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2021年8月29日(日)
 曇りがちで気温も30℃を少し超えたくらい。久し振りに猛暑にならずに済んだ。今日も杭州寒蘭の根巻きを巻き直す作業をする。四季蘭「翠荷仙」はつぼみが4個ついたうちの3個はしけてしまったが、残った1花がようやく開きかけた。
 何年か前の販売記録を探す必要があって、毎日つけている営業日誌を何年分も読み返す。過ぎた事はいつだったか中々思い出せないもので、読むだけで時間がかかってしまった。読みながら色々思い出してきて懐かしい。閉店時間近くなってようやく記述が見つかった。夕方全面的に水やりをする。
 今日は8月最後の営業日。定休日明けの水曜日からは、11時〜17時の通常営業になる。外に掲示する「9月の営業日」を印刷して新しくした。一日おきに休みではなくなるので、ついうっかりしないように生活リズムを改めなくては。緊張!。


2021年8月27日(金)
 すっかり暑さがぶり返して今日も東京は猛暑。丁度昼頃に出てくるので、車の中は大変な高温で、冷えてくるのに時間がかかる。
 HPのメンテナンスを横に置いて杭州寒蘭の根巻きを巻き直す作業を始める。流しとの間を往復しながら机の上で根巻きを作る。古い水苔を外すのと新しい水苔を取り出すのとで机の周りは細かいゴミが一杯になり、最後に掃除機をかける。杭州の花芽は今のところまだ2鉢だけしか見つからない。


2021年8月25日(水)
 学校の夏休みも終盤になってようやく天気が安定してきた。残暑もそれなりに厳しい。TOKYO2020のパラリンピックは昨日開会式で、午後にはブルーインパルスが東京の空を彩った。
 外の水やりをしていたら、棚の奥に花らしきものが見える。取り出すと「玉沈蘭」だった。別のところでは「玉花蘭」も咲いていたので両方とも店内に入れる。玉沈蘭は白花できれいなのに、他の蘭の陰だったため花が押されて傷ついてしまった。蕾から店内に入れてあった四季蘭「緑鳥嘴」はきれいに咲いていて、紺覆輪の新葉も美しい。四季蘭「翠荷仙」の蕾はやはりしけてしまったようだ。
 杭州寒蘭の新芽がきれいに展開してきた。ネズミに齧られた鉢の傍にも大事にしている品種はあって、何とか被害を免れて欲しいと祈るのみ。
 HPのメンテナンスも何とか目標の近くまで辿り着いた。まだする事はたくさんあるが、夏の間音沙汰無しだったお客さんからメールや電話で連絡が入るようになった。当店の半夏休み状態はあと1週間ほどで終わり、9月1日からは11時開店17時閉店、月火が定休日という通常営業に戻る。初めの1週間はこちらも慣れなくて戸惑う事だろう。そろそろ心の準備が必要だ。


2021年8月22日(日)
 日中は晴れて暑いが、8月も下旬になると朝晩は少し涼しくなってくる。今年は猛暑の盛りに天気が悪い日が続いた事もあって、めちゃくちゃ暑い夏という印象ではなかった。残暑がどういう事になるだろうか。
 作場を見て回ると、その後ネズミの被害は一応落ち着いたようだ。齧られた時は新芽の地上部が株元から無くなっていたが、その後多少伸びてきたので先端の切られた変な形だが取りあえず新芽の存在は確認できる。齧られた品種は、「雲南雪素」、寒蘭「武士」、「桃園玉姫」、杭州寒蘭「文福」、「杭州Rサラサ」、中国寒蘭「大河」、「白麗」の7鉢。これで終わりにしてほしい。
 四季蘭「緑鳥嘴」のきれいな蕾が横を向いてきた。「翠荷仙」の蕾は一部しけてしまったかもしれない.。ホームページのメンテナンスを進めるが、古いパソコンの動きが遅くて中々進まない。


2021年8月20日(金)
 東京は強烈な太陽が照りつける暑い夏に戻ったが、九州、四国ではまだ激しい雨が降ったり安定しない様子。土砂災害の警戒が続き、甲子園の高校野球にも影響が出たりして、感染爆発しているコロナのせいばかりでなくとんでもない夏休みになってしまった。
 コロナ急拡大による医療逼迫が現実になり、救急の受け入れが出来ない事態になってきた。医療現場の対応能力には限りがあって急には増やせないから、この感染症の流行を少しでも食い止めるしか手はない。とにかく自分がかからないこと。他人にうつさない事。体調に気をつけて他の病気にならない事。徹底した手洗い、人混みを避ける、マスク着用など個人で出来る予防策だ。去年はネットでもテレビでもその呼びかけを散々やっていたのに最近は見られなくなった。自分としては気を引き締めて、あらためて基本に立ち返るつもりだ。
 このところ滞っていたHPのメンテナンスをする。「きょうのショット!」の古いページを見ていると、日付と曜日が合ってなかったりのミスが見つかる。「朝・昼・晩」はまだいじってないが、きっとあるだろう。メンテナンスをする時にようやく間違っているところを訂正できる。
 夕方たっぷりと水やりをする。ネズミにかじられた新芽は、葉先が無いまま伸びてきていた。外の棚にあった「玉花蘭」と四季蘭「緑鳥嘴」につぼみが見つかって店内に入れる。


2021年8月18日(水)
 本来営業日の予定だった15日(日)は、大雨の中出かける支度をしていたら、スマホに何度も警報が入ってきた。ニュースでも各地で豪雨による避難を呼びかけ、実際に住宅が浸水したり、崖崩れが起きたり、道路が冠水する様子を報じていた。神奈川県もかなりの大雨で、我が家の辺りは心配ないが場所によっては避難勧告が出ている。国道246は長い道中には高い所や切通しや低い箇所があり、1箇所でも何か起きたら交通が大変な事になると、急遽店を臨時休業する事にした。お知らせする方法が無かったが、大雨の中来られるお客さんもないだろうとそのまま休んでしまった。結局東京は13日から17日まで、金土日月火の5日間連続で雨が降り続け、西日本はその後も大雨が続いて、西日本豪雨を上回る災害になってしまった。
 今朝は実に久しぶりに眩しい太陽が顔を出した。喜んで洗濯物を干した後ウォーキングに出かけて帰ったら、突然黒い雲が出て土砂降りに。あっという間の出来事だった。東側の窓は陽射し一杯なのに、南側の窓は真っ暗で慌ててサッシを閉めるという珍しい体験をした。叩きつけるような雨は短時間で止んで又陽が出てきた。
 そんなわけで店に出たのは先週の金曜日以来。店内に入れておいた「翠荷仙」は、花間を取ってきたがまだ咲いてなかった。


