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2018年8月30日(木)
 夏の暑さが戻った。今日は買い物、店内や作業場の掃除、草取り、水やりなど。植え替え用の砂を調べたら底石が不足している。あれこれ必要なものを調べて、9月に入ったら早速注文しないといけない。いよいよ夏休みは明日でおしまい。最後の1日は休みとして使わせていただき、9月1日から11時開店、6時閉店となる。白石も毎日出勤で、気を引き締めてお待ちしています。
 四季蘭の「野麗」が開きだした。白っぽい緑の花弁、紅のくっきりとした舌点、花茎も白っぽい緑でとてもきれいだ。9月から早速飾れる。
 台風21号が日本に向かっている。進路から目が離せない。


2018年8月29日(水)
 9月から通常営業になるので、ペースを取り戻さなくてはと、久しぶりに午前中から店に来る。まず表の通路の草取り。一昨日の大雨で雑草がすっかり伸びていた。草取りが一段落してから、店内の陳列棚を拭き掃除する。
 一昨日のゲリラ雷雨はものすごかった。降る前に家に着いていたので助かったが、近くに雷が落ちたに違いないと思うくらい、激しい稲光と雷鳴で恐ろしかった。ニュースでは世田谷も道路が冠水するほどで、関東をすっぽりと覆った猛烈な雷雲から2万回近くの落雷があったとか。帰宅途中に遭遇しなくて良かった。
 面白かったのは、家で飼っている鈴虫が、激しい雷雨の間中全員で大合唱を始めた事で、いつもはもう少し遅い時間に静かに鳴いているのに、彼らも何か異変を感じていたのだろうか。虫の気持ちは分からないが。


2018年8月27日(月)
 午前中眼科に行って検査を受け、目は良く見えるようになったし、やっと制限なく何でもできるようになった。まだ間隔を置いての通院は必要だが一応不自由は無くなって良かった。
 今日は又36℃の猛暑日。容赦なく太陽が照り付ける。史上一番暑い夏と言っていたが、今後こんなのが普通になってはかなわない。稀な例外であってほしいものだ。
 午後から店に来る。間も水はちゃんとやってあって乾いているのはわずかだが、明日は来ないつもりなので今日やっておく。えびねが一番暑さでやられていて、古木がもたない。次の冬至芽がどんな風か気がかりなところだ。作場では四季蘭系統がいくつか咲いているので、甘い香りが漂っている。
 予報で夜は雨だと言っていたが、あまりのカンカン照りに出てきたので傘を忘れた。わずかな時間パラパラときたが、すぐに止んで世田谷は大丈夫そうだ。家に帰るまでもつといいが。


2018年8月24日(金)
 昨夜台風20号が四国に上陸し、中国地方を通って日本海に抜けた。大量の雨と強風で、又各地で被害が出た。台風から遠く離れた関東でも夜中はすごい雨と風で、朝起きたら開けてあったバルコニーの窓から吹き込んで、床がびしょ濡れになっていた。寝た時点では雨は勿論台風の気配も無かったのだが、今回の20号はスピード台風だった。台風は直前まで静かで、近づくと突然強く降り出す。穏やかな時にはいくら予報で言われても、つい大丈夫だろうと思ってしまうのが落とし穴だ。バルコニーの床が濡れただけだから、朝掃除しておしまいになったが、避難しなければならない状態だったら大変。昔と違って雲の動きは一目瞭然だ。天気予報を信じて備えるべきだった。
 台風のチェックのために店に来た。風の被害は特にない。以前は大概ひっくり返っている鉢があったが、今の備えでかなりのところまで大丈夫そうだ。ついでに外の山草に水をやる。
 先日つぼみを確認した玉ちん蘭が咲いていた。白い清楚な花で実に香りがいい。これで花もちが良ければ言う事がない。きれいな桃花の「乙女」も一番下が開きだした。うす緑の玉花蘭は今が満開。花が少ない時期に貴重だ。


2018年8月22日(水)
 真夏日が戻って今日の東京は34℃。何日ぶりかでエアコンをつける。関西では39℃と言っているから、まだまだ猛暑は継続中。
 今年は台風がたくさん発生していて、19号、20号が相次いで日本にやってくる。19号は上陸を避けられるようだが、暴風雨の被害を受けるところもある。20号は必ずどこかに上陸しそうな気配だ。明日の夜は東京も傘マークで、早くも台風の影響か。とに角猛暑と台風というのがこの夏の特徴だ。
 作場を見ていたら、玉花蘭、赤芽素心「乙女」の他にも、玉ちん蘭、魚沈殿、四季蘭「香妃」、入手してまだ花を見てない四季蘭など、色々なものにつぼみが上がっていた。四季蘭は今まで中々花が咲かなかったが、こんなに花芽がついたのは珍しい。これも猛暑の影響なのだろうか。調子にのって、今まで自分で咲かせた事が無い「四季蘭兜咲き」や、「秋雪素」にも花がきてないか探したが、今のところはまだのようだ。
 高校野球を見たのはずい分久しぶりだ。今年は秋田で盛り上がった。アジア大会も連日日本選手の活躍を伝えている。今は目の手術後で運動を控えているため、テレビ桟敷で観戦ばかり。目は治っても足が弱らないように気をつけなくては。


