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2018年4月29日(日)
 暑いほどの天気でえびねはほとんど終わった。代わりにシラン、セッコクが次々と咲いてきた。花の終わったエビネの発送がいくつかあって、梱包に時間をかける。売約のえびねの引き取りなどまだお客さんが見えるし、中々終わったという感じではないが、5月から8月末までは例年12時開店で6時まで。白石は水・金・日の3日間だけ出る事になる。木・土は他の人が交替で出るので、用事のある方は前もって電話で確認してください。但し、5月3日(木)は白石がいます。


2018年4月28日(土)
 昨日は3時に店を閉めて榎本さんのお通夜に出る。電車で行ったのが正解で、3連休の前日だから道路はすごい渋滞だったらしい。渋谷から副都心線というのに初めて乗ったが、渋谷駅がすっかり変わってしまって、昔から知っている駅ではなくなっている。道を聞きながら式場に早めに着く。蘭関係者の姿が多数見える中、えびねも飾られた祭壇にお参りしてご冥福を祈る。
 今日はえびねの発送があり、告別式には出ずに店を開ける。もう花は終わりに近いが、今ごろ買いに来てくれる人もいる。花があまりに早くて慌てる人もいるだろう。早いと言えば、今日ガンゼキランが開いた。去年のを見ると5月14日。うーん、2週間も早い。


2018年4月26日(木)
 久しぶりにカラッと晴れた。えびねが終わりに近づいたが、それでも色々な人が顔を見せてくれる。発送の注文もいくつかあって一日中バタバタする。荷造りするものの大きさは様々だが、丁度いい箱を見つけるのが先ず第一。物置に使えそうな段ボールを取ってあって、切った貼ったせずにぴったりのが見つかると後は楽だ。駄目な時は切って縮めたり継ぎ足したりの工作の時間。無駄に大きい箱だと送料が余分にかかるので、お客様の負担をできるだけ押さえたい。
 亡くなった榎本さんのえびねをディスカウントしたのでお買い得のチャンス。人気の品種は一足違いで残念がる声を聞くことになる。できるだけ関わりのあった人に作ってもらいたい気持ちはあるが、勿論初めての方も大歓迎だ。
 いい天気になると鉢がすぐに乾く。送るものはそのタイミングを見ながら少し前に水を遣る。今日は棚のえびねはほとんど下ろして水をやる事になった。明日はお通夜に参列するので、3時には閉店させていただきます。


2018年4月25日(水)
 朝は土砂降り。水たまりを避けながら歩く。長靴を履いてくればよかったと思ったが、雨が上がると帰りは邪魔になる。案の定午後には天気が回復した。
 ニオイエビネの売り物を並べてくれていたAさんが下げに来た。最後の花を見に来てくれる人もいる。駆け抜けるようにえびねが終わり、ジエビネ以外見られる花は無くなった。昨夜の何回目かの春の嵐で、八重桜も跡形もなく散って水たまりをピンクに染めている。何だか慌ただしい春だった。


2018年4月22日(日)
 暑い!。皆半袖で夏の服装になっている。この間水をやったばかりなのにもう乾いていて、真夏の水やり間隔だ。この暑さでえびねは急に花がくたびれてきた。例年のゴールデンウィークに入った状態だ。

 2004年に鈴木社長が亡くなった後、ずっとえびねの即売品を提供していただいてきた榎本喜七様が19日(木)に急逝された。当日も電話がかかってきたほどだったのでいまだに信じられない。お通夜と告別式は27日(金)、28日(土)。
 27日は伊東のニオイエビネ展にご一緒する予定だったが叶わぬ事となった。えびねと奥地蘭では抜群の実績を残された方で、あちこちの展示会や当店で顔を合わせた方もたくさんおられると思う。もし参列される方は詳細をお問合せください。考えながら電話連絡をしているが、漏れがあるといけないので、この欄に書かせていただいた。
 白石は両日とも参列するので、店の方は休みます。代わりに鈴木浩司に店を開けてもらうので、売約の品を引き取りに来られるなど、用事のある方は前もってご連絡ください。分かるようにしておきます。
 すっかり花が終わった榎本さんのえびねだが、品物はまだ残っている。今ついている価格の4割引きにしますので、ぜひ記念に作ってください。来年からは提供されないので、当店に無い品種は最後のチャンスです。


2018年4月21日(土)
 今頃の蘭の作場は見たくない。茶色い葉がたくさん見えて、何だか情けなくなる。新芽が出る前の必要な段階だと分かっているのだが。
 今日は全国的に夏日になるところが多く、東京は那覇より気温が高いそうだ。このタイミングでえびねを送らなくてはならないのは厳しい。それでも荷造り発送し、乾いたえびねに水をやる。新しくえびね用土を作ろうと準備したが、途中で時間切れ。電話ばかりかけていて、何も手につかない。

2018年4月20日(金)
 明日も明後日も気温が高そうだ。えびねを送る都合があるので、少し寒い方がありがたいが。もう花も人もくたびれてきて、最終段階に入った感がある。それでもまだ半分花が分かる状態のえびねを、ぎりぎりセーフで買いに来る人もいる。今年は花が早かった分特に慌ただしい。写真を撮ってできるだけHPに載せる。
 前に芽が出たと思ったコクランはぬか喜びだった。残念。


2018年4月19日(木)
 久しぶりの晴れ。溜まった洗濯ものを干してから出てきたので、1時間早くとはいかず、通常通りに店に着く。天気が回復すると鉢が乾いて水やりが忙しい。店内のえびねは棚に置いたまま水を遣れないので、一つづつ流しに運ぶ。この水やりに結構時間がかかる。
 晴れた天気を利用して、外でえびね用土を混合する。売り物用を袋詰めし、自家用の容器も一杯にする。まだ本格的に植え替えを始めてないので、これに取りかかると又用土が足りなくなる。これからせっせと用土作りに追われることになる。
 発送が色々あって、箱を用意したり伝票を書いたり荷造りしたり。お客さんが終わって遅くなってから全面的に水やりをする。


2018年4月18日(水)
 火曜日から日曜日まで神代植物公園でえびね展が始まった。初日に出かけて知った顔にたくさん出会う。やはりえびねは人気があって、大勢の人が見に来ていた。
 昨日から季節が戻って又暖かいものが恋しくなる。夜半からの雨に傘を持つ手が冷たい。日曜日に搬入されたえびねが箱のまま置いてある。そこに昨日注文のえびねを取りに行って運んできた。途方に暮れるような分量だが、前から飾ってあるえびねはずい分花がくたびれてきた。例年より1週間から10日早いペースだ。下の方が萎れてきたのを棚から下ろして、新規のえびねを並べる。棚が又元気になった。
 注文の書籍を選び出して箱に詰め、追加のえびねをパソコンのリストに入力。えびねの写真をできるだけ撮ってHPに載せる。メールの返信などで掃除をする時間もない。
 予報通り夕方前に天気が回復した。明日はえびね用土も作らなくてはならない。


2018年4月15日(日)
 昨夜は何度目かの春の嵐。叩きつけるような雨と強い風が朝まで続いた。「これでは傘も役に立たない」と大雨の完全武装で出るつもりでいたら、8時ごろには小降りになり、風も静かになってきた。えびねの時はいつもより早く店に来ているが、今日は少しゆっくりしていれば傘が要らないかと、開店に間に合う時間まで粘って家を出た。丁度いいタイミングで空は青空になり、日が出て来た。
 今日は荒れる予報だったからお客さんも少なめで、空き時間に次々とえびねの撮影をする。作ってあったえびね用土は皆売れてしまって、次の分を作るのに砂を洗って干す。天気が回復してくれて助かった。 閉店間際に又えびねが入荷。この分は休み明けに事務処理する。
 エビネが一杯で他に咲いているものがあっても並べられない。北海道ではないが、色々なものが一度に咲いてしまった。「ミステリーアイランド・シルクロード」もきれいに開いたし、セッコクも咲いている。「仙霞」が1輪だけ花をつけている。蘭の古葉の枯れこみが目立ってきた。新芽が動き出しているのだからもう少しの辛抱だが、この時期の蘭は何だか情けない。


