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2012年8月30日(木)
 相変わらず猛暑が続いている。汗をかいて強い日差しの中を歩いてくると、いくら水分を取ってもすぐ喉が乾く。昨日打ち合わせに時間がかかって水遣りが出来なかったから、今日は夕方になるのを待って水遣り。
 店の工事の方は、昨日一部変更した陳列棚がうまく収まっていた。作棚は床が水浸しにならないように、うまく水を受けて流すようになっているらしい。確実に一歩一歩進んでいる。


2012年8月29日(水)
 昨日から店の内部の工事が始まって、今日は何度か作場との間を往復する。道路から見て正面の縦桟がはめ込まれた部分は蘭の置場で、一角に植え替え場所を設けて後は棚が取り付けられる。建物のドアなど色々な制約があり、やむを得ず通路などにスペースを取られるのが残念だが仕方ない。今日は作場の棚と、店内の陳列棚を並行して製作中。一番大きな部分が出来ると、少しイメージしやすくなるし、細かい部分は使い勝手を考えながら後から当てはめていくことになる。物を置いた後の感じなどはやってみないと分からないので、最初に図面でプランしたのを修正する場面がいくつも出てくる。今日は関係者が集まって、最終的な変更などの打ち合わせ。狭いスペースで何とかしようというのだから中々大変だ。


2012年8月25日(土)
 今は夕方の水やりだから朝早く来ても仕方ない。昼頃家を出ると、丁度店まで歩いて来る頃はギンギラギンの太陽。痛いほどの陽射しを受けながらの地獄の通勤だ。パソコンは蘭と一緒にあるから、日陰で風が来るいい環境だが、他に何もなく居場所がない。新しい店に移れる日が待ち遠しい。来る途中に覗いたら、今日は工事をしてる気配は無かった。植栽も完了して作場部分の戸も完成。明日引渡しの準備が整ったのかもしれない。内部を見るのが楽しみだ。
 日中は蘭の様子を観察。日が傾くのを待って水遣りだが、大分日暮れが早くなってきた。


2012年8月22日(水)
 12日から20日まで休暇でスリランカに行ってきた。昨日荷物をひと片付けして夕方作場の様子を見に来た。留守中雨も降ったらしいし、水遣りを頼んで行ったので、昨日は確認しただけ。今日改めて水遣りに来る。
 東京は連日の猛暑が続いている。埼玉では38℃とか言っているし、東京でも35℃前後の危険な暑さ。もっと南のスリランカでは、山の方は上着を着ないと寒くてしかたないし、暑いところでも最高気温は32℃くらい。夕方はずっと涼しくなって熱帯夜などということはない。子供の頃の夏はこんな風だったなと思い出す。最近の日本の暑さは尋常ではない。
 楽しかった旅行の後は新店舗の準備に専念しようと思うが、工事の進捗状況次第だ。いつ頃開店?と問合せが来るようになって、どうなっているか見に行く。今日は植木が植えられ、表の駐車場スペースは仕切り部分の土に緑がライン状に植えられ、造園屋さんが作業中の様子だった。外溝が完成して引き渡されるのは今度の日曜日の予定らしい。棚などの内部の設備にどれ位の期間かかるのか。色々変更もあるだろうし、まだゴールは見えない。物置にも棚が出来ないと物を運び込むわけにはいかないし、もう少し経たないと引越し準備というわけにはいかないようだ。


2012年8月8日(水)
 月曜日は久し振りのお湿りだった。最高気温も30℃を下回り、ようやく一息つけた。昨日の日中は又焼け付くような暑さになったが、夜は熱帯夜から解放され、このところ連続涼しい夜を迎えている。今日も30℃に届かない予報で、晴れたり曇ったりの天気。庭がカラカラ、チリチリだったのが、たっぷりの雨をもらって少し生き返った。どんなに水をやっても数時間の雨にはかなわない。
 出かけやすい天候に、作場の様子を見に来る。明日水をやるつもりだが、一日前はどのくらいの乾き具合か確かめる。雨が降ったせいもあって、やはり明日でも大丈夫そうだ。来週は1週間休みをもらうので、いい状態で引き継ぎたい。
 店の工事は駐車場になる部分に機械が入って作業中だった。外溝が完成しないと店の内装に移れない。引越しで忙しくなるのはいつ頃だろうか。


2012年8月5日(日)
 色々な種目で日本選手が予想を上回る活躍をしている。テレビはオリンピック一色。猛暑の中を出かけていく気にならず、結局テレビ観戦ということになる。雨が全く降らない。舗装道路は焼け付くような熱さ。この時期水をやる以外にすることがなく、今日も夕方になるのを待って水遣り。
 店舗の方は外回りの工事が始まった。ようやく最終段階に入ったことになる。とんでもない暑さの毎日だが、安全に終了することを願う。