2018年8月20日(月)
 この間までの猛暑はどこに行ったのかと思うほど、東京はここ数日急に涼しくなった。朝晩は勿論の事、日中でも30℃に届かない日もあって、秋の服が現実味を帯びてきた。3℃の差は非常に大きい。まだ残暑が待ち構えているだろうから、このまま終わるわけはないと思うが。
 先週白内障の手術が、ようやく両目とも終わった。日帰り手術で簡単と言えばその通りだが、やはり目を切っていじる事には間違いない。感染予防のため、毎日3種類の点眼を4回。目を保護するため行動の制限があり、腫れが引いて全く違和感が無くなるまでには結構な日数を要する。やはり体にメスを入れるのは、こちらにもそれなりの不自由さがある。
 今までの眼鏡は使えなくなって、1ヶ月後に新たに調整して完了。その間何度か検診に行く事になる。しかしおかげ様で良く見えるようになった。今までスルーしていた汚れが目立つようになったり、見たくないものまで見えるようになったが、杭州寒蘭がどんなにきれいに見えるか今から楽しみだ。
 手術のために水やりもお願いして4日間休み、久しぶりに店に出る。全面的に水をやり、色々な手入れをする。つぼみがあがっていた玉花蘭は明日には開きそうだ。外の棚に置いた赤芽素心「乙女」にも花芽があがっていた。こちらはもう少しかかりそう。この夏の異常な猛暑の影響が、これからどんな形で表れるか気がかりだ。いい方に作用する筈はない。
 早くも8月は下旬を迎えた。9月からは通常営業なので、これからは頻繁に出てきます。


2018年8月15日(水)
 相変わらず全国的に猛烈な暑さだが、ここへきて騒いでいるのはゲリラ雷雨のニュース。体験した人は、今まで経験した中で一番怖かったと言っていた。天気が不安定で突然局地的に襲ってくる。建物の中に避難して過ぎ去るのを待つしか方法がない。できれば出会いたくないものだ。これも極端な暑さが引き起こす現象だろう。
 明日残った片方の目を白内障の手術。又3日間くらいは不自由な思いをするが、2週間前に片方をやっているから様子が分かっていて気は楽だ。9月半ばにはスポーツもOKだそうだから、早く自由になりたい。
 水をやっていたら、棚下につぼみがついている鉢を発見。取り出してみたら札落ちだ。葉に覆輪があるし、多分玉花蘭だろう。これはよく花が咲くので、花が無い時期にはありがたい。明日から8月も後半という事になる。朝晩は少し過ごしやすくなってきた気がする。もう一息の辛抱か。


2018年8月9日(木)
 台風13号は微妙に海側にそれて、上陸は免れた。雨風で傘が壊れたり、交通機関の乱れなどはあったが、大きな災害になるような事は無くひとまず安心。昨日は一日中台風のニュースで、不要不急の外出は控えるようにと言っていたので、店に来るのは止めた。今日は様子を見に出てくる。今は風対策は万全のつもりなのでそれほど心配はないが、一応チェック。異常なし。
 センノウゲの初めに咲いた花はちょっといじけていたが、後から咲いた株はきれいに開いた。玉花蘭もまだ見頃。ヤンバルガンピの実が真っ赤になって山草棚で目立っている。郵便受けに2枚も不在連絡票が入っていて、少しだけ来るタイミングで受け取るのが難しい。電話をしたらすぐに再配達してくれて、園芸JAPAN9月号が入荷した。


2018年8月6日(月)
 相変わらず猛暑日が続く。甲子園が始まって夏は今が真っ盛りだが、今年は早くから猛暑になったのでそろそろ終盤の気持ち。台風13号が関東を直撃しそうな勢いで近づいている。心配した12号はちょっとずれたが、今度はどうだろうか。この動きに注目している。
 2日に右目の白内障手術をして、おかげ様でうまくいった。日帰りで手術そのものは時間もあまりかからないが、やはり手術には違いないから、その前後に様々な制限があり、しなければならないケアがある。今日は検査が終わってやっと普通に出かけられるようになり、久しぶりに店に来た。お盆明けにもう片方の目を手術する。まだしばらくは色々な制限やケアが必要なので、8月はその事を第一にしながら、何とか水やりをしていきたい。
 この間つぼみがついているのを見つけて中に入れておいた玉花蘭が開いていた。いい香りだが花がすぐに終わってしまうのが残念。写真だけ撮っておく。
 明日は東京は雨の予報。今日も帰りは雨になるかもしれないというので傘を持ってきたが、我が家の方はすごい雷雨だという。明日は水やりが必要なさそうなので来ないつもりです。


2018年8月1日(水)
 台風後一時猛暑から解放されたが、又倍返しでやってきた。今日は4時を目指して出てくる。歩いている時はストーブの傍にいるとしか思えないほどで、吹いてくる風が熱い。この暑さの中を月火と2日間来られなかったので、植物はどれもすぐに水をやりたい感じ。5時になると西日が当たらなくなるので、その時間を待って全面的に水をやる。やはり一番ダメージがあるのがえびねのようで、今年の夏は生き残れないのがある事を覚悟しないといけないかも。早く猛暑が収まって欲しい。
 明日は白内障の手術なので、今週は来られず、水やりは他の人に頼む事になる。