2018年4月14日(土)
 日中は時折晴れて気温が高かったが、夕方には暗い空になる。今晩から荒れ模様らしく風も出て来た。ずっと帰りが遅かったから、今日は放り出してでも早く帰ろうと思う。
 昼過ぎまで店は静かだったので、荷造り発送を済ませてからえびねの写真を撮って「今年の花の写真」に載せていく。あまりに一度に咲いたので、撮る時間がないまま萎れてきたのや、売れてしまったのもあって、間に合ったのだけになる。順番に時間差で咲いてくれればいいのだが、今年のような陽気では難しい。
 午後遅くなってから次々とお客さんが来てくれて、賑やかになる。帰り支度をする事には降り出した。


2018年4月13日(金)
 えびねがポツポツと売れて置き場所が空くと、鉢受け皿に乗せて床に並べてあった分が棚に昇格する。足の踏み場が無かった床がすっきりしてきた。
 カキランが無事冬越しして3鉢中2鉢に芽が出て来た。もう一つもそのうちと期待している。


2018年4月12日(木)
 朝から大分気温が上がって上着が要らない。家から毎日えびねを運んで来ているが、今日は他に3人が搬入して、足の踏み場がない。飾ってあった鉢を片付け、並べ方を工夫して何とか大部分を棚に収めたが、まだ床に並べてあるものも。大勢が来てくれて、えびね展らしいにぎやかさになった。電話やメールでのやりとり、写真撮影、入荷した分や売れたものについてパソコンへの入力、HPのアップ、発送の準備と、えびねは本当に忙しい。そして間違いなく美しい。ブームの頃の勢いは無くなっても、えびねファンは変わる事無く熱い。
 閉店後水やり。毎日帰りが遅くなってしまうがもう少しの間だ。


2018年4月11日(水)
 風がものすごく強い。外の鉢が飛ばされそうだ。すぐに撮影を始めたが、お客さんやら電話やらでいくらも撮れない。この時期はどうしても仕方ない。結局閉店してから何枚か撮る。
 今日又えびねが入荷した。パソコンに入力して明日並べる事にする。


2018年4月8日(日)
 昨日の帰りは雨も降って寒さに震えた。今日は天気はいいが日陰に入ると寒く、又暖かい服装に戻る。やはり4月一杯はまだまだ寒さが残る。
 今日も早く店に着いて作業を始める。えびねの時だけ見えるお客さんが何人も寄ってくれて、ようやく活気づく。えびねしかやらない人が多いから蘭のお客さんとは違う顔ぶれだ。ほとんど1年振りの顔合わせで、シーズン到来を実感する。楽しくおしゃべりをしていて、HPの写真は結局閉店時間近くなってから。早く撮らないと見頃を過ぎてしまうから時間との勝負だが、店に来ていただく方が優先だから仕方ない。落ち着いて撮れる静物写真がうらやましい。
 閉店してから全面的に水やりをする。


2018年4月7日(土)
 昨夜は春の嵐で、昼間から吹いていた風が強風になり、雨がたたきつけるようだった。朝には回復したがすっきりとは晴れてこない。忙しい時期なのでえびねの季節は早く家を出る。家で作っているえびねを持ってくるのに車で来てないから、2鉢くらいづつ袋に入れて下げてくる。今日もえびねの入った大きな袋を持って充分早めに家を出た。
 電車に乗って途中駅の宮崎台まで来たら、隣の梶ヶ谷駅で人身事故のためストップだという。ここで降りても連絡バスも他の路線も無い。「2駅分歩いて振り替え輸送の溝の口から迂回して下さい」とのアナウンス。ぞろぞろと大勢下りたが、荷物が無いならとも角えびねを持って歩く気になれず、回復まで1時間半ほど座って待つことに。メールで代わりに店を開けてもらうようお願いして覚悟を決めた。11時近くになって電車は動き出し、遅れて店に着いたが、お客さんより遅くなってしまった。折角早く家を出たのに予定通りにはいかない。
 一昨日えびね展案内状を発送したが、後から一か所間違いを発見した。[4月の定休日]という囲みの中に休みの日の数字が並んでいるが、最後の方に”23・24・30・31”としてしまった。4月は30日までだから当然5月1日の事。気づく人はいないだろうが、4月30日が休みという事だけ間違えないでほしい。問合せメールや撮影など何もかも同時進行で、確認が追い付かない。「白石さん又やってる」とお笑いください。
 「金鳥」と「幻の金鳥」が一緒に開きだした。


2018年4月6日(金)
 昨日店を閉めてから案内状を印刷し、帰り道で投函した。今日見えた方に聞いたらまだ届いてないということだったが、明日には到着するだろう。全く追いかけられるようだ。
 一昨日の夏日から昨日は10℃も下がって、今日は又暑いくらい。気温の変化が激しい。昨日の帰りには少し雨が降っていたが、お湿りになったかどうか。
 今日もえびねの追加搬入があり、同じようにパソコンへの入力、通し番号と値段をラベルに書き込んで鉢にさしていく。棚を整理して何とか並べ終わった。問合せメールに何本も返信して、明日から撮影をしていきたい。風がとても強くて、えびねにもろに当たると花が傷みそう。花が終わるまで冬囲いを外さないつもり。


2018年4月5日(木)
 昨日は私用で休ませてもらったが、まさに夏の暑さだった。今日来たらえびねが一斉に咲いている。この間大きなつぼみの写真を載せた「文山紅柱蘭」が見事に開いていてびっくり。
 予定通り今日えびねの搬入があり、大慌てで店内にある他の蘭を作場に片付ける。包装用資材を買ってきてもらったのが届いていて、物置を整理して何とか収める。搬入されたえびねをパソコンに打ち込み、通し番号と値段のラベルを入れる。電話をして奥地蘭を下げに来てもらう。昨日の暑さで乾いている蘭に水をやる。えびね展の案内状を印刷する。頼んであった四季蘭が入荷したとの連絡が入る。今日は1時間早く来たが、色々な事が一度に押し寄せてもうめちゃくちゃな忙しさだ。
 例年なら奥地蘭が終わって少しの間端境期があるが、今年はえびねがあまりにも早く咲いて、片付けと準備が一緒になってしまった。神代植物公園のえびね展が17日火曜日から22日日曜日まで開かれるが、ずっと前から会場を取ってある展示会は、今年は花を合わせるのが厳しいだろう。その点、花が咲いている間が展示会という当店は融通が効くものの、準備に追いかけられる。案内状が着いたらすぐに動いてください。


2018年4月1日(日)
 4月らしい暖かさになる。外の覆いを全開にすると、山草類が緑一杯になってきて飾れそうなのもある。ウチョウランも芽がずい分伸びてきた。これもやはり例年より早いペースだと思う。
 えびね展案内状のレイアウトを作る。一応4月11日から4月29日までとした。例年はゴールデンウィークまでだが、今年はその前に花が終わってしまう恐れがある。月曜日が休日の週は営業して火水を休みにする事になっているが、4月30日(月)は白石が用事があって例外的に月火が定休日というそのままになる。それを考えて展示会は4月29日(日)までとした。但し咲いている間はずっと花を飾っている。葉書を買って休み明けに印刷するつもり。
 お客さんが展示してくれていた春蘭を下げに来る。来週木曜日にえびね第2陣が搬入されるので、それからは一気にえびねモードになる。
 4月4日水曜日は、店は営業していますが白石はいません。


2018年3月31日(土)
 年度末。明日からは気分も新たになる感じがする。ソメイヨシノの見頃はこの土日で最後だろう。
 色々な作業が一段落して、今日は一日パソコンに向かってHPに奥地蘭の写真を載せる。何枚撮ってもこれでいいという事にならないが、何とか分かってもらえるかと区切りをつける。
 来週は水曜日に用事があって白石は休みます。代わりの人がいますので店は営業していますが、ご用のある方は4日の水曜日を避けて下さるようお願いします。


2018年3月30日(金)
 昨日の朝通った時は満開の桜だったが、夜帰る時は雪が降ったように花びらが敷き詰められていた。今日は風が強く気温は20℃に届かない。これが普通なのだろうが、暖かい日があった後では少し寒く感じる。
 鉢の発送を済ませてようやく混合砂を作り、売り物の分を袋詰めする。その後奥地蘭の撮影をする。明日はHPに載せたい。