2012年8月2日(木)
 夕べはいくらか涼しくてエアコン無しで寝られたが、ロンドンオリンピックの放送を夜中やっているので、ついつい寝不足になる。もっともあまり真剣には見てなくて、いつの間にか眠っているが。
 昼間の猛暑は相変わらずだが、危険を承知で今朝もテニスに行ってきた。新装開店してしまうと時間が自由にならないので、今のうちだ。昼前に帰ってシャワーを浴びてから、ゆっくり出てくる。台風が二つも発生しているが、東京ではしばらく降ってない。蘭舎の中もカラカラで、ホースを持つ手や足に襲ってくる蚊と格闘しながら水遣り。
 時間があるのを利用して、この間フェイスブックに登録した。これから徐々に輪を広げていきたい。


2012年7月29日(日)
 連日の猛暑にいささかぐったり。この頃は35℃は当たり前になってしまった。直射日光の照りつける道路は、もっとすごいことになっているだろう。比較的涼しいはずの蘭小屋の中でも34℃を記録している。家では28℃に設定してエアコンをつけっぱなし。省エネは命がけだ。
 その暑い盛りの午後、水遣りのために出てくる。三軒茶屋から来る途中の旧道は「中里まつり」でにぎわっていた。金魚すくいやかき氷など色々な出店が出て、学校単位でバザーなどもやっている。配っていたうちわを貰ってパタパタやりながら到着。新しい店はこの旧道に面していて、今までのように国道246には面してないことになる。旧大山街道が国道に合流する一番端というわけだ。新店舗の建物は今日はさすがに誰もいなくて、車も停まってない。道路際の柵も片付けられていて、建物全体の工事は一応終了した模様。これから店の内装と入り口や駐車場などの外溝ということになる。
 建築基準法などの様々な制約があって、園芸店としての環境に目をつぶらなくてはならないこともある。都会の商業地であるから、大自然に囲まれた立地のところと同じことが出来ないのは仕方ない。与えられた条件の中で、何とかやっていくしかないが、一から作っていくのは楽しみな面もあるのは確かだ。知恵をしぼっていいものを作っていきたい。
 雨も降らず高温続きでどこもかもカラカラ。日が傾くのを待って全面的に水遣りをする。


2012年7月25日(水)
 月曜日から真夏の猛暑が復活した。今日もむしむしとまつわりつくような暑さ。熱中症への注意が必要だ。学校が夏休みに入って、外では元気な子供たちの声が響く。
 えびね置場の傍にエアコンの室外機があって、端の方は直に温風が吹き付ける。このところの暑さではエアコンを使わないわけにはいかないから頭が痛い。店の方に作場ができれば、こちらにあるものを移動し、えびねも別の場所に移れるが、丁度夏の暑さの間ここに置かなくてはならない。元々他にもある品種を置いていたところなので、もう一度一鉢づつラベルを確認して、大事なものは温風が来ない方に移動させる。
 暑さで乾燥が激しく、今日は全面的に水遣り。


2012年7月22日(日)
 この3日ほど7月としてはびっくりするほどの涼しさ。20℃を2〜3度上回るくらいだから、パソコンに向かっていると扇風機の風が寒く感じられる。今にも雨が落ちそうな曇り空だが、日中は大丈夫そうだ。東京はありがたい事に、夜だけ降って日中はほとんど屋外活動に支障がないことが多い。
 9月の蘭鉢展をオープニングにしたいと、仕入れる鉢を見にいく。今は置くところが無いので運べない。工事が終わってから一気に忙しくなるだろう。


2012年7月20日(金)
 昨日は東京でも猛暑日で、風が無くサウナのよう。どうしようもない不快な暑さだったが、午後突然の雷雨でそれ以降急に涼しくなった。夜は久し振りにエアコンを切って寝たら、明け方はひんやりするほど。今朝も涼しくて、このところ続いた猛暑にさよなら。
 午後から降る予報だったので午前中に水遣りに来る。厳しい暑さが続いたから蘭小屋の中もすっかり乾いていた。全面的に水を遣ってホースを片付けた頃からポツポツと。新店舗の状況を見にカメラを持って出たが、急に激しく降りだして大慌てで戻る。雨になってからは一層気温が下がり、蘭小屋の中はナント21℃。長袖でも何となく肌寒い。昨日の最高気温とは10度以上違っている感じだ。又雷雨もあるというから、水を遣っただけで帰ることにする。


2012年7月17日(火)
 関東まで梅雨明けした模様。朝から容赦なく強烈な太陽が照りつける。最高気温が39℃になったところもあるそうで、高温注意報が出され、熱中症が話題になっている。夜新店舗の内装の打ち合わせがあって夕方出て来たが、5時頃でも暑さは一向に収まらない。このシーズンは水遣りなども日が落ちてからだから、日中はすることがなく、蚊の猛攻に耐えるだけだ。これまでも毎年真夏は店をほとんど休みにして管理だけにしていたが、やはりそうするしかないようだ。


2012年7月16日(月)
 暑い暑い三連休の最終日。強い日差しが痛いほどだ。昨日水遣りをどうしようか迷って今日になった。結構風があって、暑い中にもいい風が通る。
 通りかかりに見た建築現場では、店の部分の床を仕上げる作業をやっているらしく、今日は入ることができない。陽射しが落ち着いた頃を見計らって少し早目に水遣りをして帰る。


