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2019年4月29日(月)
 平成は残すところあと1日となった。明日明後日が定休日で、次に出てくる時は令和となっている。慣れるまで時間がかかりそうだ。
 今日は朝から植え替えに精を出す。5月9日(木)から白石は木土も休みになって水金日だけ出てくることになる。開店時間もお昼からと大幅に店にいる時間が少なくなる。その前にある程度目途をつけておかなくてはならない。えびねは店の作場に置けるだけ置いて残りは家に持ち帰るため、タイムリミットまでに植え替え、消毒などを終わらせたい。
 店内のはジエビネを除いてほとんど花は終わったので、代わりに花が咲いてきた山草類を飾る。


2019年4月28日(日)
 このところ気温が低く雨続きだったが、今日は久しぶりに晴れて洗濯日和。太陽の力は偉大だ。しかし思ったほど暖かくはならない。
 いつも開店と同時に現れるKさんが今日も一番乗り。えびねの発送があったので、ちょっと待ってもらって先ずは荷造りをし、ヤマト運輸に連絡する。これをやってしまえば時間を気にしないでおしゃべりしていられる。午後もお客さんが続いてゆっくり楽しんでいたら、晴れた途端鉢が乾いて待ったなし。閉店後全面的に水やりをする。花が終わってえびねの植え替えが控えているが、明日からはそれにかかれるだろう。
 ジエビネが咲き始めて、「安蘇の緑王」、「安蘇の妖精」、「紫天王」、「福娘」の順に開きそうだ。山草が色々見頃になってきてこれも楽しめるし、セッコクも開きだした。


2019年4月27日(土)
 昨日は伊東のニオイエビネ展を見に行った。生憎の天候で朝のうち小雨だったのが伊東に着く頃にはかなり強い雨になった。こんな天気では人も少ないかと思いきや、激しい雨にもめげずに大勢の人が詰めかけている。やはりニオイエビネの本場は熱い。
 他のえびねでもそうだがニオイエビネは特に、花付の株といってもやっと花が入った株と大きく出来た株ではまるで花が違ってくる。満作の花を見ないと、その品種の実力は分からないので、朝早く家を出てニオイエビネ展に出向く事になる。さすがに賞を獲得しているのはどれも素晴らしく、展示されているのは立派な株だった。
 今日も雨模様でとに角寒い。北海道では雪が降っているところもあってゴールデンウィークには珍しい事だ。すっかり季節が戻って暖かい服装で出てくる。
 えびねは一気に花が終わっていて、ジエビネだけが元気な姿を見せている。白石が昨日休んだので、今日Tさんが遠くから見にきてくれる。合間に昨日撮った写真を整理する。初めて見る花も多い沢山の写真を「名前をつけて保存」するのはとても大変で時間がかかるが、遅くなってやっと整理が終わった。
 いよいよ今日から10連休に突入した。朝の電車にはゴロゴロと大きな荷物と共に乗り込んでくる人が多く連休が始まったと感じる。
 えびね展は一応4月29日までと案内状を出したが、ジエビネだけはまだ元気。しかしこれからは並べてもらった株の引き取り精算や、植え替えなど後片付けが中心になる。そこで当店では5・6月は通常営業ではなく、夏の間の短時間で交代制の営業になります。5月7日まではする事が多く白石が毎日やりますが、後片付けが終わる9日からは変則的になりますので、「今月の予定」のページを参照してください。


2019年4月25日(木)
 時折細かい雨が顔に当たる薄曇りの一日。風が無く穏やかだ。花は最終段階に入ってきた。今年花が来なかった中木のえびねや、花が終わったえびねの植え替えを始める。植え替えた後、ユニフォーム粒剤とオルトランDX粒剤を鉢の上に撒いた。ユニフォームは初めて使う殺菌剤だが、先ずは試してみたい。
 明日は伊東のニオイエビネ展を見に行きます。白石は休みますが鈴木浩司さんが代わりを務めます。


2019年4月24日(水)
 朝のうち小雨が降っていたが日中は上がった。休み明けの今日は、4月前半から咲いていたニオイエビネが一気に花が終わっている。半袖になる日が何日もあったから、くたびれるのが少し早かったかもしれない。1年振りのお客さんが来てくれて、後半に並べた生きのいいえびねから色々選んで行った。発送があり、荷造りして出す。


2019年4月21日(日)
 当分傘マークが無く安定した天気が続くようだ。今日から作場の扇風機を回し始める。毎日忙しくていくらやっても仕事が終わらない。お客さんとおしゃべりしている時が、一緒にゆっくりえびねを見ていられる時間だ。花が着かなかったえびねは早く植え替えたいが、やはり展示会が終わってからでないと手をつけられそうもない。えびねの栽培について色々な人と話をしながら、今年こそ手をかけて立派な栽培をしようと決意するが、果たしてどういう事になるか。これから咲いてくるものに気持ちを奪われるのはありがちな事で・・。
 作場の蘭の古木が枯れてきたのが目につく。新芽の楽しみもすぐ先に控えている。外の山草も一斉に緑が見え始めて、これも楽しみになってきた。ウチョウランも芽がずい分伸びてきている。冬の間地上部が無くなってしまう植物は、新芽が見え始めると本当にほっとする。
 夕方えびねの撮影をした後、全面的に水やりをする。


2019年4月20日(土)
 うららかな天気。日中と朝晩の気温に差があるので、どうしても荷物が増える。
 神代植物園のえびね展が明日まで。伊豆下田や伊東でも展示会。えびねファンは一つでも多く見ようと飛び回る時期だ。うちにも一年振りのえびねマニアが何人も顔を見せてくれて、やはりえびねの時期は忙しい。
閉店後にやっと咲いてきたえびねの撮影をする。遅くなっても全部は終わらないので、明日また隙間の時間を狙って撮影の続きをする予定。今日の分はサムネイルに載せた。


2019年4月19日(金)
 臨時休業をした昨日は夏がきたかと思うほど気温が上がった。夏日一歩手前で、すっかり半袖になった子供たちがうらやましかった。帰りの事など考えるからいきなり半袖はためらってしまうが、昨日は確かにそれで丁度いい。今日も同じように暖かくて薄着で来る。
 この間つぼみで持ってきたえびねは一気に咲き始めた。ジエビネなどまだ固かったものがつぼみで残っているだけ。4月前半はニオイエビネが中心で棚が紫になっていたが、後半は黄色や赤が加わり、墨が乗った渋系の花も咲いてきて、花弁と舌の微妙な色の取り合わせが楽しくなる。えびねは本来バラエティに富んだ色が魅力だと思っている。自然の品種は強い色でも、爪白、底白、ストライプなど本当にうまく出来ていて、透明感や上品さを失わない。何十年見てきた花でも、咲いてくると毎年あらためて「いいなあ」と思わせてくれる。
 夕方即売品のえびねが追加された。


2019年4月17日(水)
 昨日は神代植物園でやっているえびね展を見てきた。去年までは榎本さんのえびねが展示と即売の大きな部分を占めていた。今年はその分が確実に減っているが、2本柱のもう一方のOさんが頑張ってくれて、展示会が開催できているのはうれしい。どの会でも高齢化の問題が切実で、若手の会員が増えない事が悩みだ。天気が良く、神代植物公園の中は色々な花で溢れていた。帰りに店まで走って、家から持ってきたえびねを置いてくる。
 今日は曇りがちだが、このところ日中は20℃くらいまで上がる。朝晩との気温差があって服装選びに迷う。休み前に砂を洗って干して帰ったのが、昨日の晴天で丁度良く乾いていた。ベラボンやゼオライトを混合してえびね用土を作る。新しく咲いてきたえびねを撮影して、サムネイルに追加する。
 明日は白石の急な用事で臨時休業にします。代わりに出てもらう都合がつかないので、展示会中で申し訳ありませんが、休ませていただきます。案内状には18日は休みにしてなかったので、すみませんがお間違えなく。


2019年4月14日(日)
 夕方から雨になる予報だったが日中はまあまあで、混合してあったえびね用土を袋詰めする。欲しいと言われればたちまち無くなる程度しかできないので、又新たに土を洗う。午前も午後もお客さんとおしゃべりをして、夕方になって後から咲いてきた分を撮影し、HPにサムネイルとして載せる。自前のえびねも徐々に咲いてきて、時期としては早すぎる事はなさそうだ。