2018年3月29日(木)
 ほとんど夏日に近い気温になる。薄着でいても動くと暑いほどだ。朝店に着いたらもう車が待っていて、すっかりリズムが狂う。えびねの時期は何となく慌ただしい。
 昨日時間がなくて出来なかった蘭の発送が急務。3鉢を送るのに丁度いい箱をあれこれ迷ってやっと梱包し、発送する。
 午後から遠方からのお客様。たくさんの鉢を送ることになり、これも段ボールを色々出して格闘。複雑な梱包はいつも悪戦苦闘で一向に上手くならない。
 結局梱包に時間を取られて、搬入の奥地蘭とえびねを載せるところまでいかなかった。混合砂の準備も整っているのに、出したり片付けたりでもう何日も実行できないでいる。えびね展の案内状も今年は早く出さなくてはならないだろう。宿題が溜まっていく。


2018年3月28日(水)
 このところ晴天続きで、どこを通っても満開の桜に見とれる。今日もいい天気でどんどん気温が上がり、上着が邪魔になる。店に着くと「えびねを持って行く」との電話で大慌て。晴れ続きの定休日明けは鉢が乾いていて水やりが忙しい。まずは棚の奥地蘭を片付けて、並べる場所を作らなくてはいけない。その前にと作場のえびねを見ていたら、「雷光」の冬至芽の様子がおかしい。きれいな緑だが上に出てこなくて潜っているらしい。鉢を開けたらぐるぐる巻きの根に引っかかって芽が曲がっていた。バルブがたくさんあったのでついでに少し切り離し、冬至芽が出るように植えようとしているところにえびねが到着。水やりも「雷光」の植え込みも放っておいて、コンテナを運び込む。早咲きの「御蔵黄梅」、「紅妃」、「瑞穂」が咲いていて、後はつぼみが膨らんだところ。
 早めにお昼を食べに出て帰ってきたらKさんが車で待っていた。今が見頃という栽培品の奥地蘭を新たに持ってきていて、すっかりくたびれたこれまでの品を下げる。山草など片付けられるものはすべて作場に片付け、えびねと新しく入荷した奥地蘭を並べる。全とっかえで棚が瑞々しくなった。
 一段落したところで作業途中だった「雷光」を植え込み、全面的に水を遣る。奥の方に置いてある「文山紅柱蘭」が一向に殖えないので、植え替えようかと取り出してみたら、何と花芽が着いていた。広い葉と同じように垂れさがっていたので気づかなかった。大きなつぼみが膨らんでいて、うちに来てから初めての花だ。もうワクワクして早速店内に飾る。
 閉店しても今日搬入されたえびねと奥地蘭をパソコンに入力する仕事が残っている。遅くなったがこれだけはやっておかないといけない。HPに載せるのはまた明日。本当に忙しい一日だった。


2018年3月25日(日)
 気温が上がって東京は桜が満開。そのせいでもないだろうが、今朝は平日並みに電車が混んだ。昨日洗って外に干しておいた日光砂がいい具合に乾いている。今日は時間が無くて混合するところまでいかなかったが、単品で洗ったものが揃っていると安心だ。
 春蘭をいくつか植え替える。ものによってはネオソフロンを少し入れて試してみる。化粧砂として混合してある小粒をさらにふるって、本当に細かいのをウチョウラン用土として取り分けておく。昔取り寄せていたウチョウランの土が何年も前に製造中止になって、色々な園芸関係のものが入手しにくくなってしまった。
 阿佐ヶ谷の蘭展に行った帰りに店に寄った人に話を聞く。どこの会場に行っても同じ顔触れが集まっていて、蘭の好きな人は本当に熱心に動いている。行ってみたいと思うが、展示会の開かれる土日は店を開けなくてはならず、自宅→展示会場→店の動線が問題で、決まったところにしか行けないのがつらい。


2018年3月24日(土)
 家を出て駅に向かう時大きな桜の下を通るのだが、日に日に枝がピンクになってくる。暖かい今日はかなり咲いていてやはり今年は早いのかも。
 店で外の棚を全開にし、見やすい棚に移動したウチョウランに、2鉢だが芽が出ていた。いくつか蘭の植え替えをし、回復した天気に砂を洗って干す。


2018年3月23日(金)
 朝方まで弱い雨が残ったが、天気が回復して気温も上がった。今日はいつもより早く店に来て久しぶりに寒冷紗を開け、全面的に水やりをする。えびねは冬至芽が開いてきたので、一つづつ丁寧に土の表面に水をかける。山草類は急に緑が増して生き生きしてきた。高い棚上を脚立を使って見てみたら、去年いただいたコクランが初めて継続していた。丈夫なものと書いてあるが、今まで何故かうまくいかなかった。
 昨日の「朝・昼・晩」を読んだYさんから電話がある。えびねの冬至芽が開かない件で、やはり同じ経験があるそうだ。うちではそんな事は初めてで、花茎が葉っぱに押されて伸びられず、気づかずにいて曲がってしまった事はあるが。

 今年は昔からある「金鳥」と後から入手した「幻の金鳥」の両方に花が入っている様子。咲きはじめからじっくり見比べてみたい。

2018年3月22日(木)
 今日も午前中は霧雨が続く。結局街中ではお彼岸の一時だけ雪になっただけで、間もなく雨に変わった。しかし山の方では、積もった雪で交通が混乱する様子をテレビが伝えていた。この間までのすっかり春らしくなった陽気で、冬用タイヤからノーマルに変えた人もあったようだ。例年えびね展の時に震えるような寒い日があるが、やはりゴールデンウィークまでは何があるか分からない。冬囲いを外すのもちょっと待った!!。4時頃になってようやく空が明るくなったが、この間まで4時は暗くなる時間だった。大分日が長くなったものだ。
 えびねの棚を見ていたら、冬至芽の先が異常に膨らんでいるのがある。葉の先端がしっかり抱えていて開けないでいるのをピンセットで剥がしてやると、中はつぼみがぎっしり。2本花茎がでてしまったかと少しつぼみを引っ張り出してみたら、上に伸びられないため、中で花茎が折れ曲がってしまっていた。重なった葉の先を大きく剥いて曲がった花茎を起こしておいたが、今から真っすぐに伸びてくれるだろうか。春蘭の包皮がつぼみにくっつく品種もあるし、冬至芽の葉の重なりにも注意していないといけない。もうつぼみが見え始めたえびねが多く、「喜紫王」は早くも色づいてきた。

2018年3月21日(水)
 月曜日の夜から弱い雨が続くが、今朝家を出るときには雪が混じり始めた。すっかり真冬に逆戻りで厚いコートを着てくる。最近は開けておく店の入り口も今日は閉めたまま。昼過ぎに外に出たらこの辺りでも完全に雪になっていた。植え込みの上や車の屋根にはうっすらと雪がかぶっていたが、さすがにこちらは積もるようなことは無く、やがて雨に変わったようだ。帰る時我が家の方では少し積もっているかもしれない。
 書籍の注文があり、品物を探し出してピックアップし、集めたものを梱包する。ホームページに載せてある古書は、載っている順番に並べてあるわけではなく、本棚にあったり、箱に入っていたり、あちこちの空いている場所に重ねてあったりで、色々な注文の品を探し出してまとめるのに時間がかかる。間違いのないように何度もチェックして、HPの古書の欄を修正しておく。そのうち在庫チェックをしてHPの記載と合わせないといけないだろう。


2018年3月18日(日)
 朝上野に寄って東京香蘭会の春蘭展を見てくる。相変わらずきれいな作りで色もよく出ているし、鉢合わせもすばらしい。会員たちとおしゃべりをしてから会場を後にしたが、上野公園はいつも本当に混んでいて真っすぐに歩けない。東京は昨日の午後開花宣言が出たそうで、桜並木はすっかりお花見の準備が整っている。道路には白線で区画が出来ているし、ごみ箱も大量に設置されていて、1週間後には賑やかな花見の宴が始まるだろうが、今日はわずかに開いた花の写真を撮っている人が多い。
 12時までには店に戻って終わってしまった花を切ったり、作場に収めたり、こちらはもう花見の後だ。夕方には風が出て来た。今日はそこそこ気温が上がったが風は冷たく、明日は下り坂のようだ。