2012年7月15日(日)
 熊本を中心に大変な水害になった。雨雲が何日も上空に居座って大量の雨を降らせたのだからたまらない。梅雨末期の集中豪雨は毎年どこかに大きな被害をもたらし、人間の無力さを感じさせる。
 今日の東京は朝から晴れて、梅雨明けを思わせる上天気。蘭小屋の中は32℃を指していた。暑い盛りに出てきて新店舗の進み具合を見る。建物の中に入るのは2度目で、この間はまだ出来てなかった壁が仕上がり、トイレや流しのスペースも仕切られている。ここに棚やカウンターが置かれてどういう感じになるか、多少イメージしやすくなった。近いうちに内装の細部を打ち合わせることになり、少しづつ完成に近づいてきている。
 作場に戻って真夏の状態の風通し、日照などをじっくりと観察。蘭小屋の中はいい感じになったが、外の棚はどうだろう。木の枝を大分切って明るくなったのと、太陽の位置が高くなったのとで、真昼のほんの一時屋根に直射が当たるが、間もなく蔭になる。旧店舗で使っていた棚をそのまま庭に持ってきたので、日当たりが良かった場所で必要だった遮光ネットやパネルがついたまま。ここでは大分条件が違うので、不必要な面を取り外したら、風通しが良くなり、奥の方にも手が届きやすくなって、水遣りも楽になった。作場が変わると季節での変化をつかむのに1年かかってしまう。
 えびねで軟腐がきている鉢を発見。すぐに切り離して消毒し、植え替える。助かるといいが。


2012年7月12日(木)
 3日ばかり連続真夏日だったが、今日は一転雨模様。気温は大分下がって涼しくなった。熊本、大分などで「これまでに経験したことのない大雨」が降り、危険な状態になっているのを刻々と伝えている。東京でも朝から強い風が吹いているのは、天気が急激に変わってきているのだろう。
 雨の日は来ないことにしているが水遣りの必要があって午前中に出てくる。今日は一日中雨で、遅くなるともっとひどくなりそうなので、来てすぐに水をやってしまう。昨日までの晴天続きに久し振りに隅々まで乾いていて迷う余地がない。早くに新芽が出たものは順調に伸びているが、まだ姿を見せないのも多く気がもめる。


2012年7月9日(月)
 金曜日にHPを更新してアップしようとしたら、無線ランの「シグナルが弱い」というメッセージが出てアップできない。そのままにして帰り、今日ようやくアップできた。
 真っ青な高い空に白い雲。真夏のようだがまだ梅雨明けではないらしく、今日と明日は中休みだそうだ。この上天気に蘭小屋はどうだろうと楽しみにして出てくる。戸を開けると明るい。今まで暗かった隅の方にも満遍なく明るさが広がってありがたい。2台の扇風機でこの天気が続けばかなり乾きも良くなるはずだ。天井の明り取りからパソコンに向かう背中にも日が当たって少々暑いが、植物に必要な明るさを確保できてうれしい。枝を伐ってこんなにも変わるものかと驚いた。
 この間植木屋さんの仕事ぶりを遠巻きに見て楽しんでいた。蘭小屋の中にいても伐った枝がどさっと落ちてくるので庭にいたのだが、仕事が終わった頃、左足の甲がかゆくなった。知らないうちに何か虫に刺されたらしい。それが家に帰ったころにはその周りが赤くなり、翌朝はくるぶしまで赤く腫れてしまった。日曜日の朝には足首まで腫れが広がって痛い。日曜にやっている皮膚科を調べて遠くの医院に行くはめになった。「これは虫刺されですね。」ということで薬を処方してもらい、今朝は痛みもなく、腫れも少し引いてきた。植木屋さんは暑くても肌を出さないようにしっかりとガードしているが、なるほどと納得。サンダル履きなどでいたのがいけなかったと反省したことだった。


2012年7月6日(金)
 小雨が降ったり止んだりの空模様。風が無く気温が高いから蒸し風呂だ。午後から植木屋さんが来るのに合わせて出てきた。
 2時過ぎから二人がかりというので、今日中に終わるのかと思ったが、いざ取り掛かると早い早い!。蘭小屋の上に覆いかぶさるように枝を広げているもみじと柿の木の枝を、のこぎり片手に切りまくる。瞬時に伐る枝と残す枝を判別しているのだろう。考えたり止まっている時間はない。大きな枝が次々と下に落ちてくる。横のタイサンボクも、日陰を作っている1本を、ためらいなく枝を落としていく。枝や落ち葉を片付け、夕方には終了した。葉っぱの塊りのようだった木が、透けて見えるようになった空を背景に、枝ぶりがあらわになってかっこいい。落葉樹は本来今は剪定の時期ではないらしいが、緊急避難的に小屋に影響しているところだけを伐るのが今回の作業。木にとっても日が当たるようになり、風通しも良くなって、悪いことではないだろう。
 大工さんや植木屋さんなど、プロの仕事を見ているのが好きだ。危ないし、仕事の邪魔にならないようにだが、ずっとくっついて見ていると飽きることがない。最後に落ち葉掃きをして片付けただけで、ずっと見学の半日だった。今日は雨模様で日が射さないが、陽射しのある時にどんな具合になったか見るのが楽しみだ。


