top   目次   バックナンバー目次   「朝・昼・晩」

         44       
2015年4月29日(水)
 定休日の二日間は夏が来たようだった。北関東では30℃を超えるところが出たし、南関東も半袖で充分だった。今日は薄曇りでそこまではいかないがかなり暖かい。日曜日帰る時に元気だったえびねの花が、休み明けの今日はかなり萎んでいた。店の中は日が当たらないから気温の急上昇は避けられただろうが、やはりこの暑さでは花がもたない。ゴールデンウィークに入るとえびねはもう終盤だ。例年最後に咲く「りつ子の香り」が上まで咲いているのだから。
 お客さんの合間にえびねの植え替えをする。途中で用土が残り少なくなって、急遽ブレンドする。売り物用に袋詰めしたものを破ればいいのだが、植え替え用土を買いにくる人の分が足りなくなるといけない。
 明日は閉店後用事があるので、6時には店を閉めます。


2015年4月26日(日)
 日差しが強くなって日傘をさしている人を見かけるようになった。毎年えびねの時期に顔を見せてくれる人がポツポツと現れてホッとする。展示品を持ってきてくれたりして次第に昔の名品が並ぶ棚に変わってきた。様々な情報が飛び交い、話が尽きない。
 えびね展が始まってから毎日写真を撮ってHPに載せたり、問い合わせの返事や発送、水やりなどでずっと帰りが遅くなっていた。今日は定時に帰宅するつもり。
 22日の「きょうのショット!」に出した虎頭蘭素心は、碧玉蘭素心と訂正します。


2015年4月25日(土)
 上天気で気温が高くなったが、不安定なところもあるようだ。えびねの発送があって荷造りに手間取る。花が咲いている状態で送るのは大変。万全を期すと言っても自分で届けるわけではないから、どういう扱いをされるか分からない。時間と手間をかけて梱包するが、開けた時にがっかりされないよう祈るしかない。
 えびねは第2ラウンドに入ってジエビネ、サツマ、ヒゼン、タカネなどの古い品種の割合が増えた。しみじみと心落ちつく花はやはりいい。


2015年4月24日(金)
 いつもより2時間半早く家を出て、某所のえびねを見に行く。いつまでも見ていたいが店に出なくてはならず、早々に切り上げて電車に乗る。急いだがどうしても11時を少し回ってしまった。店に着く前から携帯に電話がかかり、小走りで店に飛び込んだが、開店準備を終えた途端に毎年来てくれるお客さんが姿を見せる。花が終わって下げるえびねがまだ片付かない中、元気のいい花を選んでいった。昔から毎年コンスタントにえびねの時期には来てくれて、今年の結果を報告してくれる。きれいに咲いている写真を見せてもらいながら、大切にされて作上がりしていくのを知るのは何よりうれしい。
 その後えびねを片付けたり色々なやり取りがあって夕方まで混乱状態。ジエビネやヒゼンなど新しい花が追加される。足の踏み場が無かった店内はようやく片付き、入荷した花を棚に飾る。やっといい天気が続いて店内のえびねもかなり乾いている。水遣りも忙しいし、遅くなってやっとメールに返事をした。一日中バタバタしていたが、今日はうれしくもない誕生日だった。えびねをやっている限り、誕生日はゆっくりできない。


2015年4月23日(木)
 日中は24℃まで上がってすっかり薄着になった。今日は雨の心配はなさそうだ。後から搬入したえびねを撮影してHPに載せる。つぼみだったため載せてなかった品種も、咲いてきたものからHPにアップ。花が終わってしまったのを消していく。合間にえびねの植え替え。
 ずっと雨が多かったため蘭の水遣りが遠かったが、晴れて気温が上がるとさすがに乾いていて、夕方たっぷりと水を遣る。えびねにばかり目を奪われていたが、見ると古木が枯れこんできている。新芽が動き出す合図だ。これからは水を多めにしよう。
 明日は朝えびねの用事で出かけるので、店に出るのが少し遅くなるかもしれません。


2015年4月22日(水)
 洗濯日和という予報だったが夕方に降りだした。定休日にえびねを持ってきて新鮮なのと入れ替える。最初から並んでいたものはほとんど花が終わってしまった。えびねの発送があったり、遅くまで賑やかでメールの問い合わせに返事するのがすっかり遅くなってしまった。


2015年4月19日(日)
 完全に曇ってしまって明日は雨の予報。一時パラっときたが今日はまだ大丈夫そうだ。雨雲が近づいているのを感じさせるように、湿度は高い。
 昨日は強風だったが、店にいる時外で大きな音がした。何かが風で倒れたか吹き飛ばされて落ちたのだろうと、Iさんと外に出てみたが立て看板も何ともなかったし、見回してもそれらしい異状がない。「何だったのだろう」と思いながらそのまま帰った。今日植え替えの合間に外の棚を整理していたら、棚の向こう側に「ゴンズイ」の鉢が墜落しているのを発見。もぐって取り出すとラベルも飛んでいた。昨日の衝撃音はこれだったのだ。少し高いところに置いてあったのに加えて、鉢に較べて上が大きいので不安定。棚全体を並べ替えて下の方に置き直す。葉がすっかり萎れていたがしばらく水につけたら回復した。
 神代植物園が最終日、山の手えびね会も昨日と今日。あちこちで展示会があるからこんな時は静かなもの。植え替えがはかどった。


2015年4月18日(土)
 昨日は25℃近くまで上がり、今日は20℃くらい。良く晴れて暖かいが風がとても強く、波板の囲いが終日ガタガタと音を立てる。
 昔から使ってきたえびねの葉受け軸だが、製造していた会社が大分前に無くなって仕入れができなくなった。その後卸し屋さんでパックした商品を見つけて買っていたが、それももうすっかり終了して入らなくなった。店に出してあったのも売れてほとんど底をついた。もう追加は無いものと諦めていたが、念のため在庫が残ってないか拓也さんに自宅の方を探してもらったら、「見つかった」と言って、今日店に持ってきてくれた。古い店を壊す時に何でも運び出して、そのままになっていたようだ。早速出して小分けし、売り物用に袋詰めする。足が長いのと短いのと2種類。ミニも見つかった。これで当分間に合うだろう。
 昨日「きょうのショット!」に出した「ハイドンキング」はベトナム産の椿。作り物のように花弁が厚くて、何よりつぼみが面白い。早くから色づいてつぼみの時から楽しめる種類だが今日終了した。
 空いた時間にえびねの植え替えをする。いつもえびね展が終わった5月にやっていたが、それは作場が離れていたため。古い店では、1鉢づつ裏から持ってきて植え替え、水をやってラベルを書いて作場に収めるという一連の動作に段を上がったり下りたり。植え替え用に新しい鉢を取りに行くにも、場所が離れていて段差。ずい分の運動量だったが、今は目の前にまとまっているからちょっとした時間にも手掛けられる。大分日が長くなって、定時に閉める時はまだ明るい。