2018年3月17日(土)
 昨日の帰りは気温が下がって、雨の中寒さに震えた。今日は天気が回復してきれいな青空になったものの、空気はとても冷たい。春らしい柔かい日差しと防寒対策との兼ね合いで、何を着ていくか悩んでしまう。一旦仕舞ったブーツを又出してきた。
 東京の桜は今日か明日が開花宣言という事だが、この寒さでは今日はどうだろうか。いずれにしても今年はずい分早い。明日の朝は上野公園に行くから、ほころび始めた桜が見られるかもしれない。我が家の近所ではまだ全く咲きそうもないが。
 春蘭も外の気温で作っているところは今からが本番で、「そろそろ咲いたか?」と一花好きのIさんが寄ってくれる。ここは何でも早く咲くから、残念!もうすっかり花が終わってしまって、中国春蘭一花は「端秀荷」、「翠蓋」くらいしか残ってない。何しろえびねが伸びて「御蔵紫天」「喜紫王」はつぼみが出てきてしまった。まだ小さいのもあるから一律ではないが。
 午後からKさんが展示品を下げに来て、その後時間一杯春蘭の植え替えをする。明日は展示会を見てから昼までには店に来ます。ゆっくりとお出かけください。


2018年3月16日(金)
 午前中から細かい雨になり、日が出ない分気温が下がった。蘭を引き取りに来た人など、何人かが寄ってくれる。発送があって荷造りし、送った後はのんびり。
 明日明後日は上野東照宮で春蘭展。土曜日は午後からなので、日曜日の朝寄ってくるつもりだ。


2018年3月15日(木)
 今日も20℃超えで上着が要らない。外の山草に緑が急に見えてきて、枯れた葉を取り除いたり、植え替えたり、受皿も洗って手入れをしておく。あちこちが生き生きしてきた。通路の雑草も伸びてきてこちらの緑はありがたくないが、草取りをする。
 えびね関係のお客さんが急に顔を見せるようになったり、何本も電話がかかってきたり。冬至芽が伸びてくると、えびねファンはそわそわしてくるようだ。それでも売約の春蘭の引き取りや発送など、店内の仕事はまだまだ春蘭だ。
 午後になって風が強くなった。


2018年3月14日(水)
 20℃に届く暖かさ。一気に春の到来だ。外にいた方が気持ちよくて、まず山草類の手入れをする。ウチョウランも見やすい棚に移して、たっぷりと水をやる。
 注文した鹿沼土が配達されて、大きな段ボール箱が5つ。箱を開けて一袋づつ物置に運んで積んでいく。全部積み終わって箱を畳んで縛ったら、一日の仕事が終わったような気になった。
 今週に入ってからの暖かさで、展示品の蓮弁蘭「翡翠」が開いていた。今流行りのまん丸い花ではないが、澄んだ緑と淡い舌点がとても上品。これが中々殖えないのだそうだ。ニオイエビネが一つ蕾が見えてきた。ニオイは大体太い冬至芽がぐーんと伸びている。あまり早く咲かないでほしいが、伸びるのを止めるのは難しい。「白妙」が今年はヤッコで出ているし、えびねはどれも育ちは良さそう。
 棚下で作っていたシンビジウムの原種に花芽がついていた。分けていただいてから3年目で初めての花だ。早速店内に飾る。新しい花が咲く楽しみに、土を運んだ腰の痛みも治ってしまったようだ。


2018年3月11日(日)
 昼頃から久しぶりに陽射しに恵まれた。外の寒冷紗を開けて日光を採り、水を遣る。中の作場はまだ湿っているので、活力剤の散布だけにしておく。外の山草は緑が生き生きとしてきたものを店内に入れる。
 お客さんが途切れたところで、奥地蘭の写真を撮ってHPに載せる。夕方展示品を持ってきてくれた人がいて、定休日明けに撮影したい。発送も済ませて今日はバタバタだった。


2018年3月10日(土)
 寒い一日。発送や発注など色々な用事があって、撮影が最後まで終わらなかった。出来たものだけHPに載せる。


2018年3月9日(金)
 夕べの雨は猛烈な勢いで、場所によっては避難勧告が出るほどだった。朝出かける頃はほとんど止んできたが、低気圧が過ぎてもどんよりとした天気のままだった。
 春蘭、奥地蘭が大分くたびれてきたと思ったら、今日新しい奥地蘭が搬入された。無加温の国内栽培品だから丁度咲いてきたところ。花が終わった品種を下げて、元気がいいのと入れ替える。今日はパソコンに入力して、HPにリストだけ載せる。明日できたら撮影して写真も載せたい。
 洗ってある混合砂をたくさん買って行ったお客さんがいて、天気が回復したら又砂作り作業が待っている。寒さがいくらか和らいで少し楽になった。園芸JAPAN4月号が入荷。


2018年3月8日(木)
 朝から雨。何度目かの低気圧が近づいていて、関東は今晩から明日にかけて荒れるらしい。今日はまるっきり冬に戻ったような寒さになり、しっかり着込んできた。このところ天気の変化が激しくてついていくのが大変だ。
 久しぶりの人が来てくれて、色々な話をする。注文の発送があり、梱包をする。暖かくなったら砂を作ったり植え替えたりすることはたくさんあるのだが、今日は止めておく。


2018年3月7日(水)
 どんよりとして又寒さがぶり返した。明日はもっと冷え込むらしいから、まだ冬ものは必要だ。休み中に山草を少し仕入れてきたのを値段つけ。まだ花が咲いているものは少なかったから、もう少ししたら又行かなくては。うちは何でも早く咲いて、春蘭はピークを過ぎてきた。そこで少し花付きの色を添えたい。
 頼んだ蘭や注文したハイアトニックが到着し、発送もあり、休み明けはメールのやり取りもたくさんあって、大部分を店内で過ごす。


2018年3月4日(日)
 朝早く出て新橋に。日本中国蘭協会の展示会を見せてもらう。「きょうのショット!」に載せた豆弁蘭複色花が話題になっていた。交配種を1株持って来て、春蘭2018に追加する。聞くところによると四季蘭系の交配らしく一茎多花。新葉がきれいで桃花が11月頃咲く。先に入った2株が売れてしまったので、1株持ってきた。知ってる顔に何人も出会ってゆっくりしたいが、店を開けなくてはならないから急いで会場を後にする。店の方にも何人か寄ってくれて、荷造りもあり、中々忙しかった。
 今日の東京は21℃まで上がり、薄手のコートも邪魔になるくらい暖かい。明日から天気が崩れて雨になるらしいので、干してあった砂を取り込む。


2018年3月3日(土)
 ひな祭りに相応しい上々の天気。もう春といった感じだが電車の中はくしゃみをしている人がたくさんいて、花粉の季節でもある。
 先ず全面的に水やり。外の山草棚では雪割草が咲いていた。水をやったついでに、次の混合砂作りのために鹿沼土を洗って干す。これから植え替えがピークになるし買っていく人もいるので、いくらあっても足りなくなる。
 この土日は新橋華僑会館の春蘭展。Wさんが行ってきたと言って帰りに寄る。白石も明日の朝新橋に直行し、昼までには店に戻ります。


2018年3月2日(金)
 今日も二桁の気温ですっかり春らしくなった。外の寒冷紗を開けて、脚立に乗らないと見えない一番上の山草棚を子細に見る。若い緑が見えてきて飾れるようになった鉢を、少し中に入れる。
 春蘭展は一応3月25日までとなっているが、花が終わってきたものがいくつかあって、花を切って作場に戻す。丁度春蘭鉢を買いに来た人がいて、並べる場所が無くて仕舞ってあった小柴鉢を出してきて棚に並べる。全く外の環境で栽培している人は、やっとこれから花が咲くというタイミングだが、ここは1月から咲き始めているから、中国春蘭はもう終盤になってきた。


2018年3月1日(木)
 早朝までは強い雨が音を立てていたが、低気圧は急速に通り過ぎて、家を出る時間には陽が射してきた。洗われたような青空。風がなく、空気はしっとりして暖かい。東京は20℃を超え、3月らしい春の陽気になる。
 関東では幸い通勤通学、受験への影響は無くて済んだが、低気圧は北上して北海道では猛吹雪の恐れという。毎年春になるための通過儀礼のように、この時期嵐がやってくる。
 ほどよい間隔でお客さんが来て、合間はできる限り植え替えをする。寒蘭に比べて春蘭の植え替えは時間が短くて済むので捗る。ここ何日かで一気にやってしまいたい。


