売り物用に小分けして店に並べる。今日は底石用大粒、ウチョウラン用土、えびね用土などを作る。ウチョウラン用土は本当に細かいから、少し目の粗いふるいでは落ちてしまう。100均で2重になった洗濯ネットの一番大きいものを買ってきて、その中に砂を入れて振る方法を思いついた。大きなポリ袋の中で振るとかなり微塵が出てこれはいいと思ったが、自分は埃だらけになって帰りの電車が厳しい。洗って干すのも大変だし、いずれにしても微塵を取るのは大仕事だ。
 長い間使い続けてきた赤ボラが採れなくなってきた。品質のいい場所のものを採りつくしてしまったのか質が悪くなって、今後は使わない事にした。代わりの土を頼んでいるので近いうちに届くはず。以前に送ってもらった赤ボラが少し残っていて、それが無くなったら本当におしまい。底石用の2号は販売用小袋が最後の1袋になった。
 明日は拓也さんが出てくれるので、白石は休みます。8月までの期間は何人かが交替で店に出て、白石の休みが多くなります。「今月の予定」で確認していただいて、用事のある方は事前に電話などでご連絡ください。日曜日は必ず白石が出ています。


2015年5月4日(月)
 休日だからすいているだろうと、大きな荷物を持って電車に乗ったら意外に混んでいる。駒澤大学駅で人が大勢下りて、ホームも階段も平日並み。何かイベントがあるのかと思ったら、駒澤公園で「肉フェスタ」という大きなポスターが貼ってあった。なるほど・・。
 2日の土曜日に店の作場の冬囲いを、入口側だけ外してもらった。道路側はもう少し人手がないと難しいので、連休の間にやってもらう事になっている。白石の自宅作場はすでに全面的に外してあるが、片方だけでも風が入るとずい分違う。急に暑くなって以来扇風機は2台回っている。今日はいい天気だが風が強くて素通しになった入口から入る風で、ゴミ袋がシャラシャラと煽られている。開けたのが一方で丁度良かった。
 今日も時間がある限り植え替えをする。午後展示品を下げに来た人がいて棚が随分空いた。柄物のえびねは新葉が展開して今が見ごろ。外ではシランが咲きだしたし、オキナワチドリの「三楽」も開いた。残ったえびねが片付いたら、一度棚を掃除して別のものに入れ替える。いよいよ今年のえびねは終わり。
 今週は今日月曜日を営業したので、火水が休みになります。


2015年5月3日(日)
 花が終わったえびねを棚から降ろしたが、それを作場に収めるまであちこちに置いてある。限られた場所にどうやって入れるかの攻防戦が始まる。まだ咲いているのもあるから、大事なものから置いていって、最終的にはみ出したものは自宅に持っていくしかない。そこもはみ出したものは木の下に地植え。今庭で元気に咲いている。家から持って来たものをまず片付けないと収拾がつかないので、撤収のために車で来た。もう一度来る必要がありそうだ。
 最近万歩計を買ってどれくらい歩くか見ている。大体コンスタントに8千500歩程度。1万歩には中々いかない。今日は朝から植え替えに精を出してほとんど立ちっぱなし。お客さんが来て店に入ると休憩ができてうれしい。足が疲れるほど働いても今日は歩数が少ない。駅までの往復が無いせいだが、同じ場所で立ったりしゃがんだりするより、ただ歩くだけの方が楽な気がする。複雑な気持ち。


2015年5月2日(土)
 ゴールデンウィークに入った。先ずは絶好の行楽日和。会社によっては一週間以上の連続休暇になるようだ。うらやましいより持て余しそうだが、こちらは連休は全く関係ない。
 朝から植え替えに取り掛かってかなりはかどる。用土や薬など植え替えに必要なものを買いに来るお客さんばかり。えびねが欲しいという人がいても、花が皆終わってしまって、又来年という事になる。
 自家用で使う分と買っていく分で、用土関連のストックが切れてくるものがある。大体春に1年分取り寄せるので、あれもこれも残り少なくなってきた。全部同じペースで使うわけではないから、何か一つが無くなると注文しなくてはならない。置き場所が広く取れない状況で、必要量を見極めるのが悩ましい。


2015年5月1日(金)
 五月晴れに鯉のぼりが映える。一年中で最も気持ちのいい季節だ。えびねはジエビネを残して元気な花が少なくなってきた。展示品を下げる人や、何人かが寄ってくれて、後始末の時期でもにぎやか。合間に花が終わったえびねの植え替えをする。


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