2015年4月17日(金)
 神代植物園に用事があって朝1時間早く家を出た。いつも車で行くから乗り慣れない電車の乗り換えに戸惑う。京王線は特急、急行、準急、各駅などと色々あって、自分の下りる駅に止まるのかどうか分からず何度も尋ねるが、何かと手間取って11時半頃ようやく店に着く。11時に間に合わせようと思ったのが、やはり無理だった。
 えびねの植え替えをしていたら用土がなくなって外で混合する。晴れているが風が強くて粉が舞い上がる。売り物用の袋詰めを作り、自家用の入れ物にも一杯にする。気温が高くて動くと汗ばむくらい。今日も上着がいらない。
 売約のえびねを取りにきたIさんや、Kさん、Sさんが寄って、色々なやり取りがある。夕方えびねの荷造りをして発送したら、突然ざーっと雨が降って気温が下がった。予報でも不安定な天気と言っていた通りだ。


2015年4月16日(木)
 暖かい日差しで上着がいらない。こんな天気が続いてくれれば楽なのだが。朝来てすぐに花が無いえびねの植え替えを始める。いくつかやったところでお客さんが来て閉店時間まで。写真を撮り終わったから気楽な気分で、おしゃべりしながらゆっくりと過ごす。お客さんのところで加温してない作場のえびねはまだやっと開きだしたところ。これからが本番といったところだ。今週はもう入れ替える時間がなく、来週に少し追加される。


2015年4月15日(水)
 今年の4月は異常に雨が多い。これまで晴れた日が少なかったが、今日はその貴重な晴れ間。朝は青空で気温が高く皆春らしい服装になっているが、風がすごく強い。昨日九州でひょうが降ったが、それが今日関東に来るらしく、天気予報でも雷、突風、雹などと急変するような事を言っていて波乱含み。ただでさえビル風の強い店の前は、外の棚の植物が風に煽られて飛びそうだ。
 昨日雨の中神代植物園のえびね展を見てきた。立派に咲かせてえびねが並んでいるのに、うっかりカメラを忘れて行って写真は撮れなかった。
 どの分野でも交配種というのは避けがたく、自然界からの新種の供給が期待できない以上、仕方のない事だろう。すごいとしか言いようのない花が多数展示されているのを見ると、どこまで行くのだろうと思う。それはそれで受け入れながらも、華やかな洋種の花があふれる一方で、可憐な山草を好む人もいるのだから、天然ものを見てほっとする人もいるはず。古いものは大切にしていきたい。


2015年4月12日(日)
 久し振りの太陽。選挙に寄ってから店に出る。午前中に出来るだけ撮影をしてHPに載せたのは正解。昼からは全くそんな時間は無くなった。えびねの話が熱く続くのは、「こうでなくっちゃ」と大歓迎。えびね展ならではの賑わいだ。問い合わせのメールが来ていて、写真を添えて返事を書きかけたが、送信できたのは結局閉店してから。4月は倍のスピードで時間が流れていく。
 明日、明後日も又雨になるらしい。火曜日から神代植物園でえびね展。初日に見せてもらうつもりだ。


2015年4月11日(土)
 昨日の午後から降りだした雨が今日昼ごろまで続いた。今週は月曜日に晴れた以降ほとんど日が射さずに、雨の多い週だった。寒さがぶり返して今日もしっかり着込んできた。暖房できない事を考えると、着るもので寒さを凌ぐしかない。朝着くとすぐにえびねの撮影。帰るまでに今咲いているものはほとんど撮った。後は追加していけばいいから、ようやく作業が追い付いた感じ。
 午後から少し明るくなって、お客さんの出足も軽くなったようだ。昔からのUさんが珍しく顔を見せたりして、色々な話をする。えびねの時期は何となく慌ただしい。


2015年4月10日(金)
 水曜日に今まで編集してきたサイトが開けなくなり、更新作業ができなくなった。新規サイトを作って出来ているファイルを読み込み、その日は全ファイルをアップロードする羽目になったが、随分時間がかかって更新はできた。昨日HPビルダーで編集しようとしたら、当然ながら旧サイトと新規サイトの二つが表示され、旧サイトをクリックすると相変わらず「開けません」と出る。新規サイトでは作業できるのだから、紛らわしいばかりの開けない方のサイトを削除した。
 遅くまでかかって撮影したえびねの写真を載せ、帰り際にアップロードしようとしたらこれが出来ない。旧サイトを削除したのが原因らしく、一昨日転送できたのは、転送設定で旧サイトを参照していたためだった。元を削除した結果設定欄が空白になってしまった。あわてて各項目を打ち込んだのだが、どこか一つ違っているらしく、何度やっても拒否されてしまう。イッツコムのサポートに確認しようと電話したが、込み合っていてつながらない。もう8時過ぎだったので翌日という事にして作業したものを送れずに帰った。
 今朝店に着いてパソコンの電源を入れたところでイッツコムから電話がきて、1か所間違っていたところが判明。無事に転送できた。ほんの少しなのにパソコンは融通が利かないから、そこでつまづいてしまう。設定は一度やってしまえば普段触る事はないから、不具合が起きるとその都度戸惑う。自分のスキルの無さが原因であるのは間違いない。
 昨日も今日もかなり寒いが、今えびねが満開なので暖房を入れるのをためらう。少しでも花をもたせたいから、コートを着て寒さをしのいでいる。午後遠方からのお客様。その後ニオイエビネが8鉢追加された。

2015年4月9日(木)
 結局昨日は最高気温が3℃で、4月のこの時期としては50年振りくらいの低温だったそうだ。都内でも雪が降ったところがある。帰る時間には雨があがったが、とに角寒かった。今日は3日振りの晴れ。明日は又天気が崩れるらしいから貴重な晴れ間だ。気温は10度上がって13℃。昨日の冷え込みと比べれば大きな差だが、4月としてはまだ低く、空気は冷たい。
 雨が多かったのと忙しかったのとで久しぶりの水やり。隙間は開いているが一応閉めてあるので、乾き具合は大分違う。日が当たる作場では水やりは夕方にしているが、ここは直射が無いから今はまだ昼間にやってしまう。水をやっていたら葉の色が変わってしまっている杭州を発見。鉢を開けて駄目になったところを切り取り、よく消毒して植え替える。全体的に消毒と液肥をやってようやく待ったなしの仕事を終える。
 その頃から何人かが立て続けに来てくれて、HPの作業は夕方近くなってから。撮影をした分は「えびね2015」に反映させる。全部撮影が終わる頃には、花がくたびれてくるかもしれないので、できるだけ盛りの時に撮っておきたい。