2021年8月13日(金)
 昨日から東京も突然涼しくなった。今日は雨が降ったり止んだりで太陽は全く顔を出さない。真夏の服装では肌寒いほどで、今後1週間ほどはこんな梅雨のような天気が続くらしい。丁度日本列島の上に厚い雨雲が居座っていて、広島県では大雨特別警報が出され、がけ崩れや浸水などの被害が心配されている。
 新型コロナは感染力の強いデルタ株に置き換わって、医療逼迫を起こし始めている。毎日過去最高の驚くような感染者数が発表され、完全にこれまでとレベル変わってしまった。ワクチンを2回接種していても感染する事があるらしいし、3度目のワクチンにも言及され始めた。丁度お盆の帰省の時期、人流を5割減らすようにと強く呼びかけられている。
 新型コロナへの警戒と、大雨への厳重警戒、どちらも深刻だが、自然災害は避難する以外に手が無いが、コロナは手洗い、消毒、会食を避けるなどそれぞれが気をつける方法がある。基本に立ち返ってこれらを徹底したい。
 作場を見ていたら、杭州寒蘭「文福」と中国寒蘭「大河」の新芽が齧られていた。本当に腹立たしいネズミだが止める手立てが見つからない。又忌避スプレーを撒いたが、ネズミに馬鹿にされているみたいだ。


2021年8月11日(水)
 昨日は各地で今年最高の猛暑日になった。東京でも体温並み、高温になる事で知られる熊谷は38℃になったという。台風9号崩れの低気圧の影響でフェーン現象が起きたようだ。高校野球はこの暑さの中でやっているのだから凄い。今日も危険な猛暑は続くが、明日からはしばらく天気が崩れる予報だ。熱中症アラートも一休みだろう。
 暑い日中はエアコンの効いた店内でHPのメンテナンスをする。ようやく今年の3月分まで辿り着いた。
 風はかなりあるが、作場の中は熱い空気が回っている。いつもの見回りも早く切り上げたくなる。ネズミの被害は今日は確認されてない。少しでも株元の風通しを良するため、えびねの古葉の茶色くなったのを見つけると切り落とす。四季蘭「翠荷仙」はつぼみが3花に分かれていくらか花間を取ってきた。陽が傾いてから全面的に水やり。


2021年8月8日(日)
 台風9号は今夜九州に接近の予報。被害が無いように祈る。10号は9号より先に太平洋岸を通過し、千葉県が最も影響を受けて大雨を降らせた。夕べオリンピックの野球が行われた地元の横浜球場は、幸いその時間雨は降らずに無事決勝戦が出来、勝利を収めた。今夜はいよいよ閉会式。東京は曇りがちで、暑さはちょっと一段落。
 作場の蘭やえびねに殺虫、殺菌の消毒をし、丁寧に1鉢づつ見ていく。今日も1箇所噛み切られた葉が見つかった。どの鉢からかまだ分からない。杭州でも春蘭でも、この間まで古葉が落ちて情けない姿だったのが、きれいな新芽が育って勢いを感じる姿になっている。これを噛み切られたのではたまらない。昨日ネズミ忌避スプレーを買ってきたのであちこちスプレーしておいたが、こんなもので本当に効果があるのだろうか。我が家でも、ナリヤ蘭の高芽を外して植えこんだ鉢の新芽がすべて食べられていて、ネズミの糞が落ちていた。忌避剤を買ってきて置いたがネズミは相変わらず来ているようだ。ナリヤ蘭はその後又新芽が出て来たので良かったが。
 「西神梅」の葉が一部黒くなっていたので、開けてバルブを切り落とす。春に持って来てもらった株で、1箇所葉が変色したのでその部分のバルブを切り落として消毒したが、その後も止まらずに次のバルブも駄目になっている。又思い切って切り取り、消毒して根巻きにした。今度は止まってくれるか?・・・。


2021年8月6日(金)
 9号、10号、11号と三つの台風が日本の近くにあって、明日からの三連休に影響を与えそうだとニュースで言っている。「えっ!三連休???」。店のカレンダーも我が家のもそうなってない。ネットで調べたら8月8日のオリンピック閉会式に合わせて水曜日の山の日を日曜日に移動したため、その振り替えで月曜日が休日になり、三連休になるのだそうだ。「いけない!。外の入り口に下げた今月の営業日の表をそうしてなかった。」ただ、8月は水金日に営業する事に変更はないので、「8月の営業」はそのままにしておき、HPの予定のページは修正した。開会式のための休日変更は閉会式にもあったのだ。カレンダー通りに会社が休みになる人には考えられないだろうが、国民の祝日は一切関係ない仕事をしているので、休日に対する注意力が欠如している。
 毎日熱中症アラートがスマホに届いて運動を控えるようにと言ってくる。札幌や東北、北陸も負けずに猛暑のようで、これなら札幌でマラソンをしなくてもよかったのかもしれない。熱戦が続くオリンピックも残りわずかになった。
 Uさんが見えてしばらくおしゃべり。夕方早目に水やりを始める。外は西日が当たるので室内の作場を先にして、外は日が陰ってから水を遣る。水やりをしながらよくよく見たら、「桃園玉姫」と寒蘭「武士」の新芽が株本から齧り取られていた。謎は解けたが悔しい!。
 園芸JAPAN9月号が入荷。