2012年7月5日(木)
 むしむしとした真夏日になった。曇り空だが風が無く、汗がまとわりつく感じで不快。この前蘭小屋に扇風機を追加したが、今日見ると全体的に均等に乾いていて、うまく改善されたようだ。今日は水遣りをして帰ろう。
 この間東京湾を震源とする地震があって、久し振りに大きく揺れた。東海、東南海などの大地震と共に最近は富士山の噴火の話題も聞こえてきて、新店舗の地震対策を考えないわけにはいかない。展示品にどうやって水を効率よくやれるかという問題、狭い空間を無駄なく使う事など、具体的になってくると色々な工夫が必要だ。
 天気に関するニュースがトップになることが多いが、九州の豪雨被害は本当に気の毒で、心からお見舞い申し上げます。


2012年7月2日(月)
 夕べの雨が午前中に止んで、昼からは抜けるような青空。汗ばむほどになった。関東は時々降っているのだが大雨にはならず、全体としては雨の少ない梅雨というのが今までのところ。例年梅雨の末期にゲリラ豪雨があるが、今年はどうなのだろうか。
 土曜日に新店舗についての打ち合わせがあって、図面だけではわからないと初めて現場に入って見た。もう足場はすっかり片付けられていて室内工事の段階。7月末が引き渡しだから、外溝工事などがこれからということになる。店舗の部分については8月に入ってからか。「入り口は?、看板は?、陳列棚をどうする?、レジの机の位置は?」と具体的に相談しながら、一応のプランを出してもらうことになった。実物を目にして初めてここでやるのかと実感する。
 来てもらったついでに、蘭小屋にもう1台扇風機をつけてもらった。今ついているのと反対側に、鉢を3列ほどどかしての作業。どうしても乾きが悪かった一角がこれで同じ条件になるだろう。
 鬱蒼と茂った大木が蘭小屋の上を覆って日照が足りない点を指摘しておいたら、金曜日に植木屋さんが伐ってくれることになった。今庭で新築工事中で、伐ったものを運び出すのも大変。手順としては建築工事が片付いてからにしたいところだが、あまりの暗さにそれまで待てない。引っ越した時には葉が無かった背の高い桜やもみじ、柿の木などの落葉樹が、今は見事に葉が茂って気持ちのいい日陰を作ってくれる。それがありがたい一方で、蘭にとってもう少し日照が欲しいというわがままだ。普通はどうやって遮光するかを考えることが多いのだが。
 今日はえびね、ウチョウランの水遣り。消毒と液肥の散布をして帰る。


2012年6月27日(水)
 昨日は梅雨とは思えないほどのカラッとした上天気だった。洗濯物もよく乾いてほっと一息。今日も薄日のまあまあな天気で雨の心配はない。この間水を遣らずに帰った小屋の中が乾いているか見てみると、思ったほど乾いてない。2列に配置している南側部分は乾くが、通路の反対側の乾きが悪い。明るさの差と同時に、扇風機の風があまり当たらない部分があるのかもしれない。反対側にもう1台扇風機を設置したいが、脚立に乗るこの作業は誰かにやってもらうしかない。明日から又雨らしいし、今日は水遣りして帰る。
 工事中の店の建物は覆っていた幕がすっかり取り払われていて、外観が良く分かるようになった。1階の店の部分は少し引っ込んでいるようだ。足場が外れると、より実感できるようになるだろう。


2012年6月24日(日)
 九州地方は記録的な豪雨の報。毎年のことだが大きな災害にならないことを祈る。こちらは昼過ぎに一時日が射したが、後は雲が空を覆っている。
 ここの庭先を借りて臨時の作場にした当初は、とに角寒いのが悩みだった。日の暮れるのが早くて夕方はもう作業ができなかったし、水遣りも午前中。なるべく早く来て、薄暗くなったらもう帰るようにしていた。今は6時を過ぎてもまだ日が当たっていたりして、水遣りも当然日が落ちてから。それで昼過ぎに出てきて仕事は午後が中心になった。雨の日は休みだし、午前中は自分の用事をしてから。お客さんが来るわけではないし、なんとも気ままな仕事ぶりだが、それでも出来るだけ出てきて蘭を見ていないと、9月になって急に仕事をする態勢が取れないような気がする。全く止まってしまうと、次に動き出すのが大変だ。
 引越しの時店にあった栽培棚を運んできて庭に設置し、使っていたが、その場所を移動する必要ができた。拓也さんに一緒に運んでもらうよう頼んであったが、最近は顔を合わせることが少ない。次の機会を待ってもいいが、今日は暇なので一人で挑戦してみた。上下2段にかなり重いものが乗っていて、ちょっと持ち上げたときには無理かと思ったが、全部下ろし、エキスパンドメタルの網を2枚とも外し、フレームだけにすると全然事情は違った。向こう側を持ってくれる人がいれば簡単なことなのだが、一人でも少しづつ動かせば何とかなりそう。長方形の台を向きを変えながら所定の場所に移動し、ついでに外した部品を洗って、台のがたつきを調整。置いてあったものを元に戻して完成した。徐々に色々なところが使いやすくなってくる。


