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2014年8月31日(日)
 薄曇りの昨日と同じような天気。暑くも寒くもなく丁度いい。昨日から取り掛かった蘭鉢展案内状は、パソコンで何度もレイアウトをやり直し、修正版を印刷する。明日は定休日なので今日は久しぶりの水やり。


2014年8月30日(土)
 時折薄日が射して今日は雨の心配はなさそうだが、涼しさは依然続いている。こんなに気持ちのいい気候の後に残暑がぶり返したらたまらないだろう。鉢の乾き具合は水をやるかどうか迷うくらいだが、明日やることにして、特に乾いているものだけにしておく。
 蘭鉢展案内状に取り掛かる。まだ新作鉢や古鉢市の出品物は来てないので、手元にある鉢だけでレイアウトする。これから続々と入荷してきたら全部撮影しなければならないので、鉢撮影用に場所を空けてセットする。パソコンの前に座っていると何度か蚊に刺された。音もなく近づいていつの間にか刺している小さな蚊だ。これも夏の終わりを感じさせる。今”デング熱”の患者が出た事がニュースになっていて、蚊に刺されることは避けた方がいいらしい。


2014年8月29日(金)
 今日も霧雨の同じような天気が続いている。気温は相変わらず低めで、本来なら残暑にあえいでいる頃だが、すっかり秋になった気分。蘭の棚で、根が鉢の上に大きく飛び出しているのがいくつかあって、気になって植え替える。Sさんが大きな天草小蘭の鉢を抱えて入ってきた。シンビジウムの鉢にぎっしりと殖えて、花が10本以上上がっている。いい香りが店に広がった。夏の蘭は「もう少し咲いていてくれたら・・」と思うところで終わりになるが、上の方はまだつぼみだし、このところちょっと涼しいから、通常より花がもってくれるといいが。
 この間から蘭鉢展に鉢を出してくれる人にあちこち電話をして、大体数が揃うことになった。そろそろ案内状の準備を始めなくては。


2014年8月28日(木)
 引き続き細かい雨が降っている。昨日から全く太陽は隠れたまま。9月を通り越して10月中旬並みの気温とかで、長袖を着て丁度いい。晴天続きならそろそろ水を遣るところだが、鉢は乾いてない。枯れこんだ葉を整理していたら、震災時の札落ちの1鉢が葉が無くなってしまっていて、処分する羽目になった。やはり一度ダメージを受けた株は体力が無い。


2014年8月27日(水)
 朝から小雨が降ったり止んだり。気温はぐっと下がって22℃くらいだから半袖ではちょっと寒い。今週は気温が低い日が続くらしい。このまま秋というわけにはいかないだろうが、さすがに暑い日でも朝晩はかなり楽になってきた。ところが蘭はこれからが要注意で、夏を乗り切ったとほっとした頃、バタバタといく事が多い。注意深い観察が欠かせない。えびねはここで作っているものは大丈夫だが、我が家では去年の猛暑に葉が傷んでいた数鉢が、ここへきて弱ってきた。去年の夏はやはりものすごかったという事だ。


2014年8月24日(日)
 広島ではまだ雨が続いて捜索を妨げている。死者・行方不明者の数は、こうした土砂崩れとしてはかつて無いものとなった。山間の過疎地ではなく、山裾まで開発された住宅地だったせいだろう。今年も大きな災害が起こってしまった。
 今日の東京は薄曇り。暑さがやや落ち着いてエアコン無しで風を通す。草取りをしたり、気になっていたえびねを植え替えをして、夕方たっぷりと水やり。閉店間際、大きくグラッときて驚いた。


2014年8月22日(金)
 朝から強烈な陽射しで35℃を超える猛暑日。涼しいスリランカから煮えそうな東京へ昨日帰ってきた。赤道に近い国より日本の夏の方が暑いというのはちょっと変だが、南国は一年中気温が変わらないから、平均気温にしたら向こうの方がずっと高いということになる。スリランカでは30℃を超えることはあまりないし、エアコンもいらない。高原では寒くてフリースを着て靴下を履いて寝たほどだ。Wi-Fiが至る所で無料という最新面と、インフラ整備がまだ充分追いつかない部分が混在しているのは、いかにも東南アジアらしい。これで3年連続訪れたが、今年はボートサファリやジープサファリも体験して楽しかった。高速道路が通ったり、道路や橋などが整備されてきてまだ変化の最中。何年か後には見違えるようになっているだろう。とにかく親日的で穏やかで、見どころの多い国だが、今回用事を全部済ませてきたので、多分もう行くことはないと思う。
 帰ってみたら広島の土石流のニュース。まだ大雨が続いていて被害は拡大しそうだ。毎年各地で起こっていることが今年も何度目か。
 東京は晴れ続きだったようだが、留守中定期的に水をやってもらっていたので、蘭は元気に待っていてくれた。作場に入ると何かいい香り。見ると奥の方で「魚ちん殿」が咲いていた。早速店内に飾る。8月一杯は休み気分が続くが、9月からは11時開店になり、9月13日(土)から蘭鉢展です。


2014年8月10日(日)
 台風11号は高知に上陸し、兵庫を通って日本海に向かうコースをとった。関東は直撃を免れるようだが、朝家を出る時間帯は猛烈な雨で、「バケツをひっくり返したような」というのはこういう事かと実感した。これほどの勢いの雨は滅多に経験しない。屋根に叩き付ける音が恐ろしいほどだ。短い時間で止んでは又降るという具合だからまだいいが、これがずっと続いたのでは災害になるのは当然だ。広い範囲に影響が出て、四国全体はもちろん、紀州も大変なことになっているらしい。無事に通り過ぎてくれる事を祈るのみ。
 神奈川に竜巻注意報も出ている中、雨の様子を見ながら家を出る。電車は安全確保のためスピードを落としていて、いつもより時間がかかって到着した。風が次第に強くなって、看板を出すのをあきらめる。飛行機、新幹線、高速道路も、帰省ラッシュの足に影響を与えている状態だから、こんな悪天候に誰も来ないと思ったら、横浜のAさんが中古の笠間鉢をいくつか持ってきてくれたり、Hさんが顔を見せてくれたり。ラジオの台風情報に注意しながら、休み前最後の水やりをする。
 夕方には一層風が強くなった。店の前の通路は風のトンネルで、傘をさせる状態ではない。台風から離れた地域でも大荒れの天気。明日は台風一過となるだろうか。明日から旅行に出かけるのでしばらく休み、次は22日の予定です。


2014年8月9日(土)
 用事を済ませて急いで駆けつけ、ぎりぎりセーフで滑り込み。何とか遅れずに済んだ。台風の気配が近づいていて、一時的な雨はあったが大方は曇り空。空は低く垂れこめて風雲急を告げる雰囲気だ。台風11号は九州南部に接近し、四国に上陸しそうなコースをたどっている。東京に影響が出るのは明日のようだ。曇って涼しいので草取りをしていたら又突然の雨。帰りは降られるか。