2019年4月13日(土)
 朝からお客さんが続いてえびね展らしい賑わいになった。久しぶりにお昼を食べるのが3時頃になる。暇で静かなのは好きじゃないので、忙しい方がずっといい。今日は陽射しが一杯で、昨日洗った用土がいい具合に乾いた。コンテナに混合だけして、袋詰めは明日になる。
 店のエビネでつぼみだったのも大分開きだした。長い事作っているものはどれもきれいに咲きそうでホッとしている。エビネマニアと色々話をしていると、やはり鉢は小さめがいいというのが主流のようだ。うちは置く場所がないから小さめなのだが。
 忙しくて中々水をやれない間に、今日のようなカラッとした天気だと一気に乾いて焦る。閉店後たっぷりと時間をかけて水やり。
 えびね展の最中に誠に申し訳ない事ですが、やむを得ない事情で18日(木)は臨時休業しなければならなくなりました。代わりに出てもらう人のやりくりがつきませんでした。又26日(金)は伊東のニオイエビネ展に行きたいと思うので、白石は休んで代わりの人に出てもらいます。


2019年4月12日(金)
 一日中陽が射さず肌寒い。店内はえびねが飾ってあるから暖房ははばかられて、重ね着をして我慢する。鉢の端までいってしまったえびねを植え替えたら、たちまち用土が無くなった。作ってあったのを昨日買って行かれたので、えびね用土の在庫がゼロ。春蘭からえびねまでは一息つく間もなく忙しいから、用土を洗っている暇がなかった。えびねのお客さんが用土を欲しがるだろうから、こんな寒い日だが待ったなしで土を洗って干す。明日は混合して袋詰めをするつもり。
 土を干しながらえびねの写真を撮って「2019えびね」のサムネイルに載せる。花が丁度良く咲きあがるタイミングがバラバラで、ある程度咲いてこないと撮影できない。大体咲き揃ってきたところでようやく写真を載せられた。まだつぼみのもあるので当分撮影は続く。


2019年4月11日(木)
 昨日は南岸低気圧の影響でかなりの雨と風。東京周辺でもみぞれが降ると言われたくらい、冷たい一日だった。コートも真冬のものが復活し、来店の予定を取りやめたお客さんがいたかと思うと、反対にこんな悪天候だから仕事が休みになって来られるようになった人もいてそれぞれだ。複数の発送があり、花がついている株の梱包に時間がかかったり、急に多くなった問い合わせのメールに返事をしたりしているうちに、HPを更新する時間がなくなってしまった。いつもは不在の時以外は出来る限り少しでも書くようにしているのだが。
 今日は文句のつけようがないほど澄み切った青空だが、風がとても強い。駒澤大学駅から道路に出た途端、突風に足をすくわれそうになる。駅の隣にタワーマンションが出来て、その辺りは風の通り道になってしまった。今日は向かい風で歩く時は踏ん張らなくてはならない。
 今朝は電車の遅延や停止などがあり、普段なら空いている時間なのに、何事かと思うほどぎっしりで驚いた。関係ない路線のトラブルでも、接続で必ず連鎖的に遅れが出るものだ。
 遅い奥地蘭が残っていたが、今日全部下げた。棚が空いたので自前のえびねを作場から出してくる。


2019年4月7日(日)
 朝投票に寄ってから早めに店に来る。昨日の帰りに郵便局に寄り、時間外の窓口に30分並んで葉書を買った。今朝は案内状を作ろうと思うが、電話がかかったりえびねのお客さんが見えたりで中々取りかかれない。午後になって時間の隙間を見つけて急いで写真を撮り、レイアウトを作って宛名印刷までこぎつけた。刷りたてを近くの郵便局まで走って投函してくる。これが済むと一仕事終えた気分だ。
 お手頃のえびねを選びたい初めての人なども来て、自宅から持って来ないといけない。場所が狭いので、ここではどうしても高級品が中心になってしまう。寒蘭などと比べてあっという間に通り過ぎるえびねの時期は、いつも走っている感じ。色々な約束や懸案事項を終らせて、えびねに没頭したい。

 夕方えびねの追加搬入がある。

2019年4月6日(土
 ポカポカ陽気の春真っ盛り。桜はいくらか散り始めたが、この間の寒さで入学式に丁度満開になった。今日はこんなに暖かくなったが、「まだ冬ものは仕舞わないで」という事らしい。ゴールデンウィーク明けまでは油断ができない。作場の冬囲いを外すのも、連休明けになる。
 えびねのお客さんが来て、一日中えびねの話をして過ごす。どうしてこんなにと思うほど話が尽きない。後は事務的な用事で一日があっという間に終わる。帰りに郵便局に行って葉書を買わなくては。どんどん案内状が遅れてくる。


2019年4月5日(金)
 えびね展の案内状を作るつもりだったが、早くもえびねのお客さんが来始めて、中々取りかかれない。今日は暖かくいい天気で水やりも忙しい。店内に入れたものは、1鉢づつ棚から下ろして水やりしないといけないため、これにも時間がかかる。何だか追われっぱなしで、えびねは本当に忙しい。


2019年4月4日(木)
 昨日は真冬並みの冷え込みだったが、今日は春らしい一日。昨日の寒さで桜の花はいくらか寿命が延びるかもしれない。入学式には満開の桜がつきものだ。
 えびねが追加で入荷し、売れてしまったのもあり、数はいくらか増えた程度。「2019えびね」をアップする。


2019年4月3日(水)
 とに角寒い。風があって手が冷たい。それでも朝店に来たら、店内はえびねの香りに包まれていた。
 殺菌剤として取り寄せたユニフォーム粒剤が到着。今日は忙しくて一日中バタバタしている。


2019年3月31日(日)
 今日は年度末。明日は新元号が発表される日だ。昭和が一番長かった世代にとっては、平成の次の元号を迎えるなど想像もできなかったが、来年はいよいよそういう事になる。
 朝店に着いたらもう車が停まっていた。急いで鍵を開け、開店の支度をする。久し振りのお客さんでしばらくおしゃべり。午後からメールでの注文に返事をしたり、えびねの電話に答えたりしているうちに、宅急便で用土やノズルなどの用品が届き、大きな段ボールを開けて物置に積む。
 植え込み材料にもみがら燻炭を少し混ぜてみようかと試しに取り寄せてみた。小さな袋のつもりで頼んだのだが、届いたのは何と40リットル袋。風で飛ぶといけないので室内で小分けしておこうと袋を開けると、軽くて細かいから周りが汚れる。ビニール袋に詰めるが、新しい袋を下までよく膨らませておかないと、重さが無いから下に落ちていかない。喉は埃っぽくなるし手は真っ黒。たちまち後悔した。しかし始めてしまった以上、最後までやらないと片付けられない。遅くまでかかって2リットルづづ袋詰めし、段ボールに収めた。
 しかし周りにたくさんもみがら燻炭が飛び散っているし、近くの机や椅子の上も汚れている。お客さんが座ってお尻が汚れるといけないので、掃除機をかけ、椅子や机の上も拭いてようやく片付いた。石鹸で手を洗い、うがいをし、汚れた顔を拭く。これで無事電車に乗って帰れるか心配…。


2019年3月30日(土)

 
(大切なお知らせ)
当店は4月1日よりお買い上げの際に別途消費税をいただく事になりました。何卒ご協力をお願い申し上げます。


 引き続き冬に戻ったように肌寒い。週末は天気が崩れるらしく、夜には雨になる見込み。満開の桜をもたせるためにはあまり暖かくない方がいいのだろうが、お花見にはちょっとつらい。えびねがあまり早く咲いてしまわないために、暖房を入れられないでいる。
 今日は阿佐ヶ谷の一茎九華展だが、店が忙しくて中々行けない。「今阿佐ヶ谷に行ってきた帰り」というOさんが寄ってスマホの写真を見せてくれた。結構もう咲いている。何でも花の咲くのが早い。
 昨日遅くまで残って奥地蘭の撮影を終わらせた。今日は発送の荷造りがあってそれを済ませ、ヤマト運輸に渡す。撮影した写真をHPに載せていくが、まだ全部反映出来ず、明日も続きの作業をするつもり。えびねは一気に咲くからそちらの撮影もすぐに始まる。葉書も作らなくてはと焦るばかりだ。昔はえびね展は4月21日からだったが、今は4月早々に咲いてくる。当時は九州のサツマ、ヒゼンが全盛だったが、今はニオイエビネの割合が多くなったせいでもある。ジエビネまで入れるとえびねの期間は長くなっている。


2019年3月29日(金)
 どんよりとして陽が出ない。肌寒くて冬の服装に逆戻りした。
 いつも朝が早いKさんが、今日も開店早々に現れる。午後えびねの搬入があり、棚に並べる。早咲きの「虞美人」は半分以上咲いていて、他のも下の方から開きだしている。上の段の奥地蘭との競演で、一気に棚が賑やかになった。
 明日からの土日は阿佐ヶ谷の九華展がある。これも咲くのがずい分早いようだ。