2021年8月4日(水)
 東京の気温は気象庁の発表で34℃。カンカン照りの路上では体温をはるかに超えているに違いない。停めてあった車の中は地獄で、エアコンをかけても中々涼しくならない。こんな条件下で競技をしているオリンピック選手は本当にすごい!。
 熱風が回っている作場の棚を見ていたら、台湾寒蘭「白鷺」の鉢の上に、途中から噛み切ったような蘭の葉が束になって落ちている。「又ネズミが出たか!」とその辺一帯を探したが、「白鷺」の葉ではなさそうだ。夕方薬を散布しながら1鉢ずつ見ていたら、いくつか新芽だけが齧られた鉢があった。「白麗」もせっかく出た新芽が齧り取られている。これ以上頭に血が上るような品種がやられていない事を祈るのみ。ネズミ忌避剤を又買ってこなくては。
 「翠荷仙」の花芽は13pほどに伸びてきた。来週には咲くだろう。


2021年8月1日(日)
 毎日スマホに熱中症警戒アラートが届く。運動を控えるようにとのメッセージ。頭がボーっとするほどの暑さの中、オリンピックや高校野球の熱戦が繰り広げられている。鍛えられたアスリートはスゴイ!!。
 「翠荷仙」の花芽が少しづつ伸びている。寒い時期の花と違って四季蘭系は花芽を見つけてから咲くまでの期間が短いし、花の期間も短い。この暑い時期では仕方ないが、せっかくの花がすぐ終わってしまうのは惜しい。
 根巻きになっていた紫秀蘭の生育がイマイチだったので、新しい水苔で巻き直す。作場の乾きが早いところに、休みが多く挟まるので水やりのタイミングが難しい。この暑い天候の中、乾きすぎるのが心配で水ばかりやってしまう。


2021年7月30日(金)
 自宅を出る前はすごい雷雨だった。車で動いている時は幸い雨に遭わずに店に着いたが、水をやり始めたら降ってきた。急に降り出すにわか雨で、少し待っていれば上がる。雨が降ったせいか気温はいくらか下がった。
 四季蘭や玉花蘭系統に花芽が無いか探したが、今のところ「翠荷仙」しか見つからない。花の時期はバラつきがあるので、まだ期待したい。「きょうのショット!」バックナンバーへの追加を進める。


2021年7月28日(水)
 台風8号は東北地方に上陸し、岩手県、秋田県を通って日本海に抜けるコースを辿る模様だ。東京は少し風が強いが晴れて暑い。
 オリンピックは色々な種目で次々と選手の活躍をテレビ中継するので、家にいるとついついそれを見て寝るのが遅くなってしまう。メダルを取る選手が何人も出てきて、日本にとっては地の利があるのだろう。是非最後まで無事に終わって欲しいが、新型コロナ感染者数が今日は又一段と上がってしまったようで、東京は過去最多の3177人。東京以外でも各地で過去最多を更新していて、感染力の強い変異株の影響なのだろうか。
 作場の蘭を見ていたら、四季蘭「翠荷仙」に花芽が上がっていた。四季蘭は割合花が来にくいが、この「翠荷仙」はここの作場でも花が着く気がする。


2021年7月25日(日)
 大型台風8号が27日頃関東か東北に上陸しそうなコースを辿っている。沖縄地方から九州四国、紀伊半島のコースが絶対的には多いが、最近は関東東北にいきなりやって来る台風もあった。晴れて暑い天気だが、黒い雲がかかっていたり、不気味な天気状況だ。
 しばらく前に入荷した古鉢があって、まだHPに載せてなかったので、今日撮影して2021蘭鉢展に載せた。笠間鉢縁釉の落款がはっきりしなくて大分手間取ったが、写真に撮って色々いじっていたら、「高豊」だと判明した。帰る時に水やり。


2021年7月23日(金)
 眩しいほどの青空。熱中症に要注意の毎日だ。今夜はいよいよTOKYO 2020の開会式。ブルーインパルスの飛行は丁度店に向かう車中というタイミングだったので、これも夜のニュースで楽しみたい。
 久し振りのTさんから電話で、昨日店に寄られたらしい。外にぶら下げてある「今月の営業」で休みが分かったという事だった。当店にとってはシーズンオフの夏が終わるまで、毎年この態勢でやらせていただいている。周知が行き届かない点があってご迷惑をおかけします。


2021年7月21日(水)
 梅雨明けしてから猛暑の毎日。スマホに熱中症アラートが届く。ウォーキングを兼ねて買い物に行くにも、店が開いている時間帯はすでに気温が30℃を超えていて、やっぱり車にしようかと悩ましい。
 東京2020がいよいよ始まる。多くの困難の中の異例のオリンピックだ。すでにソフトボールなど競技が始まっていて、暑さの中がんばる選手たちには声援を送りたい。そして最後まで無事に行きますように。


2021年7月18日(日)
 朝から真夏の陽射しが照りつけ、外に出るのも躊躇してしまう。店に着いたらお客様の方が早く到着していて、少しお待たせしてしまった。これまでは扇風機で風を送り、作場との間のサッシを大きく開けていて、エアコンをつける事は無かったが、今日はさすがに冷房を入れた。東京より北海道や東北の方が暑く、梅雨が明けたはずの九州、四国はすっきりしない天気といういつもとは違う状況。帰りがけにサッと水をかけて、休み中にカラカラにならないようにしておく。


2021年7月16日(金)
 今日関東甲信地方の梅雨明けが気象庁から発表された。昨日の午後は真っ白い入道雲がもくもくと湧いていたので、きっと梅雨明け間近と思ったがやはり!。昨日も真夏日だったが、晴れていたのに突然にわか雨が降りだして、汗だか雨だか分からないくらい濡れて帰った。今日も不安定なところが残っているようだ。これからは連日30℃超えの暑い日が続く。
 昨日休みだったので今日来たら外の山草がくたっとしていた。早目に全面的に水やりをする。梅雨の間は水やりに気を遣わなくていいが、これからは水切れの心配がある。レンゲショウマのつぼみが膨らんで割れ始めた。妖精のような花に出会えるのももうすぐ。
 来週は22日、23日が休日で、オリンピックのある今年限りの措置だという。机の前にかかっているカレンダーは平日のままなので、外に貼りだした「今月の営業」は22,23を赤字にしてなかった。外なのでポリ袋に入れてセロテープでしっかりと周囲を止めてあるので作り直すのが大変。そちらはそのままにして、HPの「今月の予定」は両日を赤字に直した。
 昨日インスタグラムに写真を投稿しようとしたら、カメラロールの写真が選択できない。インターネットで調べて設定を変えたら選択できるようになって投稿できた。スマホの更新で設定が勝手に変わってしまうためだった。