2018年7月29日(日)
 昨日は一日台風のニュースに占められた。12号は東海地方に上陸した後、近畿、中国地方へと進む異例の動きで、各地で避難準備などの警報が早めに出された。これまでの豪雨災害の教訓があっての事だろう。幸い店も我が家の方も特に影響は無かった。
 今朝は青空と白い雲と黒い雲がモザイク状に空を分けている。家を出る時は晴れていたが、念のためにとバッグに入れた折り畳み傘をたちまち広げる羽目になった。降れば土砂降りで、投函するつもりで持って出た封筒が濡れてしまう。たちまち出来た水たまりを避けながら駅に到着。隣の駅はもう晴れていた。店に着いて何事も無かった事を確認してほっとする。
 明日明後日の定休日が終わるともう8月。白石は8月初めと半ば過ぎに、思い切って白内障手術を受ける事にしている。手術そのものは日帰りでそれほど負担ではないが、その後しばらく生活上の制限があるし、視力が安定するのにある程度の期間を要する。落ち着いたところで眼鏡を作らないといけないし、いつから運転できるかも気になるところ。
 そういうわけで、手術のスケジュールを優先させるため、8月は店を休みにし、管理のために出てくる事にした。例年9月半ばに蘭鉢展をしているが、この日程も少し後ろにずれ込む事を考えている。花と違って時期を変更するのが容易なのはありがたい。8月中も出て来た日はHPの更新をするつもりですが、9月の初めから平常通りの営業という事になります。その時は営業時間は11時から6時です。
 では暑い中皆さまもお気をつけて。9月から又よろしくお願いします。


2018年7月27日(金)
 台風12号の上陸が確実になった。通常とは変わった動きをしていて、小笠原付近を北上して、ヘアピンカーブで西に向かうそうだ。コースがずれたとしても、細長い日本列島のどこかを横切るのは間違いない。今の状況では明日関東に最も近づいて、急激に西に向きを変え、四国・中国地方に向かいそうだ。この間大きな豪雨災害に見舞われてまだ復旧作業中なのに、追い打ちをかけるように台風とは。何とかこれ以上の被害が出ないよう祈るばかりだ。 今日の東京はやはり涼しくて、時折陽が出ると暑くなるが、ずい分と過ごしやすい。天気予報では、明日関東もかなりの雨が降るそうで、今日中に台風への備えをしなさいという事だが、今のところ風もないし、帰りに防風対策をするくらいか。
 桁外れの猛暑の影響を、えびねが一番受けている気がする。消毒をして見守るしか手が無いのが歯がゆい。


2018年7月25日(水)
 朝起きたら別世界。つけっぱなしで寝たエアコンが寒くて、知らないうちに上掛けを引っ張っている。朝からギラギラの太陽が当たり前だったこの頃だが、実に久しぶりに曇って、午前中は気温も30℃を下回った。最高気温は32℃となっているから、ごく普通の真夏の気温だが、月曜日が39℃、火曜日が36℃だった事を思うと、ほっと生き返ったようだ。
 ニュースでは相変わらず熱中症が話題になっている。この暑さでは頑張るという言葉は封印してサバイバルの環境だ。店に出てきて作場を見る前は、景色が変わってないかドキドキ。えびねの葉が茶色くなってきているのもあり、この暑さが一段落する9月に、すっぽ抜けになるものがあるかもしれないという不安もある。今までに経験した範囲を超える猛暑から、何とか生き残りを図る事を切実に願っている。


2018年7月22日(日)
 東京はこの夏最高気温で36℃。作場は扇風機を2台回しているが、回っている空気は暑い。名古屋は40℃だそうでほとんど災害と言うレベルだ。日中に外出するのもためらわれるのに、この猛暑の中をMさんが訪ねてきてくれる。その後今度は腰痛が回復したWさんが寄ってくれて、おしゃべりして過ごした。
 月火は定休日なので、夕方になってたっぷりと水やりをする。


2018年7月20日(金)
 週間予報を見るとずっとお日様マークの真夏日ばかり。それを見るだけでめげてしまいそうだ。連日熱中症で救急車が出動しているというから、甘く考えてはいけないのは明らかだ。
 今朝も出勤前に一番早く始まるスーパーに行って、お茶やスポーツ飲料のペットボトルを買い込んできた。水は重いからいくら車でも一度に沢山買って来られない。今のペースで飲んでいるとすぐに無くなってしまう。日本は水道の水が飲めるはずなのに、いつ頃からか冷蔵庫にペットボトルが入っているのが普通になってしまった。
 被災地は飲み水は供給されているだろうが、まだ生活水には不自由しているところがあるだろう。東日本大震災の時も、飲み水はあっても蘭にやる水がなくて全部駄目にしたお客さんがいたが、今回も広い地域だからそんなケースが出てくるかもしれない。命が助かる事が第一で、自宅や会社が無事な事が大事なのは言うまでもないが。
 今日も日が当たらない時間帯を利用して通路の雑草取りをする。


2018年7月19日(木)
 今日も40℃になる地点があるという。いつまでこの猛暑が続くのか。8月に入ったら案外涼しくなったりしないかな?と妄想してしまう。蘭も人間も、この暑さを無事にやり過ごす事がテーマになっている。
 すっかり伸びてしまった草取りを少しづつして、帰り際に山草に水を遣る。