2018年2月28日(水)
 定休日の月曜日、土筆窯、稲木清宏作陶展を見てきた。最終日になってようやく時間が取れ、1年振りの鎌倉だ。鉢もあるが色々な焼き物があってとても面白い。
 今日は春らしい気温になった。日中は寒冷紗など開けられるだけ開けておく。外に水をやっていたら雪割草が一つ咲いていた。山草の鉢で小さな新葉が見えてきたのもあり、これからが楽しみ。寒くないので出来るだけ春蘭の植え替えをする。
 ところが今晩から低気圧がやってきて、明日の朝は台風並みの強風が吹くらしい。20℃近くまで上がるそうで、春一番の予報。飛びそうなものは仕舞って帰る必要がある。交通にも影響が予想されていて、スマホに情報が入ってくる。どんな事になるか気がかりだ。


2018年2月25日(日)
 曇りがちで天気は下り坂。又寒くなってきた。外では砂を混ぜる作業がやりにくくて、店内の床に持ち込む。焼き赤玉は乾きが悪くてもう少し干したいが、片付けなくてはならないので、化粧砂を作って袋詰めする。
 店の中は暖かいので、早くに咲いた花はここへきて急に終わってきた。今日は「雲上童子」を株分けする。


2018年2月24日(土)
 上天気で暖かい。昨日洗って干したまま帰った砂がよく乾いている。今日は別種を洗って干す。蘭の発送があって梱包する。明日は混合砂を作れるだろう。
 夕方若いGoさんが来る。意欲的で研究熱心なのに感心する。


2018年2月23日(金)
 出て来るときは細かい雨が残っていたが、予報通り午後から回復した。気温もそこそこ上がって色々な人が寄ってくれる。土を買いにきた人がいて、気がついたら売り物用の化粧砂が無くなっている。すぐに小粒の用土を洗って干す。極端な寒さにためらっていた水やりもする。


2018年2月22日(木)
 一日中細かい雨。朝は少し雪交じりのようだった。とに角寒い。売約の蘭を取りに来た人やいつもの人が寄っていったくらいで、エアコンをつけてのんびり過ごす。もう1ヶ月以上咲かせたピアナン白花をようやく切った。最後まで花型が変わらず、これは大した個体だと思う。昨日口を開け始めた「雲上童子」が、夕方にはしっかり決まってきた。以前に咲いたのより花は小さいが、やはりスターの風格。
 こう寒くては植え替えをしようという気になれない。この寒さが通り過ぎたら本格的に始めよう。


2018年2月21日(水)
 月火にかけて雪の予報が出ていたのがいい方に外れた。昨日は文句のない晴天で気温が二桁まで上がり、すっかり春の前触れ。一転曇りがちの今日は寒さが戻って7℃くらいまでしか上がらない。三寒四温とまではいかないが、それでも庭では福寿草が咲いているし、貝母の芽がぞろっと出ている。すっかり日が長くなってきた。
 店に来たら「雲上童子」が開いていた。さすがにまん丸の可愛らしさ。遅れていた「端秀荷」、「翠蓋」、「西神梅」なども笑い始めた。早くに咲いたイトランは少々くたびれてきて、そろそろ選手交代。
 春蘭展の季節だが、土筆窯の稲木清宏作陶展も今日から鎌倉小町通りで開かれる。鎌倉駅から小町通りを鶴岡八幡宮に向かって左側、ギャラリー ユー。2月21日から26日(月)、10時から6時までだが、最終日は午後2時まで。鎌倉散策も兼ねていかがですか。


2018年2月18日(日)
 青空はすばらしいが、ブルブルの冷え込みになった。昨日の帰りは駅まで行く間に身体が冷え切ってしまうほどの寒さだった。今日はやむを得ず鉢を開けたものを植えた以外は、暖かくして店内で過ごす。お客さんが名前の分からない中国春蘭を「秦梅」と比べてみたいと持ってきたが、置いといて色々な人に見てもらおうということになった。毎年何かしら「これは何でしょう?」が出る。
 明日から明後日にかけて天気が崩れ、又雪になるかも。どうかこれで最後にしてほしい。


2018年2月17日(土)
 昨日は早く閉めて東京ドームへ。相変わらず知った顔に何人も出会う。外は寒くて中はとても暖かく、脱いだコートが邪魔になる。いつも東洋蘭の決まったところだけ見て帰るから、少し違う方面も見ようと思って、普段行かない方も歩いたが、とても全部見る時間がない。結局見たのはほんの一部ということにになってしまった。
 今日は発送がいくつかあって、朝最初に梱包をする。これを終わらせてヤマト運輸に電話し、やっと安心して他の用事ができる。植え込む蘭があって、根をむき出しにして準備している間にお客さんが来て、気になりながらも夕方やっと植えられた。
 昨夜帰ってオリンピックのフィギュアスケートをテレビで見た。今日のフリーはパソコンで速報を見て、金銀を取った事が分かっているから、夜はハラハラしないで見ていられる。夕方から風が出てかなり寒くなってきた。


2018年2月16日(金)
 明日から東京ドームの世界らん展が始まる。今日は6時からの内覧会に行くので、5時少し前に店を閉めさせていただきます。


2018年2月15日(木)
 昨日は神代植物公園の芳華会春蘭展へ。久しぶりに「観梅」と「鳴砂山」を見せてもらった。
 今日の東京は日中15℃まで気温が上がり、風もなく日向は室内より暖かい。外の作場も寒冷紗を全開にし、店の入り口の戸も開けておく。
 趣味の会の展示会中は大体こちらは暇な事が多いが、売約の品を取りに来る人などがいて、何人かが寄ってくれる。閉店までおしゃべりをしてのんびりしてしまった。こんな陽気だとどんどん植え替えをしたいが、この暖かさは長続きしないで又寒さが来るらしい。
 オリンピックのメダルがいくつも取れるようになって、楽しみになってきた。


2018年2月12日(月)
 三連休の最終日。昨日の暖かさから一気に寒くなって、コートを通して冷えが伝わってくる。昨日洗って外に干して帰った砂が、凍ったのか表面に塊ができていた。風もあって良く乾燥し、早速混合砂を作る。自家用の大きな容器に、洗った混合砂が一杯になっていると安心感がある。そのままいくつか植え替えをし、全面的に水やりをする。
 今週は火・水が定休日です。


2018年2月11日(日)
 昨日の帰りはやっぱり降られた。世田谷では降ってなかったが電車を下りたら雨。天気は西から変わるのを実感した。
 今日の暖かさは予報通りで、手袋もマフラーも要らない。砂を洗うチャンスとばかり、朝真っ先に砂の袋やバケツ、ザルなどを用意する。しかし、お湯も沸かさないうちに、Iさんが頼んであった蘭を持ってきてくれて、いそいそとこれを株分けしたり、植え込んだり。そのうちお客さんや次々と電話、様々な対応で、砂を洗う時間がない。色々な事が一段落したらもう4時になっていた。遅くなったがそれから砂を洗って干す。混合する他の仲間はこの間洗ってあるので、これが乾けば又たっぷりと作れる。こんなに暖かいと次々と植え替えたくなるが、この後又寒くなるらしいからもう少し様子見だ。大分日が長くなってきた。
 今週神代植物公園で芳華会の春蘭展が開かれる。通常は火曜日から日曜日までが会期だが、たまたま月曜日が休日なので植物園は火曜日が休園となる。そこで1日ずれ込んで、火曜日搬入、水曜日から日曜日まで春蘭展となるからお間違えなく。当店も同様で明日は営業し、今週は火水が休みになります。
 その他の展示会の予定も出揃ってきたので一気にお知らせする。


★2月14日(水)から2月18日(日)まで神代植物公園で芳華会の春蘭展。
★2月16日(金)が東京ドームの内覧会。17日(土)から23日(金)まで世界らん展。
★2月24日・25日(土日)が熊谷市緑化センターで、北関東中国奥地蘭愛好会の中国奥地蘭展。
★3月3日・4日(土日)が新橋華僑会館で、日本中国蘭協会の展示会。
★3月6日(火)から12日(日)まで日中友好会館で奥地の蘭協会の展示会。


しばらくは楽しく、忙しい日が続く。


2018年2月10日(土)
 予報ほどには暖かく感じない。何度か店内のエアコンをつける。問い合わせのメールに途中まで返事を書きながら、他の用事があれこれ挟まって、返信できたのは夕方になってしまう。
 1月から咲いている蘭はそろそろ終わってきたのがあって、少し花を切る。帰りは雨になるかもしれないと言われたが、傘を忘れた。濡れずに帰れるといいが。