2019年3月28日(木)
 桜前線北上というが、満開になったのは全国で東京がトップを切ったという。珍しい事があるものだ。今日は曇りがちで少し肌寒い。
 午前中に国内栽培の奥地蘭が入荷。えびねに席を譲るまでの間、今が見頃の蓮弁蘭や豆弁蘭を並べる。涼しいところでゆっくりと咲かせるとやはりいい。花がくたびれてきた中国春蘭を急いで片付ける。夕方搬入された奥地蘭を撮影する。
 明日はえびねの追加搬入があり、置いてあった春蘭を下げに来る人など、何かと出入りがあるはずだ。


2019年3月27日(水)
 どこに行っても桜が見頃になってきた。晴れて暖かくお花見日和だが、結構風がある。日曜日に休ませてもらったので、自分としては土曜日以来。店内にまだ残っていた春蘭は、一気に花が終わっていた。いくつかは花を切って植え替え、作場に戻す。
 えびねのつぼみが少しづつ色づいてきて、いよいよシーズン到来の気分。早速今日第一陣の搬入があった。一番早いのはもうつぼみが離れて垂れさがり、紫も相当乗っている。早速パソコンに打ち込んで、値段をつける。
 えびねが迫ってきているが、明日奥地蘭の遅い分の搬入がある。涼しいところでゆっくり咲かせると今が見頃だ。もう少し奥地蘭を楽しんでからえびねにバトンタッチというところ。つぼみでがんばっている「楊氏素」もまだ咲かないし。
 鉢はどれも乾いていて全面的に水やりをする。ウチョウランに芽が出ているのを発見。ムレチドリやイワタバコも緑が出始め、楽しみな季節だ。

2019年3月23日(土)
 朝から細かい雨が降っている。暖かかった昨日からは10度下がるという予報だった。それでも桜が開き始めたし、春には違いないと、1枚多く着て出かけたら、あまりの寒さにあわてて家に戻る。何だか雨が雪交じりだ。暖かい服装に着替え、冬のコートに替えて出直した。ホームで電車を待つ間もまるで真冬に戻った感じ。
 久しぶりに入り口を閉めて室内で過ごす。Oさんが来て今が見頃の「桃蛍」を展示してくれた。ずい分昔に選別された品種だが、いまだに見ごたえがある。Oさんはいつも鉢に気を使っていて感心させられる。
 明日は白石は私用のため休ませていただきます。店は営業しています。


2019年3月22日(金)
 東京も昨日開花宣言が出たようだ。暖かくて冬の服を片付けたいほどだが、まだまだ花冷えがあるはず。明日はいきなり10度も下がるそうだから、この暖かさが普通ではないという事らしい。街の中はどこも花粉が一杯。車の上にもべったりと積もっている。
 朝一番で市役所に行ったので、11時開店には十分間に合った。えびねのつぼみがどんどん伸びて、ほんのりと色づいてきたのもある。一方春蘭はほとんど終わったのに、「楊氏素」だけはまだつぼみが膨らんだ程度。えびねに先を越されるな!!。
 外に置いてあるカキランをいくつか植え替える。鉢を開けると茶色カキランは桃色の芽が3本出ていた。一方橙色カキランは消えてしまった。冬に地上部が無くなる植物は、何とも心もとない。その分新芽が出るとうれしいが。
 夕方外の棚に水をやっていたら、向こうを向いてすっくと立っているのが目に入った。取り出してみると「瑞梅」だった。室内にあったのはとっくに咲いてもう終わってしまったのに、ずっと外にあったものは今が旬だと気づく。


2019年3月21日(木)
 全国の桜の話題がニュースになっている。東京の靖国神社でも秒読みの段階になってきた。朝スーパーに寄ってきたら、入ってすぐの一番目立つところはお花見関連のものに占められていて、ビールのパッケージも桜が並んでいた。何となくウキウキしてくる。
 今日も気温が高いが一日中風が強い。朝のうちは曇って時折雨が当たったりしたが、急に青空になって日が出てきた。ただでさえビル風が強い店の前は、風よけネットがバタバタ煽られている。
 昨日先が割れだした「ミステリーアイランド・シルクロード」が今日は2輪開いていて、桜色が窓辺を彩る。一方中国春蘭はほとんど花が終わって、花を切って植え替え、作場に片付ける。今は棚が寂しいが、一週間後は棚の様子がすっかり変わるはずだ。エビネはいくつか蕾が見え始め、こうなると急にえびねのお客さんから電話が来るようになる。「一年振りですね」というのがエビネマニアの特徴だ。
 明日金曜日、白石は市役所に行って手続きする用事があり、朝そちらに寄って来る。休日があって土日だから、この日しか行く時がない。少し時間がかかるかもしれない上、回り道になるので、出てくるのが遅れます。明日は代わりの人がいないので、午後ゆっくりお出でかけください。


2019年3月20日(水)
 今日の東京は日中の最高気温が21℃。桜が咲いてもおかしくない。明るい日差しが一杯で、自然と外に出たくなる。早速山草棚を覗き、鉢の中に新鮮な緑が見え始めたのを楽しみながら枯れた葉を取り除く。この時期は枯れ木のようだったところにも赤い芽が膨らんで、期待も膨らむ。
 午後から人が来ておしゃべりをして過ごす。来週には栽培品で今が盛りの奥地蘭が新しく並び、えびねの第一陣も入荷する予定。


2019年3月17日(日)
 朝上野に直行して東京香蘭会の春蘭展を見てくる。いつもながらよくできた展示会だった。上野公園の桜はまだ蕾が色づいてもいない。今咲いている桜はソメイヨシノではない品種だったのだ。上野公園の中は観光客が一杯で真っすぐ歩けないほど。ポカポカ陽気で、厚い上着が邪魔になる。思い切って薄着の人もいて、季節の変わり目は服装選びが難しく、失敗すると悲惨だ。12時を少し過ぎて店に着く。
 午後から全面的に水やりをする。釣ってあるセッコクを下におろしたついでに植え替えをする。ほとんどの時間外や作場にいたため、電話が鳴っても聞こえず、たまたま机の傍に行った時に電話の呼び出し音が切れるところだった。他にも聞こえなかった電話があったかもしれない。失礼しました。


2019年3月16日(土)
 三寒四温というが、今朝はちょっと寒かった。夜には雨が降りそうで傘を持って来る。昨日洗った鉢底石が乾いたので、店内にコンテナや篩い等を持ち込んで、椅子に座って篩いにかける。混ざっている小粒を取り分けて、鉢底石を袋詰めする。店内は汚れてしまって掃除が大変なのだが、外で篩いにかけるのも大変だ。
 問合せはえびねが多くなってきたし、早いものは上からつぼみが見えてきた。いつも展示会の最後を飾る東京香蘭会の春蘭展が今日明日上野東照宮で開かれる。場所は便利だし、広さも丁度いいし、蘭展には打ってつけだったのだが、残念ながら今回の展示会で最後になる。次回からどこの会場になるか検討中だそうだ。明日の朝出来たら行って来ようと思っている。その場合はお昼から店を開けます。


2019年3月15日(金)
 気温が上がり、風が強い。あちこちで卒業式の便りが聞こえてきて春真っ盛り。今「蘭・神奈川」の春蘭展をやっている大船植物園では桜が咲いていたと聞く。この間近くの駐車場で見たのは、やはり桜だったのだ。何でも花が早くて戸惑うほどだ。
 せっかく天気がいいので、大粒の底石を洗う。植え替えシーズンは砂洗いに追われるシーズンでもある。


2019年3月14日(木)
 今日も晴れて穏やか。いい天気が続いて鉢も乾くが、洗った砂も順調に乾いて助かる。外の山草は新葉が見え始めて楽しみになってきた。作場のえびねを見ると冬至芽がぐーんと伸びて、まだ咲くには1か月かかる時期なのに、ちょっと早すぎる。春蘭の花は急速にくたびれてきたが、いつもごゆっくりの「楊氏素」だけは、つぼみが大分膨らんできたところ。季節は確実に移りつつある。
 今日もアップロードしてある用済みの写真を選んで削除する。


2019年3月13日(水)
 昨日出かけたところで桜が咲いていた。「まさか桜?」と思ったが、梅でない事は確か。ここ何日か本当に春が来たようだ。
 暖かい日差しが惜しくて、砂を洗って干す。後は急務のHPのメンテナンスをする。古い写真を大分削除したが、まだまだあるはずだ。
 こんなに暖かいと、春蘭の花がどんどん終わっていく。花が終わったのは切って作場に下げ、植え替えもする。
 しばらくの間個人的に忙しい事があって、早めに帰るようにさせていただきます。