2012年6月23日(土)
 梅雨も半ばになって雨が降ったり止んだりのはっきりしない毎日。台風が去った後も和歌山を中心に豪雨が続き、浸水などの被害が出た。東京はしばらく曇りベースで、すっきりした晴天はあまり望めそうもない。今日は薄曇りのまあまあな空模様。来る途中店の建物を覗いて見ると、3階部分の覆いだけが畳まれているという状態で、外からは大きな変化はわからない。
 作場に着いていつものように古葉を整理しながら新芽を1鉢づつ見ていく。すると中国春蘭で1鉢軟腐がきているのを発見。すぐに開けて悪いところを切り取り、消毒して植え直す。バルブを出して見るとしっかりと新芽が出ていて、この大きさではまだ土をきっていなくて当然。全体的に土の上に出ているのはごく一部だ。
 パソコンを置いてあるところが蘭小屋の中だから、椅子に座りながらもすぐ周りに蘭が見える。店の建物の中に居た頃よりも目が届くようになったかもしれない。ただ天気が悪いせいもあって薄暗く、来ると昼間でも電気をつける。梅雨が明けた後の強い太陽の下ではどうなのかわからないが、今は明るくすることばかり考えている。


2012年6月20日(水)
 台風4号は日本列島を串刺しにする形で上陸。東京のピークは昨日の夜中で、夕方から強い雨と風に見舞われた。電車が運休したり、高速道路が通行止めになったり、勿論飛行機はかなりの便が欠航した。こういう日は余程の事がないと出かけないことに決めているので家にいたが、久し振りにまともに襲ってきた台風だった。大体この梅雨の最中に台風が上陸するのは珍しい。この後5号が続いて来ているし、こんな事も異常気象か。
 前日好天の中帰るとき、蘭小屋の窓をどうしようかと迷った。天窓とサイドの窓が開けてあるのはいいが、パソコンの前にも小窓がある。帰る時は大きなポリ袋をすっぽりと被せておくので、万一雨が吹き込んだとしても大丈夫かもしれないし、そこは風通しや明り取りのためにも貴重な窓だ。今の時期は出来るだけ開けておきたい。というわけで開けたまま帰ったものの、どうなっているか心配だった。
 今朝は台風一過で一気に気温が上がり、30℃を超えるという。作場に来てみるとどこも何ともなく、この暑さに開けておいてよかったという結果になった。周りは大きなタイサンボクの葉や枝が一面に敷き詰めたように落ちていて、まずこれらの掃除から始める。
 建築現場の方は上の方の覆いが開けられていて、外観は出来上がっているように見える。7月一杯で建物全体の内装や設備が完成した後、店の部分の造作にかかるという段取りのようだ。まだ全くイメージが湧かない。


2012年6月18日(月)
 非常に強い台風4号が沖縄に接近していて、明日から明後日にかけて関東地方も影響を受けるらしい。今日は薄日が射して時折青空も見え、気温が上がって蒸し暑い。今は店舗がないから、作業は直接天候に左右され、週間天気予報を見ながら作業日程を考えている。明日明後日は雨で来られそうもなく、今日室内の作場の水遣りを済ませる。梅雨時であるから雨の無い日は貴重だ。
 新店舗のビル建築現場は全面的に青いシートで覆われていて、どうなっているのか外からは見えない。中ではずい分と進んでいるのだろうが。


2012年6月15日(金)
 今日もすっきりとした天気。明日からは梅雨空に戻る予報で、雨の日は原則出てこないから、貴重な晴れ間を無駄にできない。
 今日も古葉の整理をしながら新芽探し。一日一日伸びてきているのを実感する。後は時間一杯HPのメンテナンスをするが、狭い蘭小屋の中とてパソコンにスペースを取れず、丸い小さな折り畳み椅子を置いて作業している。これが長時間座っているとお尻が痛くなる代物で、すぐに席を立ちたくなる。疲れると外の作場を一回りして又パソコンに。
 久し振りの夏日で、あと1週間で夏至という日の長さ。日が落ちるのを待って水遣りをする。


2012年6月14日(木)
 梅雨の晴れ間で久し振りに爽やかな青空になった。自分の用事を済ませて午後ゆっくりと出てきたら、道中は日傘が欲しいほどだった。ずっと放っておいたホームページのメンテナンスでほとんどパソコンの前で過ごしたが、蘭小屋の中のここは大きな木に覆われていてとても涼しく、高原にいるようで快適。
 「きょうのショット!」のバックナンバーを作って写真のサイズを小さくしていかないと、又容量が一杯になってしまう。この作業をこれから時間がある時にやっていこう。小屋の中にいるついでに1鉢づつ見ていったら、新芽をいくつか発見した。「湖名月」などは急にニョキッと出ていてびっくり。これからはこれが楽しみだ。


