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2017年4月30日(日)
 28日は伊東のニオイエビネ展へ。展示会初日だったが、花は丁度いいタイミング咲いていた。一度にこれほどたくさんの御蔵島産ニオイを見られるところは他にないだろう。ニオイを少し買ってもう一軒。山草などを買ってから夜になって東京へ向かった。高速道路は順調だったが、東名東京出口を出て環八に移って間もなく、ものすごい渋滞にはまってしまった。翌日から、中の2日を休むと9連休という大型連休だ。ゴールデンウィークに入らないうちの方がいいかと、平日の金曜日に出かけたのだが、前の晩から渋滞は始まっていた。信号が変わろうが10センチも動かないという状態で、帰りはすっかり遅くなった。
 29日の昨日は、前日休んだこともあって、水やりや事務処理で大忙し。HPを更新する時間がなかった。ようやく今日はお客さんとおしゃべりしたり、片付け事をしたりで少しゆっくりする。外の棚で「三楽」につぼみが膨らんでいる。山草も花が咲いているのがいくつかある。えびねが終わりに近づいているから、その後はこういうものの出番。
 杭州は後ろの枯れが目に付くようになった。新芽が動いているのだろうが、先にバックが落ちるので、株はこの時期は一番情けない。


2017年4月27日(木)
 休み明けの昨日は水をやる時間が無かったので、今日外とえびねに水を遣る。展示品のえびねは1鉢づつ棚から下ろしての水やりだから、かなり時間がかかる。作場のはホースにノズルでだが、今は花が咲いているので時間をかけて丁寧に。
 展示品の2本立ち「王冠」と「匂宮」が来た。新たにえびねの即売品が追加され、花が終わったのと交替させる。「光琳」、「金閣宝」など昔の銘品はやはりいい。棚が段々昔の名前になってきた。
 明日は店を休みにして、伊東のニオイエビネ展に行ってきます。


2,017年4月26日(水)
 月曜日に追加のえびねを持ってきた。温度がかかってない作場のものなので棚は又新鮮になった。それらをパソコンに入力し、えびねを荷造り発送する。花が咲いているえびねを送るのは大変で、ゼロリスクにするためにはかなりの手間と時間をかけなければならない。ヤマト運輸の丁寧な扱いに期待する。
 新しく並べたえびねの撮影をし、HPに反映させる。えびねはまだ入荷する予定。明後日の金曜日は伊東のニオイエビネ展に行くので、臨時休業します。


2017年4月23日(日)
 昨日の帰りは久しぶりの土砂降りだった。乾燥していたからいいお湿りになる。今日はいい天気になったが、午後から風が強くなる。
 えびねを荷造り発送。その後全面的水やりをする。ずっと展示してあったえびねは、さすがに花が終わってきた。一方店のえびねは今が見頃。ゴールデンウィークまでがピークだろう。


2017年4月22日(土)
 蘭と違ってえびねのお客さんは、えびねだけをやっている人が多い。色々な理由があるだろうが、蘭のお客さんが1年中何かと遊びに来てくれるのに対し、えびねが咲く頃になると突然現れるので、「あー今年もえびねの季節がやってきた」と実感させられる。1年振りに顔を合わせるにもかかわらずブランクを感じずに、急に去年の今頃と話がつながる。話が弾むのはやはりえびねの魅力に違いない。「小苗で買ったあの株にようやく花が着いた」だの、「今年はヤッコだから秋には2鉢になる」だとか、同じ趣味を共有するのは楽しい。
 発送の注文がいくつもあって、箱探しに動き回る。ものによって大きさがまるで違うから、えびねはこの箱と決められない。一応3種類の段ボールを注文して用意しているが、2鉢となるとどうしょうかと悩む。無駄に大きい箱だと送料が高くなるから、丁度いい大きさのために切った貼ったをすることになる。今は花が咲いているので、傷まないように気を遣う。振り返ると昔は梱包が下手だったと申し訳なく思う。経験を積んで今は少しはうまくなったのではないかと思うが、どうだろうか。
 注文メールに返信しても、メールが戻ってきてしまう一件があった。再起動したりして3回送ったが届かない。携帯メールのようなので、もしかして「パソコンからのメールを拒否する」設定になっているのではと、携帯からメールを送ったらすぐに返事が来た。一時は焦ったが良かった!。色々な事があるのも勉強。


2017年4月21日(金)
 春の天気は気まぐれだ。夏のような日が何日かあった後相応の気温に戻ったので、又薄手のコートの出番になった。天気予報を聞いてからでないと、何を着て出かけたらいいか分からない。
 えびねの撮影を始めた途端、バッテリーの充電切れ。急いでいるのにしばらく充電に時間を取られる。それでも昨日入荷した分の撮影は終わった。後は自前の分だが、これがいつも最後になる。
 毎年来てくれるお客さんが今年も顔を見せてくれる。問合せメールに返信したらもう閉店時間だ。
 昔はえびね展は曜日に関係なく4月21日からと決まっていた。温度をかけないで自然に咲かせると今が丁度見頃になる。えびねが忙しいのは、花が一度に咲いて、元気な間に写真を撮らなくてはならないから。暖かい日が続くと一日で上まで咲いてしまう。そして一気に終わるのがえびね。ゆっくり咲いてくる寒蘭、春蘭とはずい分違う。魅力的だが忙しい。


2017年4月20日(木)
 朝から撮影。九華、えびねと次々と撮る。えびねの写真はやはり一覧として出した方が、色合いの違い、花型の差が分かりやすいかと、2017えびね展のところにサムネイルとして載せた。
 午後からニオイエビネだけをやっている人が、天然ものを10鉢持って来てくれる。この分は明日パソコンに入力し、撮影する予定だ。早くから展示しているえびねは花が終わってきたのがあるので、新鮮なのと交替させないといけない。店で栽培しているえびねも一斉に咲いた。こちらも撮影が待っている。毎日遅くまでやっても終わりにならない。


2017年4月19日(水)
 朝離れた作場にえびねの様子を見に行こうと早く出て来た。ところが準備を終えて店を開けた途端に電話が何本もかかり、お客さんも見えたので、出かけるのをあきらめた。この間から毎日そう考えて早めに来ているが、結局店を空ける時間がない。えびねは一度にわーっと咲いて終わるので、お客さんも店側も本当に忙しい。
 昨日は30℃近くまで気温が上がって夏のようだった。今日も26℃という事で、休み前にはつぼみだったえびねが、一斉に咲いていた。空いた時間にせっせと撮影をしてHPに載せる。Iさんが一茎九華を持って来て、「関頂」と「程梅」を展示してくれる。ここの「華字」、「仙霞」も咲いてきた。
 この異常な暖かさと強い風で、えびねがすっかり乾いている。水を遣らなくてはと思っているうちに次々と人が来て、えびねの発送もあり、結局閉店後に水やりに追われる。暖かさに薄着で来たら、風が強くて夜になったらさすがに冷えてきた。