2014年8月8日(金)
 一日中曇っているが、湿度が高く暑さは厳しい。風も無く吹き出す汗を押さえながらの出勤になった。その分乾燥の方は緩和されて水やりは必要ない。今は台風11号の動きが気になる。四国は更に大量の雨が降るようだし、進路次第では関東も圏内になる。月曜日から旅行に行く予定なので、その意味でも台風の進路から目が離せない。
 今の作場の状況では、真夏も常に花が咲いているようにするのは不可能なので、今店内の棚は鉢ばかり。仕事は作場の管理がほとんどだから、これまでも休みが多かった。それでもいつでも来られる態勢で水遣りに支障は無かった。それが来週は連続して休むので、その間の水遣りを頼んである。今は留守にするための準備をしている。


2014年8月7日(木)
 今日も朝から30℃超え。ゆっくりと出てくる頃はじりじりと照りつけてうだるような暑さだ。作場を見まわっていて「天緑梅」にすっぽ抜けを発見。すぐに処置したが何とか止まっていそうだ。この夏の予想は最初冷夏だったが、どうしてどうして中々のホットな夏になった。後は残暑が厳しくない事を願うのみ。
 明後日土曜日は、朝用事を済ませてから来ますので、30分くらい遅れる事があるかもしれません。


2014年8月6日(水)
 四国では豪雨が続いて、1200ミリという信じられないような雨量が報じられている。四国は寒蘭などの本場。関係者のところは大丈夫だろうか。お見舞い申し上げます。
 一方関東だけはかんかん照りの猛暑。昨日の北関東では39.5℃という耐え難い気温を記録し、東京でも36℃になった。気象庁の発表する気温は日陰だから、照り返しのきついアスファルトの上などはとんでもないことになる。今日も猛暑が続いているが、台風11号が日本に向かっていて、その影響で週末は曇りがちになるらしい。店内は締め切っておくと結構涼しくて、扇風機だけで何とかなるが、電話のコールが聞こえるよう作場との間のサッシを開けて水をやっていたら、暑い空気がなだれ込んできた。ここ3日ばかり風が強くて、気温は高いが風に助けられている。その分水遣りは中2日で乾いてしまい、しょっちゅう水をやっている。


2014年8月3日(土)
 このところ連続して猛烈な暑さ。エアコン無しではいられない。朝から気温が上がって、昼前に店に来る頃は強い照り返しの中。吹いてくる風も熱い。
 作場に何度か往復して、古鉢市に出す鉢を物色する。昨日松村鉢を持ってきて洗っておいてくれたから、それに足して少し洗っておく。この猛暑の中、唯一水で洗う作業がうれしい。電話が何本かかかり、夕方Kuさんが寄ってくれる。帰り際に全面的に水やり。今はいくらやってもすぐに乾いてしまう。


2014年8月1日(金)
 いかにも8月らしい蒸し暑い一日。東京は日中34℃を超え、この夏一番の暑さになった。さすがに今日はエアコンをかけて室内にいる。夕方草取りをして、必要なところに水やりをする時にも一向に気温は下がらない。作場の中はあまり直射日光が入らないので、いつもそれほど強烈に暑いとは感じないのだが、今日は扇風機から熱風が吹き付けてくる。もうしばらくの我慢・・・。


2014年7月31日(木)
 去年入手した花型のいい紫秀蘭の新芽が出ているのを発見した。他の鉢は随分伸びているのに、期待しているこれは中々見つからず諦めかけていた。奥の方にある鉢を手に取ってみたら、少し遅れてはいるものの、やっと確認できて写真を撮る。
 9月の古鉢市用に放出鉢を持ってきた人がいて、少しづつ蘭鉢展の事を計画し始める。早く持ってきてもらっても構わないが、8月は11日から21日まで白石が留守するので、なるべく22日以降に持ってきていただけるとありがたい。


2014年7月30日(水)
 この2・3日湿度が低くて、日中は暑いものの夕方以降は急に涼しくなる。夜は熱帯夜を脱して明け方などはひんやりするほどだ。まるで8月末かと思うような気候だが、実際は今7月末。これから本格的な盛夏のはずだ。今日も30℃を超えたが、心地よい風でそれほど厳しい暑さは感じない。過ごしやすくて助かるし、何より蘭もえびねも今のところご機嫌のようだ。このまま極端な暑さが収まってくれるといいが、そう注文通りにいくはずはない。
 この間洗った用土が乾いて、今日は自家用の混合砂を作る。今までの土と配合を変えてみたが、どうだろうか。杭州寒蘭の「逸品」が、表面から白い根が大きく飛び出しているので、植え替えて収める。これも去年株分けした時、根が短くてあまりいいとは言えなかった株だ。長い真っ白な根が伸びているから、まあまあの出来だろう。新芽もしっかりしたのが出ているし。この時期に開ける事には抵抗があるが、飛び出していた根は少し干してきちんと収まった。


2014年7月27日(日)
 店が休みだった木金土は、熱中症で死者が出るほどの猛暑だった。今日店に来ると作場の蘭やえびねは大丈夫だったが、外の植物の中にはぐったりしているものもある。
 今日もかんかん照りの暑さで、まず焼き赤玉を洗って干す。そのうち突然空が暗くなってきてあわてて用土を取り込んだところに、久しぶりのSuさんが顔を見せる。外では叩き付けるような激しい雷雨に。しばらくおしゃべりしながら雨宿りしていたが、短時間で雷雨は去った。雨の後はすっかり猛暑が収まって、全面的に水やりをする。蘭の新芽が順調に伸びているようだ。


2014年7月23日(水)
 昨日関東は梅雨明けした。日曜日に帰った時はすごい雷雨の中で、傘は何の役にも立たずびしょ濡れになった。このところ不安定な天気に悩まされたが、これからは猛暑に警戒だ。今週はずっとお日様マークで、気温も30℃を超える日ばかりらしい。去年は7月6日が梅雨明けだったから、それよりは2週間以上遅いことになる。去年の夏、我が家のえびねは強烈な暑さに葉が傷んだ株がいくつもあったが、今年はどんな夏だろう。
 本などには作場紹介として理想的な環境、設備が載っているが、東京では「置くところがここしかない」という状況で、皆涙ぐましい工夫をしている。広いところでお金をかけた立派なフレームという人も中にはいるが、そうはいかない人もたくさん蘭を作っていて、愛情深く世話をして充分楽しんでいる。ここでも日が当たらないところを植物育成蛍光灯で補っているが、去年、今年の新芽の状態を見ると、そこそこいけている感じがする。
 この間から杭州「ひぐらし門」の真っ白く太い根が、2本も鉢の上に飛び出ていた。去年植え替えた時根がやられていて、2本しか根が無かったので、4号鉢に植えておいたものだ。今年は新芽も出ているし飛び出した根を見ると回復した感じ。梅雨が明けたところで植え替えのシーズンではないが、あまりにひどく飛び出しているので仕方なく開けてみたら、太い根がたくさんあって、4.5号に格上げして植え替えた。これで自家用の用土が無くなり、鹿沼土を洗って干す。今週は木、金、土が休みです。