2019年3月10日(日)
 朝のうち晴れていたが、午後から曇ってきた。今晩から明日にかけて雨になるらしい。気温は高めですっかり春の気配。
 昨日HPに写真をアップできなかった問題に取り組まないといけないから、いつもより早めに店に来る。写真が送れないのは、第一にファイル名に半角英数以外の文字を使った場合だから、先ずその点をチェックし、念のためファイルそのものも作り直し、パソコンを再起動しと、自分でできそうな事を先ずやった。
 次にプロバイダのリモートサポートに見てもらった時は、HPビルダーのバージョンが古い問題を指摘され、昨日まで使えていたのだから、Windowsの自動更新により、何か障害がおきたかと疑った。しかしダメ元で送った「朝・昼・晩」はちゃんと更新できていたのだからこれも違うか・・。FTPツールでファイルを選んで個別にアップロードしたら、ファイルは送られているものの、インターネットに表示されない。
 今日は強力な助っ人が来てくれたので色々やってもらった挙句、もしかしてHPの容量が一杯なのでは?とイッツコムに電話して大当たり!!。100メガの限度に来てしまっていたのだった。1999年から始まって長い間にファイルが溜まってきたが、蘭や鉢の売り物の写真を載せるのが大きいと思われる。
 以前は夏の暇な時期にこういうメンテナンスをやっていたのだが、このところ夏は休みのようになっているのでサボっていた。プロバイダのサーバーに接続して不要なファイルを削除するのは結構面倒で、ファイル名がすべて半角英数だから、どれが不要なものか探しにくい。今では削除する事を考えて探しやすいファイル名を心がけているが。
 全くすったもんだでこの問題にずい分時間を使ってしまった。用済みの写真を大量に削除したら、いくらか余裕ができたようだ。「きょうのショット!」を小さくしてバックナンバーに入れる作業も、大変だがやはり必要な事だったのだとあらためて思う。それにしてもプロバイダのサポートで先ず指摘して欲しかった。
 干してあった砂を混合し、最後に又篩って袋詰めした。これから砂を洗う作業が続く。夕方砂が片付いたところで全面的に水やりをする。「園芸JAPAN」4月号が入荷。来週は栽培品の蓮弁蘭等が入る予定だ。

2019年3月9日(土)
 気温が上がって今日まではいい天気。明日は崩れる予報だ。洗った砂を干して、混合砂を作る準備は整った。明日は出来ると思う。
 HPのアップロードだが、昨日は文字は上がったが写真が行かなかった。1日経ったら何事もなかったように回復している事を祈ったが、今日もエラー続き。甘くない!。プロバイダに電話サポートをお願いしたが、ソフトの事なので対象外。こういう場合は本当に困る。「きょうのショット!」はやはり写真を送れない。「朝・昼・晩」はどうだろうかと、恐る恐るアップしてみる。果たして更新できるか・・・。


2019年3月8日(金)
 天気が回復してようやく青空になった。明るい日差しに喜んで家を出たら、風がとても冷たい。店に着くとすぐに、昨日洗った土を日向に干す。すぐに建物の陰になるので、日が当たるところを狙って土の入った容器を移動する。明日も天気は良さそうで、今日明日で混合砂が作れるはずだ。
 土を干しながら、洗ったコンテナを一つづつ机の方に持って来て、黒い石が混ざっているのを取り除く。完全に除去する事はできないが、気がついたのをピンセットでつまみ出す。こんな事をしなくてもいいのだろうが、結構混ざっている黒い石は、重くて水で洗うとバケツの底にたまる。たくさんの砂の中に少し混ざっているのならいいが、黒いのがまとまっていると、やはり除去したくなる。
 中国では蘭を細かい腐葉土で作るから、根は何のストレスもなくズドーンと太く真っすぐ伸びる。それを日本に来て石で作ると、根は少し細くなり、ゴツゴツと曲がってくる。何年か作って根を見ると、中国の根と日本に来てからの根は明らかに違っていて一目瞭然だ。それならこちらも腐葉土で作ればいいかというと、気候が違うからこれもうまくいかない。夏までは絶好調でも、猛暑の時期に駄目になるらしい。一年中春という雲南省の気候ならではの話だ。ちなみに輸入株の根がレンガ色になっているのは、消毒液に浸けたせいなのだそうだ。
 鹿沼土は浮くが、黒い石はバケツの底に沈む。すぐにくだけて粉になるような事がなく、腐葉土のような柔らかさも必要。
 しかし混ざっている石を取る必要がないという人がほとんどだし、山でも石はあるのだから問題ないとは思うが、自由に気に入った方に伸びていける土の中と違って、鉢という限られた環境だから、伸びる時の障害物は取り除いてあげたくなるのだ。自家用として少しずつ作っている混合砂だから出来ることかもしれない。
 東京ではマンションのベランダで栽培する人などもいて、この作業をするのは難しいだろうと、希望する人用に小さな袋詰めを作っている。単体の大袋を取り寄せて自分でふるったり洗ったりすれば安くつくのは間違いない。
 最後にHPを更新しようとしたら、「きょうのショット!」だけ何故かうまくいかない。何度も作り直したが、どうしても駄目なので、明日もう一度トライしてみます。


2019年3月7日(木)
 定休日中に親戚に不幸ができて水曜日に急遽出かける事になり、代わりの人の手当がつかないまま、昨日は臨時休業になってしまった。電話をして入り口にお知らせを貼ってもらい、火曜日にちょっと店に寄って、HPにも臨時休業を載せたが、急な変更だったため、知らずにいらっしゃった方が無かったか気がかりだった。今日平常通り店を開けたら案の定、「昨日行ったら閉まっていた」との電話や、昨日来たけど又今日出直したという人。行こうと思って年の為HPを見たら、休みだというので今日にしたという人等々。遠くからわざわざ来られるのに申し訳ありませんでした。
 このところはっきりしない天気が続き、洗濯には不適当な日ばかり。今日も小雨が降ったり止んだりだ。植え替えのシーズンでもあるし、混合砂を作ろうと雨の中砂を洗う。明日明後日は晴れそうなので、そこで干せるはず。
 用土の在f料が手に入りにくくなってきている。微塵が少なくて、粒が揃っていて、すぐにつぶれないのがいいが、取り寄せてみると微塵が多くて、大きさがまちまちなのもある。良くてもあまり経費がかかりすぎるのも困る。取り寄せてみないと分からない上、安定して入荷するかも問題だ。取りあえず在庫の材料を使ってあるだけ作る事にする。
 花がくたびれているのがいくつもあり、花を切って植え替える。


2019年3月3日(日)
 ひな祭りというのに無情の雨。東京マラソンにとっては最悪のコンディションだ。風は無いものの一日中本気モードの降り方で寒い。これに参加できるのはすごい倍率の抽選をくぐり抜けたラッキーな人たちで、雨だからいやだなどとは言っていられないだろう。
 朝早く家を出て新橋の華僑会館に行く。役員は早くから来ているが、見に行く人としてはいつも一番乗りだ。今回の目玉は「姜氏荷」。本当に小さくてかわいい花だが、展示品のど真ん中で存在感抜群だった。
 奥地蘭展は日中友好会館の最終日でもある。場所が近いから両方見に行く人が多い。知っている人ばかりでゆっくりおしゃべりしていたいが、店があるので早々に引き上げる。雨が降り続く中、お昼前に店に着いた。
 しばらくして新橋帰りの村長とSさんが寄る。夕方やはり日中友好会館と新橋をはしごしたついでに練馬のKさんが寄ってくれる。若いが中国春蘭にとても詳しい。閉店まで話が弾んで楽しかった。2019春蘭展のページに写真を追加する。


2019年3月2日(土)
 陽射したっぷりの洗濯日和にはなったが、風が強くてとても寒い。駒澤大学駅を出るとずっと高層ビルの前を通るが、路地からの強風で突然身体を持っていかれそうになる。ビル風というのは強烈だ。
 雨の後の晴天で土を洗いたいところだが、寒さにビビッて今日は止めにする。奥地蘭が昨日下がって、店内が少し寂しいくらいになった。来週は又栽培品が入荷するので、今のうちにと掃除をして店内をきれいにする。明日は東京マラソン。一流選手も出場する事だし、この風が収まっていいコンディションで行われるといいが。
 今日は発送もないので、入り口の戸を閉めて部屋に引きこもっていたら、Iさんが久しぶりに寄ってくれる。「風が強くて寒いですね」と言ったら、「朝は寒かったけど今はすごく暖かい」という。表に出てみたら、本当に風が止んで気温も上がっているようだ。午前と午後でまるで状況が変わった。強風で外の鉢は乾いているので、夕方外だけ水をやる。
 明日は新橋の華僑会館に寄ってから店に出ます。お昼までには戻るので、ゆっくりお出かけください。