2017年4月16日(日)
 ポカポカ陽気で上着がいらない。朝から愛好家が来て話が弾み、久しぶりにお昼を食べる暇がない。3時ごろにようやく昼食になった。
 昭和52年にえびね業者組合展で金賞を取ったキエビネ「王冠」だが、その命名登録をした吉田岩男氏から直接バルブを分けてもらったという人が、花の入ったのを2鉢持って来てくれた。今では王冠は、「昔持っていたけれど駄目にしてしまった」とか、「王冠」で買ったけれど本物とは違うとかいう話ばかりで、命名「王冠」を入手するのは難しい。展示会に出品されているものも、花の良し悪しは別として「どうも違う」という声ばかり。どこかに昔の「王冠」が無いかという声を聞いていた。それが2年ほど前に吉田岩男氏からの本物を持っているというIさんから、1鉢分けてもらって希望者に渡した。今年その時分けた残りの株に花が入って持って来てくれたもの。
 山のキエビネが1本5円か10円という時代に、曙斑のキエビネを見つけて採ってきた人がいた。それを吉田氏が1万5千円で買い受けたものだから、その時は家庭争議になったらしい。しかし人気が上がってとうとう150万円にまでなったという。その株の分譲を申し込んでOKをもらっていたIさんだったが、あまりの人気にバルブ1個という約束がとうとうバルブ半分になり、割った切り口に灰をつけたのを入手して帰ったそうだ。その半分のバルブから育ち、何度か分けてきた「王冠」だからえびねの歴史そのもの。狂乱の頃の話を聞くのも興味深い。半分に割ったバルブでも、値段が高くて熱中している頃はうまく育つものだと感心する。
 さて2鉢の命名「王冠」をどうしようかと思ったが、そこにいたOさんが1鉢ゲット。もう1鉢はその後電話がかかってきた人に話したら、作ってみるという事になった。こういうものは出会いだから、タイミングが合わないと手に入らない。交配が盛んになった今では夢のような話だが、えびねブームの頃のエピソードに触れた一日だった。


2017年4月15日(土)
 風が強くて桜の下はピンクの絨毯のようになっている。もう葉桜で、いよいよ今年の桜もおしまいだ。
 今日からえびね展。およそ1年ぶりのマニア達が顔を見せてくれる。電話も何本もかかって、ブームの頃からみたらずい分安くなったが、好きな人は相変わらず一生懸命だ。久しぶりに遠方の人も顔を揃え、にぎやかになる。
 空いた時間は撮影をしてHPのえびねに反映させる。


2017年4月14日(金)
 朝晩と日中の気温差が激しい。天気が良くて昼間は20℃近くまで上がるが、薄いコートは手放せない。
 昨日入荷したえびねを棚に並べ、値札をつける。注文のえびねを荷造り発送し、問い合わせのメールに応える。撮影はもう少しかかりそうだ。


2017年4月13日(木)
 4月は電車が混むそうだ。新しく環境が変わって、通勤通学に慣れない人が多いのもあるし、鉄道の係員も人員が入れ替わったりしているだろう。学生はまだサボらず、真面目に学校に行くだろう。とに角ラッシュ時間帯を過ぎて電車に乗っているのに、このところ毎日混んで仕方ない。
 昨日は暖かくていい天気だったのに、帰りにちょっと遅くなって駅を出たら雨が降っていた。ほとんど濡れないような雨だったので問題なかったが、朝予報を聞いたときにはまさかと思っていた。昨日に関しては天気予報がぴたりと当たった。
 搬入されたえびねでつぼみだったものも、大分遅れていると思った店のえびねも、どんどん咲き出している。毎日様子が変わっているので、撮影が忙しい。先日搬入の分がやっと撮り終ったと思ったら、夕方になって又たくさんのえびねが入った。明日全面的に並べ替えないともう並べるところがない。店の分は作場に置いたままで見てもらうようだ。


2017年4月12日(水)
 昨日は最高気温が10℃に届かない寒い雨の一日だったが、今日は日中19℃という暖かさ。外の棚は日中覆いをすべて開けておく。山草類を見ると、色々な鉢に緑が見えてきて楽しい。ウチョウランの鉢も芽が出始めた。
 えびねの問合せで電話がかかってくる。奥地蘭は残りを下げたので、お客様展示品の春蘭数鉢を除いてすべてえびねになった。高い品種だけでなく、お手頃のお買い得品も持ってきた。まだ咲いてないものも多いが、順次紹介していく。


2017年4月9日(日)
 梅雨時みたいな天気が続いている。細かい雨が満開の桜に降って、花びらが散り始めた。
 朝砂を洗ったが、今日は全く乾く余地がない。店内に取り込んでおく。咲いているえびねの写真を撮ってHPに載せた。用意できたものから順次載せていく。店で作っている自前のえびねもどんどん花茎が伸びて色が乗ってきている。最初に「白蓮」が開き始めた。「花が入ってないかな」と思ったものも結構つぼみが見えてきている。


2017年4月8日(土)
 桜は満開になったが小雨が降って、せっかくのお花見には無情の天気。土日月と予報は残念ながらイマイチだ。
 朝少し植え込みをしたら自家用の混合砂が無くなり、売り物用の袋を開けて済ませる。昼頃には雨が止んだので、新たに用土を洗っておく。外の山草類に水をやっていたら、八重姫ショウブが咲いていた。一緒に植わっているコナラも枝先の新芽が膨らんでいて、鉢を整えて店内に飾る。隣の二輪草「ギンサカズキイチゲ」も花が開き始め、つぼみがたくさん着いていたので、いい鉢に植え替えて飾る。
 鉢や植え込み用の園芸用品を買いにくる人が多くなってきた。足りないものを袋詰めしたり、一日中バタバタする。園芸の色々な品種を楽しむ人にとって、一番ワクワクする季節だ。


2017年4月7日(金)
 結局雨は大した事なく午前中には止んだが、風はずっと強い。朝一番で郵便局に行き、失敗した葉書を交換してくる。昨日印刷した分をチェックすると、宛名の住所の隣に名簿の整理番号が印刷されてしまっている。これは筆まめで最初に印刷項目を指定する時のミス。ソフトそのものが新しいバージョンになって、何となく今までと勝手が違う。修正テープを探したが買い置きが無く、紛らわしいので2本線で消す。マンションの表示など入ってない部分は、手書きで書き加えた。まったく、時間がなくてあわててやるとろくなことは無い。何とか表裏の印刷を終え、夕方になって投函しに行く。
 今日新たなえびねが入荷した。5000円均一のは終了で、それぞれに値段をつけて棚に並べる。「青嵐」、「天上白」などのニオイ以外にも、「楊貴妃」、「太陽」、「緑雪」など多彩。HPに取りあえず品種名だけ載せる。
 今年店のえびねはまあまあ出来が良かった気がするが、冬至芽の上部の葉が開いてこないうちに中の花が伸びたのか、筒の中で花茎が曲がってしまったのがいくつか出た。後から真っすぐになったのもあるが、全部うまくいくかどうか。苗から育てて何年もかかって、大好きな「庵の月」にようやく花が入ったようだ。これも楽しみ。


2017年4月6日(木)
 20℃以上まで気温が上がり、強い風が吹きまくる。この暖かさで桜は一気に満開になったが、桜にとっては無情の風だ。もくもくとした雲が出ていて、夜には雨になる予報。この風で天気が入れ替わるようで、折り畳み傘を持ってきた。
 朝から注文の荷造りがあって作業をする。その後えびね展案内状の印刷にかかるが、半分ほど済んだところでインクがなくなってしまった。帰り道で買うと印刷は明日になってしまうから、来ていたSさんが帰ったところで、急いで店を閉めて買いに走る。買い物が終わって帰るところに電話がかかってきてしまい、やはり大丈夫じゃなかった。「ちょっと待っててください」と慌てて帰ってくる。
 印刷の続きをして宛名印刷に入ったが、誤って古い住所録を指定してしまい、最後に1枚づつチェックする。明日やり直す分が何枚か出てしまった。結局投函は明日になることに。あ〜あ・・。