2014年7月20日(日)
 昨日はしとしと雨。今日は一時日が射したものの、曇りがちで涼しい。このところ全国的に雷雨が多いのは、寒気が入ってきているせいで、家に着く前に雷ピカピカという事が何度かあった。局地的にものすごい豪雨があちこちであって、梅雨の末期らしい天気の状態だ。今日も予報では突然の雨が言われているので、折りたたみ傘が手放せない。
 水で戻した水苔が用意できたので、風蘭の植え替えをする。必要なものを並べて机の前に座り植え替えを終えると、細かいくずが一杯散っていた。蘭の植え替えよりこぢんまりとしていて楽なようだが、この水苔のくずが始末悪い。

2014年7月18日(金)
 一日中どんよりとしていつ降りだしてもおかしくない。最高気温が30℃に届かず、今日はとても涼しい。この間まではもう梅雨明けしているのではないかと思ったが、やはりまだだったようだ。
 風蘭をいくつか植え替えたが、戻してある水苔が足りなくなって新しいパックを開けた。水に漬けて次回の用意をしておく。Kiさん、Naさん等が来てくれる。


2014年7月17日(木)
 昨夜は蒸し暑くて寝苦しかったが、今日は日が出ていたと思うと時々空が暗くなって、にわか雨の心配もあるという不安定さをはらんだ天気。久しぶりに横浜のHさんが来ておしゃべり。その後HPのメンテナンスをする。


2014年7月16日(水)
 九州南部が梅雨明けだそうだが、鹿児島より暑い東京。連日真夏日で熱中症に注意するよう呼びかけている。関東地方はまだ発表されないが、梅雨明けが間近ではないだろうか。強烈な陽射しに鉢はカラカラ。たっぷりと水やりをする。それでも店内は、作場との間を閉めておくと、扇風機だけでひんやりしている。過ごしやすくてありがたい。


2014年7月13日(日)
 梅雨の最中に日本を襲った最強の台風8号は、沖縄、九州地方ばかりか、直接通らなかった長野にも影響を及ぼして、強風、豪雨、土石流など様々な被害をもたらした。水曜日に店を閉めて帰る頃はまだ九州に向かっている状況で、水やりの心配だけしてそのまま帰ってしまったが、台風はその後スピードを上げて、関東方面へは10日から11日にかけて通過するということになった。テレビで猛烈な風の様子を放送しているのを見ると、外に出してある植物や、作場のウチョウランなどが心配になった。ちょうど木金土と店が休みだったので、拓哉さんに頼んでそれらを店内に入れてもらったが、台風の勢力は急速に衰えて、東京では全くその必要はなかった。以前に強風で棚が倒れたことがあり、その後格子に針金で縛りつけている。今日店に来てあちこち見たが、今回は幸い何の被害もなかった。ほっとしながら片付けたものを元に戻す。
 台風一過で金土はいきなり猛暑日になり、熱中症で救急搬送される人が出たが、今日は又梅雨空に戻って涼しい。作場の新芽を見ると、ぐんぐん丈を伸ばしているようだ。全面的に水やりをする。


2014年7月9日(水)
 7月の台風としては最大の台風8号が沖縄付近でゆっくりしている。特別警報が出され、猛烈な風と雨の様子がトップニュースになっている。今後進路がどうなるか気になるところだが、今のところ日本列島を串刺しにする事も予想されていて心配だ。梅雨の真っ盛りでもあるし、大きな災害にならない事を祈る。
 東京では細かい雨が一日降り続いている。むしむしして予報では31℃と言っていたが、体感ではそこまではあがらなかった感じ。今週は休みが続いて今日水をやるつもりだったが、案外乾いてない。これで乾燥した天気にでもなればすぐに乾くのだろうが、明日も明後日も天気は良くないようなので今日は見送る。自然と野生ラン8月号が入荷。


2014年7月6日(日)
 雨は降らず薄曇りだが結構むしむしする。何人か寄ってくれておしゃべり。夕方作場に蘭を運び、休みに備えて必要な水やりをする。


2014年7月4日(金)
 細かい雨が降ったり止んだりの梅雨らしい天気。太陽は全く顔を出さず涼しい。今日は作場との間を3往復して運び、店に残っていたえびねはすべて片付いた。後はこちらで作るものだけを残す。えびねを持っていったついでに、あまりに長い間植え替えてない蘭を持ってきて植え替える。えびねを置いてあった皿を洗って片付けたら店内はすっきり。店の中は長期に植物を置いておくのに相応しい環境ではないから、花が咲いている時以外はなるべく外に出したい。夏の間は特に並べるものもないのでちょっと物足りないが、現状では仕方ない。


2014年7月3日(木)
 今日も雨の心配はないが、照りつける日差しが無く過ごしやすい。今日もえびねや蘭を作場に運び、小屋の中の枯葉を整理したりの作業をする。店内のウチョウランはほとんど花が終わったので作場の方に移動し、風蘭を並べる。えびねが大分片付いて棚が空いたので、奥の方に仕舞ってあった鉢を見えるところに出す。


2014年7月2日(水)
 梅雨の中休みで久しぶりの30℃超え。作場までえびねを運ぶ間もかんかん照りの中だった。湿度が低いので気温が高い割にはしのぎやすい。普段中々植え替えの手が届かない離れた作場の蘭のうち、急務のを見つけると店に持ってきて植え替える。Kiさんが寄っていき、帰り際に水やり。


2014年6月29日(日)
 今年は実に梅雨らしい梅雨で毎日傘が手放せない。今日も明るくなったり曇ったりだったが、日中は安定していたので作場に行く。どうしても植え替えたいのが見つかって店に持ってきて植え替えたり、根巻きを新しい水苔で巻きなおす。去年根がほとんどやられていて根巻きにした杭州が、この1年間で真っ白い根がたくさん出ていたので砂植えに切り替える。去年同じように、根が悪くて根巻きになっていた「下天竺山」を、いい根がたくさん伸びていたため砂植えにしたが、今年はそれに新芽が出ているからうまく定着したようだ。水苔巻きで根が回復しても、砂植えに戻すのが難しいという話を良く聞くが、うまくいくのもあるしいかないのもある。
 夕方4時を過ぎたところで突然空が真っ黒になり、やがて猛烈な雨と風と雷。あわてて看板を仕舞う。予報では夜は雨と言っていたが、これでは傘も役に立たない。こうしてパソコンに向かっていても、外ではすさまじい雷鳴だ。「雷が鳴ると梅雨が明ける」と昔聞いたが、まだ期待できないだろう。豪雨は30分くらいで止んで急速に明るくなってきた。