2015年4月8日(水)
 定休日の月曜日はよく晴れて22℃まで上がった。火曜日は小雨で12℃まで下がった。今日水曜日は朝2℃という冷え込みで、我が家の方では雪交じりの雨。桜の花びらが散ってあちこちに貼りついている。ニュースでは郊外は桜に雪という光景を映していた。冬のダウンコートやブーツ、手袋が復活する。1日で10度づつ気温が変化するのだから大変だ。あわてて咲いたえびねも戸惑うだろう。毎年えびねが咲いてから震えるような日があるが、これだから作場の冬囲いはゴールデンウィークまでは外せない。
 雨の中えびねが追加される。展示品の「青嵐」の大きな鉢も到着し、売り物の方は早速売約になった。えびねは葉が大きいから詰めて並べる時、葉が邪魔しないように大小を組み合わせたり、色の取り合わせを考えたりしないといけないが、それも又楽しみだ。結局撮影はできず明日に先送り。明日はぜひやりたい。
 今日パソコンの作業中に勝手に電源が落ち、再起動したらホームページのサイトが開けなくなってしまった。何度やり直しても開けないので、新しいサイトを作成して読み込んだ。これから更新をするのだが、すべてのファイルがアップロードされることになるのだろう。たっぷり時間がかかると思うと恐ろしい。


2015年4月5日(日)
 朝から小雨。少し肌寒い中えびねの搬入がある。昨日まで棚にあった奥地蘭はすっかり下がって、店内はえびね一色になった。待望の名品花なし苗も入荷。早速来てくれたえびねのお客さんがゲットしていく。今後さらに追加されるので、その都度HPに反映させる。今日の入荷分は水曜日に撮影するつもり。無名のニオイエビネも3株持ってきてもらった。花が入ってないのが残念だが、入ってもおかしくないくらいの大きさだから、来年は確実に咲くだろう。いよいよシーズンイン。お客さんと一緒に楽しみたい。


2015年4月4日(土)
 桜の花びらが雪のように道路端に積もっている。今日は曇っていて一時雨が落ちる天気。このところのポカポカ陽気からは寒さが戻ったようだ。Sさんが都合で早く来たいというので早目に出て来たら9時半には店に着いた。間もなくSさんが来て、必要なものを買っていく。
 明日の夕方には残りの春蘭を片付け、来週からは全面的にえびねに切り替わる。今日はその準備で、下げるものをリストと照らし合わせてチェック。間違いがないことを確かめて棚から降ろしておく。蘭の展示に使っているガラスの丸い板を片付け、えびね用の皿を用意する。自前のえびねはまだ咲いてないが、つぼみがかなり色づいていて、来週には咲き始めるかもしれない。名品の苗も近いうちに入荷する予定。


2015年4月3日(金)
 朝の空は青い部分とダークグレイのところがモザイク。天気は下り坂で風が強い。桜は花吹雪になり、どこからともなく白い花びらが飛んでくる。日は出ないが気温は上がって、途中郵便局に行ったときには外の方が暖かかった。
 朝着いて先ずパソコンをつける。筆まめのソフトを持ってきてインストールし直そうと思っていた。ところが試しにそのまま開いてみるとこれまで通り筆まめが起動する。昨日は何度やり直しても開かなかったのに不思議。無事宛名印刷が終わって午後投函してきた。パソコンはどうしてもわけが分からない。


2015年4月2日(木)
 定休日に続いて昨日休みをもらった。その間に4月に突入。今日来る途中いかにも新入社員という人達をたくさん見かける。これも春の光景だ。桜は早くも散り始めて道路脇に白く散らばっている。5月の陽気などという日があったから花は一気に進んだ。桜は本当に忙しいが、「もう少し咲いていて欲しい」というところがいいのかもしれない。見飽きるほど咲いていたら有難味がなくなる。
 店のえびねはつぼみがばらけて色づいてきた。即売品の方はつぼみだったものも皆咲いた。来る途中葉書を買って案内状の印刷を始めたが、途中でインクが無くなって買いに走る。文面の印刷が終わって宛名印刷にかかろうとしたら、筆まめが開かない。春蘭展の案内状には支障が無かったはずなのに、どういうわけだろう。明日CDを持ってきてインストールし直して、それでも駄目なら買わないといけないかも。すぐに発送するつもりが予定通りにいかない。
 閉店後にOさんがえびねを持ってきてくれる。


2015年3月29日(日)
 引き続きポカポカ陽気で上着が邪魔になるほどの暖かさ。ここで作っているえびねもぐんぐん伸びて、つぼみが顔を出してきた。午前中は出来るだけ植え替え。午後からえびね第2弾の入荷があった。棚を片付けて並べ、奥地蘭と半々の状態だ。あんなにいい天気だったのに3時頃から雨になった。天気予報でそんな事を言っていた気がするが、傘を持ってくるのを忘れた。
 明日、明後日が定休日で、次の水曜日は用事のため臨時休業します。休み明けからは案内状の印刷などで忙しくなる。


2015年3月28日(土)
 今日も4月下旬の暖かさ。都内よりちょっと遅れる我が家近くの桜も、今朝見ると一部咲き始めている。上野公園はもう見頃になっているかもしれない。店の外の棚を見ると色々なものが芽を出していた。植え替えたウチョウランに緑が見え始めたのが少しある。マイヅルソウ、ホウチャクソウ、シランも新芽が出ているし、鉢植えの植木は枯れ木のようだったのが、枝の先端を見ると芽が膨らんでいる。作場のえびねは、早いものはつぼみが見え始めた。いつまで見ていても飽きないが、先ずは植え替えに取り掛かる。砂を洗って干しながら端から杭州を植え替える。鉢を開けて根が良くないと、土の配合を変えようかとか、肥料を変えようかと思うが、隣の鉢でぎっしりときれいな根のがあると、又迷ってしまう。
 えびね展案内状のレイアウトも出来た。夕方えびねのOさんが来ておしゃべりする。作っているものが咲くのをワクワクしながら待っている時間はいいものだ。


2015年3月27日(金)
 雲一つなく晴れ渡って眩しい。いい天気に次の砂を洗って干す。気温も20℃くらいまで上がったから、外で水を使っても全く寒くないのが助かる。植え替えに精を出すとたちまち砂が底をついてしまうから、こんな日は逃せない。この間はしばらく干しても乾かなかったが、今日のようだと実に効率がいい。砂を干している間に植え替えをする。25年にたくさん植え替えたから、今年はその割合でしなければならない鉢が多い。昨日注文した砂がすぐに届かないと、段々時間が無くなってしまうだろう。
 えびねのお客さんからの電話が多くなってきた。そういえばえびね展の案内状のレイアウトもしないといけない。のんびりしてはいられないのだが、来週水曜日は用事のため臨時休業します。


2015年3月26日(木)
 気持ちの良い青空になった。こんな日は植え替えに専念したいところだが、何鉢かしただけで中断。昨日入荷した蓮弁蘭の撮影をしてHPに載せる。続いてえびねの撮影にかかったが、まだ開き始めのものが多く、形が決まってない。もう少し伸びてからの方がよさそうだ。早咲きの品種は毎年同じで、「紅妃」、「空海」、「御蔵黄梅」などはいつも一番に咲く。コオズのいい香りが店内に広がって、表の山草を持って入ってきた人も「あーすごい香り!」。蓮弁蘭も今満開でこちらもかなり華やかなのだが、えびねはやはり存在感抜群だ。
 22日の日曜日に上野に行った時には桜はまだつぼみだった。それが月曜日には開花宣言が出て、次の土日はもうお花見。あっという間に春本番だ。しかし昨日の夕方にはとても冷たい風が吹いていたし、季節の変わり目は着るものの選択が難しい。作場の方も徐々に開けていく事を考えないといけない。昨日は帰りが遅くなったから今日は定時に引き上げる。