2021年7月14日(水)
 日が射して明るい空だったのが、急に暗くなって雨が降るという毎日の繰り返し。休みで家にいる日はウォーキングに出たいが、空模様が気になる。今日も店に着く頃ザーッとひと雨。すぐに止んだので郵便局に行って戻ったらもう陽が射してきた。
 今はほとんど管理だけで用事が無ければ寄っていく人も少ないが、久し振りにTさんが見えておしゃべりしたり、電話をかけたりかかってきたりで楽しかった。
 Tさんも白石も2回のワクチン接種を終えたが、まだ2週間経ってないので二人ともしっかりマスクを着けている。もうマスクに慣れてしまって、これからも当分これは変わりそうもない。昨日は大谷選手見たさにMLBのホームランダービー、今日家を出るまでオールスターゲームをテレビで見ていたが、ぎっしりのスタンドでマスクをつけている人は皆無のようだった。大きな口を開けて大騒ぎしている光景はワクチン接種の進み具合の差だろうか。又は日本の基準の問題か。
 今日の東京都の感染者数はついに1000人台になった。


2021年7月11日(日)
 南九州の豪雨のニュースを見たかと思うと、今日鹿児島では「梅雨明けと見られる」。ずい分急な気がするが、被災地の後片付けには助かる事だろう。関東でも昨日から陽射しが復活して洗濯ものが乾くようになった。久し振りの太陽がうれしい。
 ところがまだ天気は不安定のようで、4時頃急に空が暗くなったかと思うと激しい雷雨。突風も吹き込んで大荒れの天気になった。この雷雨が収まらないと帰れない。昔から雷が鳴ると梅雨明けと言っていたが、関東の梅雨明けは近いのか?。
 白石は昨日2回目のワクチン接種を済ませた。1回目の時はずい分混んでいたが、2回目は空いていて待ち時間はほとんど無かった。2回目が副反応が出やすいと覚悟していたが夜になって発熱。アセトアミノフェン錠を買ってあったので、ためらわずに服用したら、朝にはすっかり平熱になっていた。新型コロナの変異種のせいで、3回目接種などという話も聞こえてくるが、取りあえず2回接種して2週間経てば抗体は出来るだろう。まだマスク、手洗いなど生活の基本は変わらないが、今までより少しは行動しやすくなる事を期待したい。
 店のパソコンの動きが遅くなってソフトが中々立ち上がらない。我が家の早いパソコンと比べると本当に時間がかかる。一度終了すると又出すのが面倒なので、いくつも同時に開いているとそれも遅くなる原因だろう。悩ましい。


2021年7月9日(金)
 小雨が降ったり止んだりが続いている。典型的な梅雨空。店内に入れていたウチョウランや風蘭の花が終わってきたので外の作場に戻す。夏の時期は週3日しか店に来ないので、光の足りない店の中に植物を置かない方が無難だ。
 ホシケイラン白覆輪の新葉がきれいに展開してきた。この美しい葉に惚れて数年前に買ったのだが、つぼみが上がって花が咲く時にはすっかり葉が傷んでいる。ラベルには白覆輪と書いてあるが間違いだったのかと思うほどだった。それがこの時期になるときれいな葉に変身。やはり白覆輪間違いなかった。
 こんな陽気だと雑草の伸びがすごい。入り口の通路脇はいつの間にか雑草が伸びていて、雨の止み間に草取りをする。作場の蘭は新芽が出揃ってずい分活気が出て来た。こんな天気では土の表面は乾いてないように見えるが、いい天気になると急にカラカラの感じになる。明日白石は2回目のワクチン接種を受けるが、1回目は何ともなくても2回目は副反応が出たという話を時々聞く。日曜日に自分がどういう状態になっているか予測がつかないので、もし水やりに来られない時の事を考えて、今日水やりをしておいた。
 東京都は12日から4回目の緊急事態宣言という事になった。この1週間は夕方発表される数字にぎょっとする毎日だ。11月頃にはワクチンが行き渡るかもしれないから、杭州寒蘭展の辺りで状況が好転しているとうれしいが・・。


2021年7月7日(水)
 ずっと小雨が降り止まなかったが、七夕の今日は時折薄日が射して明るくなった。雨のない日は久しぶりだが、途端に気温が上がって真夏日に。湿度はたっぷりでとても蒸し暑い。ようやく洗濯物が片付く。
 熱海の土石流は、自衛隊、警察、消防の働きで少し道路面が見えてきたが、通行は出来ず水が出ないという。復旧にはまだ時間がかかりそうだ。そんな中で、山陰地方では線状降水帯が次々と雨を降らせて、こちらも要警戒の状況。この時期、日本列島は大雨の危険だらけだ。
 「園芸JAPAN」8月号が入荷した。今は一日おきにしか店を開けないので、配達の荷物を受け取る事が難しい。えびねの古葉が茶色に枯れこんできたのを切り落として、少し風通しが良くなった。「きょうのショット!」バックナンバーを追加するなど、今日もHPのメンテナンスをする。


2021年7月4日(日)
 豪雨災害が今年も起こってしまった。首都圏の人間にも馴染み深い熱海で集中豪雨による土砂崩れ。無残な光景がニュースで映し出される。毎年梅雨末期や台風時には必ず起きていて、日本は山の斜面に住んでいる事をあらためて実感させられる。毎日ずっと雨が続いていたところに強い雨が降って、火砕流のように土砂が斜面を流れ落ちる。人命が失われ、家も道路も流される。本当に恐ろしい光景だ。救出作業を阻むように雨はその後も降り続けている。これ以上被害が広がらないよう祈るばかりだ。


2021年7月2日(金)t
 沖縄は梅雨明けしたが関東東海は梅雨本番。南部では「線状降水帯」となって、場所によっては滝のような雨が降っている。土砂災害の恐れで避難が呼びかけられている所も。我が家のある神奈川では昨日も今日も強い雨で、毎日遊びに来る近所の猫も散歩はお休みだ。この雨は明日も続くらしい。
 今日もHPのメンテナンス。「きょうのショット!」バックナンバーの続きをする。段々と作業のコツを思い出してきて、2020年9月まで終わった。過去のところを見ているとうっかりミスで不完全なところが見つかり、修正もできた。毎日閉店前に更新しているが、急いでいるとずっと間違いに気づかすにいて、毎夏のメンテナンスでようやく見つかって恥ずかしい思いをする。