2017年4月5日(水)
 今日から新学期。電車の中の人々も何となくフレッシュに見える。今週は暖かい日が続くようで、今日も20℃に達した。ためらいがちだった桜が一気に開いた感がある。
 暖かいので入り口の戸を開けておく。扇風機もつけたいが、リモコンが駄目なのかうまくいかない。外のセッコクのカバーも外した。作場の冬囲いは4月末に外す予定でもう少しそのままにしておく。様子を見ながら冬作からの切り替えが必要だ。
 朝一番でえびねの荷造りをする。用意してある一番大きな段ボール箱で高さがギリギリ。上まで咲いているものを送るのは神経を使う。これを発送した後えびね展案内状のレイアウトを作る。今年の写真は「青嵐」、「金鳥」、「白妙」、「神津竹林」の自然味あふれる4種類にした。葉書を買ってきて明日印刷にかかる。
 午後から観音素心の大株をWさんが持ってくる。これを株分けするのだが、真ん中がすっかり駄目になっているので、分けようとすると何株にも分かれてしまう。鉢から出してあっても重たいほどの大株で作るのは、いい形にするのが難しい。


2017年4月2日(日)
 陽射しは春らしいが風は冷たい。桜は見たところまだ二分咲きといったところか。
 店に着いて先ずは発送する荷物の荷造り。朝からえびね展本番かと思うくらい、1年振りのお客さんが顔を見せてくれてえびねを選んでいく。何だか遅れをとっているみたいで、早く展示会の案内状を作らないとと焦っている。荷物を出すとほっと一息。一段落したところでようやく、株分けした蓮弁蘭を植え込む。
 明日からは暖かくなるようで、今週末がお花見のピークかもしれない。


2017年4月1日(土)
 寒さがぶり返して昨日の夕方から雨になり、今日の午前中まで続いて一段と冷え込んだ。テンションが上がらないが、この忙しい時に休んだものだから、たまった仕事に追いかけられる。問い合わせの電話が何本もあり、こんな天候に来店のお客さんもいてありがたい。
 午後からえびねの撮影を始める。暖房をつけていると風で撮れないので、寒いのをがまんして撮影だけ済ませた。明日は約束の方もあるし、発送もいくつかあるので、HPに反映させる時間があるかどうか。夕方蓮弁蘭大輪「大理帝王」が入荷。超のつく大輪だが値段の方も超がついて1鉢40万円。明日こちらは写真を出せるだろう。
 植え替え予定で新聞紙に包んである蘭は、もう何日もそのままで手がつけられない。気がかりだが仕方がない。


2017年3月30日(木)
 穏やかで春らしい暖かさ。午前中に全面的に水を遣り、昨日入荷した奥地蘭とえびねを棚に並べる。蘭関係書籍のところに、新しく加わった本を載せる。
 えびねが並んでいる事を知らずに寄ったTさんが、入っていきなりの香りに驚いていた。早速えびねを選びに来た人もいて、えびねモードに突入した感があるが、先ずはその前に奥地蘭の撮影をし、HPに写真を載せる。えびねの方はまだ撮影できてないので品種名だけ載せた。植え込み予定の株がいくつかあるが、そちらも持ち越し。
 例年なら今は春蘭・奥地蘭も花が終わりで、えびねは4月に入ってから始まるはず。丁度端境期で一息つく見込みだったが、まだ見られる奥地蘭が入荷し、フライング気味のえびねが同時に来てしまって慌てる。そんな中すみませんが、明日は私用で臨時休業させていただきます。土曜日からやり残した作業に励みますのでよろしくお願いします。


2017年3月29日(水)
 朝駅に着いたらいつもと何か様子が違う。田園都市線はあざみの駅で人身事故があり、折り返し運転で途中までしか行けない事態になっていた。振り替え輸送で他の路線を使うしかないが、結局終点になっている長津田まで行って、横浜線で菊名乗り換え、副都心線で渋谷に出て、田園都市線で三軒茶屋という、大回りするコースにした。ラッシュ時は過ぎているがどこも大変な混雑。今日は約束の人がいるので早めに出て来たのだが、結局着いたのは11時を少し過ぎていた。いつもは座ったまま1本で駒澤大学駅まで来るのに。
 すぐにお客さんが来て、一日中大忙し。今日は展示品を下げたり新たに展示品を持って来たり、えびねの即売品が入荷し、奥地蘭は今までのをすべて下げて、又新たな品が入荷した。又、売り切れになっていた「蘭專ッ心録復刻版」も2部入荷した。
 店の棚は定休日前のままだったから、花が終わった春蘭を下げて場所を作ったり、混合砂を袋詰めしてコンテナを片付けたり、えびねが飾れるように急いで態勢を作る。入荷したものをパソコンに入力するところまでして、撮影は明日の仕事。
 今日入荷したえびねはどれも早咲きの品種の上、冬の間フレームを暖めていたためすでに上まで咲いている。通常の展示会にはタイミングが早すぎるため、1鉢5000円均一のサービス品。現物限りなので早めにチェックして下さい。


2017年3月26日(日)
 朝から冷たい雨。真冬に逆戻りして冬のコートを着てくる。店の中に入った途端昔からのお客さんが表現れて、開店の支度に大慌てする。植え替え用の混合砂が欲しいというので、洗ってあった生乾きの鹿沼土、日光砂、焼き赤玉、ゼオライトで混合砂を作る。雨の中蘭を下げる人がいて、いくつか棚に空きができた。もうすぐえびねに切り替わるまでの端境期で、少しの間棚が寂しいのは否めない。
 来週の金曜日(31日)は私用で申し訳ありませんが、臨時休業させていただきます。


2017年3月25日(土)
 朝一番で用土を洗って干す。明日は天気が崩れて気温も一桁になるという予報。今日のうちに出来るだけ用意を進めておく。その後植え替えをする。
 えびねのつぼみが何鉢も見え始めた。今年は花が入って無さそうでがっかりするのも中にはある。えびねについての問い合わせが急に増えた。久しぶりのお客さんの声を聞くと、えびねの魅力はやはり根強いと実感する。4月に入ったら案内状の準備を始めなければ。急に迫ってきた感があって、同時にワクワクする。


2017年3月24日(金)
 風が冷たいが、朝一番で用土を洗う。それを干してから、大株の蓮弁蘭を株分け。昨日割ったものより更に大物で、7号鉢から抜くのに手こずる。散々格闘してようやく三つに分けた。その他少し植え替えをする。
 夕方から風が強くなって、入り口の戸が音を立てている。あと1週間もすれば桜が咲くのに、まだ寒さは去らない。


2017年3月23日(木)
 気温はそこそこ高いらしいが風が冷たい。朝から何人かお客さんが来たが、蓮弁蘭の大株を植え替えのために持ってきた人がいて、ゴムハンマーで何度も叩いてようやく鉢から抜く。根が固まっているほどなのに、全く傷んでいないのには驚く。とぐろを巻いた長い根を丁寧にほぐして半分に割る。用土を買いに来た人がいて在庫が無くなった。又砂を洗っておかないと。
 毎日往復の電車の中を読書タイムにしている。重いのは困るので文庫本を中古でたくさん買ってある。今読んでいる本に、以前の持ち主が線を引いたり書き込みをしているところが何か所かある。調べたり勉強した跡だろう。どんな人が持っていたのか、何を調べていたのかと興味をそそられる。古い蘭の本を店で扱っているが、たまに赤線が引いてあったり、品種名を丸で囲んでいたりするのが見つかる事がある。蘭がとても高価だった時代、先輩が次はこれを手に入れたいと考えていたのかと、これまた興味を惹かれる。本への書き込みは単なる汚れかもしれないが、何だかつながりが感じられて面白い場合もある。


2017年3月20日(月)
 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、春分の日の今日は日中18℃という暖かさ。薄着で急に身軽になる。三連休はいい天気に恵まれて、行楽地は賑わった事だろう。
 朝から植え替えをして全面的に水やりをし、店内の床に水拭きのモップをかける。開け放しておける時にやらないと、閉めきってモップかけをすると臭いがこもる。通路の端の草取りをしたら、タンポポが一気に顔を出していた。
 今日は休日の月曜日で営業したので、今週は火・水が休みになります。ようやく春らしくなったのに明日は又寒くなるらしく、おまけに傘マーク。休みなのに残念。