2015年3月25日(水)
 休み明けは大忙し。混合砂を作り袋詰めし、使った道具を片付けると遅く咲いてきた奥地蘭の搬入がある。花が終わったのを下げて、新しくきたものをチェック。条数を数え、パソコンにリストを追加。続いて早々とえびねも搬入され、春蘭を下げて場所を空ける。これもパソコンに打ち込み、閉店後水やりと消毒。取りあえず預かり物は間違いの無いよう、売れたもの、下げたもの、残っているものなど、パソコンの内容とその都度一致させる。出入りがあった時は大変だ。
 明日出来たらHPに反映させたい。


2015年3月22日(日)
 朝直行で上野へ。穏やかな好天に恵まれて、公園の中はかなりの人出だ。桜は部分的に何輪か開いているのがあったが、全体としてはつぼみが大分膨らんできたところで、まだ1週間はかかりそうだ。それでもお花見の準備はすっかり整っていて、至る所にゴミを分別する臨時の収集所が設置されている。それらを尻目に東照宮にまっしぐら、いつもながらの見事な展示を見せてもらう。三賞は東京香蘭会賞がN氏の「平和」、黒崎賞がH氏の「明星」、綜合優勝はS氏の「大雪嶺」だった。ゆっくり出来ずに店に戻ったが、12時を少し回ってしまった。すぐに店内に取り込んであった砂を外へ出して日に当てる。
 水曜日には混合砂を作れそうな目途が立ったので、植え替えの続きにかかる。いくつか植え替えると自家用の砂が心細くなって、休み明けに容器が空き次第次の砂を洗っておかなくては。毎日砂作りに追われる。


2015年3月21日(土)
 どんよりとして肌寒い一日。これで平年並みだそうだが、このところ暖かい日が続いたせいか寒さが戻ったように感じる。今日も砂を洗うには適さない天候だが、待ったなしなので洗って干す。
 もう花が終わってきたものがいくつかあるが、つぼみだった「桃蛍」が開きだしたり、これからのものもある。(42)の豆弁蘭荷花が開くのを何人かが楽しみに待っているが、つぼみが真ん丸になっているのに中々開かない。良く見ると包皮が花弁にくっついていて、ピンセットでそっと剥がした。手当が遅れて今年は下の花がひっくり返って咲いてしまったが、豆花と言えるほど小さくて真ん丸の花だ。葉姿も豆弁にしては幅があって短いから、中間タイプなのだろうか。包皮がくっつくのは他にもあるが、これは癖だろうから早目に手助けしないといけないようだ。
 明日午前中は上野東照宮に行きますので、午後から店を開けます。


2015年3月20日(金)
 天気が意外と良くならず、一日中曇っている。昨日売り物の混合砂が売れてしまい、至急作る必要に迫られている。今日は朝から中粒をたくさん洗い、干している間にこの間洗った小粒を混合する。今年は割合雨が多く、砂の乾きが遅い。やっと化粧砂が出来上がったがいつまでもつだろう。混合砂作りに追われて自分の植え替えが進まないのが困った。夕方「虹姫」と「酔玉」の写真を撮り、HPに載せる。どちらも改良園から出た昔の名品だ。
 明日、明後日が上野東照宮で東京香蘭会の春蘭展。明日は午後からなので、明後日の朝見に行くつもり。日曜日は昼頃には戻ります。


2015年3月18日(水)
 昨日は20℃を超す暖かさで4月下旬の気温だったそうだ。今日も引き続き暖かくて、帰りのために持って来た薄い上着が邪魔になるほど。外の乾いている鉢に水を遣ると、寒い間は死んだようになっていた鉢に花が咲いたり新芽が伸びていたりする。枯葉を取り除くと生き返った。この間洗った赤ボラが大体乾いたのでコンテナに移し、空いたザルで鹿沼土を洗って干す。
 明日は夕方から会合があって、4時半に閉店させていただきます。


2015年3月15日(日)
 曇りがちで思ったほど気温が上がらない。久し振りのYさんなど色々な人が来てくれた間に杭州等の植え替えをする。隣同士に置いてあって同じように管理しているのに、根がいいのや悪いのがあって随分差がある。植え替えをすると洗ってある砂が残り少なくなって、又用土を作る必要に迫られる。洗っても干す場所や道具に限りがあって、今のが乾かないと、混合する別の砂を洗えないのが問題だ。定休日明けも砂作りに追われそうだ。


2015年3月13日(金)
 今日も上天気。せっかくの青空がもったいないから、砂を洗って干す。植え替えは天気の悪い日に先送り。
 ここへきてえびねの冬至芽が動き出している。表面に乗せた水苔を突き破ってかなり伸ばしてきた。この間芽のところの水苔を割って、邪魔をしないように手当しておいた。これをやらないと水苔に引っかかって曲がったりするから、必ずしなければならない事だ。大分日が長くなって、定時に帰ると明るいと感じるようになった。


2015年3月12日(木)
 暖かそうな陽射しに惑わされて薄着で来たら、風は意外なほど冷たい。店に着いてすぐに蘭の植え替えを始める。今日やったところは割合根が良くてほっとした。そのうち用土が少なくなってきて、洗ってある分を混ぜて中粒を補充する。化粧砂の小粒は洗ったものが無いので、新たに小粒の赤ボラを洗って干しておく。これからは植え替えと砂を洗う作業の追いかけっこだ。


2015年3月11日(水)
 昨日は我が家の方ではヒョウが降った。夜の雨が上がって快晴になったかと思うと、やがて真っ黒い雲がかかってパラパラとヒョウになるというめまぐるしい天気だった。今日は抜けるような青空なのに、真冬並みに冷え込んでいる。
 最近雨が多い上作場の戸を閉めているから案外乾かなくて、久し振りに全面的に水を遣る。その後ウチョウランの植え替えをしようと、店内に一式を持ち込む。こればかりは座ってやらないとできないから、机の上での作業。昔から亡くなった社長の誕生日である3月8日から水を遣り始めるのが習慣だったが、定休日のため今日にずれ込んだ。冬の間仕舞ってあったのを開けてみると、毎年の事だがいくつかは駄目になっている。今の作場の条件でどのようにして冬越しするかがまだつかめてない。2か所に分けておいたが、発泡スチロールの箱に入れてプチプチで軽くカバーしておいた方が成績がいい。一方のかご状のコンテナに入れた方は乾きすぎたようだ。やはり湿り気があった方が良さそう。ここに来てからどの植物でも、季節ごとの置き場所に関しては試行錯誤が続いている。店内で作業したらすっかり汚れて、終わってからあちこち掃除する。
 春蘭、奥地蘭がいくつか入荷した。全部国内栽培品。閉店してから写真を撮ってHPに載せる。「明旭」、「楊氏素」が咲きだしたので、これも撮って写真を差し替える。
 今日は3.11。あれから4年が経った。全体としては随分復興したのだろうが、まだまだのところも多い。あの瞬間に一緒に店にいたKさんが現れて、余計にあの日の事を思い出す。古い店だったからつぶれるのではないかと、二人で外に出た事。近くのマンション工事現場で屋上にあった建設機械の長いアームが、ひどく揺れていた事も。電車が止まってあの夜は店の中で毛布にくるまって一晩過ごしたのだった。そして鉢が倒れて店の中も作場も大変な事になった。その後遺症は、たくさんの札落ちとして今も残っている。


