Ho Chi Minh City 街歩き

ホーチミンはベトナムの首都ではない。

正しくはホーチミン・シティといわなきゃいけないらしい。
ホーチミンは人の名前、ホーチミン・シティだと都市の名前になるそうだ。

今のところ面白みに欠ける。
表面的にすべてがそろっても、個性がなければ人をひきつけない。

発展途上都市だから、みるみる変わるだろう。

東西に伸びるファングーラオ通りと、その南に並行するブイビエン通り(右の写真)に挟まれたエリアに、安宿がこれでもかと建っている。

部屋にあぶれることはない。


← ホーチミンの市場といえばここ、
ベンタイン市場

やたらと広く、物がある割には、買いたいものがない。一度通過すれば十分。

なぜBen Thanhでベンタインと読む。


↑ 統一会堂(旧大統領官邸)

かつてベトナムが南ベトナムと北ベトナムに分かれていたことも、
南北が戦ったベトナム戦争があったことも、知らない日本人が増えている。

ここは旧南ベトナム大統領官邸、ということは負けたほうの作戦本部だ。
1975年、正面の道から戦車が入ってきて、ベトナム戦争は終結した。

地下司令室やベトナム戦争資料室などに興味があるなら、行ってみるべき。
広々してるし、景色もいいよ。


ベトナム=雑貨だろう、って?
どこにかわいい雑貨があったんだろう。

たしかにドンコイ通り・レロイ通り周辺に雑貨屋はあった。
日本人が札びら切りながら闊歩してた(オーバーではない)。

私だってじゃんじゃん買う気でいた。
それなのにどうがんばっても買いたいものが見当たらなかった。
(東南アジアで買い物するなら、なんつったってバンコク、と再確認)

安宿街では全く見ないのに、ショッピングエリアに来ると大量の日本人がいた。
買いたいものがあまりにない状況とともに、日本人の湧き出方におどろいた。

← ちょいとこじゃれた雑貨店、
オーセンティックの2階

大量のバチャン焼があって、
ダイブしたくてムズムズ。

この店が一番「買えた」。
ぐるぐる柄の巾着があったしね。


ヴィトンとグッチの出店予定地だす。
ヨーロピアンな街並みだから、ブランドショップも似合いそう。


↑ 雰囲気一転、ミリタリーグッズと金物が並ぶヤンシン市場

写真はないけれど、この市場のそばの美術博物館で、
正月企画のFOLK PAINTING展が行われていて、たいへん面白かった。
常設展示物はいまいちだが、企画展があればぜひ。

同じく近所に骨董通りもあるが、しょぼい。


チョロン(チャイナタウン)にある、
ビンタイ市場

小売より卸専門店が多い。
どんこ(干ししいたけ)を買った。

フカヒレ、アワビ、干し貝柱などの高級食材が山のように積まれていたが、手が出ず。


↑ ダイヤモンド・デパート

ちゃんとデパート。金持ちベトナム人がわさわさ。
他にも数軒デパートがあるが、ここと日系のZEN PLAZAが特にセレブってた。

(右) 最上階にボウリング場、カウンターバー、映画館などがあり、金持ち不良青少年の溜り場と化していた。


なにしろバイク、バイク、バイク。歩道まで走ってる。
歩いてどこかに行くときは、なるだけ道を横断しないルートを考えたほうがいい。

きっと事故も多いだろう。
(右)はタクシーとバイクの接触事故。


デートといえばバイクデート。
とは聞いていたが、バイクデート=バイクでお出かけ、だけではなく、
路駐したバイクの上で抱き合うことでもあるとは知らなかった。

広い公園の周囲にカップルを乗せたバイクがずらーっと並んで、それは壮観。



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