2017年3月19日(日)
 朝直行で上野に行く。桜が咲く頃の陽気になって上野公園はすごい人出。まっすぐに歩けないほどの賑わいだ。半袖になっている人もいたが、桜のつぼみはまだ固い。東照宮の社務所で開かれる恒例の展示会は、日本春蘭が中心でいつもながら見事な展示。知った顔ばかりだがあまりゆっくりしてはいられず、12時までには店に着く。
 植え替えをできるだけする。つくし窯の手作りサナは残り三つになった。


2017年3月18日(土)
 暖かい日が続いて春の気配。外の山野草や植木に新芽が見えて楽しみになってきた。えびねの冬至芽はずい分伸びて、つぼみが見え始めたのもある。今年は結構太い芽できているようだ。
 植え替えをしたり水をやったり。展示会に出かけたついでに寄ってくれる人もいる。明日の日曜日は、朝上野東照宮に寄って、東京香蘭会の春蘭展を見てきます。お昼までには店に戻ります。


2017年3月17日(金)
 気温はそこそこ上がったが、日差しが無いので室内にいると寒い。植え替えをした後、消毒薬と液肥を散布する。


2017年3月16日(木)
 久しぶりに眩しい青空の中を出てきた。気温も昨日よりは大分上がって、マフラーも手袋もいらない。外の棚のネットを全部外して水をやる。植え替えもいくつかして、発送の荷造りもする。
 3時頃には一転曇ってきた。見ると一瞬パラパラときて、水を遣って外に出してあった鉢を急いで取り込む。
 お彼岸が近くなって、えびねの電話が来るようになった。春はもうそこまで。


2017年3月15日(水)
 今朝駒澤大学駅の改札口で、バーがパタンと閉まった。きちんとタッチしてなかったかと、もう一度やっても又閉まった。乗るときは何事もなく通ってきたのだが。見ると定期が切れている。8日までだったのが、その後も通常通り使えていたので気づかなかった。切れた後はパスモにチャージしてある分を使っていたのが、それも無くなったのだった。いつもバタンと閉まる人がいるのを見ると、一体どういう人なのかなと思っていたが、実はこういう人だった。定期が切れるとそこで通れなくなるならすぐに気づくが、パスモ一体型だと中々気づかない。オートチャージにしてなくて良かった。便利になると、ついうっかりに注意が必要だ。
 今日は雲が厚く真冬の寒さ。植え替えるものがいくつかあり、寒い作場で植え替えをする。Kさん、Sさんが展示していた鉢を下げにくる。その機会に花が終わりそうなのを作場に戻す。花が元気な株は段々減ってきて、春蘭展の期間を20日までとしているが、どうやらもったという感じだ。


2017年3月12日(日)
 天気はいいが空気は冷たく、中々春らしい陽気にならない。しかしすっかり日が長くなって、6時に閉める頃には、まだ空にはほんのり明るさが残っているようになった。
 今日も何人かが来てくれて、合間に土を洗ったり植え替えをしたり。この間土筆窯の個性的な手作りサナを紹介したが、すぐに欲しい人がいて在庫を取り寄せた。今日少しだが追加が手に入った。


2017年3月11日(土)
 今年もやってきた3・11。私にとっても忘れられない日だ。6年経った今も生活が元に戻ってない人たちがたくさんいる事を思うと、災害のあまりの大きさに圧倒される。せめて忘れないようにしたい。
 冷たい風が吹いて、交差点で信号待ちをしている間も震えてしまうほど。今日は外の仕事はできない。こんな寒さの中でも色々な用事で色々なお客さんが来てくれる。自宅から持ってきた春蘭を株分けして植えたり、持って来てもらった蘭を植えたり、室内でできる仕事をする。
 入荷した春蘭のうち、54)剣陽蝶が開きだしたので、写真を撮って入れ替える。


2017年3月10日(金)
 昨夜自宅で久しぶりに「すずき園芸へようこそ」を見た。家に帰って必ずHPをチェックするのは、このところすっかり怠けている。春蘭2017の写真を見たら、何と載せた写真が違っている。40)紫皇帝と41)鴬宿梅が同じ写真(鴬宿梅)になっていた。又43)蓮弁蘭緑花と44)も、つぼみの時と咲いてから撮ったのとで同一株なのだが、上書きするつもりで両方ともアップされていた。いつも前に作ったページの写真とコメントを変えて作り、最後に名前をつけて保存するのだが、うっかり上書きしてしまったのだろうか。
 しばらく前に、作業の間があくとパソコンがスリープして、そのまま起きなくなってしまうという事があった。再起動になるから作業中のファイルが困った事になっていた。そんな混乱の時だったかもしれない。
 今日店に来たら、ありがたい事に二人の方からその点についてメールをいただいていた。昨日は偶然自分でも気づいたが、本当に偶々で、知らずにいた可能性大だった。毎日帰りがけに更新するが、たまに(?)手違いがあるので、「白石さん、違ってるよ」と指摘していただくと本当にありがたい。これからもできるだけミスがないようにしたいと思います。


2017年3月9日(木)
 春らしい陽射しの気持ちのいい天気になった。外の棚の囲いを一旦全部外して水を遣る。冬の間枯れた鉢のようだった棚下のイワタバコは、ブロッコリーのようなきれいな緑が顔を出している。枯れ葉を整理すると生き返ったようだ。ウチョウランの鉢も枯れ葉を取り除いて水を遣る。昔から店では、鈴木さんの誕生日の3月8日からウチョウランの水やりと決まっていた。昨日は寒かったので、今日から本格的な水やりが始まる。作場の蘭も全面的に水やり。
 午後から入荷した奥地蘭の撮影をし、HPに載せる。国内栽培品のところに追加したのでチェックして下さい。


2017年3月8日(水)
 朝はぐっと冷え込んで、外に出ると花の奥がつんと痛い。一旦春らしくなったのに、又冬のコートに逆戻りする。
 店内の床に置いてあったコンテナの混合砂を袋詰めし、道具を片付けて掃除機をかける。すっかり花が終わった新着の奥地蘭をすべて下げて、新しく栽培品の奥地蘭が入荷した。「秀月」、「白雪姫」、「剣陽蝶」他、少し前に入った無名品が殖えて花がきたものなど、まだつぼみのもあって棚が生き返った。明日写真を撮って載せるつもり。


2017年3月5日(日)
 朝早く家を出て新橋華僑会館に直行。中国蘭展示会を見てくる。これはというのがいくつもあり、生きのいい花を見られた。11時過ぎには店に着いて、撮ってきた写真をパソコンに取り込む。最近はデジカメを持ち歩かないでスマホに頼っているが、どうもこの撮影がうまくいかない。小さな画面で見れば撮れているようだが、パソコンで見るとぶれていて使えない。スマホがケースに入っているせいで、片手でしっかりと握る事が難しいのかもしれない。便利ではあるが。今のところやはりデジカメの方がやりやすい。


2017年3月4日(土)
 今日も日中の気温が高く暖かい。この間から洗った砂を混ぜて混合砂を作る。
 明日日曜日は朝新橋に直行して、「日本中国蘭協会」の展示会を見てから店に出ます。昼までには帰っています。


2017年3月3日(金)
 ひな祭りの今日は晴れて暖かくなった。久しぶりに入り口の戸を開けておいたが、午後から少し風が出てきた。
 奥地蘭の即売品は急に花が終わってしまって、後から咲いてきた2番目の花が今元気。すっかり終わったのは花を切って作場に下げる。神代植物園にもつぼみで飾ったシンビジウムらしい1鉢は、松村鉢に入って葉も細くて小振り。小さなつぼみは可愛かったが、今日しっかり開いた。「きょうのショット!」に載せる。
 今週は日中友好会館と、土日は新橋華僑会館で奥地蘭展。新橋へは日曜日の朝行くつもりだ。