2015年3月8日(日)
 今日も雨模様、明日も予報は雨。天気の悪い日が続く。今日は水を遣ろうかと思っていたが、水曜日に送って「春蘭2015」の撮影をする。何人かが来てくれたり電話がかかったりの後、一段落してひたすら撮影とHPの掲載作業をする。閉店までに何とか出来上がった。昨日も一昨日も帰りが遅くなったから、今日は定時に帰る。水曜日からはウチョウランの植え替えをしなくては。春の作業は忙しい。


2015年3月7日(土)
 朝から細かい雨。先ず昨日入荷した蘭の撮影を始める。何人か人が来たが出来るだけ撮影を続ける。撮れたものはすぐにHPに載せ、リンクを貼る。明日も同じように出来れば最後まで出来るかもしれない。


2015年3月6日(金)
 日中も10℃とかで、また冬に逆戻りだ。季節の変わり目は日替わりで気温差が激しい。朝着いてすぐに植え替えの続きに取り掛かる。とに角手をつけておけば、後はどんどん出来るのだが、スタートするのが億劫になる。用土が無くなってきたので、この間洗っておいたものを混ぜて作る。いくつか済ませたところで次々と人が来たり電話がかかったりで、今日は植え替えはこれまで。
 午後から栽培品の一花や奥地蘭がたくさん入荷した。どれも株の状態は良好で、しっかりと作がかかっている。久し振りに遅くまでかかってパソコンに入力し、棚に並べる。品薄になっていた棚が又賑やかになった。春蘭2015に載せたが、明日から写真を撮ってできるだけ早く紹介したい。


2015年3月5日(木)
 日中はそこそこ暖かくなったし、大分日が長くなってきた。6時に閉める時にまだ明るさが残っているから、少し前と随分変わってきている。いつまでも寒いと言ってられないので、植え替えを始める。土が古そうなものを選んで前回の植え替え年月日を確認する。根がいいものは砂を新しくして植えるが、根が悪いものは生の水苔で根巻きにする。いくつか根巻きになったものが出た。透明ビニール袋で育てている生の水苔は、袋の底の方でも青く生きていて小さな新芽も出ている感じ。試しにやったこの方法は正解だったようだ。


2015年3月4日(水)
 昨日の火曜日、飯田橋の日中友好会館に中国奥地の蘭展を見に行った。会場は美術館だし、それぞれ考えられた鉢に入った大株は見事。大きな中国鉢にも負けない充実した株に、たくさん花が上がった作品はこの会ならではの壮観だ。中国春蘭一花もたくさん花をつけて展示されている。
 夜の間に雨が降ってしっとり。今日は気温が20℃近くまで上がるということで、外の方が暖かい。朝田園都市線が不通になって、出かける頃は動き出していたが、電車が中々来ないし、ホームに人が溜まってくるし、大幅に遅れが出ていた。夜間工事が終わらなかったためのようで、相当遅くなることを覚悟したが、店に着いたのは11時を5分過ぎていた。何人かが来てくれてそれなりに賑やかな一日。昨日撮った写真をパソコンに保存する。


2015年3月1日(日)
 昨日は店を休みにして北関東奥地蘭愛好会の展示会を見に熊谷へ。会員が意欲的で新しい品種を精力的に入れているのと、貴重な品種もかなり作がかかってきて見ごたえがある。遠いにも拘わらず大勢が見に来ていた。午後から新橋華僑会館へ移動して日本中国蘭協会の展示会を見る。こちらも歴史があって安定した作だ。朝早くから丸一日の蘭三昧。いつも時計を気にしながら急いで見てくるが、休みにしたお蔭でゆっくりと写真も撮って楽しんだ。
 今日は朝から何人もお客さんが重なって忙しい。毎年ピアナンを飾ってくれるHさんが今年も持ってきてくれた。雨が当たったのか葉が傷んでいるが、ピアナンの花は本当に清楚で魅力的だ。午後から昨日撮った写真を整理して、どれを載せるか迷ってしまう。今日は取りあえずこのピアナンを載せて、来週から2か所の展示会の写真を順に載せたい。
 明後日火曜日から日曜日まで日中友好会館で奥地の蘭協会の展示会だ。火曜日に見せてもらうつもりだが、明日搬入のメンバーは支度が忙しいことだろう。ちょっと間が空いて21、22日の東京香蘭会(上野東照宮)の春蘭展が最後を飾る。その他のところはとても見切れない。忙しくも楽しい時期だ。
 昨日は眩しいほどの陽射しだったが、今朝から細かい雨が降ったり止んだり。夕方になると本降りになってきた。このところ結構雨が降っているので、水遣りの点では助かる。


2015年2月27日(金)
 久し振りに上天気。気温もそこそこ上がったが風は強い。Oさんがしばらく振りに姿を見せてえびねのおしゃべり。春が近いことを感じさせる。近年天候が厳しくなって、以前よりうまく作れなくなった気がするし、そういう話を良く聞く。だからといって完璧な作場を用意することは、色々な面で難しい。よく作れればこんな楽しい事はないのだが。
 明日は展示会巡りで臨時休業します。


2015年2月26日(木)
 ”木曜日は雨”というサイクルはずっと続いていて、何だか知らないが木曜日が雨になる事が多い。今日も季節が逆戻りして冷たい雨になった。Uさん、Eさん、Sさんなどが来て、電話が何本もかかる。花が終わったものがいくつもあって、新しく追加されるのは来週になるだろう。今週末の土曜日(28日)は、朝から熊谷の奥地蘭展、午後から新橋華僑会館の展示会に行く予定。移動が多いのでその日は臨時休業にします。


2015年2月25日(水)
 今週に入ってからぐっと春めいてきた。あちこちで梅が咲きだしたし、冬の厚いコートが相応しくなくなった。三寒四温で一気に暖かくはならないだろうが、すごい寒さも少なくなってくるはずでうれしい。
 春蘭の花が終わってくるのに備えて、山草を少し仕入れてきた。空のできた棚を飾ろうと思ったのだが、時期が早すぎて春の山草はまだ揃っていなかった。少しだけ入れて、来月になったら又行ってくるつもり。
 この間届いたウチョウラン用土を一部小分けする。袋には「使う前に一度水洗いしてください」と書いてあるが、小粒より小さな細粒だからそんなに目の細かいザルが無い。いつも化粧砂を洗って干すザルに試しに入れてみたら下にこぼれてしまう。洗うのをあきらめてそのまま小さな袋に入れる。
 全面的に水やりをして、しばらくしてから消毒と液肥をスプレーする。1鉢ずつ株元を見ながらノズルを動かしていたら、花がついているのを3鉢見つけた。あれほど何度も調べたのに今まで気がつかなかった。「イトラン桃花素舌」。「桃園玉姫」、「逸品」で、「逸品」はまだつぼみ。作場にあったから店内に入れたのより花の進み方が遅かったのだろう。隙間のできた店内に飾る。