2019年3月1日(金)
 朝のうち雨が残ったが、出かける頃には傘がいらなくなった。午後からは薄日が射して気温も上がった。
 午前中に新着の奥地蘭を下げに来る。花が終わった連番蘭などを片付けたついでに、春蘭の植え替えを始める。何鉢も植え替えていたら、捨てる土でたちまち砂の袋が一杯になる。これからは砂を洗う、植え替えをする、古い土を捨てるの繰り返しになるだろう。
 夕方2019春蘭展のページで写真を更新する。
 明日、明後日の土日は、新橋華僑会館で中国蘭展示会がある。白石は日曜日の朝寄ってくるつもり。


2019年2月28日(木)
 昨日の帰りから雨になった。今日は時折音を立ててしっかりと降っている。寒さが又戻った。
 取り寄せを依頼した蘭包装用のビニール袋が入荷したという電話が昨日あり、朝店に来る途中で三軒茶屋に寄ってきた。厚手の長い袋が100枚というのは結構重いもので、傘をさしながら他の荷物と一緒に持ってくるのは予想外に大変だった。午後には注文した段ボールが出来上ったという電話があって、こちらは車で取りに行って貰う。この間からあれこれ時間を取った包装用品が手元に揃って解決した。
 やっと時間が取れたというIさんが来て、久しぶりにゆっくり見ていってくれる。今年新着の奥地蘭はすっかり花が終わったので、明日下げる事になった。それらを棚から下ろして水をやり、中国春蘭を見やすい高さに並べる。2019春蘭展にいくつか品物を追加。写真も載せた。


2019年2月27日(水)
 かなり寒い一日。かわるがわるお客さんが見えたり、発送の荷造りがあったりして忙しい。
 昨日日中友好会館に中国奥地の蘭展を見に行った。大勢の知り合いと顔を合わせ、色々な話に花が咲く。最近はデジカメを持ち歩かないので、スマホで写真を撮る。それをパソコンに取り込む時、デジカメのように一度に全部の写真を開けず、1枚づつ開く事になるので作業に時間がかかる。全部の写真がうまく撮れているわけではないし、そのチェックが中々面倒。かなりの時間をかけて写真をフォルダに格納し、名前をつけて保存する。写真を撮るのはいいが、その後の作業は中々大変だ。
 閉店時間になってからようやく店内の展示品に水をやる。


2019年2月24日(日)
 発送の仕事があって、先ず蘭の荷造りをする。荷物を作り終わってヤマト運輸に集荷の電話をするとホッと一段落。
 日中は明るい日差しに恵まれた上、車が出かけていてチャンスとばかり、外の棚のネットを開けて棚下を丁寧に見る。そこは中の作場に置ききれないものがほとんどなので、栽培しているには違いないが、置きっぱなしになっていると言えなくもない。ここを見ていたら「雲南雪素」に珍しくつぼみが見つかった。中の作場にはもっときれいな葉で立派な「雲南雪素」があるのだが、そちらは何年もずっと花が来ない。外の花芽は葉に押されて頭が曲がっているので、枯れ葉を整理し、店内に置いて真っすぐに伸びて咲いてくれる事を期待する。
 その他札落ちの中国春蘭素心と、真っ黒いつぼみが2本上がっていて「朱瞬酔」と「天司晃」のラベルが入った根巻きもあった。これも植え替えて店内に入れる。中の作場は植物育成用蛍光灯をずい分増やして大分花がつくようになった。外もそれほど日当たりがいいわけではないが、やはり外にはかなわないのかもしれない。内外ともに全面的に水やりをする。


2019年2月23日(土)
 気温はそれほど低いわけではないが、風が強くて体感的にはとても寒い。
 東京ドーム蘭展が終わって、今日明日の土日は熊谷の奥地蘭展示会だ。阿佐ヶ谷では「宋梅を楽しむ会」もある。火曜日からは日中友好会館の奥地蘭展で、いつもなら定休日の火曜日に行くところだが、今回は運転免許更新で早く終れば行けるかも。近場で朝ちょっと寄れるところは営業日でも行きやすいが、一日がかりの会場は中々難しく、行けるところは限られてしまう。
 早くに咲いた蓮弁蘭などは、そろそろ花がくたびれてきた。「うちはまだつぼみが固い」と言っている人もいて、同じものでも作場の環境で咲く時期はずい分違うものだ。中国春蘭は咲いてきた写真を追加する。


2019年2月22日(金)
 20日の水曜日は今年最大の満月、スーパームーンが見られるという事だったが、天気が悪くて全く月は出なかった。それならと昨日の帰り道を楽しみにしていたら、雲の隙間から一瞬すばらしい月が顔を出した。あっという間に隠れてしまったが何だか得した気分。国立天文台のウェブサイトの表紙に、スーパームーンと通常の満月の写真が並んで載っていて、その大きさの違いが一目瞭然だ。
 我が家の方は都心と違って空が広がっているから、季節季節できれいな月や星、面白い雲や鮮やかな夕焼けなどを見ながら帰るのが、通勤の楽しみになっている。何より無料なのがいい。
 朝三茶のパッケージプラザに寄ってくる。昨日見本に袋を1枚持って帰ったので、それを渡すのが一番話が早い。分厚いカタログで調べてくれたが、やはり同じものは生産中止になっていて、少し大きさの違うタイプを取り寄せてもらう事にした。うちのような店は、同じ品物を大量に扱うわけではないから、用意する包装用品も自然と種類が多くなる。それぞれを大きなパッケージで注文できないから割高になるし、使っているとうっかり残り少なくなって慌てる事もある。デリケートな花を、出来るだけきれいな状態でお渡しするには、適した包装は欠かせない。このところこれらを探し回る事が続いたが、どれも品切れ寸前で手当てがついて良かった。


2019年2月21日(木)
 予報によるとそこそこ気温が上がりそうだったが、風が冷たくて結構寒い。昨日の暖かさの後でエアコンをつけるのはためらわれるし、何となく寒さを我慢している。朝三軒茶屋のパッケージ専門店に寄ってきた。今まで使っていた蘭を入れる袋が、あちこち探しても見つからない。今まで買っていたホームセンターでも置いてなかったし、専門店を何軒か回ったがない。ネットでも見つからないから、これも製造中止になったのだろうか。明日現物を持ってもう一度寄ってみる事にする。
 発送があって蘭を荷造りする。新着の奥地蘭はさすがに花が終わってきたのがある。夕方Sさんが「字」を持って来てくれた。条数はかなり立っているのに、花は1本しかついてないが、色々な品種の花が見られるのはいい事だ。次々と咲いてきた中国春蘭の写真を撮ってHPに載せる。


2019年2月20日(水)
 突然すっかり春のようなポカポカ陽気になった。帰りの事を考えて一応上着を着てきたが、コートを手に持っている人が多い。明るい日差しで風もなく、今日はやりたい事が一杯だが、どれから手をつけたらいいか迷う。
 まず蘭の用土を洗う。これを干している間に山草の棚を整理する。新しい緑が見え始めた鉢は、枯れ葉を取り除いてきれいにする。期待できそうな新芽が出ているものは、植え替えて飾れるような鉢に替える。駄目そうなものは処分したり場所を移動して、外の棚の場所を空ける。多肉植物を日当たりのいいところに出すのが狙いだ。普通の山草と多肉植物では水やりのタイミングが違うので、完全に分ける事が必要となる。今まで店内にあった多肉植物を、空けた外の棚に運ぶ。今日の暖かさは一時的だろうから、まだ冷え込む日もあると思われる。要注意の日は店内に取り込むことにする。
 休み明けはいくつか春蘭が開き始めていた。撮影して「春蘭2019」のリンクに追加したり写真を差し替える。たくさん撮っていたら突然バッテリー切れ。充電のため作業を終える。


2019年2月17日(日)
 昨日は帰る頃には風がでて急に寒くなった。今日はどんよりとして引き続き寒い。発送の予定がいくつもあったので、まず最初に荷造りをする。
 毎年ピアナンを飾ってくれるHさんが、今年も「中原紅」を抱えてきてくれた。去年の夏の驚異的な暑さを経て葉は大分傷んでいる。これでよく花がきたなと驚くが、色は少し薄いものの優しい花だ。
 植え込み作業を少しやって室内の作場の水やりをする。中国春蘭は「緑英」、「賀神梅」が咲き、「無双梅」も開き始めた。