2014年6月28日(土)
 本降りだったが夕方には雨が上がった。一日中日差しが無く暗い。今日も2回作場に行って、その間店を留守にする。えびねを持って行ったり、植え替える蘭を持ってきたり。忙しい時期は中々店を離れられないが、今のうちにそちらの作場にも目を通したい。夕方、上野東照宮で今日一日開かれた風蘭展の帰りに二人寄っていく。丁度見ごろの「芍光」を展示してくれた。


2014年6月27日(金)
 明るくなったり暗くなったり変わりやすい天気。毎日折り畳み傘が手放せない。昼食後離れた作場へ行く。えびねを少し持って店を出るときは薄日が差していたが、作場に着く手前で降りだした。
 去年1年間はえびねを主に作っていた小屋だが、えびねの一部を店の作場に持ってきたので、空いたところで蘭を作ることに。蘭は吊るして置くので、えびねのために敷いてあったネットを取り外し、元々の吊るす形に棚を変える。作業を終えた頃には雨が上がっていた。店に帰ってHPのメンテナンスの続きをする。


2014年6月26日(木)
 薄曇りでまあまあ過ごしやすい。店を開けてから少し離れた作場にえびねを持っていく。一時的に店に持ってきてあるが、作場の準備が整ったので少しづつ運んで戻す。去年1年間作った感じでは暗すぎる感触で、屋根の明り取りを増やしてもらった。明るさは季節、時間帯、天気で一定ではないので、1年を通して観察し、蘭に聞いてみないと分からない。これでは全くダメというケースは誰でもはっきりするが、大丈夫ということは一寸見ただけでは判断がつかない。少し明るすぎるくらいのところからスタートして、徐々に遮光していくのがいいようだ。
 先日の三鷹市でひょうが降った件で、三鷹に住んでいる欅窯の三橋さんに電話をしてみる。あんなに大量のひょうに叩き付けられては、野生ランの作場も危なかったのではと心配したが、欅窯のあたりは雹は降らなかったそうだ。本当に狭い地域での現象だったらしい。
 今は作場の整理があって店を留守にすることがある。「営業中」の札を出して表が閉まっているときは、入口の格子に取り付けてある黒板にメモを残しておく。携帯番号を書いておくので、もしお出でになって閉まっていたら、そちらに電話してください。近いのですぐに戻ります。


2014年6月25日(水)
 昨日のニュースで信じられない光景をやっていた。三鷹市、調布市の一部でひょうが積もっている。パラパラと道路に落ちて跳ね返っているのは見たことがあるが、雪のように積もっているのは初めてだ。このところずっと大気の状態が不安定で、昨日は大雨、洪水、雷、竜巻など、局地的に様々な警報が出ていた。その場所を少し外れると結構日差しが明るかったりするのだが、本当に狭い地域に極端な気象現象があって、警戒を呼びかけている。今日は雨は降らなかったが、今晩は又波乱含みで、やはり傘を持って歩いている。
 水やりと、中断していたHPのメンテナンスをする。


2014年6月22日(日)
 雨が降って涼しい。ウチョウラン用土を買いにきた人がいるが、すべて売り切れていた。メーカーがやめてしまったので、あちこち問い合わせてみている。自分でブレンドするしかなさそうだが、蘭やえびねの用土と違って粒がとても細かいから、ほこりだらけになりそう。
 蘭の新芽は次々と見つかって今が楽しみ。水やりと消毒をする。


2014年6月20日(金)
 昼までに店に来ればいいので、朝のサッカーワールドカップ、ギリシャ戦を家でゆっくり見られた。結果は引き分けで残念!。日本中で大きなため息が流れたことだろう。夜中に起きてまでは見ないが、今回は楽に見られる時間帯で、思わず見てしまう。
 店のパソコンがXPからWindows7に替わって、古いPhotoshop cs2が使えなくなった。ソフトをインストールすることは出来るが、認証ができなくて使えない。仕方なく無料の画像編集ソフトをダウンロードして使っていた。使えないものを入れておいても仕方ないと、コントロールパネルからPhotoshop CS2をアンインストールし、ショートカットも削除してしまった。そして認証ができない事について何気なく検索したら、なんと!Photoshop CS2をAdobeが無料公開しているというのを見つけた。「知らなかった!」。発売から7年以上経って、認証のサポートを中止してしまったが、昔からソフトを買って使っている人の不便を解消するため、無料でシリアルナンバーを公開したのだという。せっかく使っているものを勝手に使えなくするばかりで「全く・・・!」とブツブツ言っていたのだが、Adobeさん、粋な事をするものだ。HPのために少々使うだけで、そっち方面の仕事をしているわけではないから、古いものでちっとも構わない。最新バージョンの高価なものを買う気はさらさら無く、使い慣れたもので充分。今日からCS2を又使えるようになってうれしい。
 今日も気温は上がったが湿度が低くて思いのほか爽やか。明日の土曜日は白石ではなく、拓哉さんが出ています。


2014年6月19日(木)
 日が当たるところは夏の暑さ。日傘が欲しいところだが、夕方から下り坂という予報で、邪魔になるが折り畳みの雨傘をかばんに入れてくる。今日はクモキリソウのつぼみつきを持ってきたので、両手に荷物が一杯。最近は休みの時に店で使うものを買っても、少しづつ分散して手荷物で持ってくるようになった。このところのガソリン価格の高さに、車を使うのはやむを得ない時だけにして、なるべく楽をしないよう心掛けている。イラクの情勢が緊迫しているし、こんな風だと軽自動車だったらいいなと思う。
 蘭の棚で新芽を探す。春剣蘭の「飛天」にも立派な新芽が出ていた。今は茶色い古葉が目立って棚に活気がないが、この新芽が伸びてくると、棚の印象がまるで違う。こんなことで喜んだりがっかりしたりしながら、一年が過ぎていく。


2014年6月18日(水)
 先週の金曜日に、「金曜日まで臨時休業」とお知らせしたが、その後処方された薬が効いて、嘘のように足首の腫れが引いてきた。まだ100%ではないが、赤味も無くなってもう普通に何でも出来る。土曜日に恐る恐る運転してウチョウラン展を見に行き、少しウチョウランを買ってきたので、それを持って今日から店に出ることにした。予定を変更して今日水曜日から通常営業になります。
 買ってきたウチョウランは寄せ植えなので、同一種の株立ちを作るには、今のうちに分けて植えなくてはならない。一日その植え替え作業をする。
 今朝からどんよりとして家を出る頃から少し降りだしたが、昼過ぎには空が明るくなった。このところ北関東では集中豪雨で、局地的に不安定な天候が続いている。