2017年3月2日(木)
 昨日帰る時にはもう雨になった。予報では夜になってからという事だったが、大分早まって降り出したので、傘を持たずに濡れて帰る人がたくさんいた。今朝は雨が止んでいたが、昼頃には又雨になる。気温は1桁で真冬の寒さというが、湿度があってそれほど寒く感じない。外にいないせいだろうが。
 作場に植物育成灯を1台増やした。取り寄せたのは少し前だが、今日取り付けに来てくれる。最初の2台を付けた時は様子見だったが、効果ありと見て少しずつ増やしていき、とうとうすべての台の上に取り付けた。大分明るくなった気がする。3月に入り、蘭の植え替えを始める。
 Windows10にしてから、長い時間パソコンに触らないでいると、スリープから覚めなくなってしまった。起こそうとするとその都度再起動になってしまい、作業中のものを最初から呼び出す事になる。いつも朝来るとすぐにパソコンをつけて、帰るまでつけっぱなしにしている。ホームページやメールの返事など、途中でお客さんが来て中断したり、色々な作業でしばらく放っておくことが多い。後から作業の続きをしようとすると、又初めからとなって困っていた。この間スリープの後電源が切れないように設定したのだが、それでもやはり駄目。今日はスリープそのものをやめてみた。これでうまくいくかしばらく様子を見る。


2017年3月1日(水)
 3月という響きにふさわしく、いくらか暖かくなった。曇りがちで明日は雨の予報だが、ほとんど雨らしい雨が降ってないから、少しお湿りが期待される。
 定休日の月曜日は久しぶりに鎌倉まで出かけて、つくし陶房の展示会を見てきた。非常に寒い日だったが、鉢だけでなくバラエティに富んだ陶芸作品が、ギャラリーの雰囲気にマッチして素敵な空間を作っていた。
 昨日の火曜日は伝統の中国奥地の蘭展・書道展を見に日中友好会館まで。忙しいと言いながら、せっかく休みの日に行けるのだから、出来るだけ見ておきたい。展示品の数は例年より少なかった気がするが、それぞれ素敵な鉢に入って丹精した作品が並ぶ。他所の展示会を見て歩くのは、気楽で楽しい。
 休み明けの今日は仕事が一杯で、発送もあり、忙しかった。小粒の砂を洗って干すための、特別目の細かいザルを探しに100均に行ったが、やはり見つからない。洗濯ネットという話も聞いたが、あまりに細かすぎて微塵が流れないのではないかと思うし、干すのはどうだろうか。この問題はすぐには解決できそうもない。
 入り口の「営業中」のプレートが風でひっくり返らないようにする問題は、大きめの輪ゴムを買ってきて取り付けた。取りあえず様子を見る。
 細かい事で何かいい方法がないかと思うことが色々あり、定休日はホームセンター巡りが恒例になっている。

2017年2月26日(日)
 今日は東京マラソン。雲ひとつない青空で風もなく、絶好の天気だ。こんな好天だとやはり用土を作ろうと、化粧砂用の小粒を洗う。鹿沼土とさつま土は微妙に大きさが違っていて、今日のさつま土は網の目からこぼれてしまいそうだ。もっと細かい網目が必要か。
 花が終わってきた春蘭、奥地蘭をいくつか下げて、新しく持ってきたものもいくつか。国内栽培品はまだこれからだから、入れ替わるまでまだ少しかかる。


2017年2月25日(土)
 陽射しはたっぷりで風は無い。気温がそれほど高くなくても、穏やかで過ごしやすいのはありがたい。午前中に全面的に水をやる。
 午後から来たWさんが、陽気がいいから植え替えを始めたと言っていたが、寒い時にはためらっていた色々な事に、ちょっと積極的になれる気がする。22日から鎌倉の小町通、ギャラリー ユーで、つくし陶房、稲木清宏作陶展をやっていて、最終日が27日月曜日。火曜日は飯田橋の日中友好会館だから、両方行くと自分の休みが無くなってしまって、もう本当に忙しいのだが、こんな天気だったらちょっと行ってみようかなという気にもなる。この時期展示会だらけで時間が足りない。


2017年2月24日(金)
 どんよりとして風が冷たい。また冬に逆戻りしたみたいだ。店内の乾いている鉢を作場に運んで水を遣る。中国春蘭一花などは、まだこれから咲いてくるのもあるが、新着の奥地蘭は花が終わってしまったのが多い。
 明日、明後日は熊谷で北関東奥地蘭愛好会の展示会が開かれる。ずっとどうしようかと迷っていたが、神奈川県の我が家からはあまりに遠くて、ちょっと見て店に戻るというわけにはいかない。暗いうちに出発しなければならないし、戻ってくるにも遅くなるから、今回は残念ながら見送ることにする。明日は通常通り営業しています。


2017年2月23日(木)
 朝は雨で風が強い。傘をさして駅まで来たら、突風でジャンプ傘が壊れてしまった。傘をすぼめる事ができなくなり、傘が開いたままでは電車に乗れないから、駅の事務室で預かってもらった。帰りに寄って引き取らないといけない。駒澤大学駅に着いたら、雨は霧雨程度になっていて、強い風に傘をささないまま歩いている人が多い。コンビニで買うつもりだったが、そのまま歩いて店に着く。雨より風のダメージの方が大きかった。風は生暖かくやはり20℃くらいになっただろう。春三番と言われている。間もなく雨は上がって明るくなった。
 この間古書籍の注文があって、たくさんの本の中から必要なものを探し出したが、普段はめったに棚卸をしないから、HPに載っていても売れてしまっているものがあるかもしれない。在庫をHPと照らし合わせて確認する。載ってないものもあったので、それらを追加する。一応実際と合うようになった。
 遅くなって久しぶりのKさんが寄る。


2017年2月22日(水)
 寒暖の差が激しくて、20℃くらいから10℃くらいまで、日替わりで変化する。昨日今日は寒い方。月曜日は春二番などと言われたが、明日はまた春三番とも言われている。本格的な春になるための、毎年の儀式のようなものだ。休み明けは外の植物がすっかり乾いていて、まず水を遣る。
 注文の蘭を持って来てくれて、送る準備をする。


2017年2月19日(日)
 昨日の失われたメールは、再送していただいて無事に連絡がつき、注文の品を発送できた。よかった!
 空気は大変冷たいが、青空が広がって日差しは春めいている。全く雨が降らず、傘をさして歩いたのはずい分前だった気がする。その分鉢は乾いて、うっかりすると水切れしてしまう。
 奥地蘭の即売品で、つぼみだった26)豆弁蘭三芯蕊蝶が開きだしたので写真を入れ替える。


2017年2月18日(土)
 暖かかった昨日より一気に10度近く下がった。しかし風がないのでそれほど寒さは感じない。
 メールのやり取りや発送などが色々あった他、来店のお客様の対応もあり、一日中バタバタしていた。いつもパソコンをつけっぱなしにしているが、今日はなぜかしばらく放置すると電源が切れてしまう。復帰しないで又起動からやり直しになり、作業中のものが消えてしまう。そんな事を何度も繰り返していた。途中メールをいただいている事に気づいたが、一段落してからとそのままにしていた。色々終わってからメールを探したが、それらしいのが見つからない。大事なメールは専用のフォルダに入れているが、どこを探しても無い。さっき見たのは幻だったか。狐につままれた気分だ。丁度やり取りがある時だったので、今日メールを下さって返信が無いという方は、もう一度送ってください。すみませんがよろしくお願いします。


2017年2月17日(金)
 関東地方は春一番が吹いて気温が上がった。部屋の中はそれほどでもないが、外に出た方が暖かい。作場の水やり、昨日洗った土の整理などをする。荷造り発送がいくつかあって、梱包作業に追われる。


