□ 16、 第三バージョン作成、リンクができた。 第二バージョンを一人で作ってみて、何とか基本はわかるようになったが、デザインや見やすさの点では大いに改良の必要があった。 だんだんページが増えて、トップページのバランスが崩れてきたし、同じ表紙というのもあきてくる。 そこでデザインを一新した第三バージョンを6月にアップロードした。 結局第二バージョンは4ヶ月の命だった。 今度は春蘭、えびね、ウチョウラン、寒蘭と、全部を意識した作りだ。 とりあえず杭州寒蘭だけでスタートしたことを思うと、恥ずかしくなる。 えびねは花が咲いたところをどんどん写真にとったから、えびね写真集は4ページになったし、写真をクリックして大きな写真にジャンプするようにしたので、相当な重さだ。 夏のひまな時期を利用して、ご意見ご希望の多い杭州寒蘭写真集も、大きな写真にジャンプするようにし、品種の解説も入れていった。 2000年7月、前に来店されたことのあるお客様のりーちさんが、自分のHPを作ったので、すずき園芸にリンクを貼ったという連絡をくださった。 そして8月のある日、やはりリンクを貼ってくれていたmasaさんのサイトからたどって、うちのHPを見たというOさんから、 「せっかくHPを作っているのだから、どこかに登録した方がいいですよ。」 というご忠告をメールでいただいた。 これを探し当てるのに、相当苦労したということだった。 そして、京都の「東洋蘭ネットワーク」にリンクを貼ることを勧められた。 それまで他のHPにリンクを貼るということは、頭になかったのだ。 早速相互リンクをお願いしたら、すぐにOKの返事をいただき、ネットワークのメンバーとして登録された。 こちらもすぐに、りーちさん、masaさん他、蘭関係で今までHPを出していることがわかっているところに連絡して、数は少ないがなんとか格好をつけ、9月3日リンクのページをアップロードした。 さすがに「東洋蘭ネットワーク」は、蘭好きが見るサイトだ。 急に、新たに見てくれる人が増えたようで、初めての人からメールをいただくようになった。 やはりリンクの威力はスゴイ。 スタートした時、なんとなく東洋蘭が趣味の人は年配者が多いから、パソコンをやっている人は少ないのではないかと思っていたが、時代は進んでいたし、若い人も意外と多いみたい。 こんなにITに強い蘭好きが多いとは驚きだったし、勇気付けられた。 でもリンクによって、初めの一回は見てもらえても、続いて訪れてもらうためには、見て楽しく、役に立つ情報を載せることが第一、やはりコンテンツの充実に努めなくては。 そこでというわけでもないが、毎日の何気ないできごと、感じたことなどを気軽に書くコーナーを作ろうと社長に言われ、園芸店日誌「朝・昼・晩」を、リンクと同時にスタートさせた。 「店の今」がわかれば、のぞいてみようと思って花のタイミングをはかっているお客様にも、手掛かりになるだろうし、忙しくてなかなか来られない人も、様子がわかっていいだろう。 毎日社長に原稿を打ってもらって、マイドキュメントに保存してもらう。 翌日私が編集して更新の作業をする、という手順だ。 「今週の話題」とダブらないようにネタを探すのは大変だとは思うが、さすがに元新聞記者。 昨日今日店を始めたわけではないから、話題には事欠かない。 そうは言っても、夕方からお客様がいらっしゃることが多く、原稿を打っているヒマがないこともある。 いくらなんでも毎日更新はきついだろう。 やっていくうち、結局一日置きということに落ちついた。 「朝・昼・晩」は「今週の話題」と並んで、すぐ人気コーナーになった。 店に来られたお客様が見てくれていて、 「昨日出ていたのはどれのこと?」 と話題になるし、お客様とのコミュニケーションに一役買っている感じだ。 しかし、一日おきということで起きる大問題。 月、火の定休日には、私が店にいないので更新できないということだった。 これを機会に社長にも、HPビルダーで編集、更新を覚えてもらう必要があった。 |