2018年7月18日(水)
 危険を感じるほどの暑さの毎日。中には40℃近くに達する地域もあって、そこに比べれば35℃はまだましと言われそうだが、外に出るのがためらわれるほど十分暑い。まだ小学校が夏休みに入ってない時期に、こんな暑さの連続は経験がない。連日熱中症のニュースばかりで、こんな中をシャベルを振り上げて被災地で奮闘している人たちには本当に頭が下がる。どうぞ充分気を付けて!。一日も早く復旧する必要があるし、ロボットスーツを活用しているという情報を見たが、こういう場面でロボットが活躍してくれるといい。
 猛暑の中を訪ねてくる人もなく管理だけをする。水をやるにも夕方まで日が当たっているので、日が傾くのを待って水やり。予定が変わって明日も白石だ出ます。


2018年7月15日(日)
 毎日猛暑の記録更新のようで、ボーっとするほど暑い。エアコンなしでは危険を感じる。今朝車で出て山野草を仕入れに寄った。246がとても混んでいて、ずい分余裕を持って動いていたのに、ようやく開店時間に間に合う。
 自分が休む前は、そのつもりで水やりをしておくのだが、昨日も大変な暑さで水切れ寸前。危なそうなものには取りあえず水をやって、夕方又たっぷりと水やり。買ってきた山草を鉢に植えたり置き場所を決めて収める。
 明日は休日の月曜日ですが、定休日の変更をせず、今週は月火が休みです。8月の夏休みについては検討中です。色々と予定があるので、長期の休みにして水やり、管理のために出てくるようになると思います。決まりましたらお知らせします。


2018年7月13日(金)
 晴れて真夏の暑さ。出てくる時は日傘が欲しいが、帰りに邪魔になる事を考えると、日陰を選んで歩く事にする。
 電話がかかってくるが、今花が見頃のものはない。ただ、冬の寒い頃に買ってきた山苔が元気だ。


2018年7月11日(水)
 西日本豪雨はニュースの度に規模が大きくなって、ありえないような大災害になってしまった。被害に遭われた方々は本当にお気の毒だ。被災地でも雨は止んだのに、後からまだ川が増水して決壊したり、危険な状態が続いている。これ以上の被害が出ないよう祈るばかり。
 地震や噴火などと違って、避難する時間的余裕はあるのだし、「今までに経験した事のない猛烈な雨」と予報では何度も伝えていたのだが、中々避難という行動に結びつかない。「まさか自分の家が・・・」と考える気持ちはよくわかる。自分だっていざという時にどうなるか自信はないが、今回の大きな災害を契機にして、避難勧告が出たら無駄になってもいいから避難しようと家族で話し合った。逃げ遅れて危なくなってから救助されると、1人を助けるために何人もが危険な思いをしなくてはならないのだから、避難訓練のつもりで安全なうちに自分で避難しようと決意する。
 東京は申し訳ないくらい真夏日の連続。今日は曇りがちだが無風で湿度が高く、汗がふき出す。定休日の後は鉢が乾いていて、全面的に水やりをする.。園芸JAPAN8月号が入荷。


2018年7月8日(日)
 連日豪雨災害のニュースで埋まっている。特に広島が被害が大きかったが、九州、四国、中国地方、紀伊半島と、場所を移動して猛烈な雨が続いている。犠牲になった人もたくさん出て、まだ全貌は明らかにならないが、近年稀に見る大きな災害になってしまった。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
 毎年どこかで大雨による土砂崩れがあるが、雨も、風も、雪も、枠を超えてしまった感がある。しかし大自然の力に個人としてはなすすべがない。情報に注意して、不要不急の外出を控えるとか、手遅れにならにように避難するとか、備蓄をするとか、出来る事は限られている。いつも喉元過ぎればで普段は緩みっぱなしだが、少しは身の回りの”いざ”に備えようと思いながらニュースを見ている。
 東京もどんよりと涼しい日が続いたが、今日は晴れて暑さが戻った。店内がさみしいので緑を色々と並べていたが、花が終わったり、日に当てたいのもあって、ほとんどのものは外の棚に戻した。「飾る」と「育てる」が両立すればいいのだが、やはり植物本位だ。


2018年7月6日(金)
 小雨の中を出てきたが、夕方には止んだ。一日中どんよりとして暗い。西日本各地ではそれどころではなく、かつて経験した事がないような豪雨が続いている。がけ崩れや道路の崩落が起き、川の橋が壊れたり、村落が孤立したりと、あちこちで避難を呼びかけている。毎年どこかでこうした災害が起きるが、普段は風光明媚なところが極端な気象条件によって豹変する。一刻も早く収束して欲しいものだ。
 ウチョウランはほとんど花が終わりに近くなった。終わったものから外の作場に収める。植物は室内にずっと置いておくと元気が無くなってくるので、植物育成灯があるとはいえ、一定期間を過ぎたらなるべく外に出す。キレンゲショウマもつぼみが色づいて丸く膨らんできた。花弁が厚くて中々うまく咲きにくいが、今はいい感じになっている。
 久しぶりにSさんが寄っておしゃべりに花が咲く。