2014年6月13日(金)
 朝起きると久しぶりにまぶしい太陽が顔を出している。最高気温は29℃という予報で暑くなりそうだが、たまった洗濯物が乾くのがうれしい。但し今日も雨が降る心配があるようで、傘を持って行けということになった。こんなかんかん照りだから晴雨兼用傘にし、日傘としてさしながら駅まで歩く。
 駅の近くに整形外科があってそこに寄る。今は店は12時開店だが、医院が開く時間に合わせて早く出てきた。そもそもは、10日の火曜日にいつものようにテニスに行き、プレイ中足首が痒く、チクチクするので、何か虫に刺されたのかと思ったところから始まった。その日の午後、前日に受けた特定検診の結果を聞きに行き、褒められる。その時ついでに隣の皮膚科か整形下科に行けば良かったのだが、ただの虫刺されと思ってそのまま帰ったところ、夜になって腫れてきた。くるぶしを中心に赤い腫れは広がり、熱を持っていて痛い。平らなところはいいが、階段を下りるのが苦痛になってきた。これはただの虫刺されではないだろうと、翌朝皮膚科に行くことに。水曜日はいつも行くところは休みなので、店の近くのクリニックに行く。処方されたかゆみ止めの軟膏を塗り、飲み薬を飲んでも効き目がなく、段々赤い部分が広がるので、今日別の整形外科に行ってみたという次第。捻ったり転んだりしたわけではないし、虫に刺されたという覚えもない。原因不明だが、多分蜂窩織炎(ほうかしきえん)だろうということになった。細菌による感染症らしい。抗生剤を飲んで冷湿布をして様子を見ることに。明日はウチョウランを見に行こうと思っていたが、痛いのは右足で車の運転が不自由なので、取りやめて安静にしていることにした。そういうわけで、すみませんが15日(日)から20日(金)まで臨時休業させていただきます。明日の土曜日は拓哉さんが来てくれるそうで、私は休んで早く治したいと思います。動けないわけではなく、合間に水やりなどで私も来ることがあると思いますが。
 ずっと雨続きで水やりが遠かったせいで、蘭はすっかり乾いている。昼過ぎには朝の天気が嘘のように曇ってきて、水を遣り始めたら、突然すごい雷鳴がして大粒の雨が降ってきた。これでは日傘はもちろん、雨傘でも濡れてしまうだろう。しかし短時間で雨はあがって又明るくなった。天気が安定するのはまだ先か。

2014年6月12日(木)
 相変わらずの雨。今晩強くなって、明日からはは少し回復する気配。天気が良くなれば又暑いだろうが、じめじめ続きではいやになってしまう。今日もHPのメンテナンスをする。


2014年6月11日(水)
 週間天気予報を見ると金曜日までずっと雨マーク。先週から1週間続いている雨は、場所によっては避難勧告が出るほどの雨量だ。今日の日中は霧雨程度だが、遅くなると雨脚が強まって雷雨もあるらしく、これまでに降った分もあって土砂災害に注意が必要だそうだ。
 昨日の午前中は久しぶりに晴れたので外に行ったら、どうも虫に刺されたようで、くるぶしが赤く腫れてしまった。熱をもっていて痒いので皮膚科に寄ってから店に来る。蘭の作場を見ていたら、結構新芽が顔を出していた。休み前までは全く気付かなかったのは、良く見ていなかったのだろう。テンションが上がらない天候だが、いいものを見つけた気がしてうれしい。「きょうのショット!」をバックナンバーに入れる作業の続きをする。「自然と野生ラン」7月号が入荷。


2014年6月8日(日)
 今日もぐずついた空模様。細かい雨が降って太陽は全く顔を出さない。いくら梅雨といっても、こう何日も雨ではいやになってしまう。午後も遅くなって何とか雨は上がってきたようだが、このまま天気回復するのだろうか。
 毎年こんな時期にする事はホームページのメンテナンス。いつも帰り際に「きょうのショット!」と「朝・昼・晩」を更新してパソコンの電源を落とすのが日課になっている。忙しい時は更新するのが精いっぱいで、ずらずらっと古いものまでつなげたまま。適当なところで区切ってバックナンバーを作るのが夏の閑散期の仕事だ。昨日から忘れないようにメモして、来るとすぐにHPの画面を出す。調べると2013年の9月からやってないことが分かった。「きょうのショット!」の画像を一つ一つ小さくしてバックナンバーのページを作る。少しづつやって、「朝・昼・晩」のバックナンバーまで作り終わる頃、秋の忙しさがきて又放っておく事の繰り返しだ。
 このHPを立ち上げた頃は、今みたいな高速通信の時代ではなかったから、写真をたくさん載せたページなどは、一度に表示されずに時間をかけて少しづつ出てくる感じだった。だから、きれいな写真というより、ページを軽く作る事を心掛けていた気がする。中々現れない画像を待っていてくれるはずがないから、その頃はこんなに放っておく事など考えられなかった。それが光ケーブルなど早くて大きな容量が当たり前になって、表示に問題を感じなくなったため、ここまでためておけるようになったということだろう。パソコンに関してわずかな経験しかないが、それでもすっかり時代が変わった事を感じる。


2014年6月7日(土)
 昨日帰る頃は予報通り強い降りになり、舗装された歩道を歩いていても靴も服もびっしょり。長靴を履いてくれば良かったと後悔した。今日もかなり激しい雨が続いていてとうとう3日連続。梅雨の末期によく豪雨があるが、梅雨入りしたばかりの6月にこんな雨は記録的らしい。電車が止まったり、道路が通行止めになるなどの被害が出ている。つい最近記録的な猛暑があった後がこの雨。ここ何年も気象関係の「記録的」という言葉は珍しくなくなった。
 今日は長靴、長傘の完全武装。風があって少し肌寒い。蘭の古葉を整理したり、吹き込んでくる落ち葉や花びらを掃除する。


2014年6月6日(金)
 日本全国ほぼ梅雨入りして、昨日に続き今日も一日雨。扇風機の風が当たると寒い。こんな天気に出かける人もなく、水やりもないのでのんびり過ごす。この後大雨になるかもしれないそうだ。夕方Kiさんが寄っていく。