2021年6月30日(水)
 空は雲に覆われて梅雨らしい天気になった。気温もぐっと下がって22〜23℃という涼しさ。服装の調節を間違えると大変だ。
 陽射しがないので早い時間に水やりを済ませ、毎年夏の作業にしているHPのメンテナンスにとりかかる。「きょうのショット!」バックナンバーが1年前の6月までで止まっていて、1年振りの作業はどの手順でするのが効率的かをすっかり忘れている。思い出しながらやっているうちにようやく慣れてきた。更新してからサーバーに接続して古い画像ファイルを削除しないといけない。余分なファイルを残したままでは容量が一杯になってしまうので、夏のシーズンオフにはこれが欠かせない。去年の事を思い出す機会にもなっているが、中々手間がかかる仕事だ。
 杭州の新芽があちこちで見つかるようになった。


2021年6月27日(日)
 日本に近づいていた台風5号は、この先本州に直接の影響はないという事になった。今日もどんよりとした暗い空で、午前中叩きつけるように降ったのは台風によって前線が刺激されたのだろう。瀬田のアンダーパスが気がかりだったが、午後には雨が上がって助かった。
 蘭の新芽がかなり土を切ってきた。早いのはずい分伸びていて手応えを感じる。


2021年6月25日(金)
 水曜日は定時に店を閉めてホームセンターに寄った。電話してあったので担当者がすぐに対応してくれ、組み立て途中のアルコールディスペンサーを出すと、あっという間に正しく組み立ててくれた。先ず、図を見ながら首をひねった電池の向きが逆だった。アルコールボトルに上部の装置をはめ込むのに悪戦苦闘した件は、電池ボックス蓋の小さな爪が邪魔をしていたのだった。先に爪を穴に差し込んでから電池ボックスの蓋を閉めないと完全に平らにならない。爪が入っていなくても電池ボックスの蓋はカチッと閉まるが、このごくわずかな段差がうまくいかない原因だった。こういう事に慣れている人にとってはイロハのイに違いなく取説にも書いてない。こんな事も出来ない人がいるとは想像できなかったに違いない。恥ずかしながらの大騒ぎの末、やっと今日入り口のアルコールスプレーをプッシュタイプから新品のオートディスペンサーに取り換えた。ご来店の節はどうぞご利用ください。
 梅雨の時期に台風も近づいていて、その影響で天気が変わりやすい。鉢はそれほど乾いてないが、山草だけ水をやっておく。


2021年6月23日(水)
 昨日も今日も黒い雲が上空にやってきたかと思うと、激しいにわか雨が降る。先ほどまでは日差しもあったのに変わりやすい天気だ。うっかり傘を持たずに出かけるとひどい目に遭う。寒気が入っているらしく、気温も少し低め。
 昨日の休みにウォーキングを兼ねてホームセンターに行き、手指のアルコール消毒用のディスペンサーを買ってきた。最近あちこちで見かける、手を差し出せば感知して触らずに消毒液が出るオシャレなタイプだ。去年の春は、アルコールは勿論、アルコールを入れるボトルも売ってなかった事を思い、今は棚に溢れんばかりに並んでいて種類も豊富になったと、それだけでもすごい進歩の1年だった。
 そんな事を考えながら買ってきた品物を取り出して、苦手な取扱説明書を読む。単三電池が4本必要とあって、引き出しを探したら新品の電池が見つかった。電池ボックスの蓋を開け、「電池の向きに注意して入れてください」と注意があって図も出ているが、電池はボトルの蓋の部分に入れるので、作業中は上下が逆になる。図を見ても上下が分からず、駄目なら逆に入れ直そうと、電池はさておいてアルコールをボトルに入れたが、容器のふたがどうしても閉まらない。取扱説明書の説明書が必要な有様だ。作っている技術者は疑問を持たないのは当然だろうが、使う人は全く知識が無く初めて出会うのだから、素人に分かるように書いてくれないと困る。
 メーカーにも買ったホームセンターにも電話したが、受話器を持ちながら説明を聞いても埒が明かないので、帰りに買った店に寄って実物でやってもらう事になった。取説を読むのがますます嫌いになる。


2021年6月20日(日)
 昼過ぎ店に向かう時の東の空は、青空と灰色の雲のダイナミックなまだら模様だったが、店に着いたら雲が空を覆って梅雨らしい天気になってきた。
 昨日白石は雨の中、ワクチン接種の1回目を済ませてきた。会場に着いてから出るまで50分ほど。ほとんどが必要書類のチェック、問診表のチェック等の待ち時間で、接種そのものはあっという間だった。今日の状態は打った部位が押すと少し痛いかな?という程度で特段問題はない。3週間後の2回目はもう少し何かあるかもしれないが、一時的なものだから心配はしていない。”お勧め”という解熱剤も買ってある。若い世代の職域接種もすごい勢いで進みそうだし、日常を取り戻すのもそれほど遠い先ではなさそうだ。ただ、長いステイホームに慣れてしまって、その前はどんなだったか忘れた・・・。
 水をやっていたら風蘭「東天紅」の花が咲いていた。「西神梅」が1鉢すっぽ抜け。今年の新芽ではないが、中途半端に短いものだった。色々あるものだ・・。


2021年6月18日(金)
 昨日は雨雲の通過で一時的に雨が降ったが、今日はいい天気になった。適当に雨があってカラカラにならず山草類も調子いい。我が家の庭ではキレンゲショウマが花を一杯つけて咲き始めた。
 杭州や蓮弁の新芽がかなり出てきた。「雲上童子」にも見つかって取りあえずホッとする。
 明日白石は1度目のワクチン接種。段々慣れて軌道に乗ってきているようだ。