2018年2月9日(金)
 週末は暖かくなるという前触れか、昨日までの冷え込みが幾分弱まった。風がなく穏やかなので、一斉に蘭の消毒をする。昨日は「園芸JAPAN」、今日は「趣味の山野草」がそれぞれ3月号を送ってきた。趣味の山野草には、すずき園芸の杭州寒蘭が掲載されている。
 朝、家の中に入れておいた中国春蘭の花芽が、黒くなってしまったという相談で来た人がいる。自分では今までそういう経験が無かったが、今年「知足素梅」の蕾が黒くなって切ってしまうという事が起こった。後から来た人とそんな話をしたら、以前に家の中に取り込んで全部黒くなったという話を聞いた。何が作用したのか原因が分からない。今店では普通に店内で咲かせるが、黒くなったのは1鉢だけで、後は全部きれいに咲いている。店の中は暖かく、結構乾くのでせっせと水をやっている。


2018年2月8日(木)
 相変わらず寒い。今度の日曜日は一気に気温が高くなるらしいから、もう少しの辛抱か。「端秀荷」など遅咲きのタイプはまだつぼみが固く、1月に咲いた品種とは大分差がある。展示会に出品する人は、気を揉んでいる事だろう。
 撮影が一段落したので、ポツポツと植え替えをする。砂を洗うのはもう少し暖かくなってからにしよう。


2018年2月7日(水)
 ピカピカの青空なのに空気がとても冷たい。ニュースでやっている北陸の大雪は恐ろしいほどで、生活に大きな障害があるだけでなく命がけだ。東京で寒いなどと言ってはバチがあたるが、寒いものは寒い。待ったなしで植え替えるものが少しあって作場で水を使うと、手が冷たくなってくる。発送の荷造りをして出した後、奥地蘭の残りを撮影する。撮影中はエアコンをつけられないので、冷えてくると休憩して暖房をつけ、又切って撮影の繰り返し。一応HPに載せた。寒気が居座ってしまって、しばらく強い冷え込みが続くらしい。
 来週の火曜日から神代植物園の春蘭展が始まる。これが先駆けで、その後東京ドーム、日中友好会館、熊谷、新橋と続く。いよいよ忙しいシーズンだ。


2018年2月4日(日)
 予報通り少し寒さが緩み、定休日前でもあるし、日中お客さんの合間に全面的に水やりをする。強い冷え込みの時には閉店後というわけにはいかず、開店時間中に水をやれるかはタイミング次第。途切れ途切れになったが、これを片付けると一仕事終えた気がする。
 何年も花が咲かなかった「雲上童子」を、花着きのいい作場環境のWさんに預けてしばらく作ってもらった。それを今日蕾をつけて持って来てくれる。全くの外の気温なのでまだ本当に小さい花芽だが、店内に入れておけば少し早まるだろう。
 夕方から新着奥地蘭の写真を撮り、いくつかHPに載せる。色々な用事があって、中々終わりまで辿り着かない。撮影の間は暖房をつけられないので、日が落ちたらさすがに冷えてきた。明日から又強い寒気がやってくるらしい。今日は立春だが、本格的な春はまだ遠い。


2018年2月3日(土)
 展示会といっても前から咲いたものはどんどん飾っているし、後から追加していく方式なので、会期をきっちりと区切っているわけではないが、「何日からですか」と聞かれるものだから一応2月3日からということで案内状を出した。というわけで今日が春蘭展の初日。
 朝発送の荷造りがあるので早めに来たつもりだが、お客さんに先を越された。大慌てであちこち開けてお湯を沸かし、開店の準備をする。昨日机の上に、箱と送る蘭、伝票などを用意して帰ったので、すぐに梱包を済ませ、ヤマト運輸に電話。寒冷地に送るため、週間予報で寒波がいくらか収まる土日に発送、配達できるように予定を立てた。月曜日から又1週間強い冷え込みが来るというから、スムーズに届く事を祈るのみ。
 その後はずっとお客さんが来て、中々撮影をする時間がない。そのうち、作場で花芽を見落としていたのを2鉢見つけ、店内に入れる。イトラン素心の「白楽天」が、実に久しぶりに花が着いていた。店内は作場よりは暖かいので、すぐに開くだろう。
 閉店時間になって撮影開始。一つの鉢を撮るのに何枚もシャッターを押して、やっと何とか使えそうな写真になる。写したのを全部チェックするからそれなりに時間がかかるし、リサイズして名前をつけて保存し、HPに貼り付けてやっと1品種。早く全品種載せたいと焦るばかりだ。
 店内の蘭は結構乾いて水やりが忙しい。作場の蘭も明日は全面的にやらないといけない。


2018年2月2日(金)
 昨日の帰り道はとうとう雪になった。朝は我が家の方ではうっすらと白くなっていたが、駒澤大学駅を出ると雪が舞っているものの、積もる気配はない。昼過ぎには止んで、今回は無事に過ぎたようだ。
 店に着いて、昨日入荷した奥地蘭の撮影を始める。写真ができるとHPに載せるが、来店のお客さんもあり、中々予定通りには進まない。明日は蘭の発送があり、その合間に撮影の続きをするつもり。


2018年2月1日(木)
 昨夜は天気がいい方に変わって、皆既月食が雲に邪魔されずに見られた。明るいまん丸の月が次第に欠けていって、赤銅色の不思議な月へ変わり、また丸い月に戻る過程はすばらしい天体ショーで、滅多に出会えない光景が家にいながら見られるのだから、寒さも忘れて見入ってしまった。
 今日は一転雪になるか雨になるかといった微妙な予報で、昼過ぎから雨が降り出した。夜になって気温が下がると、雪に変わるかもしれない。雪で喜ぶのは子供だけで、最近の服を着たようなかわいい犬は、雪の上を駆け回る事などしないだろう。雪かきの大変さを思うと、「降るのはいいけど積もらないで」と願うばかりだ。
 夕方になって新着の奥地蘭が入荷した。値段をつけてパソコンに入力しただけで時間が無くなる。明日はできるだけ写真を撮りたい。


2018年1月31日(水)
 カレンダーが新しくなって早くも1月の最終日。2月4日の立春前の一番寒い時期だ。明日の予報は雨か雪か微妙だが、金曜日は雪になりそう。この間降った雪を端に寄せておいたところは、まだわずかに雪が残っているところもある。今度は積もるかどうか分からないが、この前の混乱が又繰り返されない事を願っている。前回と違って定休日ではないのだし。
 日曜日に投函した案内状が届いて電話をいただく。店内では奥地蘭も開きそうになっているのがいくつかある。毎日写真を撮るものがいくつも出てくる。


2018年1月28日(日)
 我が家の給湯ボイラーにつながるパイプが凍って朝はお湯が出ない事件を書いたら、お客さんがSMSでアドバイスを下さった。横浜の最低気温はマイナス2℃だったが、今朝は起きた瞬間から勢いよくお湯が出て感激。寒い地方では当然のように実践しているのだろう。方法は混合栓のレバーをお湯の方にして”ポタツ、ポタツ”と一晩中止めない事。
 子どもの頃は水道が破裂しないように、特別冷え込んだ日は細く水を出しっぱなしにしていた事を思い出した。今回水道は影響を受けなかったが、お湯が出ないのも同じ理屈のはずだった。しかしこんなしずくのような出し方でもOKだった事に驚く。本当にお客さんから教わる事が多くて、そのアドバイスのひと言を期待して書いている面もある。今回もありがとうございました。
 店内に飾ってあった最後の杭州寒蘭を、出品者が今日引き上げて行った。舌は幾分色あせてきたが、大きくて厚い花弁はぴんとしてまだまだ咲き続けそう。迫力満点の杭州寒蘭だった。お客さんの合間に展示会案内状を印刷する。途中インクが無くなってカートリッジを買いに行き、宛名面まで印刷が終わった。帰りに投函する。


2018年1月27日(土)
 昨日の閉店間際、「2018春蘭」のページに写真を掲載した。取りあえず今咲いているのだけだが、段々追加していく。そのページを更新した事を、ここに触れておくのを忘れて帰ったが、ちゃんと気づいた方がいてびっくりした。HPについては日付や曜日が違っていたり、忘れる事があって、たまにご指摘をいただくが、誠に面目ない。
 昨日の帰り道は風も出てきて、今までで一番寒いと感じた。「明日こそお湯を」と給湯ボイラーへのパイプに布を巻き、出来る限り保温したが、やはり朝はお湯が出なかった。この寒気が去らないと解決しそうもない。我が家はシベリヤか・・。
 店では次々と花が開きだした。「園芸JAPAN」の園芸店情報に、春蘭展の日程は2月3日からと出たものだから、早く展示会案内状を出さなくてはいけないが、新着の奥地蘭がまだこちらに届かない。これも大雪が関連して遅れているのだろう。案内状に載せる写真に使おうかと思って延ばしていたがもうギリギリ。早くに咲いたピアナン白花だけを入れたシンプルなものになった。明日は印刷するつもり。
 来週には今年の奥地蘭が入荷するはずで、又忙しくなる。