2015年2月22日(日)
 降る予報だったが霧雨程度で、雨らしい雨にはならなかった。今日は東京マラソンだったからほっとしたことだろう。空気がしっとりして寒さも緩んだ。久し振りのIさんが顔を見せてくれておしゃべりをする。夕方神代植物園の展示品を下げてきたSさんが寄って、重たい虎頭蘭などを展示していく。
 ウチョウラン用土が入荷した。


2015年2月21日(土)
 今日までは天気が良くて明日は崩れるようだ。この週末は東京ドームと神代植物園はにぎやかだろう。そういう時はこちらは静かなもの。夕方になって春蘭を持ってきてくれた人がいて、写真を撮ってリストに加える。


2015年2月20日(金)
 今日も青空。暖かい日差しが降り注ぐ。外にいても寒くないので、久しぶりに砂を洗って干す。春の植え替えに又砂が必要になるはず。蘭は段々売れていって棚が寂しくなってきた。対策を考えないといけない。


2015年2月19日(木)
 雨が止んで明るい太陽が顔を出す。風が無い上、陽射しが強くなってきているので、日向にいると暖かい。自然と外に出たくなって山草の枯れた葉を取り除くと、株元には新鮮な緑色が見える。こういうものを見つけると春が近い事を実感してわくわくする。


2015年2月18日(水)
 昨日の火曜日、神代植物公園で始まった芳華会の展示会に行ってきた。展示品はやはり中国奥地蘭の分量が多いが、中国春蘭一花やイトランなど幅広く展示されている。雪の予報もあったが結局細かい雨。天気が良ければ普通に公園に遊びに来た人達がたくさん寄っていくが、寒い雨模様では展示会を目指してきた人だけ。日曜日までやっているから、天気が回復すれば賑わうだろう。
 今日も雪になるかどうかぎりぎりで、予報が難しいところらしい。多分雨で終わりそうな気がするが、寒さは厳しい。花のために暖房をつけっぱなしにはしないが、入ってきたTさんの「寒いねえ」の一言でエアコンをつける。芳華会の展示会の事を伝えると、しばらくして向かっていった。昨日撮った写真をパソコンに取り込んでみると、会場が暗いのであまりいい写真はない。残念。春蘭2015の写真をいくつか入れ替える。


2015年2月15日(土)
 今日も天気はいいが強風。出した看板が飛んでしまい取り込むが、寒そうな風の音がずっと聞こえている。作場の冬囲いもガタガタと鳴っていて、外に出たくない感じ。そのせいもあるのか、昨日と違って今日は店内は静かなものだ。東京ドームはピークを迎えているだろう。
 明後日火曜日からは神代植物公園で芳華会の展示会が開かれる。東京ドームと同じ日曜日まで。火曜日に見せてもらうつもりだ。


2015年2月14日(金)
 昨日は早じまいして東京ドームへ。入場まで22番ゲートの外で待っている時の寒いこと!。6時半に入場して広い会場のほんの一部だけ見て帰った。知った顔にも何人か出会って挨拶する。
 今日は天気はいいが風が強くて、外に出した看板が倒れ、後ろにあったトクサが折れてしまった。あわてて看板を仕舞う。昨日「山野草マニアックス」が入荷。今日寄ったHさんが早速買っていく。


2015年2月12日(木)
 日中の気温13℃という久しぶりの暖かさ。陽射しはすでに春めいて風もなく、外でも気持ちがいい。昨日の朝は大丈夫そうだったのに、帰りがけに見たら鉢が乾いていて、今日一番の仕事が水やり。その後カルホスで消毒もする。
 明日は東京ドームで世界らん展の内覧会があるので、夕方5時で閉店させていただきます。

2015年2月11日(水)
 2日間の定休日はこの冬最高の寒気が入って冷え込んだ。新潟では3メートルの積雪という。昨日の東京は北陸の人達に申し訳ないような青空で、寒いだけなら文句を言わずに我慢しなくちゃ。
 今日は珍しい人が二人顔を見せてくれる。20数年前に学生だった頃来ていたNさんと、春蘭の展示会に時折来てくれていたTさん。今日はいくらか寒さが緩んたので出てきたと久しぶりにおしゃべりをして楽しかった。
 杭州寒蘭を特集した「山野草マニアックス」の掲載誌が到着。中身を見て注文したので近いうちに入荷するはずだ。


2015年2月8日(日)
 昼ごろには雨になって、午後からは本降り。寒い一日だった。何人かが来てくれて楽しく過ごす。春蘭はつぼみだった品種がかなり開いてきて、最新の写真と入れ替える。段々品物が減って棚に余裕が出来てきた。「蘭專ッ心録」が2セット入荷しているので、買いそこなった方は是非。


2015年2月7日(土)
 朝から次々と人が来て、遅くまで賑やかな一日だった。午前中は青空で暖かかったが、帰る頃には雨が降りだした。傘を持って来なくて失敗。明日は崩れるようだ。


2015年2月6日(金)
 今回の雪の予報は結果的に外れた。低気圧がいまいち強くなかったとかで、昨日の帰りもちらちらとは降ったが、全く積もらなかった。今朝は日陰の道路の端が凍っていたが、明るい青空で日中は暖かくなる。「いい天気だったから」と、一昨日も来てくれたお客さんが中国春蘭を選んでいく。その後まだ写真が出てなかった「春蘭2015」の撮影をしてHPに載せる。一度花が終わったと思っていた「素大富貴」の次の花芽が伸びてきていた。咲く時期が随分ずれているが、終わった花を切って次のつぼみに期待。


2015年2月5日(木)
 朝出てくる頃はみぞれだったが、やがて雨になった。予報は積もるような事を言っていたから、足元をしっかりと固めている人が多い。去年の大雪を経験して、都会でも雪国仕様の靴を売っているようになった。しかし、日中の気温が3℃前後という東京とは思えないような寒さだ。こんな天気に来る人はいないが、メールでの注文を送り、「春蘭2015」の写真を撮影する。いくつかはHPに反映したが、撮る場所がエアコンの下で、撮影の間はエアコンをつけられない。ずっと続けていると冷え切ってしまった。明日又続きをすることにして、今日は早めに切り上げる。


2015年2月4日(水)
 昨日が節分、今日は立春。春は名のみで今日も冷え込んでいる。関東南部は明日は雪になる予報だ。
 店に着いてすぐに「奥地蘭2015」に写真を載せ、リンクを貼る作業にかかる。何人かお客さんが来てくれたが、合間にHPの作業を続ける。無名の奥地蘭は写真が無いとどうにもならないからこちらを先にし、「春蘭2015」は咲いている品種を優先に、順不同で写真を追加していく。明日もする事がたくさんあり、雪で交通が乱れないよう願っている。