2018年7月4日(水)
 朝起きた時涼しいと思った。真夏日の予感を感じながら起きる日が続いていたのに、久しぶりに曇った朝になった。明日から梅雨の戻りで今週は雨模様のようだから、熱中症の危険はひとまず遠のく。ただ月火の休みは大変な暑さだった上、今日は風が強い。水を遣っておいた鉢も急いで水やりの必要があるほどだった。
 手入れを終えた頃、「暇だ〜」というHさんが電話をかけてきて、こちらも「暇だ〜」状態だったのでしばらくおしゃべり。
 夕方遺品の蘭を「植え替えて」と持ってきた人がいて、その場で植え替え、きれいになったと喜んで持ち帰った。「本で読んだらあまり水を遣っちゃいけないと書いてあった」と、開けてみると中の根はカラカラ。「もう少し水やりの回数を増やしてあげてください」とお願いしたが、「昔父がやっていた」というのを何年もして持ってこられると殆どこの状態だ。作品としてうまく育てるためのテクニックは色々あろうが、植物なのだから、取りあえず表面が乾いたら水を遣って下さい。


2018年7月1日(日)
 ずっと真夏のような日が続いていて、今からこれでは先が思いやられる。今は12時開店なので、家を出るのも1時間遅い。もうかなり日が高くなっていて、強烈な陽射しの中に出ていくのに勇気が要る。
 店に着くと、一昨日水を遣ったところなのにもう乾いている。このところ風が強いせいもあるのだろう。明日明後日が定休日だから、今日はたっぷりと水をやっておかないといけない。夕方まで待って全面的に水やりをする。キレンゲショウマのつぼみが膨らんできた。うまく咲いてくれると期待している。


2018年6月29日(金)
 昨夜はすばらしい満月だった。今日もまぶしい青空。5日連続の真夏日に「もう梅雨明け?」と思ったら、やはり今日気象庁から発表された。6月中の梅雨明けは初めてのことらしい。桜でもサツキでも早かったし、何でも前倒しで気候が推移しているのかも。これで秋も早く来るならいいが、暑さの時期が長いとなったら最悪だ。人間だけでなく、蘭やえびねにとっても厳しい事にる。
 こんなカンカン照りの関東だが、福岡では恐ろしいほどの濁流が流れる様子をテレビでやっていて、あまりの違いに驚く。
 蘭の新芽が大分伸びてきたが、全然見えてこないのもあって気が揉める。バックは落ちたのだから、そろそろ出てくれなくては困るのだが。


2018年6月27日(水)
 もう梅雨明けかと思わせるほど、よく晴れて真夏のような日が続く。今日は一日中風が強い。
 久しぶりにUさんが寄ってくれて色々おしゃべりしていたら、「スマホで写真撮って帰りの電車の中でアップすれば?」と勧められる。若いGoさんとかもそうだが、「HPよりその方がずっと簡単だから」と言う。「インスタ映え」という言葉は知っているが、「何だか面倒だ」と思って手が出ない。若い人は一日中スマホを手から離さないが、私は家に帰れば電話やメールが来ない限り、スマホを手に取ることは少ない。第一自宅では他にする事がたくさんある。やはり直接会って話す方が好きだが、多分これはもう古いのだろう。Uさんに教わりながらインスタグラムをダウンロードしようとしたが中々うまくいかず、今度じっくりとトライしてみたい。
 夕方Oさんが買い物に来てくれて、この間10年振りくらいでひょっこり現れた時に、顔と名前を憶えていた事に驚いていた。お客さんの名前はなるべく覚えるようにしているが、色々話をして背景を一緒に記憶すると割合覚えられる。これも直接のコミュニケーションだからで、顔の見えない発信というのはどんなものなのだろう。何だかまだハードルが高い気がする。


2018年6月24日(日)
 昨日は一日雨。今朝も雨で、晴れるという予報が外れたと思ったが、昼には止んで明るくなった。今週の日本列島は梅雨の中休みになるらしい。熊本など大変な豪雨があった後で、全国的にもこの晴れ間は助かる。
 梅雨の時期に俄然息を吹き返すのが苔類。他のシーズンは何もないアスファルトにも、きれいな苔のマットが見られる。苔は大好きなのだが、中々緑をキープするのは難しい。それでも毎年苔が出来ているところから、そっと持って来て鉢に並べる。湿度、日当たりなど条件がいいところには、何もしなくてもきれいに広がっているのだが、意識して育てようとしてもうまくいかない。もみじの鉢の表面を苔で覆うと、俄然雰囲気が良くなった。是非キープしてみたい。
 栽培している人から分けていただいた「ヤエヤマスズコウジュ」の花が咲き続けている。絶滅危惧種となっているが、丈夫で殖える印象だ。


2018年6月22日(金)
 昨日が夏至。梅雨の鬱陶しさが続く中で、今日はプレゼントのような晴れ間になった。洗濯ものが片付いて気分がいい。予報では真夏日のところが多いと言っていたが、カラッとしているので強い日差しにも暑い感じはしない。この爽やかさは今日一日で、明日からは又梅雨空に戻るようだ。
 外の山草棚、中の作場の蘭を丁寧に見廻る。蘭の新芽は大分しっかりと出てきたが、全く知らん顔しているのもあってばらつきがある。この春にいい花が咲いて、早速分けられて寂しくなったピアナン白花に、立派な新芽が出ていてほっとする。杭州でも植え替えをしているものはいいが、植え替えが間に合わない株はやはり調子が悪いようだ。植え替えの適期は忙しい時期でもあって、手が回らない事が多いのは反省。
 定休日の18日に大阪北部で強い地震があった。直後には被害の実態が分からなかったが、徐々に情報が明らかになってきた。前後して離れた地方でも強い揺れがあったし、日本中いつどこで起きてもおかしくない。忘れずに備える事が大事だ。