2014年6月5日(木)
 細かい雨が降って関東地方も梅雨入りした。短期間の間に次々と宣言が出て、一気に日本列島は梅雨の季節になった。この間までの猛暑が嘘のように10度以上気温が下がる。これからしばらくは水やりに追われることはないだろう。
 昨日はHPの更新時、やはりすべてのファイルが送られることになり、えらく時間がかかった。早めに作業を始めて正解だった。ニュージーランド水苔の4Aと5Aが入荷。今晩お通夜があって5時に閉店します。


2014年6月4日(水)
 定休日で休んでいる間、黄砂が中国からやってきて空が霞んでいたが、とんでもない高温の空気もやってきて、北海道の東部が沖縄より暑いという珍現象がおきた。フェーン現象によって軒並み36℃以上という猛暑がニュースになって、熱中症で運ばれた人もたくさん出た。東京はそこまではいかないが真夏日が何日も続いて、これから梅雨入りだというのに、まるで梅雨が明けたような陽気だ。土曜日に全面的に水を遣って帰ったのにもう鉢が乾いていて又水やり。真夏のローテーションだ。
 そんな暑さのせいではないだろうが、ホームページの更新作業をしようとしたら、「サイトが壊れています」というメッセージ。「えーっ!」。何だか見たことのないファイル名のものが原因だそうで、それを削除しろというので「OK」したら、いつも開くサイトが無くなっていた。「どーしよう・・。とに角落ち着け!」。仕方がない。新しくサイトを作成する事にした。サイトが無くなっただけで、中身のファイルが無くなったわけではなく、新しく設定したら、ぞろぞろっとリンクが現れてほっとする。但し、今日更新しようとすると、すべてのファイルがアップロードされてひどく時間がかかるかもしれない。いつも帰り際にする作業を早めに行う。無事に更新できるかどうか。


2014年5月31日(土)
 東京でも30℃超えという季節外れの暑さ。朝から道路の照り返しがきつい。店に入った途端にヒヤッとして涼しいが、風を通そうと作場との間を全開にすると、暖められた空気がどっと入ってくる。
 今頃店に花のないえびねを飾っていると書いたのに反応して、何人かが来てくれる。今大事に培養中のようなものは別にしてあるが、昔からの名品で増えたもの、いいものだが作を落としてしまってやり直しのものなど、様々な理由で一時的に並べてあるのが2000円均一。「昔買って持っていたけど駄目にしてしまった」、「小さいのを何年もかかって自分で咲かせてみたい」と何鉢も選んでいく。えびね展の時に花を見て今年入手するものを選ぶのとは又違った楽しみがあって、「こんなに買って置く所があるかなあ?」。ゆっくりと話をしていってくれるお客さんが多く、この暑さの中退屈することがなかった。
 真夏の暑さで水曜日に水やりをしたのにもう乾いている。明日は臨時休業なので水を遣って帰る。休み明けはもう6月。6・7・8月の3か月間は12時開店になります。


2014年5月30日(金)
 天気図を見ると軒並み28℃以上で30℃を超えたところもあるようだ。じりじりと照りつけて日傘が欲しい。熱中症の心配をするのももうすぐだ。
 今日も作場に行ってえびねを持ってくる。日付を見て植え替えたり、水苔だけ取り替えて肥料をやったりして、作に入る準備をする。冬至芽が動かないままのが2鉢もあって、何が原因だろうか。店内に並べてあって、この時期がらんとしているはずの棚がにぎやかだ。
 窓際に置いたウチョウランが少し開きだした。長年こちらで作っているウチョウランは次第に数が減ってくる。今年は少し増やしたいので、近いところでやっているウチョウラン展を見に行くつもり。6月14・15日あたりで半日店を休んで見てきたい。
 秋の杭州寒蘭から始まって春蘭、奥地蘭、えびねと展示会が連続する。花の時期が予定通りにいかないし、作場によって早いところ、遅いところがあって、片付けるのと次のを並べるのとで大忙し。その間にあちこちで開かれる展示会にも顔を出すので、ほとんど自分の楽しみのためには休めない。あまり断ってばかりいると友達がいなくなってしまうから、今の閑散期に自分のための休みを取ることにした。6月1日(日)はそんなわけで臨時休業します。


2014年5月29日(木)
 只今我が家が工事中で、出かけられるようになるまで家にいたから、店に着いたのは30分遅れ。急ぎ足で歩くと汗ばむくらい、一気に夏の様相だ。今日も不安定な陽気らしく、フェーン現象のところや、雷雨のところもあるという。こちらは晴れたり曇ったりの天気。
 植え替えが終わると暇になった。蘭の古葉を取ったり、山草や風蘭に水を遣る。店内に入れたえびねを見に来るとの電話で、又作場から少し持ってきた。


2014年5月28日(水)
 ウチョウランの天然ものが入荷した。1鉢を除いてまだつぼみだが、店内に並べる。昔からの選別ウチョウランで、当時は大変な金額だったものだ。今はビンから出るのが当たり前になって、すっかり情勢が変わってしまった。
 昨日からは夏の暑さで、鉢がよく乾く。外に作った山草の台は具合が良さそうだ。色鮮やかなセンノウが咲き始めた。
 明日は午前中に用事があって、来るのが少し遅くなるかもしれません。


2014年5月25日(日)
 今年一番の暑さになったようだが、薄曇りで体感はそれほどでもない。以前の店と違って、建物の中にいると暑さ寒さの上と下がカットされた感じで、蘭にとってもその点は利点だと思うがどうだろうか。作場の蘭の古葉を整理し始めると、たちまち手の中で束になる。取り除いた分棚の茶色が減って、少しは見やすくなった。植え替えが一段落して、床にこぼれた砂をていねいに掃除する。


2014年5月24日(土)
 日中の気温は25℃まで上がって日向は暑いほどだが、店内にいるとひんやりしている。朝えびねを少し取りにいく。店内の作場を1列えびねに変更することにして、何を置くか選択していたが、もうこれで一杯。残ったものは店内の棚に臨時に置いてある。今年花が咲かなかった株で、新葉が展開する今が一番確認しやすいから、均一バーゲンセールでもいいと思っている。種類はそれほど多くなくて、同じ品種がいくつもあったりするが、お買い得価格になっているのでのぞいてください。外の棚に風よけをつけたので、そこにも色々なものを置けるようになった。狭いところをどのように有効活用するか、常に考えている。


2014年5月23日(金)
 朝駅に着いたら田園都市線が止まっていた。ポイント故障だそうで、駅でそのまま動き出すのを待つ。大分遅れたが11時開店には間に合った。一日中薄い雲がかかった空模様で涼しい。今日も不安定な要素をはらんでいるようだ。
 まず昨日作りかけておいた名刺を印刷する。用紙をその通りに指定したのだが、位置が微妙にずれる。それを修正しながら印刷終了。蘭の古葉を取り除き、その後水やりと消毒をする。