2015年2月1日(日)
 天気はいいが北風が強くて立て看板が動いてしまう。発送があって荷造りしたり、店の方もにぎやかで、写真を載せるまでいかなかった。栽培品の奥地蘭が追加される。遅くなって案内状の宛名印刷をして帰りに投函する。


2015年1月31日(土)
 眩しい青空になった。我が家の方では日陰の道路端にまだ白く残っていたが、駒澤大学駅に着くと雪のかけらも無い。朝のうちは明るい光に店の入口を開けていたが、やがて風が強くなって、ドアを開けるのにすごい抵抗があるようになった。強い風が吹き込むので入口を閉めてしまう。
 「粛山蔡梅素」が開き始めて、包皮が貼りついているのをピンセットで離してやる。次に花弁の片方が捧心にくっついて咲けないのを剥がそうとしたら、兜の片方が花弁の先に付いて取れてしまった。もっと気長にやらなくてはいけなかったと反省。
 「春蘭2015」と「奥地蘭2015」のページを作ってから、昨日入荷した奥地蘭の撮影をする。パソコンに保存するまでは終わったが、リンクのページを作るのは明日になる。


2015年1月30日(金)
 朝起きたらぼたん雪で外は白くなっていた。テレビの映像では都内は雪は無いが、郊外はうっすらと積もっている。出かける頃はみぞれ交じりで、舗装道路を薄く覆った状態は一番滑る。足元完全武装で出て来ると、電車はすでに10分ほど遅れが出ていた。雪の量はとも角気温は相当低い。最高気温でも3℃くらいと言っていた通り空気が冷たい。店の中には春蘭のつぼみつきがあるからあまり温めたくはないが、暖房を切ると寒くていられない。世田谷は積もるまではいかず、車の屋根が少し白くなった程度で終わった。
 午後冷たい小雨の中、新着の奥地蘭が入荷した。現地では殖えているものは安いが、少ないものはびっくりするほど値上がりしている。そもそも円安で、去年と同じ値段でも実際は高くなっているのと同じだ。ここに来たのはほどほどの価格のもの。明日から撮影開始だ。


2015年1月29日(木)
 今日はまだ天気が良くて、午前中は明るい日差しで楽だったが、低気圧がやってくるのは明日のようで、天気は悪くなる方向だ。午後からは曇ってきて明日はぐっと冷えこむらしい。明朝は雪の覚悟をしなくてはならないか。中国帰りのAさんが寄って話を聞く。


2015年1月28日(水)
 昨日は15℃を超して4月の陽気。日中はコートなしで歩けたが、今日は曇って又冬に逆戻りだ。定休日の2日とも暖かかったので、今日来たら花が色々開いていて、花茎が伸びないうちに急に咲いてしまったものもある。鉢植えのままの発送があって、工作に手間取る。押さえてくれる人がいないので色々考えるが、一向に段ボール工作の腕が上がらない。
 展示会案内状の印刷が終わる。明日は関東平野も雪が降るかも。


2015年1月25日(日)
 明日あさっての定休日は崩れるらしいが、今日は暖かな陽射しがあっていくらか楽だ。花が少し咲いてきてようやく人が動くようになった。今日も少し品物が追加される。「珍蝶」、「素大富貴」、「魁荷素」、「朶々香縞」。棚がにぎやかになってきて、完全に春蘭に切り替わった。問い合わせに返事をしたりして案内状の印刷は水曜日に。


2015年1月24日(土)
 昨日の帰りは北風が強くなって、朝とは一変刺すような寒さになった。往きと帰りでは大違い。今日も曇っていて予報より冷え込んでいるようだ。やはり大寒にはそれなりの支度が必要だ。
 朝来る途中で郵便局に寄って葉書を購入。注文の蘭を荷造りした後、春蘭展案内状のレイアウトを考える。中国春蘭の花芽つきを持ってきてくれた人がいて、パソコンに打ち込んで棚に並べる。一部株分けがあって2鉢ほど開けてみたら、真っ白な根が鉢一杯に張っていて最上の出来。聞いてみると冬でも窓は全開で、決して温室育ちではないという。それほど手間暇かけて作っている様子もないし、ポイントがいいのだろう。上手な人に限って「何もしてない。ただ普通に作っているだけ」というが、秘訣を知りたいものだ。自然作りで良くできている株は、温度をかけてふかした株と違って、他の人の手に渡っても後の出来がいい。品種は「西神梅」。「楊氏素」、「緑英」、「寰球荷鼎」、「翠蓋」、「老十円覆輪」。
 色々な用事でばたばたして、結局案内状のレイアウトが出来たのは閉店時間を過ぎてからだった。明日は印刷にかかれるだろう。


2015年1月23日(金)
 3日振りの青空。気温も12℃位まで上がるらしい。空気がしっとりして人間にも植物にもいい感じ。夜帰る事を考えて着て来たダウンコートが邪魔になるほどだ。久しぶりに入口の戸を開けておく。
 この間入荷した「蘭專ッ心録」は3冊とも完売した。中国春蘭は今日「竜字」が追加され、明日は「西神梅」等が入る予定。


2015年1月22日(木)
 一日中しっかり雨。最高気温が5℃というのは本当に寒い。暗くてテンションが上がらず、店内だけ水やりをしたが、作場の方は明日に先送り。園芸資材を頼んだのが送られてきて、値札をつけ、整理して並べる。しばらく切れていたノズルも入荷した。


2015年1月21日(水)
 今晩から天気が崩れるという事だったが、朝家を出る時には細かいあられのようなものが降っていた。駒澤大学に着くとさすがに霰という事はないが、時折冷たいものが顔に当たる。空気はキーンと冷えていて、大寒らしい寒さ。店に着いて迷わずエアコンをつける。空は暗いまま。細かい雨がずっと降り続いて、明日までは崩れたままのようだ。こんな悪天候では来る人もなく、電話がかかってくるだけ。少しすると新着の奥地蘭が入ってきて忙しくなるはず。今日はパソコンの前で暖かくして過ごす。

2015年1月18日(日)
 相変わらず寒い。一番寒い時期なのだから仕方ない。杭州はほとんど花を切って作場に片付ける。奥地蘭の新着が来週末くらいには入荷すると思うので、それまでは端境期の様相だ。


2015年1月17日(土)
 あんなにいい天気だったのに、昨日の帰りは雨に降られた。今日も好天の中を出てきたのに午後から曇ってきて、又崩れるのかもしれない。風が強く立て看板が飛んでしまう。
 そんな中10年振りのお客さんが突然姿を見せて驚いた。自転車でガソリンスタンドの前まで来たが、店のあったところは14階建てのマンションになっている。すずき園芸は無くなってしまったんだろうと思い、引き返そうと向きを変えたら、ひょっと看板が目に入ったのだそうだ。半信半疑で入ってきたというわけ。偶々三軒茶屋方向からきたから良かったが、駒沢方面から来たら、間違いなく諦めて帰ってしまうところだった。以前はしょっちゅう来ていた人で、懐かしさにしばし話が弾んだ。