2019年2月16日(土)
 久し振りに気温が上がって明るい日差しが降り注ぐ。外の棚に水をやって、山草などの手入れをする。「ミステリーアイランド・シルクロード」に花芽が上がっていたので店内に入れる。この間見た時は気づかなかったが、あっという間に伸びあがっている。
 カキランの植え替えもそろそろやっておきたい。蘭の用土も洗って作らなくてはならないが、天気が良くて暖かければの話だ。風が冷たかったりすると、まだとてもやる気にならない。
 発送用段ボールの新たな発注先が見つかって、注文書を送る。以前に、こちらが思っていたのと違う仕様で送られてきて困った事があったが、今回はそういう事がないように現物を持って行って見てもらった。残り少なくなったが間に合ってよかった。


2019年2月15日(金)
 寒い一日だった。神代植物公園での写真を整理していたら、あっという間に出かける時間になり、東京ドームに向かう。いつも風の吹きつける広場で行列するのだが、スムーズに入場できた。早めに来た人は、並んでいる時雪が降っていたそうだ。中は暖房がすごく効いていて、外との温度差が大きい。本当にざっと見るだけだが知っている人に何人も会う。
 花を活けるパフォーマンスなどもやっていて、例年とは違ったやり方が見られる。東洋蘭の展示はずい分少なくなったようだ。いくらか買い物をしてあまり遅くならないようにドームを後にする。


2019年2月14日(木)
 昨日神代植物公園に行って芳華会の春蘭展を見てきた。去年までは奥地蘭中心だったが、華やかな蓮弁蘭や豆弁蘭は少なくなり、中国春蘭、朶朶香など一花の割合が多くなっていた。たくさん花を着けていてうらやましい限り。中国春蘭がたくさん出品される展示会は少ないから、これも又興味深い。
 明日から東京ドームの蘭展が始まる。今年は日程が大きく変わって、内覧会が明日の午前中、12時からは通常のらん展になる。12時から入ろうとすると店を休まないといけないし、どういう時間に行けるのか考えるととても難しい構成になってしまった。やはり夕方に行くのが一番無理がないだろうと、4時に店を閉めて5時から入場という選択をする事にした。そういうわけで明日は4時閉店にさせていただきます。


2019年2月11日(月)
 近県では雪の報道だったが、東京は一日中曇り。とに角寒くて店の中は時々エアコンを入れる。
 寒い中、今年初めてのIさんなど色々な人が寄ってくれて、中国春蘭が少し追加される。
 発送用の段ボールが残り少なくなって、早めに注文しないといけないのだが、時間が合わずに店に寄れないでいる。蘭をお持ち帰り用の袋も買いに行かないといけない。神代植物園の展示会にも行けたら行くつもり。何でも定休日にしようとすると、自分の時間が無くなる。


2019年2月10日(日)
 昨日は結局雪交じりの小雨といったところで、神奈川の我が家でも道路は全く雪が無く、畑や庭の日陰にところどころ白く残っている程度だった。朝駒澤大学駅を出たら、さすがにどこにも雪の降った形跡はない。東京は5p積もったら大雪で大混乱だから、先ずは大変な事にならなくて良かった。昨日からの寒気は残っていて、晴れてもとても寒い。
 今日もボツボツお客さんが来てくれて、午前中に打ち始めたメールの返事を、夕方になってようやく送信できた。
 昨日「朝・昼・晩」に載せた東京の展示会情報に追加。2月21日から25日まで阿佐ヶ谷区民センターで「宋梅を楽しむ会」の展示会がある。自分のところも展示会中なのだから、そうそう店を留守に出来ないし、定休日でも色々な用事が詰まっている。行きたいのはやまやまだが、時間を取るのが難しそうだ。
 明日の月曜日は店は営業してます。今週は火・水が休みです。


2019年2月9日(土)
 朝駒澤大学駅を出たら雪が降っていた。道路脇の植え込みは、うっすらと白くなっている。寒いので部屋にこもって、咲いてきた朶朶香や蓮弁蘭の写真を撮る。(D-7)朶朶香紅花をHPに載せる。
 雪か雨は降ったり止んだりで、夕方には車の屋根に少しあるくらい。道路は全く積もってない。夜になってどうなるかだが、今の状態なら電車等に影響はなさそうだ。
 次の月曜日は休日なので当店は営業し、来週は火水が休みになる。その水曜日から神代植物園の芳華会春蘭展が始まる。普通は月曜日が休みで搬入だが、公園も休日は開園するので一日ずれて火曜日が休み。13日(火)から17日(日)まで展示会という事なのでお間違えなく。神代植物公園を皮切りに、15日から22日まで東京ドームの蘭展。23、24日は熊谷で北関東奥地蘭の展示会。26(火)から3月3日まで日中友好会館で奥地の蘭協会の展示会。2日、3日の土日は新橋華僑会館の日本中国蘭協会の展示会。そして3月16、17日は上野東照宮で東京香蘭会の春蘭展と展示会が続く。これだけ全部を見るのは本当に忙しい。ずっと上野東照宮の社務所で開いてきた東京香蘭会の展示会だが、この展示会を最後に使えなくなるらしい。建て替えなどの事情で今後は他の会場を探す事になる。行きやすいところに決まればいいが。


2019年2月8日(金)
 青空だが風が冷たい。明日は東京でも雪になるかもしれないという。外の植物と作場の蘭がかなり乾いてきたので、冷え込みが予測される明日よりはいいだろうと、今日内外ともに水をやる。
 蓮弁蘭緑花「武帝」が開き始めた。ずい分昔に展示会で見た事があるだけで、身近で花を見るのは初めて。大きく孤を描くような葉姿がいい。
 今年初めてのSさんが顔を見せてくれる。「春蘭2019」で咲き始めた朶朶香の写真を差し替える。即売品の写真を載せ終わって、ずい分気が楽になった。「園芸JAPAN3月号」が入荷。このところ帰りが遅い日が続いたから、今日は早めに帰ることにする。


2019年2月7日(木)
 予報通り暖かい一日になった。昨日の雨で空気はしっとりしている。これが続けばいいのだが、週末には又崩れるようだ。
 今日は店に着いてすぐに新着奥地蘭の撮影にかかる。一日中撮影とパソコン作業で、HPに写真をリンクさせる作業が進んだ。今咲いているものはHPに反映できたが、黄花のラベルでも開いたら紅花というのもあって、少し訂正する。他のものも咲き次第写真を追加していく。
 天気が回復してポツポツと人が寄ってくれる。


2019年2月6日(水)
 朝出かける時は雨が音を立てて降っていた。本格的な雨は久し振りで、今日は充分お湿りになっただろう。
 休み前に入荷した新着の奥地蘭を撮影してHPに紹介しなくてはならない。その前に先ず発送の蘭を荷造りして出さなくては。根巻きで送るなら楽だが、鉢植えのまま複数送るとなると、丁度いい大きさの箱を見つけるか加工するところからスタートする。心づもりの箱は少し高さが足りず、継ぎ足して何とか梱包する。その合間にお客さんも見える。朝一で撮影するつもりが、結局取りかかったのは3時頃からになった。閉店時間を過ぎても今日中には終わらず、撮ったところまでHPに載せて、明日に持ち越しになる。
 休みの間に蓮弁蘭「白麗」が開いていた。真っ白とまではいかないが、初期にキャップをしておいた効果があって、結構白く咲いた。蓮弁蘭「観梅」も今日はしっかり花型が決まっていた。花弁に全くよれが無く、舌も巻かない。コロンとした丸い花の「白麗」と並べると、「西の白麗、東の観梅」と言われたのが納得できる。
 このところ気温が日替わりで、変化が激しすぎる。今日は寒かったが、エアコンをつけてしまうと撮影できないので一日中我慢。明日は又暖かくなるらしい。何とかHPの「2019春蘭展」を完成させたい。


2019年2月3日(日)
 今日は節分、明日は立春。それに相応しく暖かい天気になった。入り口を開けておいても震える事はない。道路脇の沈丁花のつぼみもかなり膨らんでいて、早春の気配がいっぱい。
 今日は一日中忙しかった。昨日来てくださったのに入荷が遅れていて申し訳なかったお客さんは、今日又顔を見せてくれる。株分けや植え替えもやりながら、お客さんの合間を見てパソコンに入力。HPに2019春蘭展(2)のページを作る。写真撮影まではできなかったので、休み明けの水曜日に作業をする予定だ。水やりもあるし、注文のメールが来ているのに時間がなく、閉店してからようやく返信する。定休日前は、なるべくやり残しがないようにしたいので、どうしても帰りが遅くなる。
 今日も新しくいくつかの春蘭が入り、笠間鉢の小さいのも少し入荷した。