2014年5月22日(木)
 朝家を出たときはいい天気で暑くなりそうだったが、店に着いて間もなく真っ暗になり、ものすごい雷雨になった。近くに落ちそうな雷鳴で、午後から上がったが帰る頃には又強い雨。不安定な天候だ。雨の後は気温も下がった。
 店に来た人に名刺を求められて、残りが少なくなったのに気が付いた。印刷しようと思ったら、以前に作った名刺のファイルが見つからない。大体何で作ったのかも忘れてしまった。いくら探しても保存ファイルが見つからないので、仕方なく新たに作ることにした。えびねを作場から持ってきたのだが、これにずっとかかりきりになってしまった。色々なソフトを試したが、うまくいかず気に入らない。あれこれやり直しているうちに時間切れ。明日も名刺と格闘必至。


2014年5月21日(水)
 昨夜からの雨が日中ずっと続いて気温が下がった。久しぶりに店内の扇風機を止め、作場との間も閉める。風が強くて細かい雨が舞うので、看板も出せない。定休日に山野草を仕入れ、運んでくると同時に棚に手を加える。高さを調節し、あまりに風が強いので両サイドを波板で塞いだ。 今まで強風の日には植物の鉢が倒れ、棚から落ちたり鉢から抜けたりと散々な目に会ったが、いくらかましになることを期待。ただしこれまでは風が抜けたが塞いだ分抵抗ができるから、今後の様子を見守らないといけない。棚の上まで伸ばして取り付けた波板の角が危ないと、ホームセンターを歩き回って対策を考えた。波板の端を防護するためのものがあっても良さそうなものだが、店の人に聞いてもそういうものは無いという。色々考えた結果、散水ホースの細いのを切り開いて、端に被せることにした。今日やってみたらバッチリ。波があるから入れるのは少々きついが、予想通りの結果が得られて満足。とにかくこれでいいとなるまでは改善の連続だが、腕もないし道具もないから思うことのほんの一部しかできない。


2014年5月18日(日)
 今日も暑いほどのいい天気。えびねをいくつか持ってきて植え替え、棚に収める。あと数鉢は店に置けそうで又今度選んでくることに。段々何往復もするのが億劫になって、1日1往復にしている。
 今は各種シランと早咲きの「信女仙」(小豆島のウチョウラン)が咲いているだけで、他のウチョウランはまだつぼみ。特に見るべきものもないが、出かける人が多いのか結構大勢寄ってくれる。終わったえびねの手入れに用土や鉢を調達する人や、近づいた風蘭の時期に備えて鉢を買っていったり。今日は三社祭だったそうで、それを見に行ったついでに寄ってくれる人も。ものも言わずに一日中立ちっぱなしで植え替えをしている日が多かったから、今日はおしゃべりもできてちょっとリラックス。
 店の作場にえびねを置くようになって楽しみが増えた。今蘭は古葉が枯れてきて、新芽が動く時期だとは分かっていても、見ていてがっかりしてしまう。それに引き替ええびねは新葉が展開して、花が咲いている以外では一年で一番美しい。みずみずしい緑がピカピカ光っているのを見るのはとても気持ちよく、棚を見ているだけで元気が湧いてきそうだ。


2014年5月16日(金)
 よく晴れて風が強い。今日もえびねの置き場に行って何鉢か持ってきて植え替える。店の作場の棚を1列空けて、そこに置けるだけのえびねをこちらで栽培することにした。又1年作ってみないと良し悪しは分からないが、そばで見ていられるだけいいと思っている。代わりに離れた作場に持っていく蘭を選ぶ。大震災の時の札落ちがたくさんあって、そういうのは引っ越していってもらう。まだそちらの作場を改善する作業が待っていて、それが完成したら引越し。やり取りをして収まるまでしばらく時間がかかりそうだ。ついでに改善できそうなところをいじるつもりなので、臨時に店内に置いてある蘭やえびねで足の踏み場がない。


2014年5月15日(木)
 木曜日は雨という確率は結構高くて、今日も午前中は小雨。午後から回復したが、昨日までの夏のような暑さはない。朝植え替えるえびねを取りに行き、いくつか植え替える。今年花がこなかったから、ひどく作落ちしているかと心配しながら鉢を開けたが、それほど傷んでいなくてほっとする。えびねの作場を改善する計画で、そこが完成したら順番に置き場を入れ替えるつもりでいる。どこか一か所棚が空かないと中々動きが取れず、店内も片付かない。
 植え替えて欲しいという要望に沿って何年か前にお客さんの蘭を植え替えたが、今年も又植え替えてと持ってくる。あれから5年も経っていて、大株の真ん中が抜けて4つに分かれてしまった。傷んだところをきれいにして、寄せて植えこむ。それにしても5年は長過ぎ。そのまま一日植え替えをして、土がこぼれたりごみが散らばって汚い。どうせこの時期はあまり人が来ないと思っていたら、意外とそうでもなかった。もう乾いて乾いて、遅くなって水やり。


2014年5月14日(水)
 昨日も今日も夏の暑さで、日中は半袖が丁度いい。えびねはすっかり花が終わった。植え替えるものは植え替え、お礼肥えをやって棚に収める作業で、店内は作業場になっている。月曜日に植え替えをしようと店に来たら、外の棚に乗せておいた「ミステリーアイランド・シルクロード」の鉢が強風で下に落ちて、蘭はむき出しで転がっていた。風が強い日はここは風の抜け道になって、植物を置いておける環境ではなくなる。風通しが大事だといっても、ここではどうやって風を防ぐかが一番気を使うところ。月・火と連休の後は、外の鉢はカラカラになる。
 えびねの作場を改善しようと、えびねを一時店に避難させている。栽培が何とかなりそうな杭州寒蘭の置き場で、えびねも少し作ってみようと、あれこれローテーションを試みている。自宅の作場に持って行って場所を空けたり、並べ替えたりして、これでいいと収まるまでは大変だ。どうせ動かすならその時に植え替えもしようと、ますます収集がつかない。
 4月27日(日)に来店されて「兜丸」をお買い上げになった方、もしこれを見ていらっしゃったら、メールか電話でご連絡ください。


2014年5月9日(金)
 ゴールデンウィークが終わって町は平常に戻った。店もえびね展が終わって後片付けに忙しい。品物を提供してくれた人達が下げに来て、又そこでえびねの話になる。花後の手入れをして作場にしまう作業を一日も早く終わらせるため、えびねファンは花が終わった途端に姿を見せなくなる。そして1年のご無沙汰となるのがよくあるパターン。もう忘れているかと思うと、展示会にはちゃんと現れてうれしくなる。かつてのブームは無くてもえびねの魅力はやはり大きい。
 いい陽気でウォーキングの帰りだというIさんが寄ったりしたのに、天気は不安定になるという予報。ところによっては雷雨や竜巻の恐れもあるという。その言葉通り3時過ぎには突然暗くなり、突風が吹きだし、雨も落ちてきた。あわてて外の倒れやすい鉢を取り込む。隣のマンションの植えたばかりの木が強風にあおられていたが、急速に通り抜けていったようだ。やがて日が出てきたから、帰る頃には穏やかになっているといい。「自然と野生ラン」6月号が入荷。