2017年2月16日(木)
 風がなく暖かい一日。せっかくの日差しを利用して砂を洗って干す。作場の蘭を殺虫剤で消毒したり、外の植物に水を遣る。店内の蘭は1鉢づつ作場に運んで水を遣り、水を切って棚に戻す。中国春蘭一花が色々開き始めた。
 明日は20℃になるという予報。急な暖かさに何を着たらいいのか。


2017年2月15日(水)
 朝のうちは風がまだ冷たいが、今週はこれから暖かくなるらしい。週末にはもしかして春一番があるかもという予報だ。陽射しの強さはもう春で、昼が大分長くなってきた。我が家の福寿草も咲き始めた。
 昨日の休みに神代植物公園の春蘭展に行ってきた。伝統的な中国春蘭一花もあったが、やはり大きな部分を占めているのは中国奥地蘭。かつて超高価だった銘品は作がかかって見事。日本での作だから葉もそれなりの大きさにまとまってきて、それぞれ工夫を凝らした鉢におさまっている。
 12日(日)に東京周辺の趣味家団体の展示会を紹介したが、その時まだ情報が無くて入れられなかった展示会を追加する。
 3月7日(火)から12日(日)、フラワーセンター大船植物園で「蘭・神奈川」の春蘭展が開かれる。これですべての土日が埋まった。ついでに行けるような近いところならいいが、顔を出したくても時間が取れないところもある。何とか一つでも多く見てきたいと思うと悩ましい.。
 後から追加された奥地蘭を撮影してHPに載せる。


2017年2月12日(日)
 天気は上々だが風が強く、とても寒い。Nさんから「今東京ドームに来ています」と電話があったが、今年は金曜日が最終日だから、土日は今日で終わりだ。こちらにも用事のある人が何人か寄ってくれる。
 趣味家の愛好会の春蘭展がこれから目白押し。明日は「芳華会」の搬入日だ。トップを切って神代植物公園で14日(火)から19日(日)まで。
 25日、26日の土日は、熊谷市緑化センターで「北関東中国奥地蘭愛好会」の展示会。奥地蘭の最先端品種が並ぶ。
 28日(火)から3月5日(日)までは、伝統の中国奥地蘭協会の展示会が、飯田橋の日中友好会館で開かれる。
 そして時期は重なるが、3月4日、5日(土日)は新橋の華僑会館で「日本中国蘭協会」の展示会。
 最後に3月18日、19日(土日)、上野東照宮で「東京香蘭会」の春蘭展が開かれて最後を締めくくる。毎週どこかで展示会だから、出品する人は勿論、見に行くだけでもかなり忙しい。


2017年2月11日(土)
 昨日は帰りに東京ドームへ。一時雪が舞うような冷え込みの一日だった。22番ゲートの吹き曝しで列を作って入場。帰りの天気が気になって、6時に入って7時頃にはもう外に出る。大雑把に見ただけで、とても会場全部を見られないのはいつもの事だ。知っている人に何人か挨拶し、少し根巻きを買って帰る。家に着いたら木の上は雪で白くなっていた。
 今日は明るい日差しが戻ったものの、風がとても冷たい。昨日買ってきたものを植え込む。


2017年2月9日(木)
 昨日も寒かったのに、それより6度も下がるらしい。朝のニュースで水戸駅前で雪が激しく降っている様子をやっていた。東京も今夜にかけて雨か雪の予報で、夕方には雨が降ってきた。果たして乾きっぱなしだった東京砂漠のお湿りになるだろうか。
 いよいよ東京ドームの世界らん展が始まる。今日が搬入日で設営。明日は審査と内覧会。明後日土曜日から一般公開だ。今年は期間を短縮して金曜日が最終日になる。関係者は準備から後片付けまで大忙しだろう。見るだけの立場は気楽でいい。せっかく風邪が治ったことだし、明日の内覧会には白石も行くつもりだ。4時半過ぎには店を早じまいして出かけます。
 新着奥地蘭は第2弾が6株入荷。ついていた花が終わって、つぼみだった2本目が咲いてきたもの。傷みがなくていい。


2017年2月8日(水)
 春らしい陽射しに誘われてうっかり外に出ると寒さに身がすくむ。風がものすごく冷たい。昨日はすごい強風で、店の「本日は終了しました」の看板が裏返って「営業中」になっていた。この間このプレートチェーンをペンチで一生懸命修正したのだが、もう一息か。
 月火の休みは風を治すべく、医者に行って薬を貰い、家で安静にして過ごした。昨夜あたりから薬が効いてきて、咳はずっと楽になった。インフルエンザではなくて良かったが、昨日の体調では東京ドームは今年はパスかな?と思っていたが、この回復ぶりなら行けるかもしれないと思えてきた。
 休み明けは仕事が一杯。メールがたくさん来ているし、こちらから連絡する分もある。パソコンの前でエアコンをつけようとしたら、ウンともスンとも言わない。電池切れだ。すぐに黙ったままのリモコンを持って電気屋さんまで行き、電池交換をしてもらう。
 窓の前に置いてある報歳蘭の花が、4本とも一斉に向こうを向いている。休み中部屋の電気が消えているから、窓からの光に向いてしまったのだろう。店内の鉢はどれも乾いていて、暇さえあれば順番に水をやっているのに間に合わない。
 このところ毎日のように荷造り発送があってバタバタしている。先日「瓢雲梅仙」の花3本の株を送ったら、到着の感想に、「咲き分けるにもほどがある」というキャッチコピーをいただいた。本当に不思議な株だ。
 今日はリハビリとして最低限の事だけやって静かにしていようと思ったが、結局一日中忙しく働いた。仕事をすると元気になるみたい。貧乏性で安上がりにできている。


2017年2月5日(日)
 朝から忙しくて、沢山の人が来てくれた。荷物を送ったりして合間に奥地蘭の写真を撮ってHPに載せる。最後に確認したら、写真が間違ったたまま訂正できない。こちらではその通りのものが出るのに、送った写真が違っている。奥地蘭の24の写真が27のところに表示されて、もう閉店時間をとっくに過ぎているのに一向に正しく表示されない。明日、明後日が休みなので、間違った情報を流したまま帰るわけにはいかない。原因が分からず散々悪戦苦闘してイッツコムのサポートに電話。色々やった後、再起動したらあっさりと直った。「困った時は再起動」をすっかり忘れてた。


2017年2月4日(土)
 昨日寒いところで撮影していた上、帰りの電車がひどく遅れて、吹き曝しのホームで長い事待つ羽目になった。家に帰ったら「風邪かな?」という雰囲気で、暖かくして休んだ。こんなシーズン真っ盛りに風邪をひいている場合ではないが、咳が出るのが問題だ。なるべく外に出ないで、早く治してしまわないといけない。
 何人かお客さんが来て、合間に残りの撮影をする。写真を撮らないうちに花付きを買われてしまって、花なし株が困っているのもある。興味深々の黒花蓮弁蘭は、咲かないと判断のしようがない。まだ撮影するのはたくさんあるから、明日以降も当分は撮影。

 東京はずっと雨が降らないで東京砂漠だ。明日は予報では雨マーク。お湿りを期待したい。

2017年2月3日(金)
 いい天気が続いて乾きが早い。店内に飾ってある蘭は、棚から下ろしてジョウロで一つづつ水をやるから、よく気を付けて見てないと水切れになる。そのジョウロ、水を一杯に入れると重くて、狭いところで長い首を振るものだから時々ぶつける。ぶつけるとへこんで水が漏れる。ずっと昔から使い続けてきた使いやすいジョウロなので、この間隙間を水中ボンドで埋めて乾かしておいた。昨日試しに水を入れて帰ったが、今朝見ると全く床が濡れてない。ダメ元のつもりだったが、何としっかり止まった。見た目には大いに問題があるから、今度シルバーの塗料でも塗ろうかと思う。
 昨日に続いて今日もいくつか撮影し、HPに載せる。新たに栽培品の奥地蘭が追加され、又撮影すべきものが増えた。明日も撮影だが、寒いと暖房をできず厳しい。何人か来てくれてにぎやかだった。