2019年2月2日(土)
 明け方はこの冬一番の寒さだったが、日中はかなり気温が上がった。たくさん着込んで駅から歩いてきた人は、店に着くと「暑い!」と上着を脱ぐ。明日はもっと暖かくなる予報で、さすが節分。
 今日から日程上は展示会なのだが、都合で新着の奥地蘭が入るのが夕方という事になった。初日だからと来ていただいたお客様は、「又明日来てみる」と出直していただく羽目に。申し訳ない。
 新着の蘭を並べられるように棚の半分を片付けて空けておいたら、閉店時間近くなってから品物が入ってきた。取りあえず棚に並べるとたちまち一杯になる。明日の朝パソコンに打ち込んで整理するが、撮影してHPに出せるのは定休日明けからになるだろう。当分は忙しくなる。
 つぼみだった朶朶香「孫さんの黄花」の先が割れてきたが、どうも何か違う。舌がないようで筒状になっている。明日にはもっと開くだろうが、この間朶朶香紅花が3花とも奇花に咲いたのと一緒か。これも本来は正常花だが、つぼみは三つついているから注意して見ていきたい。


2019年2月1日(金)
 昨夜は久しぶりのお湿りになった。東京都心でも雪が観測されたとニュースで言っていたが、神奈川の自宅の方は雨のままだったようだ。今日は一転洗ったような青空だが、風が強くて寒くてたまらない。
 新年に新しくしたカレンダーは、早くも月が変わって2枚目に入った。明日から春蘭展という日程で案内状を出したのだが、実際はすでに春蘭が並んでいて、それがポツポツと開いてきた。この店では立派な会場を借りてイベントとしてやっているわけではなく、作場から室内に飾るだけで、展示会期間中も通常の営業と変わらない。何日からという事はあまり意味がない事をこのHPを見て下さる方は分かっていらっしゃると思うが、「明日から展示会ですね」と電話があったりするから、その期間しか展示してないと思われる方がいらっしゃるのかも。案内状を出すのも良し悪しかもしれない。春蘭展は期間が長く、その時に咲いているものを並べるので、早くに咲いたものはもう売れてしまったものもある。そのあたりなら花が咲いてくるという事なので、その点ご了承いただきたい。
 一応日程に合わせて、今日「2019春蘭展」のページに写真を載せた。記号をクリックすると写真が出るが、まだ咲いてないのもあるから徐々に追加していく事にする。


2019年1月31日(木)
 実に久しぶりに傘を持ってきた。今晩には雨か雪という予報で、空は厚い雲に覆われている。朝の内は傘をさすほどではないが、わずかに雨が落ちていた。今日は水をやらなくていいし、こんな天気では人も来ないだろうとのんびりと過ごす。
 東京でのインフルエンザの流行は今年は過去最高なのだそうだ。テレビでもインフルのニュースが多く、マスクをし、外から帰ったら手洗いうがいをするようにと言っている。通勤電車に乗る以上、どこかで感染する危険はあるわけで、この間から朝店に着いた時、家に帰った時には、手洗いうがいを励行するようにしている。何とか無事にこの時期を乗り切りたいと思っているが、人混みに出かけるのもできるだけ避けた方がいいらしい。花が咲いてきているのに、店にとってはとても困る。


2019年1月30日(水)
 昨日は北風がとても強かったが、今日は穏やかな晴天になった。しかし寒い事には変わりがない。雨が全く降らない上に強風もあって、とに角乾く。真夏の猛暑日並みに水をやっている気がする。
 中国春蘭と朶朶香は次々と咲いてきて、蓮弁蘭もいくつか開きだした。遅くに寄ったWさんは外で作っているので、まだまだ花茎は小さいままだとか。「観梅」のつぼみが横を向いてきて、もう少しで開ききそうなのに驚いていた。店の中はやはり暖かい。杭州寒蘭はまだ元気なのを2鉢飾ってあるが、作場のは今日ようやく花を切った。こうしていつまでも咲かせているからいけないのだが。
 定休日に多肉植物を仕入れてきて店内に飾る。奥地蘭の新着品は2月に入ってすぐに到着する予定だ。


2019年1月27日(日)
 今日も冷たい風が吹いて空気は冷えている。空は青空で、週間予報でも東京は雨のかけらもないようだ。インフルエンザが流行っているというし、電車の中でも咳をしている人をよく見かける。
 近所のKさんがつぼみが上がった多肉植物を持ってきてくれる。久しぶりのMさんが中国春蘭を買いにくる。他にも中国春蘭の注文があり、荷造りして発送する。即売品はどんどん少なくなって、追加供給を考えないといけない。
 月火の定休日前なので、震えながら外の水やりをする。


2019年1月26日(土)
 風が冷たくて寒い。作場の冬囲いの透明波板がバタバタと音を立てている。関東は長い間全く雨が降らない。よく乾いて洗濯にはありがたいが、寒い時期にやりたくない水やりはサボれない。
 近所のKさんが多肉の寄せ植えを持って来てくれて窓際に飾る。注文の発送があって荷造りする。複数の鉢を送るのに、その都度丁度いい箱を探すのが重要だが、今日はぴったりと入って良かった。
 お正月にグリーンドーム熱帯館に展示した蘭を、戻ってきた後店の棚に飾っていた。きれいな春蘭柄もの等が並んで華やかだったが、今日出品者がこれを下げに来る。即売品の春蘭は段々減ってきて棚がさみしくなったが、近いうちに新着の奥地蘭が入るはずだ。


2019年1月25日(金)
 とに角冷えている。日中は日が出ているが、次第に崩れて夜には東日本も雪が降るかもしれないという。空気が乾燥していてインフルエンザが流行ってきているから少しお湿りが欲しいところだが、ちょっと雪は勘弁してほしい。今日は暖かくして出てくる。
 注文の発送があって荷造りする。ガムテープの扱いは中々上手にならず、いつもやり直しになって、ガムテープの消費が減らないのは課題だ。


2019年1月24日(木)
 朝田園都市線の駅に着いたら、二子新地駅で人身事故のため電車が止まっていた。まだ止まって間もなかったので、人が溢れている事はない。どこの駅で事故が起きても全線停まってしまうから、開通するまで待つしかない。しばらく待って途中駅まで動くようになり、行けるところまで行く事にした。運転間隔調整のためにノロノロだったが、そのうち開通した。店に着いたのは当然遅刻で、家を出てから2時間以上経っていた。
 昨日春蘭展案内状のレイアウトを作り、葉書も買ってきた。今日はどうしても印刷して投函までしたい。問合せや注文のメールがいくつもあるので、まずその返信をしてから案内状印刷に取りかかかる。いつもこれをすると途中でインクカートリッジを買いに走らなくてはならないが、今回は何とか間に合った。宛名印刷も終えて、郵便局まで出しに行く。
 眩しい青空だが風がものすごく冷たい。そんな中Wさんが来てくれる。展示していただいている蓮弁蘭の「観梅」は、花茎が高く上がって、つぼみがふっくらとしてきた。「乙姫」、「神百合」、「双緑梅」、「桃園玉姫」など、咲いてきたものが色々ある。昨日花2本が奇花だった朶朶香紅花の写真を出したが、今日3本目が開いた。つぼみの感じからこれは普通花かなと思ったが、こちらは花弁が少なくて上下の2枚のみ。結局全部奇花になった。


2019年1月23日(水)
 寒いがいい天気が続いている。冬のこの時期だが、鉢は本当によく乾く。まず内外の作場に全面的に水をやる。店内に入れた蘭は次々に咲いてきた。時々暖房をつけるせいだろうが、ずっといると少しは暖めたくなる。
 即売品の「朶朶香紅花」は去年は普通に咲いていたが、今年は多弁花になった。舌も2枚で去年の天候のせいだろうか。面白いが固定しているわけではないと思う。
 即売品の問い合わせが色々あって、写真を撮って返信する。前回の失敗があるので、大事な返信には送信済みアイテムをいちいち確認してしまう。今日はちゃんと送れたようだ。会社帰りにGoさんが久しぶりに顔を見せてくれる。