2021年6月16日(水)
 14日月曜日に、平年より1週間遅れて関東が梅雨入りした。宣言があった翌日の火曜日はものすごい雨だったらしい。神奈川の自宅ではそれほどの降りではなく朝のうちに雨は上がったから、少し離れるとずい分違うものだ。
 店に着いて蘭の新芽を探す。パラパラとしっかりした芽が出ているが、まだ全く知らん顔のが大部分だ。あの古葉の落ち方からすると、もっと軒並み出ていてもおかしくないのだが。
 パソコンの前に座ってHPのメンテナンスを始める。目次の文字列など見た目を調節したり、アクセスのページを分かりやすく修正したり。リンクのところで、ずっと以前にリンクを貼ったサイトが変わってないか確認しているうちに、村長さんの蘭小屋雑記を見始めてしまった。写真が上手で、「こんな風に撮れたらいいな」と思う杭州の写真が満載。撮影の度に苦戦している自分が情けない。先ずこの植物育成灯の紫がかった光が写真の邪魔をする。日陰の自然光が一番きれいだと思うが、ビルの1階では無理な話だ。
 新型コロナはワクチン接種が順調に伸びてきて、このところずっと前の週の感染者数を下回っていたが、今日の東京はいきなり増えて501人。オリンピックが近づいて話題が集中している中で、新規感染者数が増えたというのはやはりドキッとする。


2021年6月13日(日)
 真夏の暑さは少し落ち着いた。動きやすくなってSさん、Mさん、Wさんなどが見える。蘭の新芽はいくらか確認できるようになったが、まだばらつきがあって全く知らん顔しているのもたくさんあり、気が揉める。
 これからはHPのメンテナンスをする予定であちこち見直すと、ずい分昔に作ったままのページは直さなくてはいけないところが出て来た。それらを修正し、トップページに更新のあるページへのリンクを作った。今までの目次からもバックナンバーに行けるが、特に何か調べる時以外は表紙から「きょうのショット!」や「朝・昼・晩」などに行けるようにした。もっと根本的に新しくしたい気持ちはあるが、作業時間が取れなくて中々手が回らない。帰りがけに水やり。


2021年6月11日(金)
 このところ連日30℃超え。まぶしいほどの青空は、すっかり梅雨明け後の様相を呈しているが、実際はまだ梅雨入りしていない。運動不足解消のためになるべく歩いて買い物に行く事にしているが、日中の外歩きは熱中症の危険大だ。
 ウチョウランがいくつか咲いてきた。昔のようにたくさんは作ってないが、咲けばこんなに可愛い花はない。レンゲショウマもつぼみが大分膨らんでいる。
 駐車場に落ち葉が積もっていたので掃除し、ついでに草取りも。作場の蘭やえびねのの古葉を整理する。寒蘭の新芽が大分顔を出して来た。


2021年6月9日(水)
 東京の梅雨はどうなっているのだろう。東海地方までは記録的な早さで梅雨入りしたが関東甲信はまだ。それどころか昨日も今日も晴れて真夏の暑さになった。今日の東京は最高気温が31℃。日曜日に水やりをして帰ったが、今日はもう表面が乾いている。
 久し振りのUさんが蘭を探しに寄る。夕方陽が当たらなくなってから全面的に水やり。「園芸JAPAN」7月号が入荷。


2021年6月6日(日)
 朝のうちは雨だったが4時頃になってようやく晴れてきた。店に着いてすぐえびねの手入れに取りかかる。一昨日水苔を戻して帰ったのが使えるようになっていた。残りのえびねをすべて完了して後は秋に植え替える事にする。
 えびねが一段落して蘭の新芽を探す。この間まであまり見られなかったが、少しの間に結構見つかるようになった。古木が落ちて条数の少ない杭州寒蘭などは、新芽が成長すれば又立派な株になるだろう。
 雨で水をやるタイミングが狂っていたが、晴れてきたので帰る前に水やり。山アジサイ「紅」がほんのりとしたピンクから濃い紅に変わってきた。


2021年6月4日(金)
 朝から本降りの上風が強い。ただでさえビル風が通り抜ける店の通路は、もの凄い風の音で恐怖を感じるほど。瞬間風速は相当なものだったろう。蘭の鉢の上には落ち葉が飛んできている。
 この間から取りかかったえびねの手入れの続きをする。水苔と肥料を取り換えて消毒するだけだが、三分の二まで終わったところで時間切れ。やはり後一日やらないと終わらない。唸り声を上げていた強風は帰る頃にはいくらか収まってきた。あの風の中を走るのは心配だったが、ゆっくり走れば何とか帰れそうだ。低気圧は東北方面に移動したらしい。


2021年6月2日(水)
 うす曇りで暑くもなく快適な天気。山草棚ではイワタバコ、ウチョウラン、フウロソウなどが咲いてきた。急ぎの仕事が無い今日こそえびねの手入れをしようと、端から1鉢づつ取り出して表面の水苔を剥がし、古い固形肥料を取り除く。新たに肥料を載せて新しい水苔を張り、水をやってオルトランとユニフォーム粒剤を散布する。作業をしていたら久し振りのお客さんが寄っておしゃべり。半分までいかないうちに時間切れになってしまった。ぎっしりとくっつけて置いてあって、思ったより時間がかかる。金曜日には終わらせたいが、水やりもあってどうだろうか。蘭の新芽を探したいが、ぐっと我慢。

2021年5月30日(日)
 カラッとして過ごしやすい天気。やはり梅雨入りはまだのようだ。
 先日開きかけていたウチョウランが今日はしっかりと咲いていた。もう何年か持ちこたえている品種だ。その他白桃点なども開いてきた。最近の交配種ウチョウランは翌年中々花を見られないが、作っているウチョウランのうちいくつかは消えずに花を着けてくれた。今は展示会も無く仕入れに行かれないので、少しでもウチョウランが咲いてくれるとありがたい。
 イワタバコも間もなく咲きそうになっているのがあって店内に飾る。カキランもつぼみがついていた。山アジサイ「紅」が、去年白いまま色づかなかった鉢も今年は紅くなっている。条件が良かったのかもしれない。
 そろそろ蘭の新芽が出てもいい頃と杭州寒蘭の棚を真剣に探す。まだ数鉢だが新芽が確認できてほっとした。午後から風が強くなり、帰る前に外で水をやっているとノズルを持つ手にすごい抵抗がある。