2018年1月26日(金)
 今日の東京は最低気温がマイナス3℃。昨日よりは1度上がったとはいえ、凍る温度であるのは変わらない。朝起きてお湯が出ない事に加えて、いつも通り洗濯機を動かしたら、どこがどうなったのか水がドアから溢れて、辺りが水浸しになってしまった。昔の水を溜めて回すシンプルな方式ならそんな心配はないだろうが、何でもマイコンの最新機種のデメリットを見た気がした。水を使わない乾燥のみもできない有様。濡れた床を拭き、後でお湯が出るようになってからチャレンジすることにして洗濯は諦めた。
 駅に着くと電車が遅れていて、各駅停車のみの運行になっている。途中からどんどん混んできて、座っていても上からのしかかってくるラッシュ並みの混雑になった。9時半頃に乗るのだからピーク時はとっくに過ぎているのに、久しぶりにこんなぎゅうぎゅう詰めの電車に乗った。店に着いて入り口の鍵を開け、作場に足を入れるとほっと一息。さらに店のドアを開けて一歩入ると、暖房中かと錯覚するくらい暖かい。ビルの建物は全く環境が違っていて、ここで作っていると、花が早く咲いてしまうのは当然だと実感する。
 蓮弁蘭の「雪化粧」が咲いた。2本上がった花がどちらも一輪だが、何も手を加えなくても真っ白い花弁。舌点が淡く入ってとても上品。最近の丸くて大きくて濃い花は立派だが、弁先が尖った昔の花の気品ある姿も魅力的だ。


2018年1月25日(木)
 雲ひとつないきれいな青空だが、今朝の最低気温は−4℃。実に48年振りの低い気温だそうだ。我が家でも朝給湯器に繋がるパイプが凍ったらしく、お湯が出ない。中々経験できないほどの寒さだ。
 駒澤大学駅を出て店に来る途中、歩道に雪が残っているところが2か所あり、そこが凍ってしまってツルツル滑る。スコップの刃で懸命に氷を割っている人がいたが、雪が止んだ後すぐに雪かきをしておけば、そんな大変な事にはならなかったろう。近くのビルの高いところから水が道路に向かって噴き出していて、人だかりがして見上げている。これも寒さの仕業か。
 昨日外の作場に設置した最高最低温度計を確認すると、棚の最低気温はマイナス2℃。寒冷紗などで囲っていてもそこまで下がってしまい、置いてある鉢の土が凍っていた。瞬間的に表面が凍るくらいは問題ないはずだが、今日は最高でも4℃で、いくら冬でもこんな日は例外だろう。手元にあったプラ段で棚のサイドを塞いでみたが、気持ちの問題か。どうやって夏を涼しくするかが課題と考えていたから、東京で冬の心配をするとは思わなかった。今週一杯この寒さは続くようだ。


2018年1月24日(水)
 大雪が降った月曜日の交通は、空も道路も鉄道も大混乱して、雪に弱い東京を見せつけた。1月に20p以上も積もる事は珍しく、雪のニュースばかりになってしまったテレビを見ながら、「休みで良かった〜!」。火曜日は晴れて自宅前の雪かきに精を出す。今週は最低気温がマイナスの寒い日が続くそうで、首都高はいまだに通行止めのところがある。自分の車は冬用タイヤを履いてないので、雪が降ったら車に乗らないと決めている。
 今朝も寒いが降り注ぐ太陽が味方。湿度が低く雪かきをしてあるところはほとんど道路が乾いている。日陰で雪をどけてないところに、凍った雪が残っている程度。何年か前の大雪の時よりは、後の始末がいいと思いながら店に着いたら、入り口の通路にはまだ雪があった。雪かき用の角スコが無いので、塵取りですくって端の方に寄せ、車が入るには支障ないようになった。この陽射しで明日までには溶けるだろう。雪で急に思いついて、外の棚に設置してなかった最高最低温度計を買ってきた。早速新しく作った作場に取り付ける。
 休みの間に蓮弁蘭「雪化粧」と緑蓮弁蘭、「大富荷」が開き始めた。まだ新着の輸入品は届いてないが、大分花が出揃ってきた。


2018年1月21日(日)
 天気がいいのは今日までで、低気圧の来る明日は間違いなく雪になるらしい。白石は休みだからいいが、積もると又交通に影響が出るだろう。
 今日は即売品や展示品を持って来てくれた人が何人もいて、買って行く分の株分けをしたりで中々忙しかった。花がもう開きだした朶々香黄花、豆弁蘭黄花が売り物用。展示品はピアナン「紅牡丹」、一花の「梁渓梅」、「祥字」、「秦梅」、「粛山蔡梅素」など。中々花を見られない品種もあって、咲くのが楽しみだ。ピアナンは花が2本で、1本は開いているが持って来る時に少々乱れた。もう1本はまだつぼみなので、きちんとした状態で咲いてくれるはず。来週には新着の奥地蘭も届くと思われるので、急に忙しくなる。春蘭2018のページを急がないといけない。


2018/1/20(土)
 今日は大寒だそうだが、風が無くて穏やかだったせいか寒さはそれほどとは思えない。SさんやOさんが寄って午前中は一緒にのんびり。昼から中の作場の水やりをする。その後はパソコンの前での作業。この間から時間がある時にやっている調べものの続きをして一応きりがついた。次は展示会の案内状を作らないといけない。


2018年1月19日(金)
 昨日ほどの暖かさではないが、今日はまだ大分楽。来週になると又第一級の寒波がやってくるそうで、東京でも雪が降るかもしれないという。春の前触れを感じたのもつかの間の事らしい。
 植え替えが色々あって作場にいる時間が長かったが、それほど冷たく感じないので仕事がはかどる。展示してくれていた日本春蘭や韓国春蘭の柄物、風蘭の大株等を下げにきて、窓辺の一角が寂しくなった。花の咲いている鉢や苔を飾って展示を入れ替える。
 店内は暖房をしていなくても割合暖かいので、中に入れると花がどんどん咲いてしまう。しかしわざわざ寒くするのも人間にはつらい。


2018年1月18日(木)
 昨日帰る頃には本降りになり、一晩中雨。朝には止んでいたが道路は濡れていて、空気がしっとりしている。いいお湿りになった。日中は気温が上がって4月の陽気。寒くないので外の作場の寒冷紗を開け、水をやる。
 売約の杭州を引き取りにきた人がいてしばらくおしゃべり。午後から又砂を洗って干す。せっせと植え替えを始めたので、次の混合砂の準備を始める
 蓮弁蘭の植え替え依頼があって、大きな鉢一杯の株を開ける。根がぎっしりで、ゴムハンマーでしばらく叩いてようやく抜けた。鉢の形に根が固まっているのを、1本づつほぐしていく。売り物用に小分けしたのも作って植え込んだ。


2018年1月17日(水)
 熱帯環境植物館に展示してあった蘭を受け取るため、定休日だったが月曜日の朝店に出て来た。運び込んだ蘭や花台を取りあえず店内に置いて、折角だからと世田谷ボロ市に何年ぶりかで出かけた。ずっと続いた寒波が一段落して多くの人が繰り出したのだろう。世田谷線も満員だったし、ボロ市通りは品物を見るどころではなく、流れに従って歩くのが精いっぱい。食べ物屋さんのところは行列で、行った時間帯が混雑のピークだったのかも。園芸のところを見て、店を出している蘭万園の有賀さんと話をして帰る。混雑するイベントに出かけたのは久しぶりだった。
 今日は午後から雨という下り坂の天気。ずっとカラカラ上天気だったから、時にはお湿りが必要だ。店に着いてすぐ、店内の床に並べておいた蘭の片付けにかかる。花台を元に戻して、一角は全面的にやり直しになった。杭州は植え替えて作場に戻す。まだ数鉢は花を切らずに残してあるが、杭州の花もちのいいのには今更ながら驚く。
 休み中にピアナン白花が開いていた。その他朶々香、イトランなどもいくつか咲いているし、棚は春蘭に切り替わった。このところ蘭の出入りが多かったので、作場を全面的に消毒する。帰りは完全な雨になった。