2012年6月13日(水)
 梅雨空が続いていたが、今日は雨の心配はなさそうで、久し振りに出てくる。植え替え作業はもう無いので、引っ越したときのままになっている収納場所をやり変えることにした。軒下とはいえ、雨が降ると濡れてしまうところにプラ鉢等のストックがある。引越しの時に運ぶため、そして仕舞っておくために大きなポリ袋にしっかりと入れて、全体をシートで覆ってあるが、使えるようになっていない。どのサイズのものがどこにどれだけあるかわからないし、えびねの植え替えのために袋を開けてしまったので、後始末しておかなくてはならない。肥料などのストックの箱もその下にあり、必要なものを取り出すのが大変だった。そこで一度全部の荷物を撤去し、ブロックを積んで棚全体を使いやすくしてから、種類毎にまとめて置き直す。梅雨時でもあり、濡れない対策もした。これで手をつけてなかった最後のスペースが下まで明らかになった。
 作場の蘭の古葉を整理しながら新芽を探す。去年の「きょうのショット!」や「朝・昼・晩」を見ると、今頃はもう新芽が出ている鉢がいくつもあったと思うが、例年早い品種を見ても全く見えない。えびねやウチョウランも1週間は遅れているから、新芽もやはり遅れているのかもしれない。最後に外の棚にあった蓮弁蘭にようやく2本の新芽が出ているのを発見。どんなものでも新芽を見るのはうれしいものだ。
 休刊していた「自然と野生ラン」が復刊して、今日から店頭に並んだと連絡があった。こちらが休んでいる間扱うのを止めているが、ランの雑誌は他に無いので、是非頑張って欲しいものだ。
 今日は水遣りの必要がないので、液肥と薬の散布をして帰る。


2012年6月8日(金)
 今日の東京は晴れて暑い一日だった。東海地方まで梅雨入りしたそうだが、明日はこちらも雨の予報で、多分関東も梅雨入りということになるのだろう。
 昨日作場に来た時には水遣りをどうしようかと迷った末、週末でも大丈夫かと遣らずに帰った。今日我が家のえびねや蘭達に水をやったらこの暑さですっかり乾いている。お天気次第で大きく変わるから、きっと店のもと気になった。明日は雨だそうだからやりたくないし、新芽が動く時期はあまり乾かさない方がいいと、遅くなって水遣りだけにやってきた。水を遣っているといつもの蛙がのこのこと顔を出した。


2012年6月7日(木)
 午前中は曇り勝ちだったが午後から晴れてきた。空気はサラッとしていて暑くもなく気持ちいい。えびねの棚はすっかりきれいになり、蘭の古葉を整理したり落ち葉を掃いたりして一段落の感。建築中のビルを見に行くと、サッシが全部入った後、すっぽりとカバーがかけられていて中で作業をしているのが透けて見えるだけ。今度覆いが取れるのはいつのことだろう。


2012年6月4日(月)
 お客さんのところで寒蘭の新芽が出ているというものだから、期待して見てみたが、枯葉ばかり目立ってまだ顔を出さないようだ。作場としては今が一番情けない状態。
 夏日ということだがここは日陰で涼しい。えびねの植え替えは今日で終了。


2012年6月3日(日)
 6月に入って梅雨入りも近いのだろう、何となくはっきりしない天気が続く。今朝も小雨が降っていたが、ぐずぐずしているうちに回復してきた。
 赤ボラの一番使う中粒が品切れになったところで注文があり、取り寄せたのが今日到着した。今は仮の場所なので、たくさんストックしておくわけにいかず、あるのを使っている間に底をついてしまった。店が出来上がるまで延ばせればいいが、欲しい人もいて待てない。新装開店まで何とかもつくらいは入荷したので一安心だ。
 2月末で一時閉店してから3ヶ月。丁度半分経過したところか。ずい分慣れてきたとはいえ、未だに探し物をよくする。今日も注文の荷作りをしていて便箋が無い、ガムテープが無い、メモ用紙が無い。いつも決まったところにあって無意識に手に取れるものが、どこに片付けてしまったのかわからない。必要なものが揃っていないと本当に仕事がやりにくいものだ。雨に濡れないでものが置ける場所が限られているから大変だが、この植え替えが終わったら本気で整理しよう。ここが目をつぶっていてもわかるようになる頃には又引越しだろうが・・。