2021年5月28日(金)
 24年振りのスーパームーン皆既月食は、半分くらい欠けたところで一時ボーっと見えたが、すぐ雲に覆われてほとんど見えなかった。昨日は雨で肌寒いほどだったが、一転今日は晴れて気温が上がった。梅雨入りはまだらしい。
 Mさんが寄って用事を済ませた後しばらくおしゃべり。昨日の雨が効いて鉢が乾いてないのは助かる。


2021年5月26日(水)
 晴天で気温も高め。洗濯ものはたちまち乾いて助かるが、定休日明けに店に出たら、外の山草棚も店内に入れた植物もぐったりしているのがいくつかあった。
 Wさんが寄って、「蘭の新芽が出たか?」からワクチンの予約まで色々な話になる。去年の「きょうのショット!」を見ると、5月20日に「蕩山荷」の新芽の写真がある。5月27日には「秀月」の新芽。今年は四季蘭系統には出ているが、蓮弁蘭「紫皇帝」にようやく小さな新芽が見つかった。しかし杭州寒蘭や春蘭にはまだ全く見られない。古木がどんどん落ちているし、花は何でも早かったから、新芽もそろそろかな?という期待があるが、やはり6月になってからという事だろう。夕方になって蘭もえびねもフウラン・セッコクも山草類も、全部たっぷりと水をやる。
 今夜はスーパームーンの皆既月食だそうで、日本では24年ぶり
(訂正しました)というこの天体ショーが話題になっている。帰りが遅くなったが、8時台だというから何とか見られるか?

2021年5月23日(日)
 久し振りの青空。今週前半は何とか天気はもつようだ。これがあるから関東に梅雨入り宣言が出なかったのか・・。今日から数日の晴れ間を大切にしたい。
 えびねの手入れをするつもりだったが、花が終わってきたセッコクを外の作場に戻していたら、水苔が大分汚いし根が暴れてはみ出している。春先に植え替えれば良かったのだが、春は春蘭、奥地蘭に続いてえびね展なので、セッコクの植え替えまで手が回らない。えびねが終わる頃にセッコクが咲いてきてそのまま店内に飾ってしまうと、いい時期に植え替えるチャンスを逸してしまう。セッコクの鉢を片付けながら、えびねのために戻した水苔を使っていくつか植え替えた。
 夏の変則的な営業の間にHPのメンテナンスをする予定だが、植物の世話がたくさん残っていて、思うように取りかかれない。ムシトリスミレ「白雪」が2度目に咲いて、前回はいつ咲いたのだったかとHPを遡って見ていたら、途中でリンクが切れている。「これは大変!」。3月まで戻ってリンクがつながるようにした。いつも帰る間際にバタバタと更新をするので、他にも不備があるかもしれない。なるべく早くHPのメンテナンスをする事にしよう。

2021年5月21日(金)
 雨模様の日が続く。洗濯物は当面浴室乾燥に頼らざるを得ない。関東は土砂降りという事はないが西日本では被害が出るほどで、去年散々言われた線状降水帯という言葉がまたもや聞こえてくる。大きな災害にならない事を祈る。
 えびねの古木が茶色くなってきた。ニオイエビネはいいが、最近こちらも一生懸命のキエビネ、サツマ、ジエビネ系は古木がもたないから、汚くなった葉をまとめて切る。こういう場合にレンテミンの出番だ。リン酸三ナトリウムにはハサミを何本も浸けてあるが、一度にたくさんの株の手入れには間に合わない。春剣蘭など離脱層のない葉は、新芽の出るこの時期枯れた葉がいつまでもくっついていてこれにもハサミが必要だ。レンテミンは10秒ほど原液に浸けると、そのまま別の株に使っても構わないという事なので、ハサミの先が入る細くて小さな容器に、冷蔵保存のレンテミンを入れて、ハサミを使う作業を一気にする。この液は1日限りなので、帰りには捨ててしまう。
 今はセッコクくらいしか花が無く、蘭はバックが枯れて見応えが無い時期なのに、何人もお客さんが来てくれるという珍しい現象。本の精算や水やり、植え替えなどがあって、忙しい一日だった。購入希望の蓮弁蘭の鉢を開けたとき新芽はまだ本当に小さくて、当たりが少し大きくなって白い芽が出たくらいの状況だった。鉢の上から株元を探しても、これではまだ新芽は見つからない。わずかに「鉄骨素梅」には見つかったが今年は新芽の出は遅れている感じ。花は早かったのだが。


2021年5月19日(水)
 今日も雨の一日。車で店に向かっている道中は、かなり激しい降りだった。関東甲信の梅雨入り宣言は出ているのか?。これは絶対梅雨に入っているのでは?。
 日中でも何だか暗くてテンションが上がらない。作場では心配になるほど春蘭、寒蘭の古葉が落ちるが、新芽はあまり見つからない。店の中に飾ってあった岩石蘭やシランはどれも花が終わっていた。雨が小降りになったところで外に出し、棚を掃除する。店内はセッコクが咲いているだけだが、今は1日おきにしか店に来ないので、咲いているヤマアジサイも中に入れない事にする。ウチョウランのつぼみが大分ばらけて来た。梅雨入りも早いし花は何でも早いので、ウチョウランもきっと記録的に早いかもしれない。
 緊急事態宣言が出ている県は、コロナの感染者数はやや押さえられてきているようだ。ピークを過ぎて下降局面に入ってきたならいいが、新たに増加中の県もあってまだどうなるか分からない。全国的にワクチン接種の予約が始まって、電話がかからないなど混乱の様相。当面その話題ばかりだ。


2021年5月16日(日)
 朝から小雨で全く陽は射さない。東海地方までは記録的に早い梅雨入りと言っていたし、東京の週間予報でも雨か曇りになっている。関東甲信の梅雨入り宣言はまだ出ないが、間もなく発表されるだろう。5月の梅雨入りは確かに早い。
 雨模様のおかげで外の山草類も、中のえびねや蘭も乾いてない。岩石蘭やシランは花が終わった。セッコクも終わってきたのは外の作場に下げる。ウチョウランのつぼみが大分膨らんできたのがこれからの楽しみ。外ではヤマアジサイ「紅」が何鉢も白く咲いている。毎年咲かせているが、未だに最後まで紅になった事がない。今年はどうだろうか。