2018年6月20日(水)
 昨日は久しぶりに晴れたが今朝から又雨。家を出る頃はかなりの降り方だったので完全武装で来た。やがて霧雨になったが、一日中どんよりと暗いまま。
 外の山草棚が一杯になってきたので、取捨選択して処分したり植え変える。寄せ植えの鉢は全部がうまくいくわけではない事が多く、何年も作っていると消えてしまって1種類だけになっていたり、誠に情けない。うまく継続すると実にうれしいのだが。


2018年6月17日(日)
 沖縄地方で猛烈な雨を降らせた台風6号は、温帯低気圧に変わった。東京も昨日までは太陽が見えず、雨模様の暗い空だった。季節が大分戻ったように涼しいというより肌寒い。今日は天気が回復する予報だったが、夕方になって少し薄日が射した程度。いつも定休日前は心して水を遣っておくのだが、今日は特に心配なのだけにした。月火の2日間にカンカン照りにならないといいが。
 昨日山野草をウチョウランを少し仕入れてきたので、それらを棚に並べる。色々な植物で少し賑やかになってきた。

2018年6月13日(水)
 梅雨といっても今年はしとしと雨が続くわけではなく、晴れの日も多い。洗濯日和もありつつ降る時はしっかり降るという、今のところ歓迎すべき状況だ。これが続いてくれればいいが、そのうちゲリラ豪雨などもあるかもしれない。幸い昨日も今日もまあまあ晴れて、ちょうどいい天候だ。
 月火の定休日の天気次第で、水曜日はダメージを受けているものが見つかる。今日は山アジサイが1鉢萎れていた。浅い受皿に水を張っていたが、それでは間に合わないのかも。深い鉢皿にたっぷりとつけて様子が見ることにしたが、復活するかどうか。
 作場の蘭やえびねに、活力剤と液肥を散布する。えびねにはダニ用の殺虫剤もスプレーしておく。蘭の方にはまだ水をやるかどうか迷うところだったが、明日は白石が休みなので、帰り際にやっておく。亡くなった鈴木社長は「迷ったらやるな」派だったが、今は「迷ったら遣る」にしている。いいかどうか分からないが。
 園芸JAPAN7月号が入荷。


2018年6月10日(日)
 晴れて32℃まで上がった昨日から一転、今朝から雨で上着が必要な涼しさに。雨の中KさんやOさんが寄ってくれて、おしゃべりをして過ごす。ウチョウランをいくつか店内に並べる。台風5号が日本列島の南を通過するという情報で、帰り頃には雨が強くなってきた。


2018年6月8日(金)
 今日はいい天気だが今晩から梅雨空になる予報。天気次第で水やりのタイミングがずい分違う。明日は白石が休みなので、今日は作場の蘭とえびねに水をやる。ヒロハノカランが開き始めた。


2018年6月7日(木)
 雨は朝には止んで、昼からはすっかり晴れあがった。眩しい太陽が戻って梅雨はどこかに行ってしまったかのようだ。着てきた上着が邪魔になる。
 昨日のえびねの手入れの続き。水苔を取り換えて肥料をやる。待ったなしの株があっていくつか植え替える。全部の鉢の表面がきれいになったところで、オルトランDXを乗せる。懸案事項が一つ片付いた。ついでに外の山草の方も手入れをしてきれいにする。天気が良くなると座る暇もなくあちこちいじりたくなる。
 蘭の新芽を探していたら、かなり伸びているのもあって楽しみになってきた。まだばらつきがあるが、期待しているものに新芽がみつかるとほっとする。古葉が落ちて寂しくなっていた作場が、少し元気になった気がする。


2018年6月6日(水)
 昨日まで洗濯日和だったが、今日はしとしと雨。関東まで一気に梅雨入りした。夏のようだった昨日からは7℃も下がって涼しい。
 休み前に水苔を水に浸して帰った。今は飛び飛びに店に来るので、えびねの表面の水苔を取り換えようと思うと水苔が戻してなかったり。普通はエビネの花の直後にする作業だが、今年はすっかり手順が狂ってしまった。遅れに遅れてやっと今日えびねの手入れにかかる。古い水苔を取り除いて置き肥を乗せ、新しい水苔を張る。今の時期は新根を傷つけないように注意が必要だが、鉢をひっくり返さないので気が楽だ。
 雨の中久しぶりにSさんが寄っていく。カキランの黄花が咲いた。明日は白石が店にいます。


2018年6月3日(日)
 昨日も今日も強い陽射し。金曜日の帰りの電車では、二子玉川を通過する時真正面に夕日が輝いているのが見えた。今月21日が夏至だそうだ。本当に日が長くなった。気温は高いがカラッとしていて、日陰に入ると涼しい。
 山草類の位置を変えたりして、限られた場所で何とかしようとささやかに努力している。作場の蘭を仔細に見ていたら、杭州にもいくつか新芽が見つかった。気がもめていたがやはり6月に入ると急に出てくる。いい天気が続いたので、迷ったが全面的に水やり。来週は都合で、白石が6・7・8日(水木金)に出ます。土曜日は留守して他の人が出ています。