2012年5月31日(木)
 私用を済ませて午後から出てくる。ここの家の中も外も今日はにぎやかに工事中だが、植え替えは最終段階まで辿り着いた。暗いのが気になっていた風蘭は、明るい屋根の下に引っ掛けるところを作ってもらい、ウチョウランと共に引越しした。ここに作場を作ったのは2月で、桜、もみじなどの大木が葉を落としていたため、ある程度の明るさを確保できていたのだが、空を覆い尽くすように茂ってきた今、小屋に入る度に「暗いなあ」と感じる。明るすぎるのを遮光するのは簡単だが、暗すぎるところに光を入れるのは厄介だ。


2012年5月30日(水)
 月火と、あちこちで雷雨、ヒョウなどの不安定な天気が続いた。雷に打たれて亡くなられた方が出たり、建物に被害があったり、どのニュースでもトップは天気関連だ。こればかりは人間の力で防ぎようがなく、こういう日は不要不急の人は出かけないに限る。
 今日はその心配の無い安定した空模様。仕事をしたいところだが、古いお客様で先月末に亡くなられたYさんのところに弔問に行く予定で、約束の時間に合わせて出てくる。それまでの空いた時間に、文化村のダヴィンチ展を覗く。
 普段この作場に来て庭で作業すると、動き回るところが土の上なので、植え替え、水やりをして帰る頃には電車に乗るのが恥ずかしいくらい靴や裾が汚れてしまう。植え替えなどの汚れ仕事は弔問が終わってからにする。
 この間場所を移動したウチョウランは、日の当たるところに出てきて良く乾くようになった。薄い液肥を入れて潅水してやる。近くで咲いているガンゼキランが見頃で、花の無くなったえびねの中で一際目立っていた。


2012年5月27日(日)
 雲ひとつなく晴れ渡った。えびねの植え替えは大分進み、途中で用土を作りながら最後の追い込みのひと頑張り。今年は花が遅れたから、植え替えもその分ずれ込んでいる。
 2月末に引っ越したときから、蘭小屋の上部に吊り枠を下げてウチョウランやイワチドリを作っていた。それがどうも明るさが足りなくて徒長ぎみ。最初から少し暗いと思っていたが他に適当な場所が無かった。周囲は大きな木がたくさんあって、涼しいし湿度もあっていいのだが、小屋の中は寒蘭の明るさ。季節によって日の高さが変わるから様子をみることにした。だが、やはりウチョウランには暗すぎると判断し、えびねの前の通路を片付けてウチョウランを移してみる。作場を変えた時に一番悩むのはそれで、日の当たり方をずっと観察しないと、瞬間的に見ただけではわからない。夕方になって全面的に消毒。


2012年5月26日(土)
 気持ちのいい青空になった。すぐに昨日出来なかった植え替えの続きにかかる。晴れと雨が交互にあって、晴れる日は暑いほどになる。これが少し続くと思いがけないくらい鉢が乾いてしまって、曇りの日に見て安心していたのが、休み明けには慌てることがある。店の営業をしていない間は自分の都合に合わせて出てくるが、なるべくこまめにチェックするつもり。当初は探し物ばかりしていたのが、それなりに手順もスムーズになってきた。


2012年5月25日(金)
 昨日は半袖、今日は長袖。どんよりとして薄暗い朝だったが、何鉢かえびねの水苔を替えた頃から降りだした。あまりの蚊の多さに、来る途中買ってきた蚊取り線香を点けたばかりだった。仕方なく蘭小屋の隅に置いてあるパソコンの前で雨宿り。蚊取り線香の皿も傍に持ち込む。この中も蚊が多くて、最初に電源を入れる頃からもう腕に何匹も止まっている。
 蚊取りグッズの種類はたくさんあって、店であれこれ手にとってみたが、コンセントの無い庭で使うのだから昔ながらの渦巻き型の蚊取り線香にした。新店舗が出来るまでは、外でほとんどの仕事をすることになる。最初の頃は寒さが一番の敵だったが、これからは蚊の対策が第一だ。雨は止みそうも無く今日はこれで諦める。


2012年5月23日(水)
 雨だった昨日は久し振りに寒さに震えた。東京スカイツリーがオープンしたが、真っ白で何も見えなかっただろう。今日は一転10度も気温が上がって夏日のかんかん照り。日陰を探して歩くほど眩しい青空だ。すぐにえびねの植え替えの続きを始める。鉢を開けて植え替えるものだけでなく、今年はいじらないものも表面の水苔を新しくして肥料をやる。株分けして2鉢になると、すでに満杯の作場をさらに詰めることになるが、どうしてもいくつかは株分けも必要になる。外で作業していると蚊の集中攻撃を受け、常にあちこち動かしながら蚊との戦いも続ける。
 蘭の新芽が動いてきているようで、古木の枯れ込みが目立つようになった。えびねの手入れが終わったら、次は蘭の整理だ。


2012年5月21日(月)
 早起きして支度を済ませ金環日食を見る。生憎空は雲に覆われていて、早々と用意した日食グラスが無駄になるかと心配したが、雲の合間から金環がしっかり見えた。これを追い求めて世界を巡る人もいるのに、こんな家の玄関の外で見られるなんて本当にラッキー。小学校も始業を遅らせていて、今日は朝のペースが万事ずれ込み、ゆっくりと作場に出てくる。
 昼頃には日が射してきて青空に。朝からこうならよかったのに・・。すぐにえびねの植え替えを始める。大分乾いていてその後全面的に水遣り。通りがかりに見た新店舗の建物は、一部外壁も出来て建物らしくなってきた。