2017年2月2日(木)
 澄み切った青空。風が強く冷たい。大分日が長くなってきて、日の出も20分位は早まっただろうか。明日はもう節分だ。
 店の前の通路はビルの谷間で、今日も植物の棚を覆う風よけのネットがちぎれんばかりにバタバタしている。ネットそのものはとても丈夫なものだし、下の方はチェーンでしっかりと固定しているから大丈夫だが、上の取り付け部分が又外れないかと心配になる。このネットをつける前は、鉢が倒れたり、飛んでいってしまったりと、強風の度に被害が出ていたが、このネットでずい分助かっている。
 陽射しは充分なので、昨日修理したジョウロのボンドが固まるよう、外の日向に出しておく。今のところまだ接着部分が少し柔らかいから、結構固まるのに時間がかかるものだ。太陽の角度も大分高くなってきて、ひさしの陰になる部分が少しづつ変化している。
 午後から新着奥地蘭の撮影を始める。エアコンの前の机で撮るものだからついていると風で揺れてしまう。室内をしばらく温めてから、エアコンを切って撮影する。そのうち寒くなってエアコンをつけたり消したりしながら撮影を続ける。明日には最後までできるか。


2017年2月1日(水)
 休みの月曜日は20℃まで気温が上がって春のようだった。子どもたちは半袖になっているし、大人でも上着を脱いでいる。それが翌火曜日はぐっと気温が下がって風が冷たく、真冬に逆戻り。大きな気温差に戸惑った。今日はこの時期らしい寒さはあるものの、良く晴れて穏やか。
 日曜日に作場に水を遣って帰ったが、店内の蘭がずい分乾いていてそれらに順番に水をやる。発送の注文があって荷造りをしたり、お客さんが来たりで、新着の奥地蘭は詳細を載せることができなかった。簡単に品種だけ載せたが、出来るだけ早く撮影するつもり。輸送で花は傷んでいるのもあるが、一方でつぼみのもあるので、それは咲いてから撮影したい。
 休みにホームセンターに行って水中ボンドを買ってきた。水が漏るようになってしまったジョウロを修理したいと思ったのだが、今までやった色々な方法では水が止まらない。最後の頼みの綱でやってみて、これが駄目なら諦めるしかない。


2017年1月29日(日)
 朝来てすぐに、棚に並んでいた蘭のうち、作場にしまうものを選んで下げる。昨日床に並べたまま帰ってしまった新着の奥地蘭を、棚に展示しないといけない。できるだけ場所を空けて、出来たスペースに新着の奥地蘭を飾る。栽培品の花つきは一か所にまとめる。達磨報歳蘭が3タイプ追加されて、店内はようやくにぎやかになった。
 新着奥地蘭は、当然運んできた時のダメージがあって、花はそれなりに傷んでいるが、昔からの栽培品種と比べると花は大きく丸い。日本に馴染んで花があがった安定したものと、まだ皆が持っていない新着品にチャレンジするのと、悩むところだ。
 何人かお客さんが来てくれてそこそこ忙しく、写真を撮ってHPに載せる事が出来なかった。休み明けの水曜日にできるといいが。


2017年1月28日(土)
 空は見渡す限り青一色。昨日の風が収まって、日向ぼっこをしたいようないい天気だ。気温が上がって日差しにぬくもりを感じる。来週にかけて春のような日が続くそうだから、花芽はぐっと伸びるだろう。
 昨日印刷の終わった案内状の葉書をかばんに入れて帰ったが、投函するのを忘れて家まで持ち帰ってしまった。昔から葉書をポケットにいれたまま、何日も今朝来る途中でポストに入れる。
 室内より外の方が暖かくて、砂を洗ったり植え替えをする。夕方になって新着の奥地蘭が入荷。パソコンに入力する。


2017年1月27日(金)
 久しぶりに暖かいと感じる朝。一歩外に出ると風が強い。今日と明日は幾分寒さが和らぐという予報だ。
 三軒茶屋まで乗り、インクカートリッジを買って店に出る。昨日インク切れでストップしたところから印刷を続けて、無事に宛名印刷まで終わらせた。帰りに投函する。
 ビル風も加わって通路は風が強い。砂を洗って干す。


2017年1月26日(木)
 まぶしい陽光が降り注ぐ。しかし気温は低い。今が寒さの底かもしれない。風もなく穏やかなので、覆っていた寒冷紗をめくって外の山草類に水を遣る。枯れ葉だらけの鉢に、かわいい白い花が咲いているのを見つけ、きれいにして店内に入れる。白い花はバイカオウレンだった。周りの鉢でも、葉を落とした木の枝先に赤い芽が力強く膨らんでいる。毎日本当に寒く、外に出るのもいやになるほどだが、春の息吹は確実に感じられるようになった。
 春蘭展案内状の印刷を始めたが、インクが切れて途中でストップ。明日インクカートリッジを買ってきて、宛名印刷まで終わらせたい。


2017年1月25日(水)
 日本海側は豪雪で、動けなくなった車が列を作って止まっている様子がニュースで流れている。関東は奇跡的に快晴でありがたいが、非常に寒い。
 今日はどうしても春蘭展の案内状を作らなくてはならない。店に着いてすぐ郵便局に葉書を買いに行く。何人かお客さんが来たり電話がかかってきた後、悪戦苦闘して文面を作る。展示会の度にこれが出来上がると、後は気が楽になる。明日は印刷して発送できるだろう。
 奥地蘭の新着品が29日頃入荷する。2月1日からは本格的に並べてにぎやかになるはずだ。


2017年1月22日(日)
 昨日の強風が嘘のような穏やかな晴天。寒さも一段落した。久しぶりに入り口の戸を開けたままにする。
 外の棚にこぼれた砂を掃除して、昨日作場に取り込んだ蘭を戻す。「雲南雪素」に花芽が着いているのを見つけて店内に入れる。何人か人が来て、朶々香が一鉢追加された。


2017年1月21日(土)
 昨日は本当に寒かったが、結局少しの間雪らしきものが舞っただけだった。今日は低気圧が通り過ぎて雲ひとつない青空が戻り、気温も昨日よりは大分上がったものの、めちゃくちゃ風が強い。向かい風だと前かがみで歩かなくてはならないほどだ。
 入り口の「営業中」のプレートが又下に落ちている。フックそのものはこの間の強風の後、外れないタイプに替えたのに、プレートの方のチェーンが取れてしまっていた。自分で修理したが、完璧に治ったかどうか。
 外の棚の防風ネットがバタバタとすごい音を立てて煽られている。心配して見ていたら、やがてネットの両端を留めてあった結束バンドの片方が切れたらしく、ぶら下がりながら上下のバーが大きく煽られて、ガラスにぶつかっている。外の棚に置いてある蘭の鉢は、飛ばされるといけないので全部中に取り込む。ネットそのものが風で飛んでいってしまうと危ないから、留まっている方の結束バンド゙も切って外してしまおうと椅子に乗ったが、力が足りず切れない。結局一人ではどうにもならず、拓也さんに連絡して駆けつけてもらった。今まで何回も強風の日があって、その都度大丈夫かなと思いながら見ていたが、これまでは何とか無事だった。今回は最強の風だったということか。夕方ようやく風が収まったが、取り込んだ蘭を戻すのは明日にする。