2018年6月1日(金)
 来週半ばの梅雨入り予想を前に貴重な晴れ間。気温もほどほどで気持ちいい。作場のネットを開けて光と風を入れる。野生ランや山草は、これまで栽培場所が定まらず、うまくいったりいかなかったりだった。外の棚を作った今年は、栽培して来年も咲かせられるようにしたいと願っている。
 山草や野生ランは見頃の時期が短い上に、えびねや寒蘭ほどボリュームがないので、この時期はにぎやかに棚を埋める事は難しく、初めからそれは諦めている。今はイワタバコが咲き、ウチョウランが開き始めた。カキランもつぼみが見えてきている。


2018年5月30日(水)
 関東の梅雨入りが秒読みになってきた。どんよりとした空模様だったが、水やりを終えたあたりから小雨が降り出した。
 いくつか店内に残っていたえびねがあるが、作場の蘭を動かしてスペースを作り、そちらに移動する。これでそのまま水を遣れるのでずい分楽になった。ウチョウランが咲き始めて店内に飾る。


2018年5月27日(日)
 東京は夏日。日中は暑いが朝晩は涼しくて、着ていくものに迷う。外の山草類は乾きが早くて、月火の定休日に水をやれないと厳しい。浅鉢皿に水を張っているが、うまくいかないものもある中で、次の年に無事花が咲いてくれるとうれしい。ウチョウランが休み明けには開きそうだ。
 自家用の混合砂を作って容器に一杯にする。電話で蘭の芽出しの状況を聞かれるが、まだほとんど見つからない。やはり6月に入ってからだろう。梅雨入りも間近になってきた。


2018年5月25日(金)
 上天気で暑い。午前中山草を仕入れに行ってそのまま車で来た。用事で上京のついでにYさんが久しぶりに寄ってくれる。ポットの山草をいくつか鉢に植え替え、花が見頃のものは店内に飾る。
 作場の蘭を1鉢づつ見て、外の棚に置けるものを選び出す。作場の配置を動かす準備だが、この選別が中々難しい。


2018年5月23日(水)
 定休日が洗濯日和の夏日だったが、今日は一転雨になる。気温が大幅に下がって涼しい一日。外は雨だが鉢は乾いているので水やりをする。
 えびねの葉受軸を買いに来た人がいて、在庫が少なくなった分、小分けのセットを袋詰めしておく。作場の蘭をいくつか植え替え、古葉の整理をする。


2018年5月20日(日)
 昨日の土曜日、預かっていたえびねを車に積んで、2軒の作場に届けてきた。頼んであったものを受け取って、一応えびね展は無事終了。
 夕べ家に帰る頃からどんどん気温が下がって、今朝は天気がいいのに上着が必要になる。えびねの棚を少しいじって増えた分を置けるようにし、ついでにいくつか植え替える。今年はバタバタして、例年ならとっくに植え替え作業が終わっているのに、やっと落ち着いて向き合えるようになった。店で作るものと自宅に持ち帰るものを振り分けて、何とか置ける目途がつく。
 月火の定休日を考えて全面的に水やり。蘭の新芽が見られる日も近いはずだ。


2018年5月18日(金)
 朝早く出て上野グリーンクラブへ。毎年恒例東京山草会の野生ラン展を見る。顔が合った欅窯の三橋さんとも久しぶりに話ができた。展示コーナーは希少な野生ランもあり、中々見る機会が無い珍しいものも。作ってみたいと思うような美しいのばかりではなく、??というマニアックな種もあるが、これはこれで興味深い。即売品と常設店の山草を少し買って、昼までには店に着く。
 夏の暑さになって、陽射しの中を荷物を持って歩くのはつらいが、昨日洗ってもらった焼赤玉はよく乾いていた。飾ってもらっていたセッコクの大株をMさんが取りに来て、棚は又寂しくなった。明日はえびねを片付けるので、店の中は植物が本当に少なくなる。店内は一応植物育成灯をつけてはいるが、長い間ここに置きっぱなしにするのは感心しないので、夏の間は作場や外の棚に置く事になる。置いたまま水やりができる方が格段に楽でもある。


2018年5月16日(水)
 昨日も今日も真夏を思わせるような気温。強烈な日差しは日傘が必要だ。月火と定休日が続いた後は、外の鉢はカラカラになって葉が萎れてしまったのもある。浅い受皿に水を張っていたが、その水も無くなっていた。先ずたっぷりと水をやる。.室内の作場も水やりをした後、店内の棚上を、一つ一つ流しに運んで水やり。全部やり終るには相当な時間がかかる。
 鉢の発送があって荷造りした後、蘭や山草の植え替え。伸びてきたカキランに支柱を立てたり、ガンゼキランを株分けしたりと、することがたくさんある。
 「見つからないから無くなっちゃったかと思った」と何年振りかで見えたOさん。新しい店に引っ越してから初めてだった。毎日いると古い店はずい分前の事に思えるが、まだこんな人もいる。まだまだアピールが足りない。
 明日は白石は休み。明後日の金曜日は午前中上野グリーンクラブに寄ってから店に出ます。東京山草会ラン・ユリ部会主催の野生ラン展が日曜日まであります。


2018年5月13日(日)
 午後から雨になった。鉢の梱包があり、丁度いい箱を選んで詰めてみる。このめどがつくとぐっと気が楽になる。
 蘭の古葉を整理していたら、ヒロハノカランに蕾がついているのを見つけ、店内に入れる。
 亡くなった榎本さんのエビネは、来週金曜日まで店内に置いておき、19日土曜日に片付ける事になった。