2012年5月17日(木)
 午後ゆっくりと出てきてえびねの植え替えの続き。暑くも無くいい感じだが、上空に寒気があって変わりやすい天候なのだとか。えびねに水をやって帰るまでは何ともないが、突風や雷雨などこの間のようになる条件が揃っているらしい。植え替えて新しい水苔を張り、枯葉を切り取ると、展開してきた新葉がきれいで、花の後のこの時期のえびねもいいものだ。


2012年5月16日(水)
 雨だった昨日とは打って変わって、暑いほどの陽射しが青い空から降り注ぐ。急に半袖の季節になってしまったが、今週はこんな日が続くらしい。朝から作場に来てえびねの植え替えを始める。外で仕事をしていると日陰が恋しいほどだ。作場周りの庭の工事は一段落して今日はシーンとしている。一人で用土や水苔の容器を並べ替え、作業スペースを確保する。植え替えに必要なものの保管場所も見つかり、いちいち探していたのがずい分効率良くなった。
 新店舗のビルは鉄筋の工事が進んでいた。準備された材料が運び込まれると、組み立てはずい分速い感じがする。変化が目に見えて感じられるからだろう。


2012年5月14日(月)
 5月らしい爽やかな天気。私事で忙しかったことが終わって、久し振りに作場に出てくる。えびねはニオイなどまだきれいに咲いているのもあるが、大分くたびれてきたのが多く、花がらをティッシュで取ってやる。例年だと連休明けの頃の状態だから、全体的に一週間遅れというところか。「金鳥」のオレンジ黄が、咲き始めよりずっとすごい色になって目立っていた。
 店の前を通りかかると、もう何もかも無くなってまっ平に整地されていた。新しく建つ方は鉄骨が組まれて、どんどん形になっていく。話だけでは中々イメージできないが、「こんな風になるのか」と考える手がかりになる。作場の周りの工事現場も今日は大勢で作業しているが、それなりに片付いてきて、遅れてしまったえびねの植え替えなど何とか仕事ができた。


2012年5月9日(水)
 昨日は又えびねを見に下町まで。今日は午後から作場を見にくる。天気予報は月曜日のような雷雨、雹、竜巻の可能性を伝えている。どんよりとした空でしっかりとした傘を持ってきたが、今のところ何とかもっている。
 作場の周囲では重機が入って、大勢が作業している。えびねの植え替えをしようと3鉢ほどやったが、あたり一面色々なものが置いてあって、作業スペースを確保するのが難しい。最近雨が降る日が多く、そのための予定変更があるのか工事日程が事前に分からない。「さぞかし」と思って来ると何もやってないということもあるが、今日は実ににぎやかだ。植え替えを途中で切り上げて水遣りをし、えびねを撮影する。月曜日の「金閣宝」の黒い背景はパソコン画面。今日の「白妙」のバックは何とブルーシート。色々と苦労している。


2012年5月7日(月)
 昨日はエビネを見に栃木まで東北道を走る。ゴールデンウィークの最終日とあって渋滞を心配したが、往復ともほとんど順調に流れていた。建物の中にいる時にすごい雷雨がやってきて、「さすが雷の本場」と思っていたら雹と強風まで。後からニュースで見たら茨城栃木は死傷者が出るほどの竜巻があったとか。めったにないような極端な現象が本当に次から次へと起こるものだ。あちこちで話を聞いても、度を越した夏の猛暑、冬の低温などに対応仕切れず、蘭やえびねの栽培に影響を受けた人が多いようだ。
 今日はやっとまあまあの天気になって作場へ。えびねは満開を少し通り越した感じだ。今年展示会が出来なかった分、来年は楽しい展示会にしたいと、えびねを見られるだけ見ておきたい。


2012年5月4日(金)
 ゴールデンウィークの後半だが天気が悪い。昨日の朝は警報が出るほどの大雨だったが、低気圧が通り過ぎても小雨は続き、悪天候の日は来ても仕事にならないと今日作場に出てきた。朝のうちはどんよりとして、いつ降りだしてもおかしくない空模様だったが、次第に明るくなってきた。かなり伸びてきたウチョウランの鉢に葉受け軸の支えをつける。
 えびねの最盛期とあってメールのチェックが欠かせない。問合せをいただくが、毎日来るわけではないのでそのやりとりがもどかしい。我が家のパソコンに転送する手もあるが、迷惑メールが山ほど来るので、それも全部転送されると思うと二の足を踏んでしまう。作場を点検する必要もあり、作業が出来ない日でもまめに顔を出すしかないようだ。
 店の新築工事は連休明けから再開されるのだろう。基礎の部分が出来た段階で今日は休み。通る度にどこか変化があって楽しみだ。


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