2017年1月20日(金)
 空が低く垂れこめて、信号待ちの間も寒さに身の置き所がない。傘をさすまでもないが、ひらひらと雪らしいものが舞っている。店に着いてすぐにエアコンを入れる。朝のうちに見えたお客さんに蓮弁蘭を株分けし、店内の乾いた鉢に水をやると、後は暖かくしてゆっくりする。
 これまでのところ雪にはならないようだ。


2017年1月19日(木)
 明日の夕方は東京でも雪が降るかもしれないらしい。今日はこの時期らしい寒さだったがまあまあの天気で、用土を洗って干す。
 まだまだ年始のお客さんが顔を見せてくれる。床に置いたままだった展示品を下げにきてくれて、そこは片付いた。
 春蘭の品種は色々揃っているのに、一部にしか花がついてないから作場に置いたまま。花着きの品種名だけ取りあえずHPに載せる。近いうちに中国からの新着品が来るので、それが届いたら追加する。


2017年1月18日(水)
 このところ続いた厳しい冷え込みが一段落して、明るい日差しに恵まれた。それもそのはず、昨日の夕方はめったに見られないほどの素晴らしい夕焼けだった。休み前はあまりの寒さに水やりを躊躇していたが、ようやく今日全面的に水を遣る。
 月曜日に熱帯環境植物館から戻ってきた蘭一式を、それぞれの場所に片付ける。杭州で花がまだしっかりしているのは、もう少し店内に飾っておく。


2017年1月15日(日)
 最強の寒波と伝えられている通り今朝はこの冬一番の寒さになり、我が家のえびねも凍っていた。家の中にいても冷え込んでいるのを体感する。
 この寒さの中世田谷ボロ市が開かれ、朝早く行ってきたというKさんが、並んで買った代官餅を持って来てくれる。昔からの名物だが、長い行列にひるんでしまって、今まで口にしたことがなかった。甘すぎずとてもおいしい。
 続いてきたTさん、Mさんなどとおしゃべりをした後、注文の蘭を荷造り発送する。集荷に来たヤマト運輸のドライバーによると、高速道路の雪のために荷物が遅れているらしい。この寒波がこんなところに影響しているとは思わなかった。


2017年1月14日(土)
 予報通り冷えて、手袋をした手が冷たい。東北の日本海側は記録的な大雪で、トップニュースになっている。今晩から明朝にかけては関東の平野部でも最低気温がマイナスになるという。しばらくの間は寒さのピークだろう。
 作場を片付けながらいくつか植え替えたが、外は風が強くなってきた。あちこち閉めきって暖かくして過ごす。奥地蘭がぼつぼつ開いてきた。


2017年1月13日(金)
 晴れている分、日当たりのところにいると結構ポカポカしているが、明日明後日の土日は、東京も氷点下になるという。毎年センター試験の時は雪が降ったりして受験生が往生しているが、今年もそういう事らしい。15・16日は世田谷ボロ市でもある。ボロ市も不思議に急に寒くなるという印象だ。冷え込む中を熱い甘酒で温まりながら見て歩いた覚えがある。
 売約の杭州を取りに来た人がいるが、問い合わせは春蘭に変わってきて、ようやく店内も切り替わる。


2017年1月12日(木)
 大型で強烈な寒気が居座って、北海道や東北では危険なレベルの豪雪になっている。東京はとりあえず乾燥した冬晴れが続くようだ。店内に入れてある蘭や外の植物に水をやる。
 栃の葉書房の本が送られてきた。「にっぽんの伝統園芸U」が発売され、他の本と一緒に入荷した。珍しく「日本の山菜100!」というのもある。
 このところ月や星がくっきりと見られる。今日は満月。帰り道はさぞかしきれいな月だろう。


2017年1月9日(月)
 夕べは風の音で目が覚めるほどの強風だった。箱根は雪で車が立ち往生している様子だったが、平地は冷たい雨ですんだ。今朝家を出る頃にはぎりぎり止んでいたので、昼には回復するという予報を信じて傘を持たずに出たのだが、駒澤大学駅に着いたらまだ細かい雨が降っている。やはり天気は西から回復するのだと納得する。午後になってようやく雨は止み、明るくなった。
 杭州を少しづつ片付け、その分中国春蘭の花芽つきを店内に入れる。暖かいところに入れると早めに咲いてしまうかもしれないが。


2017年1月8日(日)
 どんよりとして気温が上がらない。今晩雪が降るかもしれないというのでたくさん着込んできた。今日は店内の暖房を入れる。
 杭州の花で何とか見られるのをそのままにしていたら、奥地蘭の花つき即売品を色々持ってきてくれた人がいる。品種は「紅秘境」、「金馬黄」、「吉祥仙子」、「蓮弁蘭緑花」、「蓮弁蘭桃花」。咲き始めているのもあって早速並べる。これで安心して何本か杭州の花を切り、作場にしまう。
 午後になって雨が降り出すと、夕方のような暗さになった。明日は休日の月曜日なので営業し、今週は火・水が休みになります。


2017年1月7日(土)
 寒いが穏やかな晴天。松の内も今日までで、正月飾りを片付ける。蓮弁蘭に花がきているのがいくつかあって、店内に入れる。昨日作場で見て花芽かと喜んだ「文山紅柱蘭」は、取り出してよく見たら新芽のようでぬか喜びだった。ついでに土が古くなっている鉢をいくつか植え替える。ピアナン白花は花がきてないが、開けてみたらすばらしい根でいい新芽が仕上がっている。この冬植え替えた杭州は根がイマイチのが多かったが、春蘭系は大体根がいい。これで少し自信回復。
 年始の挨拶に若手(?)3人が揃ってきてくれる。園芸JAPAN2月号が入荷。


2017年1月6日(金)
 昨日吹きまくった風はすっかり止んで、まぶしい青空が戻った。ただ最高気温が一桁で、空気はキーンと冷えている。明け方寝ていて足がつる事で寒さを実感する。昨日水やりを見送ったため、今日は一番に水やり。外も中も久しぶりにたっぷりと水をやる。
 春蘭の花芽が大分伸びてきた。手に入れてまだ花を見ていない「紅柱蘭」に花芽らしきものを発見。写真で見たきれいな桃花が咲くのを楽しみにしている。休み中締め切った店内の窓辺に置いていた苔類は、青々とした状態を保ったまま乗り切った。差し込む陽射しに緑がきれいだ。


2017年1月5日(木)
 明けましておめでとうございます
 本年もどうぞよろしくお願いいたします

 穏やかで暖かいお正月だった。それも昨日までで、仕事始めの今日は朝から風が強く、外のネットがちぎれんばかりに音を立てている。年末年始の休みはカラッとした晴天続きだったので、中も外も鉢は乾いている。先ずは水やりといきたいところだが、年賀状を何枚もいただいていて、近くの郵便局に年賀はがきを買いに走り、書きあがったのを又投函しに行く。12月は杭州寒蘭展で忙しく、毎年段取りの悪さを反省している。
 休み中作場に戻しておいた杭州を又店内に並べる。どれももう終花で、春蘭が咲くまであまり見どころがない。それでもポツポツと年始のお客さんが顔を見せてくれて、話している間にもう暗くなった。
 昨日高島平の熱帯環境植物館に行ってみた。ごみ焼却場の熱を利用して熱帯ドームを作り、東南アジアの魚、植物、昆虫などがあって中々興味深い。板橋区がマレーシアのどこかと友好都市を結んでいる関係でこういうものができているらしく、子供が喜びそうなところだ。正月の企画展で蘭を展示していて、その中の一つのパートとして東洋蘭もあるという設定だが、時期が中途半端で飾った1鉢は花が終わっていた。最後までは残っていないのではないかと思われる。
 終日北風が強く寒い。明日は風が止むそうなので、水やりは明日にする。


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