2015年1月16日(金)
 昨日の寒さが嘘のように暖かい日差しが降り注ぐ。昨日は閉めていた入口の戸も今日は開けておく。暖かさに誘われて外の山草棚の枯葉を整理しているとお客さんが。この後ぼろ市も覘いて行くというが、今日は二日分の人出だろう。
 杭州はいくつかを残して花を切り、作場に戻す。代わりに春蘭の花芽つきを探して出してくる。作場を一鉢づつ見て無いと思っていた鉢に花芽を発見し、うれしくなった。春蘭を持ってきてくれた人もいて、棚に並べる。あと1週間もすると、今仕入に行っている奥地蘭が入ってくるはずだ。そこで本格的に春蘭への衣替え。
 今現在並んでいる花芽つきは、「汪字」、「瑞梅」、「永豊梅」、「宋梅」、「大富荷」、「翆鶴」、「緑英」、「逸品」、「白宋素」、「粛山蔡梅素」、「風来蝶」、「銀桿素」、「秀月」、「金黄香」、「緋宝」。今後徐々に追加されていく。


2015年1月15日(木)
 世田谷ぼろ市の日はいつも寒い。昨日までは晴れていたのに午前中から冷たい雨になり、午後は北風も吹いてかなり激しく降ってきた。日中でも外は真っ暗。ぼろ市としては最悪の天気だ。関東でも山沿いは雪の予報だから、雨ならまだいいとしなければならないか。
 我が家で作っている春蘭で「粛山蔡梅素」につぼみが着いているのを見つけて持ってきた。7年前に花なしで手に入れて初めて花を見る。店内に入れて楽しみにしている。


2015年1月12日(月)
 風が強く寒い。午前中残っていた杭州を下げに来て、「杭州2014」の売り物はすべて片付いた。後は売約の品や、まだ花が元気な自前のもの。後半戦勝負の遅く咲いた品種はまだ棚を飾っているから、10月末から咲き始めて、結局三か月間は杭州を楽しめることになる。今年は満足いく花がたくさん咲いて充分楽しんだ。春蘭が出揃うまでは、間隔を開けて並べておく。
 今週は月曜日を営業したので、火水が休みになります。


2015年1月10日(土)
 「11時からだったんだ・・」というわけで、朝の寒い中Iさんが店の外で待っていた。少し早目には来たのだが、お待たせして申し訳なかった。風が強く、窓を塞いでいる透明波板が音を立てる。
 今日と明日は浜松の杭州寒蘭展。遊びに行きたいところだが、用事があって行けなかった。ブログの写真を見て我慢。今年は色々な都合で杭州寒蘭の入荷が全体的に少なかった。このまま厳しい状況が続く恐れもあるから、昔から作っている品種を大切にしないといけないだろう。
 発送があってヤマト運輸に電話したが、集荷に来たのは閉店ぎりぎりだった。午後246がずい分渋滞していたが、三軒茶屋駅で人身事故があって、田園都市線がストップしていた影響だろうか。配送には問題ないようでほっとしたが。今朝は駒澤大学駅でやはり人身事故があって、しばらく電車が止まっていた。出かける頃には動いていたが、帰りの混雑が予想される。やれやれ。


2015年1月9日(金)
 今日も寒い一日。陽射しがないので完全武装で来る。色々な人から電話がかかったり、来てくれたり。水曜日に入荷した杭州は、下げるまで6日しかないし花は傷んでいるしでどうなるかと思ったが、半分は持って行ってもらった。葉姿、花茎の細さや色、花間と子房の長さ、捧心の抱えや覆輪など、チェックポイントを見てひらめいたのを持っていく。花は弁先が黒くなっていたり、舌が色あせていたり、花弁が乱れたりしていても、「作ってみたらおもしろいかも・・」というのがあるものだ。昔山採り株を夢中で選んだ面白さに似ている。外れもあるが、3千円でいい花が咲いたら本当にうれしい。一応花を見て選んできたものだから、そんなにひどいのはないのだろう。価値のある高価なものを買うのとは違って、自分の目を信じて掘り出し物を選ぶのは楽しいものだ。
 春蘭の花つきを持ってきてもらい、寒さの中でも気持ちはまもなく春。


2015年1月8日(木)
 薄曇りで風が強く寒い。何人かが来てくれたが、杭州はさすがに花が終わっていくつか花を切る。去年は1月でももっと咲いていた気がするが、今年は花が早かったから一気に終わってしまった。杭州は大切に作っても一本調子で作が上がっていかず、急に作落ちしたりして難しい面がある。特に昔入ったタイプは一向に殖えない品種があって、最近輸入する株とは性質が少し違うようだ。
 今月後半には奥地蘭が入荷するはずだし、来週からは中国春蘭の花着きを出してくることにする。杭州が片付いて春蘭の棚に切り替わるが、タイミングよく「自然と野生ラン」2月号が入荷した。特集は中国春蘭一茎一花だ。


2015年1月7日(水)
 お正月も今日で終わり。店に着いたら松とお飾りはすっかり片付いていた。昨日は突然15℃を超す気温になって、強風が吹きまくり、午後には雨が降るという強烈な天候だった。今日は回復したが又寒さが戻る。
 夕方売り切れていた「蘭專ッ心録」復刻版が入荷した。当初2万円で売られたものだが、3部限定で1万円。他に杭州寒蘭新着株が10株新たに入荷した。かなり濃いサラサが3株あって、これは4千円。後の7株は3千円均一。やはりぎゅうぎゅうに詰めてきているので花は傷んでいるが、まだ選別できる。こちらは12日までで終了する。お早めにご覧ください。


2015年1月4日(日)
 謹 賀 新 年
 旧年中は大変お世話になりましてありがとうございました
 本年もなにとぞよろしくお願い申しあげます
     *     *     *     *     *     *
 今日から2015年の営業が始まる。元旦に雪が舞う寒いお正月だった。箱根駅伝をテレビで応援しながらのんびりと過ごし、今日出てきたが、正月ボケで中々ペースが戻らない。店宛の年賀状を何枚もいただいていて、まずは賀状の作成に手を付ける。暮れにやっておくべきだが、杭州寒蘭が年内一杯忙しいのでいつも遅れを取る。これを投函して店内の水やり。作場の方は乾いてないのに、店の中の鉢はかなり乾いている。棚から降ろして一つひとつ水を遣り、又水を切って棚に戻すともう夕方だ。「来週行きます」という電話を何本かもらう。カレンダーの都合でこういう事になったが、今日始まっても又明日と明後日が定休日で休みになる。実際は7日の水曜日から始まるようなものだが、管理の都合もあるので今日からということになった。年末には花が元気だったものも、さすがに今日は萎れている株がいくつかあって花を切る。
 休み中に段ボールのステープル抜きの道具を買ってきた。水やりが一段落したところでその使い心地を試してみる。抜いた後の段ボール面が多少傷つくのは仕方ないが、力は格段に少なくて済む。何枚か抜いたら慣れてきて、最小限の傷で抜けるようになった。短時間で1枚終わるからこれは使える。


top   目次   バックナンバー目次   「朝・昼・晩」 

えびねと東洋蘭の店 すずき園芸
ページトップへ