2014年5月5日(月)
 早朝の地震で目が覚める。かなり強くて長い揺れに店の展示品が気になったが、来たら何ともなくて安心した。
 「肉フェス2014」という大きなイベントを近くの駒沢オリンピック公園でやっていて、田園都市線の駒澤大学駅は大変な混雑だった。今日は子供の日」に相応しい五月晴れではなく、曇りがちで一時雨が降る天気。扇風機の風が少し寒い。
 早くもエノモトチドリ「三楽」が咲きだした。先月まで店内に置いていたら徒長してしまったので、外に置き場所を見つけて明るい日陰に出しておいた。やはり室内ではもやしになってしまう。外は風が強いからそれを防ぐのに注意が必要だが、無事咲いてよかった。何人かが寄ってくれて、その合間に花が終わったえびねの植え替えに精を出す。展示会前半は品物を並べたり写真を撮ったりと、準備に帰りが遅くなる事が度々あるが、定時に閉めて帰れるようになると、まだ明るいのにびっくりしてしまう。この間まで最後に鍵をかける頃は暗かったのに。


2014年5月4日(日)
 爽やかな陽気が続いている。午前中気になっていた山草類を少し植え替え。午後からは何人かが名残のえびねを見に来る。花の終わったのを下げ、新たに「渡川の幻」が加わり、それに伴って置き場所を変える。並べ替えた位置で撮影をしたら、今までの場所ではどうしてもうまく撮れなかったものが、実物に近く撮れた。それで「えびね展2014」の写真を入れ替えたのが「若菜」。「福娘」と「若菜」はどちらも舌がきれいなピンクだが、今まで写真にすると白く写ってしまう。何度撮り直しても桃舌が表現できなかったが、窓の前で撮影したら、まあまあ桃色に見えるようになった。喜んでHPの写真を差し替えたのはいいが、「福娘」の方はもう売れてしまって撮る花が無い。この2種類は共に緑弁桃舌で、「福娘」の方が花弁も舌も色が濃い上、子房に紫が乗るのでコントラストがはっきりしている。「えびね展2014」のところでも、わざわざ並べて違いが分かるようにするつもりだった。それなのに「福娘」の方だけ以前の白っぽい舌に見える写真のままでは具合が悪いと、昔撮った「福娘」の写真を探し出してそれと差し替えた。このページの写真は、参考までに載せてある苗の花は別だが、花つきのは全部売り物に咲いていた花を撮ったもの。だから「福娘」は例外で、これって分かりやすくするための不正・改ざん?。
 明日は休日の月曜日で営業します。今週は火・水が休みになります。


2014年5月3日(土)
 ゴールデンウィーク真っただ中。今年はカレンダーの並びが悪くて前後2回に分かれてしまったが、後半戦のスタートというところだ。高速入口につながる道路は長蛇の列。連休が全く関係ない身には、「ご苦労様」というしかない。昨日も今日も26、7℃で、すっかり初夏の様相に変わった。
 えびね展は5月5日までだが、大型連休に入ってしまうと昔から静かになるのが常だ。この頃になるとニオイ・コオズは花が終わってきて、遅咲の品種とジエビネになる。ところが名品の苗は、搬入時に小さいと思ったのが新葉が展開してきてすっかり立派になった。最初控え目につけた価格が、すごくお買い得に見える。今日は何人かが来てこの苗を持っていく。
 これからのえびねは、この照りのある新葉が実にきれいで、花後の棚の生命力にあふれた色を見るのが楽しい。去年の夏の暑さに古い葉が大分汚くなってしまったから、今年こそ挽回したい。
 あまりに気温が高いものだから、作場の透明波板を何とか出来ないかと眺める。連休後に時間を取ってやってくれることになっているのだが、道路側は無理でも入口は結束バンドを切ればいいのだから、自分でも何とか出来そう。前のスタンドで脚立を借りて、結束バンドを切り、外した波板を拭いて物置にしまう。もう一方の窓は、置いてある蘭をどかさなくてはならないから、こちらはお願いすることに。たとえ片側でも大きな部分がオープンになって、風通しが良くなったし明るくもなった。去年波板を外しただけにしておいたら、強風の日にすぐ前に立っているスチール棚が倒れて、えらい目に会った経験がある。波板を外すと同時に、スチール棚をワイヤーで固定しておく。ほこりの溜まった桟を拭いて完了。八十八夜の別れ霜という通り、夏バージョンへの第一歩。
 今IEの脆弱性が問題になっている。折角XPから切り替えたのに、IEバージョン11も危険だという。Microsoftが修正プラグラムを出したのをインストール。パソコンは便利だが厄介でもある。


2014年5月2日(金)
 八十八夜の今日はまぶしい青空。まさに五月晴れだ。日傘が欲しいほど気温が上がって一気に夏日になった。店の入り口のドアも作場との間のサッシも全開にし、店内の扇風機もつける。作場の2台ある扇風機のうち1台はリモコンが駄目なのかつかない。1台はこの間から動いているからいいが、そのうち見てもらわないと。作場の波板を外したいが、高い脚立に上る自信がないので、人手があるまで待つことにする。季節の変わり目は細かく対応することが色々あって、天気との相談だ。
 今日も朝早く店に着いたが、昔からこの時期はテンションが上がる人が多かった事を思い出す。搬入したままになっていたカンアオイとウラシマソウの写真をHPに載せる。ついこの間まで盛大に咲いていた一茎九華が終わって花を切る。えびねもこの暖かさに急にしぼんできたが、Oさんが展示品を持ってきてくれて、生きのいいのが加わった。一方作場の蘭はバックの枯葉が目立つようになった。新芽が動いてきているのだろう。ポキッと折っていくと、たちまち手に一杯になる。Kiさんが「信如仙」を持ってきてくれる。


2014年5月1日(木)
 風薫る5月。朝には雨が上がってしっとりした。やはり早めに到着。えびねのお客さん等が見に来てくれ、電話やメールのやり取りがいろいろあって荷造り、発送もある。春蘭の時は寒冷地に何度も送ったので、凍らないようにするのに神経を使ったが、えびねの時は急な温度上昇に、蒸れないよう気を使う。花が咲いているものを送るのはどちらもそれぞれ大変だ。昨日入荷したジエビネは動きが良かった。


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