2021年5月14日(金)
 昨日は一旦仕舞った冬ものを出して着るほど寒い雨の一日だった。今日は雨が上がって気温も上がり、迷わず半袖。1日で気温が10度も違っている。
 蘭の古葉を整理しながら新芽を探すが、まだ見当たらない。これからしばらくはこれが楽しみだ。戻した水苔が残り少ないので、新しいパックを開けて戻しておく。残りがある分だけえびねの水苔を取り換え、肥料をやってオルトランとユニフォーム粒剤を与える。追いかけられるようだった日々が落ち着いて、少しゆっくりできるようになった。


2021年5月12日(水)
 夏のような暑さになったり又涼しくなって上着を着たり、季節の変わり目は難しい。今は休みで家にいる事が多いので、天気のいい日に冬ものをせっせと仕舞って衣替えの支度をしたら、今日は又涼しくなってしまった。えびねの植え替えは春に植え替える分を今日すべて終わらせた。明後日から今やらない鉢に肥料をやって表面の水苔を取り換える事にする。蘭の古葉がポキンと折れるようになった。次々と折っていくと、たちまち手に一杯になる。今は条数が減って、見た目は一番みすぼらしい。
 新型コロナ感染者数は一向に減らない。東京五輪を開催するかしないかの議論が盛んに行われている。ワクチンの通知はきたが、接種の申し込みはまだ先の話だ。


2021年5月9日(日)
 東京の最高気温はは28℃。熱中症の言葉が聞こえてくるほどの暑さになった。洗濯物はよく乾くが、日の当たる外の鉢は大変。山草の中にはくたっとしているのもあった。外は乾きやすいので鉢受け皿に水をためてあるが、浅い水盤の上に置いてあった石付けの山アジサイが、「勘弁して!!」という感じで萎れていた。いい天気で気温が上がったのを一日おきに世話をするのでは無理もない。深鉢皿に替えて水をたっぷりとやったが、回復するかどうか。石付けでない他の鉢植え山アジサイはダメージが無さそうで、どれも花が咲きだした。良かった!!。
 土を篩って混合し、えびね用土を作る。植え替え用のコンテナに一杯になった。外も中も水やり。休みが多いと微調整がきかないので、常に水をやっている感じだ。園芸JAPAN6月号が入荷した。

2021年5月7日(金)
 朝のうちはうす曇りだったが昼から雨。今日から夏の間の変則営業が始まった。まだこのペースに慣れないので、うっかりミスの無いよう、店に出る日、家を出る時間、持って行くものなど、よくよく確認して出かける。店に着いても時間が無いのですぐに植え替えを始める。植え替えてから持ち帰る予定のえびねがまだいくつも残っていた。植え替えをしていたら、Wさんが電話をかけてから来てくれる。コロナワクチンはうまく接種の予約ができたそうだ。皆予約の電話がつながらないと言っていて、混乱が続いている。
 店にいくつかあるレンゲショウマの鉢で、もう花茎が高く伸びているのがある。つぼみはまだ小さいが例年よりずい分早い。今朝の天気解説で梅雨前線という言葉が聞こえてきた。沖縄方面はもう梅雨入りのようだ。関東もこのところ短時間でも結構雨が降っている。今年は花がどれも早いし梅雨も早いのか・・。
 ゴールデンウィークの人流はいくらか押さえられたようだが、今日発表になった新型コロナの新規感染者はやはりどこも数が増えているし、インド型の変異種が急速に広がっている。緊急事態宣言は結局5月31日まで延長された。


2021年5月5日(水)
 大型連休の最終日だが、朝の上りは空いていて順調。店の営業も通常のペースで出来るのは今日までなので、残っている植え替えを1鉢でも多く終わらせようと、すぐに植え替えを始める。途中で近くのKさんが寄る。去年から杭州寒蘭の魅力にはまっていて、今年も何かいいものをと狙っている。今までえびね一色だったので、すぐには杭州に頭が切り替わらない。
 昨日、一昨日の定休日は晴れて、夏日の一歩手前まで気温が上がった。日曜日に水をやって帰ったのに今日はもう鉢が乾いている。今週から水金日という一日おきの営業になるので、今日が駄目なら明日というわけにはいかない。外の山草もぐったりしていて、取りあえず外に水やりをする。
 えびねのTさんが来てくれる。初期からの愛好家で、昔のえびね情報にも詳しい。切りのいいところで作業を切り上げて色々な話を聞く。そのうちOさんが展示品を下げに来た。旧知の二人とも話が弾んで、様々なえびねエピソードを聞く。えびねはほとんど花が終わって、セッコクが満開になった。
 蘭の新芽が顔を出すのも近く、古葉の枯れが目立つ。夕方店内に水やり。明日木曜日は休みで、次は金曜日の2時開店です。


2021年5月2日(日)
 朝は洗濯日和の感じだったが、午後になって突然のにわか雨。少しの間叩きつけるように降ったが、又急に止んで陽が射す。全く変わりやすい天気だ!。夕べもすごい雷雨だった。上空に寒気が入っているとかで天気が変わりやすい。突風、竜巻のところもあって被害が出たようだ。運転している時には穏やかであってほしい。
 今日もえびねの小苗を端から植え替える。春に植え替える分は大分進んで、出来るところまでやったら後は秋に回す事にする。水曜日に11時から5時までやったら、後はしばらく午後2時から5時までという短時間になる。しかも週3日だけ。片付けたり水やりをしたら、HPを更新して終わりになってしまうだろう。秋まではこんな状態でやっていきます。


2021年5月1日(土)
 昨日の帰りにお客さんのところに寄って、ようやく預かっていたエビネを届けた。往きは環七、帰りは環八だったが、どちらも高速道路に繋がる辺りはすごい渋滞。やはり5連休ともなると出かける人は多いようだ。
 今日店に着いてまもなく、かなり大きな地震があった。震源地に近い宮城県は震度5強。最近又活動が活発になってきて不気味だ。
 えびねの花が終わると同時に、引き取りの人以外は来なくなる。そして来年のえびねの時期に又突然現れる。これは昔から変わらずで、今ではもう驚かなくなった。誰でも花後の手入れに忙しい時期だ。こちらも夢中で植え替えるものを植え替え、作場にしまっていく。3時頃から急に空が暗くなり、雨が降ってきた。大気の状態が不安定になっている。


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