2019年1月20日(日)
 よく晴れて暖かい日差しに恵まれた。春蘭の売り物を持ってきてくれた人がいて、即売品がかなり並んできた。そろそろHPに「2019春蘭展」のページを載せようと、条数を数えて値段をつけ、HPに載せる作業をする。その時、問い合わせがあった分の返信内容を確かめるため、送信済みアイテムをチェックしたら、その返信メールが見つからない。確かに返信した内容も覚えているし、打った覚えもある。色々なところに間違えてないか探したが、どうしても見つからず焦った。メールを打つことは打ったが、電話やお客さんで中断し、そのまま送信しないで消してしまったとしか考えられない。自分では返信したと思い込んでいたので、今日慌ててメールを送った。大失敗の巻。
 昨年末から雨がほとんど降らない。空気がカラカラで植物に水をやってもすぐに乾く。定休日に備えて、外の植物と店内の蘭に水をやる。


2019年1月19日(土)
 今日も冷え込んでいる。中国春蘭の「珍珠仙」が、やはり最初に開き始めた。暖房をつけると早く咲いてしまうが、寒いのでどうしてもつけたり消したりしてしまう。
 春蘭の植え替えをしたり、根巻きの巻き直しをしながら、店内で過ごす。


2019年1月18日(金)
 文句ない青空だが風が強く冷たい。入り口の戸を閉めて室内で過ごす。午後お客さんが蓮弁蘭の花芽が伸びたのを展示してくれる。店内に入れたつぼみは進むのが早く、「珍珠仙」がもう少しで開きそうな感じになってきた。


2018年1月17日(木)
 グリーンドーム熱帯館に出展していた品が、火曜日に戻って来た。全部に水をやり、持って行った花台を元の位置に戻して蘭を展示する。春蘭、富貴蘭、報歳蘭など柄物がほとんどなので、花が無くても棚は華やかさ一杯になる。1鉢だけ持って行った杭州寒蘭の花は、しっかりもっていた。
 今日はよく晴れて寒さが緩んだ。ポカポカ陽気に山草の棚を手入れしたくなる。枯れた葉を整理したり、余分な枝を落とし、春の芽出しに備える。折角の好天なので、春蘭の花が来なかった鉢を植え替える。


2018年1月14日(月・休)
 暖かい日差しに恵まれて、日中は入り口の戸を開けておく。天気と同じように店も静かなもので、店内の乾いている鉢に水をやり、少し丁寧に掃除する。
 明日はグリーンドーム熱帯館に出品している蘭を返しに来る。午後時間を合わせて受け取りに出て来る。


2018年1月13日(日)
 雨は止んだが晴れるところまではいかない。しかし昨日の冷え込みは一段落した。
 今日も花芽を探して作場を覗く。昨日すべて取り出したと思ったが、新たに2鉢見つかった。葉を整理して店内に入れる。まだ残っていた杭州寒蘭を少し作場に下げ、ようやく頭の中も杭州モードから春蘭モードに切り替わった。作場に下げる時、中々置き場所が空いてないので、一回り小さい鉢に植え替えて場所のやりくりをする。
 お客さんが朶朶香紅花が開き始めたといって持って来てくれる。これから色々咲いてきたら又飾ってくれるだろう。
 明日は休日の月曜日なので営業し、今週は火水が休みになります。


2018年1月12日(土)
 東京で初雪というニュース。ここでは雪は見られなくて、一時小雨が降った。寒いので入り口の戸は閉めたまま。
 開店前に寄りたいという人がいて、1時間早めに店に出る。この間外の棚で花芽がついたのを店内に入れたが、今日は店内の作場を丹念に見て、花が来ているのを棚に並べる。中国春蘭、台湾春蘭、蓮弁蘭等が並んだが、まだ見逃しているのがあるかもしれない。探している時に、せっかく着いた蕾がしけてしまったのがいくつかあった。期待していたのに残念!。


2019年1月11日(金)
 昨日は日中でも気温が1桁だったが、今日は陽射しがあって大分楽。午前中に水をやってしまおうと、先ず外の植物に水をやる。寒冷紗や防風ネットを全開にしたついでに、蕾がついた鉢を探して店内に入れる。老十円の大株が鉢一杯になっているのがあって、つぼみが2個ついていた。ゴムハンマーで叩かないと出てこないくらいにぎっしりで、鉢から出しても根が一塊になっている。花のところで」大きく割ろうと思い、根の間の石をピンセットで取り除きながら、根の所属を確かめるように慎重に離していく。しかし複雑に入り組んでいて、どこで割れるのか一向に明らかにならない。仕方なく一番後ろのバルブを切り離してみた。するとすぐに小さな株が二つ離れてしまって、更に整理していくと、二個あるつぼみの真ん中で分かれてしまう事が分かった。花付きで大きく割るという目論見は外れ、花なし株と花芽1個が2株、それに2条くらいの株が二つという具合にバラバラになってしまった。細かくしたくなかったが、何事も計算通りにはいかないものだ。
 夕方杭州寒蘭を下げに来て、店内にあった分はほとんど無くなった。明日からは春蘭系を並べる事になるので、まだ作場に残っている花を切ろうかと思ったが、そこへいつもお茶会のための花を探しにくるNさんが現れて、葉姿もいい杭州を買って行った。これだから、さっさと花を切るわけにはいかない。
 12月の何日からだったか、もう長いこと雨が降ってない。明日は久しぶりに雨になるかもしれない。時にはお湿りが必要だ。


2019年1月10日(木)
 昨日の強風は収まったものの、朝晩は本当に寒い。朝通勤途中で見た雲の模様が面白かったので、スマホで撮ってみた。
 電話で問合せはあるが、今はまだ春蘭系は咲いてない。明日杭州寒蘭を片付けた後、少しづつ店内の飾りを新しくしようと思う。「園芸JAPAN」2月号が入荷。


2019年1月9日(水)
 風が強く冷たい。外に出るのもためらわれて、ほとんど部屋の中で過ごす。年が明けてからずっと穏やかな天気が続いていたが、今日は冬そのものだ。
 昨日の休みに高島平のグリーンドーム熱帯館に行ってきた。前回行ったときとはちょっと展示の仕方が変わっていて、良く分かる見せ方になっていた。館内のジャングルではカクチョウランが見事に咲いていた。
 明後日の金曜日に並べてある杭州寒蘭を最終的に引き上げにくるので、その用意をする。杭州寒蘭が終わった後の準備もしないといけない。


2019年1月6日(日)
 午前中に部分日食という事だったが、朝から灰色の雲が空を覆っている。店に着く頃に薄日が射して、つかの間太陽が顔を見せたが、すぐに雲が邪魔をしてしまった。どこか天気のいい地方での画像で見るしかない。
 昨日エクセルが使えなくなった件を解決するため、今日は早く出て来た。普通サポートセンターの電話は中々繋がらないし、「順番におつなぎしますから、そのままお待ちください」と言われて、長い時間縛られる事が多い。覚悟を決めてすぐに電話をかけたら、意外とそれほど待たずにつながった。エクセルが使えなくなった理由を調べてもらうと、1月2日のwindows更新プログラムが原因だという事が分かった。という事は、このような症状はあちこちで起こっていることなのだろう。原因になっているプログラムを削除してもらったら、見事元に戻ってエクセルが回復した。自動更新にしているので、昨日パソコンを立ち上げた時に入ってきたに違いない。ただ使っているだけの自分には理解できないが、あー良かった。
 お客さんが展示してくれた杭州がまだ上はつぼみで、くたびれてきたのが多い中で新鮮。小輪で葉も小ぶりの木だが、捧心の覆輪が元まで白くてかわいい。


2019年1月5日(土)
 新年おめでとうございます。
 昨年中は大変お世話になりましてありがとうございました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 東京の年末年始は絶好の天気に恵まれ、初詣は賑わった。一方北国では豪雪のニュース、熊本では大きな地震と、日本列島全体では色々な事があった。今年は改元の年でもあるし、穏やかで災害の無い年になって欲しいと切に願わずにいられない。
 今日から当店は新年の営業が始まった。多くの会社は三が日が明けた後、一日だけ出てすぐに土日の休みだから、長い連休にしているところもあるかもしれない。実際には月曜日からスタートというところだろう。電車もまだ空いていた。
 少し早めに店に出る。棚にはお正月らしい飾りができていた。残しておいた杭州寒蘭の花は、大分くたびれてはきたが、まだ見られるのもいくつかある。乾いている鉢に水をやっていたら、いつも一番乗りのKさんが現れた。
 ありがたい事に年賀状を何枚かいただいているが、12月が杭州寒蘭で忙しい状態の上、年末ぎりぎりまで色々な約束があって、中々手が回らなかった。申し訳ないと思いながらいつも休み明けに出す事になってしまう。年賀はがきを買いに行って印刷を始めたが、何故かエクセルが立ち上がらなくなってしまっていきなり苦労する事になった。明日にはケロッと直っているなどと言う事が、あるわけはないだろう。


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