Ubudの買い物
すべて2004年のデータです。情報はすぐに古くなります。


Ubudでの買い物はすべて交渉制だ、と思っていましたが、Fixed Priceの店が増えてました。そういう店のほうが圧倒的にかわいくって品質の良いものをそろえています。オーナーが海外のことをよく知っているんでしょう。そのかわり値段設定が高めです。20%オフ、などと書かれていますが、それでも高いです。かくいう私もJl.Dewi Sitaで値札付きのTシャツを2枚買いました。85と90ですよ。べらぼーに高い買い物です。値引きは一切なしでした。欲しいと思う気持ちと値段との折り合い、これが経済というものだと大学で習いました。満足できればそれでいいんです。ああ、あのときケチらずに買っとけばよかったぁ、と思うことがないように。

パサールにはあいも変わらず同じような物が並んでいます。BALIとプリントされたTシャツ、誰が着るか分からないBaticシャツ、お香、木彫、ひどい絵、等々。パサールでは木の蚊取り線香入れを一つ買いました。あちらの言い値は100、こちらの言い値は56、ほんの数分の交渉でした。もちろんしつこく粘れば40くらいになるのかもしれませんが、その差16のために時間と労力を割くのがイヤだったんです。

むかしは「半値がほんとうの値段だ」と言われたものですが、今は半値以下が適正価格だと思います。だから100といわれたら50と言わずに30とか40とか言って下さい。お香は1つ3,000、Tシャツは1枚15、大きなカゴバッグは25位がいい線かなぁ。

Delta DewataやTINOにあるもので間に合うなら、交渉の必要は全くないし、さほど高くありません。ロクなもんがありませんが。ただしスーパーの定価よりパサールのほうが交渉しだいでは安くなります。パサールの売り子たちも生きるのに必死なので、もうけをけずって売ろうとします。あまり値切りすぎると怒ってビニール袋もくれないそうです。しかしそれもポーズかもしれませんしねぇ。


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