2018年5月11日(金)
 2日ほど時ならぬ寒さに見舞われたが、ようやく青空が戻る。外の棚製作が終わったので、今日はゆっくりと中の作場を見て廻る。蘭の古葉を集め始めるとすぐに手に一杯になるほど落ちる。来月には新芽が見られるだろうが、今年は何でも早いから新芽の出も早いのかも。ニオイエビネの名品が1鉢軟腐になっていた。すぐに鉢を開けて新芽を切り落とし、消毒薬を塗って乾かす。もう次の芽が大きくなってスタンバイしていた。何とかうまく乗り越えてほしい。
 セッコクは今が満開。ウチョウランの蕾も膨らんできた。諸々の用事が一段落して、やっと植え替えを始める。


2018年5月9日(水)
 今日の東京は5月としては25年振りの寒さだそうで最高気温が14℃。朝は雨の中、強い風に向かって傘を傾け、飛ばされないように冷たくなった手で押さえながら歩いてきた。午後から雨は止んだものの曇り空で、回復は明日になりそう。ついこの間は夏日で半袖だったのに、今日は厚着をして寒さに震えている。
 月火の定休日に出てきて、通路に山草棚を作った、丁度使えそうなラックがあったから再利用したまでだが、ここの通路はビル風が強くて、きちんと風対策をしてからでないと植物を置けない。ホームセンターを歩き回って、頭の中でシミュレーションしながら必要な部品を買い集めてきた。今日風よけネットを取り付けたので、しばらく様子を見る事にする。場所ができると又すぐに物が増えて一杯になってしまうのだが、色々なものの一時置き場などフリーのスペースとしても便利。えびねの発送があって荷造りをした後、楽しみながら少しづつ棚に並べていく。
 明日は白石は店に出ません。


2018年5月6日(日)
 ゴールデンウィークの最終日は、晴れて28℃くらいまで上がるらしい。この間冬囲いを外してもらったので、作場にいい風が通る。
 えびね名品の花なし苗が少し入荷した。家を建て直したお客さんが作場を移設したが、どうしても数を減らさないと置ききれなくなったのだそうだ。丁寧に作っている人で、新葉が展開してきた今が一番株の状態を見るのにいい時期でもあるし、えびね展は終わったがHPに写真を載せる事にする。興味のある品種があったらお問合せください。
 室内の作場を今度配置換えしようと考えている。配分としてえびねを少し増やすつもり。そのためには関係する列の鉢をすべて動かさなくてはならない。鉢が収まり切れないと中の作場から外に移動になるものも出てくる。考えているとどこから手をつけたらいいか分からないので、先ずは外の棚の下段を整理して少し減らそうと物色した。すると、ぎっしり並んだ鉢の中に何やらピンクの花らしきものが見える。取り出して見ると、品種不明のまま持ってきて置いた鉢で、小型のシンビジウムだった。外は風が強いので鉢の土押さえにネットをかけていたが、そのネットに頭を押さえられて伸びられず、花茎を結んだような形に曲げたまま花が咲いていたのだった。結び目をそっとほどいて窓際に置いたが、自由の身になっていくらかは伸びてくれるだろうか。その生命力に感動して、取りあえず今日の処分は免れた。
 去年お客さんにいただいたコクランを作っていて、緑の葉が見えたのを勘違いしたが、今度は正真正銘芽が出たようだ。何年か前にもいただいたのが全く芽が出ず、そのまま枯れてしまったから今度こその気持ち。地味な花なのだが。カキランも立派な株になったし、何でも育てて花を見るのは楽しい。


2018年5月4日(金)
 これまでより少し肌寒い。えびねの売約の引き取りに何人かが来てくれる。たくさんの人に協力してもらって残りが大分少なくなったが、まだ名品の苗を持ってくる人がいるのでもう少しえびねが続く。
 連休の初めに作場の冬囲いを外してもらった。すっかり風通しが良くなって、鉢の乾きが早い。閉店後に水やり。明日は白石は来ません。次は日曜日に出ます。


2018年5月3日(木)
 
メイストームという予報で朝まで雨と風が強かったが、今月から12時開店というので助かった。ゆっくりと家を出る頃には傘も要らなくなり、風は残ったもののすっかり天気が回復する。
 早めに店に着いたら、すでに車の中で待っている人がいる。もう花が終わって鉢の引き取りや精算だけになったが、それでもえびねの話が尽きない。午後遅くなって現れたOさん、Kさんらと又おしゃべりが続き、えびねの発送もあって結局帰りが遅くなる。


2018年5月2日(水)
 昨日は真夏のような陽気で、半袖半ズボンがうらやましいほどのカンカン照り。今日は天気が下り坂で帰る頃には降り出した。
 休み明けの今日はえびねと外の植物にも水をやる。榎本さんのえびねはパソコンの上では価格を訂正したが、実際に鉢に刺さっているラベルは、やっと今日赤いマジックで書き直す。夕方一人がえびねを下げたので、ぎゅうぎゅうだった棚が大分楽になる。花はもうついてないが、展開してきた新葉がきれいで見やすくなった。この連休が終わる頃にはきりをつけたい。


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