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 □ 28、厳重な戸締りは不便?


 アクセスカウンターは、二つ目のサイトを作ったときに入れたのだが、一度つけてしまえばそれっきり。
今回イッツコムのカウンターをつける時、やり方を忘れてしまっていたので、説明を見ながらの作業になった。
カウンターはサーバーのコンピュータ上で動くものだから、自分のPCで編集しているときは、見ることができない。
アップロードしてインターネット上で見て初めて動作するのだ。
カウンターのスタイルも何種類かあったが、これもあらかじめ確認できないので、とりあえず見当をつけて無難なのを挿入してみた。


 しばらくして横浜のHさんが、
「今度のカウンターはずいぶん大きくて目立つねえ。」
実は私もそう思っていた。
CGIはサーバー側が用意してあるものを使うのだから、今までと同じものをといっても無理なのかなと思ったし、URLとメールアドレス変更に伴う用事に追われて放っておいたのだった。
でも皆そう感じているなら直さなくてはと、再びITSCOMのサイトから別のものを選んでみたら、妙に目立つカウンターがちゃんと今までと同じスタイルのものになっていた。


 2003年9月、又横浜のHさんから、
「今日ホームページを見たらカウンターが前の目立つのになっているし、数字も888888になってるよ。」
との電話があった。
「え〜!そんな筈ないですよ。
こっちはちゃんとなってますよ。」
と答えたのだが。
わからないものはすぐに聞く、を実践すべくイッツコムのサポートに電話をしてみた。
すると、
「ウィルスソフトのNorton Internet SecurityとNorton Personal FirewallでSGIが動作しなくなるということがわかっています。対策をメールでご案内します。」
という回答だった。
Hさんに電話をしたら、やはりノートンのウィルスソフトを買ってきてインストールしたところだというので、イッツコムからのメールをHさんに転送した。


 翌日えびねのHさんが、Norton Internet SecurityとNorton Personal Firewallのパッケージを買ってきて、これからインストールするという。
「カウンターがおかしくなるらしいですよ。
どうなったか教えてください。」
やはりこちらのHさんも、インストール後同じことが起こっていた。
Windowsのアップデートで、Outlook Express6にバージョンアップした途端、初期設定のままだと添付ファイルが開けなくなったり、SP1をダウンロードしたら、音が出なくなる機種がある(ドライバを更新すると直る)など、ウィルス対策は色々不都合なことも起こってしまうようだ。
CGIについても、やはりプログラムの一種であるウィルスをシャットアウトしようとすると、いくつかのサーバーのCGIがシャットアウトされてしまうのだという。
強力なウィルスが流行しているのだから、万全の対策をとるのはいいが、厳重な戸締りのために自分もうっかり入れなくなってしまうようなものかもしれない。
最新のセキュリティソフトを入れている人は他にもいる筈だからと、HPに解除の仕方を載せた。


 ところが横浜のHさんが詳しい人に相談したら、
「ファイアーウォールからイッツコムを除外するというのはオススメできない。万が一の危険を承知でするならいいけど。」
と言われたそうで、一旦除外の処置をしたのを又元に戻したという。
カウンターは見る人にとっては意味のないことなので、それでもとお願いすることはできない。
きっと今でも妙に目立つカウンターが888888となっているトップページを表示させていることだろう。
 

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