2018年1月14日(日)
 最強の寒波がトップニュースという日が続いている。東京は晴れて寒い日が続く。作りかけた混合砂を早く終わらせたいので、道具を持ち込んで店内で作業をする。販売用を袋詰めし、自家用の分を大きな容器に入れて、干していたザルやふるい、コンテナ等を片付ける。細かい土がこぼれて汚れてしまったので、掃除機をかけた後水拭きをしてやっとすっきりした。
 年始の顔合わせで来られるお客さんが多い。展示品を持って来てくれる人もいて、今日は杭州寒蘭のボリュームのある紅サラサがやってきた。自前ので残っているのは、そろそろ花を切って仕舞おうとしているが、まだまだ元気な株は春蘭が並んだ中で存在感を発揮している。
 明日、明後日は世田谷ボロ市。明日は展示してあった蘭を受け取るために店に来る必要があって、せっかく来るならついでにとも思うが、この寒さにはめげそう。


2018年1月13日(土)
 朝からまず砂を洗って干す。混合砂を作るための単品は一応揃ったので、取りあえず今日使う分を急いで混合する。春蘭系の花芽つきを探したら、朶々香や蓮弁蘭など色々なものに花芽が見つかった。この間全部探したつもりの一花でも、まだ花が着いているのがあって、植え替えて店内に入れる。今一花で花があるのは、「西神梅」、「老代梅」、「冠姚梅」、「大富荷」、「四喜蝶」、「丙氏素」、「西湖梅」、「江南笑春」、「端秀荷」、「賀神梅」、「竜字」、「知足素梅」、「逸品」、「大翠」、「珍珠仙」など。春剣蘭の「飛天」にもつぼみがついていた。棚がすっかり春蘭になって、隅に固まっている遅咲きの杭州寒蘭を片付けないといけないが、作場の整理が中々できないでいる。


2018年1月12日(金)
 新潟では大雪で信越線が立ち往生し、乗客が車内に閉じ込められているニュースをやっていた。センター試験が近いから交通を心配している人も多いだろう。本当に大変な寒波の影響だ。東京は寒さは厳しいが、天気がいいのは助かる。湿度が極端に低くて、外に置いてある植物はすぐにカラカラになる。冷たいが日中に水やりをする。
 昨日店内に入れたつぼみが着いた春蘭を、株分けして植え替える。用土を作るのが間に合わず、売り物用の混合砂を開けて使ったので、その補充分を又作っておかなくてはならない。
 ずっと座る暇もなく外や隣の作場で作業をしていたが、寒いのでこの時期店の戸を閉めている。ビルの中は気密性が高く、外にいると電話の音が聞こえない事がある。駆けつけて受話器を取ろうとして切れてしまう事が何度かあったので、その後植え替えの時も間のドアを開けっ放しにすることにした。夕方パソコンの作業になってようやく身体が暖まった。


2018年1月11日(木)
 火曜日の午後は桜が咲く頃の陽気になった。そんなのは関東だけで、九州でも雪が降ったとニュースでやっていた。日本列島全体が強い寒気に覆われているようだ。関東も暖かかったのは1日だけで、今日も冷え込んでいる。寒いが土を洗う必要があって、外で洗って干す。杭州をいくつか植え替えて作に入る。
 記録を調べるため、古い伝票やノートをひっくり返してパソコンに入力する。どれだけかかるか分からないが、時間がある時にコツコツ整理していくつもり。
 電話が色々かかってきて、もう春蘭の用意をしないといけない。花芽がついたのを取りあえず店内に入れる。明日はその準備に忙しい。
 「園芸JAPAN」2月号と「趣味の山野草」2月号が入荷。


2018年1月8日(月)
 朝からどんよりとしていつ降り出してもおかしくない。その前に終わらせようと土を洗う。外に干した途端に降ってきたので、作場に取り込む。いくつか植え替えをしたが、本格的な植え替えシーズンまでにたくさんの混合砂を作る必要がある。どうせ使うのだから手が冷たくない季節にたっぷりと作っておけばいいのだが、単体の土を大量にストックする物置、洗ったり干したりする作業スペース、混合した後の用土を保管する広い場所がない。仕方なく必要に応じて作っては植え替えるという方法を取っている。便利すぎる都会の悩み。
 白いつぼみが伸びて期待が膨らむピアナン白花は、株分けでスリムになってしまった。今まで中々分けるチャンスが無かったが、株の出来が良くて、花が2本分けやすいように上がったのが幸か不幸か。1本の花は残ったが、次の花は当分期待できないだろう。


2018年1月7日(日)
 天気はいいが寒い。寒いが用土を洗う必要があって、少しだけ洗って干す。植え替えを始めると混合砂が足りなくなって、来週からは又砂作りだ。春蘭の花の着いた部分を株分けしたり、杭州寒蘭を植え替えて作場に収めたりと、新しい用土も必要になるし、処分する古い土も溜まってくる。
 作場の植物育成灯を増やした効果か、何年振りかで花がきた鉢がいくつかある。栽培が難しいピアナンの中で、これだけは出来ているピアナン白花も花が2本着いたし、イトランの「春宵」も3本つぼみが上がっている。夕方預かっていた杭州寒蘭を下げて棚が一気に空いた。蕾が伸びてきた中国春蘭もあるので、明日は棚を掃除して春蘭モードに切り替えよう。但し店内に入れると早く咲いてしまうので、作場に置いてあった方がいいものもある。様子を見ながら。
 明日は休日の月曜日なので営業し、今週は火・水が休みになります。


2018年1月6日(土)
 夜中に震度4の地震。昨日は日中緊急地震速報が出たのに空振りだったが、夜中のはいきなりだった。これほどまともに揺れたのは久しぶりだ。今日はすっきりと晴れて暖かい日差しに恵まれ、冷え込みが一段落する。
 昨日の帰りの電車はガラガラだったし、今朝も空いていた。まだ学校が始まっていないせいもあるが、後半の三連休があって、会社の本格始動は来週の火曜日からという事になるのだろう。ずい分豪華な正月休みだ。朝包装用品など店の買い物が色々あり、三軒茶屋の専門店に寄って来たので少し遅く店に着く。
 終わってきた杭州の花を切って植え替える。今回初めて取り寄せた黒玉土を化粧土に使ってみる。土佐の黒玉とは全く別物だが、使っている人から教えてもらったもの。何でも試してみないと。
 「黄玉山」もようやく今日花を切った。11月9日には開き始めたから、何と2ヶ月近くも咲かせてしまった事になる。趣味家ならとっくに切っているだろうが、いつも酷使してしまうから殖えないのだろう。2ヶ月経っても形が崩れず、捧心の白さが残っているのはさすが。瞬間芸ではない実力を見せつけている。
 杭州寒蘭2007Cに載せた品は明日の夕方下げてしまうので、そこでおしまいになる。もし気にしている品があれば、それまでにご連絡を。


2018年1月5日(金)
新年おめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします
 今日から2018年の営業がスタートした。年末からずっと雲ひとつ無い眩しい青空が続いていたが、今日は太陽は顔を見せない。日本海側だけでなく、太平洋側も雪が降るかもしれないと言っていたが、何とかそれは免れたらしい。それでも東京の最高気温は6℃くらいで、寒い寒い仕事始めになった。
 3日に蘭を展示している熱帯環境植物館に行き、その後取り寄せた黒玉土を車で店に運んだ。その時ひどく乾いていた鉢にだけ水をやっておいたが、ずっと好天続きだったので、今日はまず水やりをする。朝外で水をやっていたら、早くも横浜のKさんが一番乗り。
 年賀状を何枚かいただいていたので、遅ればせながら今日になって印刷し、出しに行く。
 窓の前の柄物春蘭と風蘭が、新春らしい華やぎを見せている。つぼみだった朶々香朱砂系が開いていた。一方杭州寒蘭はよほど遅れて咲いたの以外は、ほとんど花が終わっている。明日からは花を切って作場に片付けよう。隣の半室内作場を全面的に並べ直して、はみ出したものは外に新設した棚に移すつもりだが、鉢を動かすと又何がどこに行ったか分からなくなるのが悩みだ。明日から又忙しくなるだろう。

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